人狼議事


164 冷たい校舎村3-2

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【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[──チャイムの音で、目が覚めた。>>#0


咄嗟に、腕時計を見る。
針が示す時刻は8時50分。既視感を覚えた。>>2:3
がば、と起き上がって、辺りを見回す。

三星 月詠と、日下部 来夏の姿がない。
血の気が引いた。
昨晩、教室を飛び出したように、例え呼び止める声があっても振り向かずに。
だって、嫌な予感がするんだもの。

早く、早く。
──あのマネキンが出現する前に、見つけないと。]

(0) 2015/07/10(Fri) 00時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

……つくよ、ちゃん! らいかちゃん!

[お願い、答えて。
必死で名前を呼びながら、廊下を走り、階段を駆け上る。

どうか、その廊下の角を曲がったら、
来夏が「おはよう、千佳子ちゃん!」って、笑ってくれて。
月詠が「朝の散歩をしていたの」って、いつものクールな笑みを浮かべて。


その願いは、目に入った、鮮やかな色彩に塗りつぶされる。>>2:304]

(6) 2015/07/10(Fri) 00時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ


──あ、

[赤、青、黄、紫、緑。
それからきっと絵具じゃない、黒ずんだもうひとつの赤。>>2:306

眩暈。足元。雲を踏んだような浮遊感。

ふらり、と美術室に踏み入って。白い上履きに、ぺた、ぺた、と色彩が移って。
ぐらつくのは、自分の身体。
今度は、運の悪いことに、触れる確かな感触がない。>>2:31


──だから、私、崩れ落ちた。
崩れ落ちてしまった。]

(7) 2015/07/10(Fri) 00時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

──いや、いやだ、……やだ……、

[へたり込んだまま、それでも這うようにしてマネキンに手を伸ばして、乱雑な動作でパレットナイフを引き抜こうとする。
そうしようとして手に付着してした鉄錆の赤に、ひ、とひきつった声が漏れる。
これは、ねえ、ペンキじゃない。]


……いやだ、つくよちゃん……!!


[悲鳴のように、名前を呼ぶ。
血の付着した手を抱え込むように、庇うように蹲る。
足にも、スカートにも、床についた髪にも、色彩が移って。

ああ、もう動けない。
また折れちゃった、私。馬鹿だなぁ、本当に弱い。

たぶん、その蹲った姿勢のままで、何度も何度も名前を呼んでいた**]

(9) 2015/07/10(Fri) 00時半頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2015/07/10(Fri) 00時半頃


【独】 良家の末娘 ポーチュラカ

/*
あーー なんか、なんかいいなぁ 対比厨が勝手に秋野と対比して喜んでいます あっちは血の繋がりなんて何の役にも立たない人たちだった笑

(-12) 2015/07/10(Fri) 07時頃

【独】 良家の末娘 ポーチュラカ

/*
今回わたし誤字脱字めっちゃ多いね……投下するときに見直しても気づかないんだけどもどうしたら 7月から職場が変わって結構ぱたぱたとしてるんだけど、やはり体力の限界を感じる……orz

(-13) 2015/07/10(Fri) 07時頃

【独】 良家の末娘 ポーチュラカ

/*
ところで恋ちゃんの悩みって解決します……?ととても不安
最終日恋ちゃん以外女子がいないんだ 片思い縁故先がホストだからそこでうまく解決してくれたらいいな……!

(-14) 2015/07/10(Fri) 07時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[誰かの手が、背中を撫でる。>>21
そっと、何度も繰り返されるその動き。
それをしてくれているのが誰か、どうしてそうしてくれるのかを考える余裕さえ失せていた。
同じように、目の前に屈みこんだ誰かのことも上手く認識できない。>>41
だけど「痛い」って単語だけが、やけに鮮明に耳に届く。
ぷつり、と、何かが切れてしまったような気がした。]

……体育館のマネキンも、血が、出てた、

[まるで、ひと1人分の血をぶちまけたように、赤く、どこまでも赤く。>>2:#4]

血が出たら、痛いでしょう、……!?
私、あんなひどい怪我はしたことがないけど、
だけど、それぐらい想像つくよ!

[折れないように、立てるように。ずっとそう唱え続けていた反動なのだろうか。
押し寄せる、感情の奔流。
止まらないし、目の前の人物がどう思うかを考える余裕もない。]

(69) 2015/07/10(Fri) 19時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

──ここが、誰かの世界なら。
どうして、その人はこんなことしなくちゃいけないの、

[昨日眠りにつくまで。
半分眠りに引きずり込まれそうな頭で、私、ずっと考えていた。>>2:283

こんな風に追い詰めていくみたいなやり方ってない、とか。自分たちが"ホスト"に恨まれてるのかもしれない、だとか。
過った思いはいくつもあるけれど、──いちばん、怖いと思ったのは。]

……もし、こんな死ぬみたいなやり方が、帰れるってことなら。
嫌だけど、もし、そうなら、

[声が詰まる。
言っていいんだろうか、と押し留めるよりも先に声が出ていた。]

(70) 2015/07/10(Fri) 19時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

……その人にとって、
帰るってことが、死ぬよりも怖いこと、みたいだ、……

[また再び折れてしまったら、生きてゆけない。
ずっとそう思っていたけれど、私はそうなることが怖くて、折れるなよって自分に言い聞かせていた。
だから、この中の誰かが死に安息を求めているかもしれないという可能性が、とても怖い。

歯を食いしばる。
もし、そうだったら。
それなら、"ホスト"にとって、救いって何なんだろう。

考えても、ちっとも分からない。
私の持っている物語じゃ太刀打ち出来ないし、推し量れそうにもない。
それが、私、情けないし、悔しいんだ*]

(71) 2015/07/10(Fri) 19時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[一気に感情をぶちまけたら、何だかもう顔を上げることもつらくなって、しばらく蹲って動けなかった。
きっとその間に、背を撫でる優しい手が、離れる。>>61
「ごめん」と、小さな声を耳が拾う。それで、ようやく知る。
あれは志乃の手だった。
ごめんね。遠ざかる気配に胸が詰まったのが、どうしてかもよく分からない。

この校舎に来てから、巡らせ続けた思考が、まだ、めちゃくちゃなまま頭で渦を巻いている。
もう、何も考えたくない。]

──……、

[どれぐらいそうしていたんだろう。
やっと、色をあちこちに移らせた自分の惨状が目に入るまでになった頃に、顔を上げた。
何も考えられないと思ったくせに、時間が経てば、思考は少しだけ落ち着いていた。
代わりに、頭が鈍く痛む。]

(76) 2015/07/10(Fri) 19時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[そこに、まだ樫樹はいてくれただろうか。
視線が合ったら、たぶんどこかぼんやりとしたままで、彼を見据える。
迷惑をかけてごめんとか、いろいろと、言うべきことがあるのだろうけど。

もしも尋ねることが許されるのなら、唇から零れるのは、唐突とも思える問いかけだ*]

……樫樹くん、は。
ここ、誰の世界だと、思ってる?
.

(77) 2015/07/10(Fri) 19時半頃

【独】 良家の末娘 ポーチュラカ

/*
ごめん!?
東彩くん!直近のあれみても優しいかこいつ!?(※PCとPL視線は別物

(-15) 2015/07/10(Fri) 19時半頃

【独】 良家の末娘 ポーチュラカ

/*
あと東彩くんと月詠ちゃんによって別所くんがだんだんめっちゃいいキャラになってるの本当じわじわくる めっちゃ好きすぎる感じの別所くんだ

(-16) 2015/07/10(Fri) 19時半頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2015/07/10(Fri) 19時半頃


【独】 良家の末娘 ポーチュラカ

/*
なんか急に恥ずかしくなる(?)

(-22) 2015/07/10(Fri) 20時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

──回想:樫樹律との会話──

[樫樹に本を貸した、その数日後だろうか。
小さなお菓子と一緒に返却された本に、ぽかんとした。>>42
自分と同じ年の男子が、そういう気を回すということがなんとなく不思議で、恐縮しながらもそれを受け取る。
言葉の続きそうな気配に、少しだけ緊張しながら彼を見上げた。

けれど、続いた言葉に、目を丸くする。
言い淀んだ後のそれが、単なる社交辞令じゃないと感じた。
そしたら、もう駄目だった。]

……樫樹くん!あのね、それって、

[思わず前のめりになりながら、彼の名前を呼ぶ。
嬉しくて嬉しくて、顔を綻ばせたまま、続ける。]

自分が貸した本に対する感想として、
それって、この上ない賛辞の言葉だと、思う。

(94) 2015/07/10(Fri) 21時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[物語の世界は、優しくて、そしてとてもしんどい。
1冊の中に広大な世界が詰め込まれていたり、まるまる人間一人分の人生が圧縮されていたりする。
それを、頁を捲りながら、追体験するということ。
時折、その引力に身体ごと持っていかれそうになりながらも読み切って、次の1冊を手に取ろうとする。

そういう行為を、──"読む"ということの、その、愛おしい厄介さの片鱗を。
樫樹が少しでも味わってくれたのかもしれないと思ったら、どうしようもなかった。]

(95) 2015/07/10(Fri) 21時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

──こちらこそ、ありがとう。樫樹くん。

[零れ出すのはまたしても礼の言葉で、その上、たぶん満面の笑みを浮かべていた。
だから、それはやっぱり笑われてしまったかもしれないけど。
けれど、私、とても嬉しかった。]

オススメ、いっぱいある。
この作家さんの、別のシリーズも面白いし。
それから、あっ、これが読めるなら、あれもいけるかも……!

[意気込んで、つらつらとタイトルを並べたててしまったのは、ご愛嬌。
その後も、彼とは何度か本のやりとりをしただろうか*]

(96) 2015/07/10(Fri) 21時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

──現在:美術室──

[じっと、身じろぎもしないまま、樫樹の言葉を聞く。>>82>>83
淡々とした声音で語られるそれが、何を思ってのものなのかは分からない。
ただ、聞いていると、鈍くぼんやりとしていた頭が焦点を結んでゆく気がした。
ただいま、と心の中だけで返す。

伸ばされた手と、樫樹の顔を見比べて、考える。>>84
さっき地にへたり込んでしまった足には、まだ少し力が入らない。
きっと、ひとりでは立てない。小さく息を吸った。]

(98) 2015/07/10(Fri) 21時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

手は、借りる。……ありがとう。

[樫樹の手に、自分の手を預ける。
彼の力を借りて、ぐ、と身体を持ち上げながら、また口を開く。]

でも、私ね。たぶん、"ホスト"じゃない。
この世界を、私は絶対に作らないって、自覚がある。

[たぶん、最初から、その自覚が私にはあった。
私なら皆をこんな目に合わせたりしないとか、そういう優しさの理屈じゃない。
もっと、呆れるぐらいに俗っぽい、自分本位な理由。]

(99) 2015/07/10(Fri) 21時半頃

【秘】 良家の末娘 ポーチュラカ → 樫の樹の子ら リツ

樫樹くんに貸した本、覚えてる?

[口にしたのは、あの後、樫樹に貸したシリーズもののタイトルだ。]

あのシリーズの新刊が、来月に出るの。
それを読むまでは絶対死ねないし、こんな扉の開かない世界に、閉じこもれない。

(-25) 2015/07/10(Fri) 21時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[樫樹に向けて、真っ直ぐに言葉を放つ。
私は、ずっとそうやって生きてきたから、だから違う。

そんなことが何だ、とか、くだらない、とか。
私の理屈に、誰かがきっと大きなため息を吐くんだろう。
だけど、樫樹なら。と、少しだけ思ったのは、確かなことだった。]

……帰りたい、から。
もう少しだけ、手を借りててもいい?
まだ、ちょっと、足ががくがくする。

[そうお願いしながら、小さく一歩。
続けて、もうひとつ。]

(100) 2015/07/10(Fri) 21時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

樫樹くん。
──あの時、声をかけてくれて、ありがとう。

[今、手を貸してくれた彼が、どんな気持ちでそうしてくれたのかはやっぱり分からない。
取り乱している女子を放っておくのが人でなしのようで気分が悪いとか、そんな理由かもしれない。
人の心の内なんて推し量れない。

だけど、それが優しさであろうと、なかろうと。
人は、誰かの行為で勝手に救われたり、その逆もまた然りだ。

とりあえず、手を貸してくれた彼の行為で、私が今なんとか立ち上がれた、って。
結果としては、そういう話。*]

(101) 2015/07/10(Fri) 21時半頃

【独】 良家の末娘 ポーチュラカ

/*
折れてから立つまでのこの早さ 驚異的

(-26) 2015/07/10(Fri) 21時半頃

【独】 良家の末娘 ポーチュラカ

/*
急いできたんだからむしろほほえましい光景だろ!!!おい心無い保護者!!!(NPCにマジ切れする陣営

(-28) 2015/07/10(Fri) 22時頃

【独】 良家の末娘 ポーチュラカ

/*
案外短時間で立ち直ったので、ホスト連れ戻しフラグでも巻くべきなのかしら……と思いつつどうやってやれば

(-30) 2015/07/10(Fri) 22時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

──回想:穂積 千佳子のこと──

[昔から、考え無しの子どもだった。
自己主張の出来る性格なんてしていないくせに、好きなものに対してはとても頑固で、考えるよりも先に気持ちが言葉や行動に溢れ出てしまう。
そんな、夢見がちで本の大好きな、だけど探せば何処にだっているような子ども。

私、大学生の兄がひとりいる。
母曰く、兄は、ゲンジツ的で堅実な性格らしい。
私たちを見比べながら、母は言う。

「千佳子は、お兄ちゃんと違って感受性が強いから」

小さい頃は、まだ温みを持って言われたその台詞が、私が大きくなるにつれて呆れたような色を伴ってゆく。
私が手にする、カラフルなイラストが表紙の本に、「またそんなものばかり読んで」と𠮟咤するような声が飛ぶ。
別にいいでしょう。好きで、楽しくて読むことの、何が悪いの。
成長と共に、胸の内で不満を燻らせることは増えてゆくけれど、たぶんこれは不幸のうちに入らない。

何処にだってある家庭の、何処にだってある、小さな無理解。]

(112) 2015/07/10(Fri) 22時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[あれは、私が中学2年の頃だったと思う。
本棚に入りきらなかった本が床にまで溢れ出している私の部屋を見て、ゲンジツ的な兄が苦笑した。]

「お前ね、こんなもの読んでる暇があれば彼氏でも作りなよ」

[私、まだ中学生だよ。いや、もう中学生だろ。
そんな軽い応酬の終わりに、兄が呆れたように肩を竦めた。
「彼氏のひとりでも出来りゃ、読まなくなるって」、軽々しく言われた言葉に絶句する。]

……そういう言い方って、ない、よ。
恋人を作ることが、本を読むことより優先されるなんて、誰が決めたの。

[苛立ちながら兄を睨んだらまた苦笑されて、そのことにさらに苛立つ。
兄との言い合いを続けるより、トニーの旅の行方を見守る方がきっとずっと自分にとって大事なことだ。
心に積もる靄から顔をそむけて、私はまた本の続きに没頭する。
ったく、と低いため息。知らない、私には聞こえない。]

(113) 2015/07/10(Fri) 22時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

「……本に没頭してられんのって、そういう隙間がある時だけだよ」

[部屋を出る寸前に、兄が零した。
届いていたけど、それも聞こえないふりをした。

だって、意味が分からなかった。
私にとって、読むことって、そんな理屈っぽいものじゃない。
お兄ちゃん、ちっとも分かってない。]

(114) 2015/07/10(Fri) 22時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[──その頃はまだ、そうやって、揺らがずにいられた。
中学3年の頃。完膚なきまでに折れてしまった、あの日までなら。

だけど、兄の言葉を思い出す。
あの言葉の意味が、今なら私、分かってしまう。

読むための、"隙間"のない日々。
それが幸福なものであっても、地獄じみたものであっても。
そういうものがあるって、知ってしまった。*]

(115) 2015/07/10(Fri) 22時頃

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