199 獣[せんせい]と少女 2
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[ もちろん君を怒ったりしないよ。
今日は特別な日だから。 お帰りなさいが言えること、 それがとてもとても嬉しいから。>>2:76
互いの言の葉を交換して私達は微笑み合う。 ほら、何にも忘れてなんかない。>>1:833 欠片はふたりの胸の中にきちんと残ってる。
君の拗ねたような顔を見られたら、 私の表情は君とカリュクスが悪戯を 成功させた時みたいな 顔になっていたかもしれないな。
君が食堂で食べた焼き林檎みたいに 真っ赤になれば、すぐに私の目元は 緩んでしまうのだけれど。]
(52) 2016/10/16(Sun) 03時半頃
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[ 君が心の中に思い浮かべた言葉を 私は知らない。>>2:556 けれど、大切そうに握りしめられた羽根。 “ 特別な ” プレゼント。
君の手の中で輝くそれが いじわるな君の答えなのだろう? ]
( 今度はちゃんと、その手を伸ばせたね。 )
[ 私も言葉を口にしない代わりに、 飛び込んできた命をしっかりと抱きとめる。
天使なら触れることは叶わなかった。 半分ずつ両の手を差し出したからこそ、 こうして捕まえることができた。]
(53) 2016/10/16(Sun) 03時半頃
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…… 仰せのままに。 御身が朽ちるまで……、いや。
あなたのその命 燃え尽きた後も。 私のさいごの挨拶を君に捧げる。
(54) 2016/10/16(Sun) 03時半頃
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″ 私の言霊と、君の聲に誓って。″
(55) 2016/10/16(Sun) 03時半頃
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[ 真夜中の腕の中の秘め事は 蜜月のように甘く、祈りのように尊く …まるで神に誓う神聖な儀式のよう。
けれど、私は“かみさま”ではなく、 目の前の少女に誓うのだ。]
──── 共に行こう、デメテル。
[ その瞬間、朽ちた羽根と共に 刻まれたちいさな対価は何だったろう。 私が痛みを引き受けること、君が良しと しないなら甘んじて受け入れよう。
……でもね。
君が、君だけが、痛いのは私も嫌だから。 痛みも喜びも苦しみも、悲しみも。 半分ずつ。君と全てを分かち合いたいから。]
(56) 2016/10/16(Sun) 03時半頃
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君に刻まれた分と同じだけ、私にも対価を。
[ 私はそれを望む。 これは命令ではなく私からのお願い。 ひとつのわがまま。
……私の願いは、聞き入れられたろうか。]
(57) 2016/10/16(Sun) 03時半頃
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[ この夜 静謐な祭壇の前で契りは成された。]**
(58) 2016/10/16(Sun) 03時半頃
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眠れよ吾子 汝をめぐりて 美しの 花咲けば 眠れ 今はいと安けく あした窓に 訪いくるまで
(68) 2016/10/16(Sun) 10時半頃
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─たびだちの日─
[ 空が白んでまた夜が明けていく。
おはようと鳥たちが歌いだすその中に ぴぃ、と囀るタマの姿もあったろうか。 私の足はいつもの場所へ向かう。 毎日エレノアのために祈っていた場所へ。 広くて、静かで、冷たいけど温かい場所へ。]
(69) 2016/10/16(Sun) 10時半頃
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今日はね、すこしの間の お別れを言いに来たんだ。
[ 祭壇の前に立つ。 規則正しく配置されたステンドグラスから 光が差し込み色を成して聖堂へと降り注ぐ。 七色の光の中で私は静かに語りかけた。
あの子の欠片は確かに私の中にあるけれど、] ……いつも、ここから 見守ってくれていたんだろう? 自分のことに精いっぱいで ずっと気づけなくて済まなかった。
(70) 2016/10/16(Sun) 10時半頃
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[ 天真爛漫な君は、]
″ほんとよ!きづくのが遅すぎるわ! せんせぇは、ほんとにダメな子なんだから!
[ そう言って私を怒りそうだけれど、 さいごには笑って許してくれるんだろう。 ]
いつか私がここに帰ってくるまで、 待っていて。 ……いってくるよ、エレノア。
[ きらきら きらきら。
ひみつの手紙を受け取った祭壇の横、 君の定位置だった場所で 笑顔で手を振る君の姿が見えた。 …そんな気がした。]*
(71) 2016/10/16(Sun) 10時半頃
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[ ひょこりと覗いた頭。
振り返らなくったって 私にはすぐに誰だか分かった。
けれど、赤から橙色、そして金へと 変わりつつある太陽に透ける髪を見たくて 君のはにかんだ笑みを この目に収めたくて私は振り返る。]
……おはよう、デメテル。 今日はお寝坊さんじゃないんだね。>>0:20
[ そうして、 敬称の抜け落ちた呼び名に目を細める。
昨日の誓いは嘘じゃなかったって。 ほんものだったって。>>60 そう、信じることができるから。]
(95) 2016/10/16(Sun) 13時頃
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[ あの時、唐突に始まった授業に 私はおもわず吹き出してしまったんだ。 誰かさんがお腹を鳴らした時のように。
言葉の力を誰よりも知っている私に それを教えようとする君が あまりに微笑まして可愛らしくて。
他のせんせいのように あんな風には>>2:534 笑えないけれど。 そばにいた君には私が笑っているのが バレてしまっていたな。
私の授業になかった言葉を>>2:287 この子に教えたせんせいは誰だったのかな。]
(96) 2016/10/16(Sun) 13時頃
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おや、…これは。 とても素敵な招待状だね。
[ 手渡された白い紙。>>62 そこに記された文字は>>2:266 いつかこの背に乗せて がっこう中を走り回った子の書いたもの。
さいごのおわかれは、 きっとたのしい悪戯で幕を閉じる。 だから、今日はめいいっぱい楽しまなければね。]
行こう、デメテル。 君のとっておきをみんなに届けに。
[ その手を取り祈りの堂を後にする。 静かな守られた場所から 踏み出す一歩は、はじまりの一歩。 ─────、君と私のはじまりの合図。]*
(97) 2016/10/16(Sun) 13時頃
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──かみさまの木──
[ 辿り着いた約束の場所、 母なる神樹が見守る少女たちの生まれる場所。
そこには、───>>2:281>>2:416
天翔る鷲獅子がその背に乗せる誰かを 初めて知ることになる。>>2:190
樹木の精に抱きあげられた少女が>>2:537 生み出したオーロラというものを 初めて見ることになる。]
(104) 2016/10/16(Sun) 14時半頃
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[ 生まれ、いつか還ってくる場所に 祈りを捧げる少女と繋いだ手。
跪いてその甲へ唇を落とす。 君が与えてくれるものを吸い上げるために。>>2:559 ]
さぁ、デメテル。今度は私たちの番だ。
[ ひとうつ ふたぁつ みっつ ……… ぜんぶで、じゅうし
14の “ 星の瞳 ” を芽ぶかせよう。]
君の言葉を、願いを。 その口で、その聲で。 ……紡いでおくれ。
そうすれば、君の願いは叶う。
(105) 2016/10/16(Sun) 14時半頃
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[ 君が願いを口にしたなら、 新しい命が花ひらく。
それは、つぼみを膨らませ 生まれくる小さないのち達と同じように。 4枚の花弁は、太陽の光ではなく 少女の言霊を糧にして次々と咲いていく。
神聖、清らかの意をもつこの花は きっと神木の前にこそふさわしい。
君のだいすきな青色に、 稀に生まれる白を含んで寄り添う 小さな花たちは、君たちと私たち。 そうして、私の知らないあとふたり。
おわかれしたとしても、ずっと一緒だ。]
(106) 2016/10/16(Sun) 14時半頃
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( だからもう、さびしくはないね。 )
[ 聞かずとも、ここを訪れた せんせいと少女たちの顔を見ていれば 誰もがしあわせだと確信できるから。
言霊の獣は“おまじない”を口にしない。
純白と青と、揺れる光のカーテンが 織り成すせかいで 君の頬伝う雫を拭いながら問い掛けよう。]
君の、次のお願いは?
[ って。]
(107) 2016/10/16(Sun) 14時半頃
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[ 食堂のジャムの小瓶のことを聞けば、 何も食べていないであろう少女に “まずは朝ごはんを食べに出かけようか。” そう、言うことになると思うのだけれど。]**
(108) 2016/10/16(Sun) 14時半頃
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ヴェスパタインは、ここまで読んだ。
2016/10/16(Sun) 16時頃
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─天人唐草とおいしいもの─
やさしい花よ。 汚れ知らぬ 清らかな花。 白い雪の中に 永遠のいのち。 ……故郷の花。
[ 空の星が光を青くするように。 大切な思い出を忘れないために。
君の“聲”に私の“聲”を合わせて。>>136
咲き誇るふたりの想いの形。 君の力によって新たに残る14の瞳。
いずれ枯れてしまう運命だとしても 巡り巡る循環の中で 落つた種から再び芽を出すことだろう。]
(141) 2016/10/16(Sun) 21時頃
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どういたしまして。 …当たり前だろう?私と一緒なのだから。
( もう、君にさびしい思いはさせないから。)
[ 背に添えられた手を取れるのは私だけ。]
(142) 2016/10/16(Sun) 21時頃
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[ 予想通りの“お願い”にくすりと笑みを零す。 くぅ、とお腹は鳴らなかったようだけれど 食いしん坊な誰かさんみたいだね。
ほら、離れるとしてもこんなにも。 君の言葉の中に皆の思い出は詰まってる。]
……私の?
[ 好きなもの。 おいしいと思うもの。 何かと問われたら それはもちろん少女、なのだけれど。] そうだな………、
[ きっとそういう意味ではないから。 普段あまり食べものを口にしない獣は 少しだけ悩んで、そうして思いついた場所。]
(143) 2016/10/16(Sun) 21時頃
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[ 君がみんなとの挨拶を終えたら、 一度だけ食堂に戻って。 私の分のジャムを手にしたら出かけよう。 君のリュックの中に小瓶が入って いなかったら、もちろん一緒に選んでから。]
君の知らないことを知りに行こう。
[ 君が望むならおおきな獣の姿に変わり、 羽毛に覆われた背に乗せて走り出す。 そうでなければ、その手を絡めて歩き出す。
涙の乾いた顔で笑う、君のかわいらしい 我儘を叶えに行こうじゃないか。]**
(144) 2016/10/16(Sun) 21時頃
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[ かつて君の色だった赤。 それを頬に乗せて君が微笑むなら、 するりと指先で擽って。]
それは……ざんねん。 なら、“今日”は我慢することにしようか。
[ こんなことを言ったのはね 君が“ はじめて ”だよ、デメテル。 敬虔なせんせいとしてではなく ただのヴェスパタインとして生きることを 君が望んだから。]
(229) 2016/10/17(Mon) 01時半頃
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[ 君の願いを叶えるために私は在る。 そして、君の笑顔が見られること。
それが私の“ しあわせ ”だ。
″ この続きはまたいつか。 ″
そう魔法の言葉を耳元で囁けば 薄く色づいた朱を、真紅に変える ことはできたろうか。]
(230) 2016/10/17(Mon) 01時半頃
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外のせかいには、君の知らないことが まだまだたくさんある。
[ 疎らになったジャムの小瓶。 旅立ったせんせいと少女の数だけ 少なくなった瓶の硝子の表面を撫でる指。
君はまたそこに寂しさを 見出してしまうのかもしれないけれど。]
それに、君と出かけるのははじめてだ。
[ 君が口ずさむ唄、きらきら輝く ダイヤモンドを探しに行っても良い。 いつかのおはなしに描かれた風景を 見つけに行っても良い。]
(231) 2016/10/17(Mon) 01時半頃
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世界は、君が思うより優しくて そして少しだけ─────、
[ 皆までは告げなかった。 今は上向いた君の顔を笑顔にと望んだから。
世界が光に満ちていると教えてくれたのは 希望という名を冠した少女だった。 私もそれを伝えていこう。 …もちろんそれ以外のことも、たくさん。]
(232) 2016/10/17(Mon) 01時半頃
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[ 獣の姿になれば、ちいさな君は いつも以上に小さく見えて。 背に触れられるよう、そうっと身を屈める。]
夜更かしは特別な日だけにしておきなさい。
[ こんなことを言わずとも、 ふかふかのベッドで眠ればすぐに 夢の世界に飛びたってしまうと思うよ。 だって、とてもあたたかいから。 暑い日は少しだけ、 寝苦しいかもしれないけれどね。]
(233) 2016/10/17(Mon) 01時半頃
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…あぁ。ぜんぶ、叶えよう。
[ 彼女のお願いごとに迷わず頷いて、]
私も、心の中に君の欠片を残したい。
忘れられないくらい、 …私が忘れないよう溢れるくらい 君を、私に教えておくれ。
[ 主の感情を表す尾はゆらりと揺れる。
翼の隙間 肩甲骨にひとりぶん その重みを感じれば立ち上がり 彼女の瞳に残るようゆっくりゆっくり 学び舎を回って。 そうして。]
(234) 2016/10/17(Mon) 01時半頃
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[ ふたりの飛べない鳥は 学び育ったがっこうを巣立っていく。 いつかあの空に手が届くことを願いながら。]**
(235) 2016/10/17(Mon) 01時半頃
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