55 Erwachen 〜Silver Sun〜
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[――反転事変《アポクリファ・リバシア》――
当時、この男は確かに”存在”していた。 あの時の男は、名も知れぬ騎士のひとりだったろうか。
表があれば裏があり、光があれば影がある。 それは必然。
しかし時の権力者達は、”裏”の存在を認めようとはしなかった。 美しい面ばかりを見ようとし、不遇の者に目を向けようとはしなかった。 幸福が、平和が、どれほどの犠牲の上に成り立っているのか、考えようとしなかった。]
(12) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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[ ───幸いあれ!!
幸いあれ! 幸いあれ!
幸いあれ! 幸いあれ! 幸いあれ! 幸いあれ! 幸いあれ!
幸いあれ!
幸いあれ! 幸いあれ! 幸いあれ!
幸いあれ! 幸いあれ! 幸いあれ!]
(13) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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[人々は願い、謡った。
幸いあれ!
代価を払わぬままに。
幸いあれ!
願うだけで、行動を示さぬままに。
幸いあれ!
─────そして、歪みが生じた。]
(14) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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[溢れた不幸は、様々に形を変えて、人々の元へ還ろうとする。
しかし必ずしも、元の場所へ還るとは限らない。 幸多き人の影には、はたしてどれほどの数の、不幸な人がいるのだろう。
人々は、災いを嫌う。
其れは、人々が災いの力を知らぬが故。
───古来、様々な地域で行われてきた、生贄の儀式。
あれは、神に贄を捧げるのではない。 贄となる者が、災いを一身に背負う事によって、他に幸福をもたらすための儀式なのだ。]
(17) 2012/08/08(Wed) 01時頃
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[臥龍岡・ホーリー・レイズフォーチュンは、人ではない。
ゲイル・Bの影《ファントム》たるG・イルが、彼を『如何様野郎』と呼んだのは、あながち、間違いではない。
臥龍岡・ホーリー・レイズフォーチュンは、不確かな存在《アンサートゥンイグジステンス》である。 常に其処に存在し。 然し何処にも存在しない。
禍福の天秤《バランス》が、大きく傾くのを感じた時。 其処に現れ、厄災を操り、支配する。
傾きが大きければ大きいほどに。 彼の力は強くなる。]
(19) 2012/08/08(Wed) 01時半頃
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[───さて。
アーケード街を離れたその姿は、いつの間にか、王国を望む双子の塔の頭頂にいた。
並び立つ、白色塔《ヴァイストゥム》と黒色塔《シュバルツトゥルム》 彼が立つのは、黒い塔。]
……感じるね。
行き先を失った、嘆き、悲しみ。 幸福《シアワセ》の影に押し込められ、隠された、災い。
───引き受けようか、俺が。
(25) 2012/08/08(Wed) 02時頃
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ホレーショーは、塔の上で煙草をくわえた。 おっと、そういえばライターがない**
2012/08/08(Wed) 02時頃
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─ 黒色塔《シュバルツトゥルム》・頭頂 ─ [シャキ───… ……ン]
……なんの、音だ?
[シャキ────…… ]
(75) 2012/08/08(Wed) 20時半頃
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[音は風に乗り、彼の耳にも届いていた。
遠く、聞き覚えのあるその音に、暫し耳を傾けるが。 その音は、一方行からのものでなく。
瞼閉ざせば、陽炎のように揺らめき視えるふたつの影
否 みっつ ]
(76) 2012/08/08(Wed) 21時頃
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[ふたつは、瓜二つの黒髪の童。]
もうひとつは……
なんだ、天城君か。
あんな場所に行くだなんて。 とんだ問題児だ。
(77) 2012/08/08(Wed) 21時頃
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生活指導が必要かな───?
[そう言って笑う。
身体が大きく後ろに傾く。
宙を舞う──墜ちる──
黒色塔《シュバルツトゥルム》の天辺から。
そして宙に、掻き消える。]
(82) 2012/08/08(Wed) 21時頃
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/* 落下してみた。
この人フワフワしすぎですね。
(-64) 2012/08/08(Wed) 21時頃
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[墜ちながら、消え行きながら]
すみません。
うちの生徒が、どうもお邪魔しているようで。
[視えた鬼灯の橙と射干玉の黒に挨拶を]
(83) 2012/08/08(Wed) 21時半頃
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[墜ちる身体は、境界を超えようとする。]
天城君。 あまぎくーん。
どこですかー?
いけませんよー、余所様のお宅に勝手にお邪魔したりしたら。
[けれど]
────?
( だ め 。 )
(103) 2012/08/08(Wed) 22時頃
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[はたして、其れを見た者はいたろうか。
双子の塔の真ん中で、空間が大きく歪み、弾けたのを。 そして───]
……おっと。
これは、拒絶されたかな?
[塔の足下。 彼はまるで、はじめから其処に”いた”かのように立ち、閉じ行く空間の歪みを見上げた。]
(104) 2012/08/08(Wed) 22時頃
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[やがて、空間の歪みは消える。]
やれやれ。
……さて、どうしたものかな。
[己が其処に拒絶されてからややあって、別な何かもまた、空間から弾き出された。そう感じた。]
ふたつ?
いや、ひとつ?
[違和感。 いや、寧ろひとつであることが自然な気さえする。]
(119) 2012/08/08(Wed) 23時頃
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[其れが今、何処にいるのかを探る事は、造作もない事だった。
探らずとも、光と闇は共鳴し、自ら居場所を教えているようなものなのだから。]
さて……
[歩き出す。 消える。
「途中でライター買わないと」
そんな呟きのみを残して。]
(123) 2012/08/08(Wed) 23時頃
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/* せんせー、たいみんぐをはかる。
(-103) 2012/08/08(Wed) 23時半頃
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陽睡学園二年、天城 光輝君。
ですよね。
(126) 2012/08/08(Wed) 23時半頃
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先生に向かって、「何者だ!?」はないでしょう、天城君。
[飄々とした笑みのまま。 そして、もうひとりへ視線を向けて]
おや? 天城君は双子だったんですか。
(132) 2012/08/08(Wed) 23時半頃
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おっ、っと……!
[白銀の槍を向けられ、両手を挙げる。]
何ですか天城君、兄妹喧嘩はあまり感心しませんよ。
いや何者かもなにも。 君だって、知っているでしょう。
僕はただの、陽睡学園非常勤講師ですよ?
(140) 2012/08/09(Thu) 00時頃
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先生に向かって「非常識」はないでしょう。
[両手は、まだ高く挙げたまま。 しかし、「先生の授業を受けた事がない」と言われると、その眉が跳ねる。]
……おかしいですね。
あの学園の生徒達は、皆、僕の授業を受けたことがないことに、何の疑問も抱かない筈なんですが。
おかしいですね。
[指先を顎に当て、わざとらしく首を傾げる。]
はて、どういうことかな?
(149) 2012/08/09(Thu) 00時頃
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何をしにも、なにも。 僕はただ、天城君が余所様のお宅に勝手にお邪魔してしまったようなので、教師として生活指導をすべきかと……
……あ、もう腕おろしていい?
(150) 2012/08/09(Thu) 00時頃
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いいえ、まったく。
[下ろした両手を横にやり、肩を竦め。]
お邪魔しようとしたら、拒絶されてしまいましたから。
(154) 2012/08/09(Thu) 00時半頃
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そうですね。 ならば、簡単な質問に答えてもらいましょう。
[相変わらず、穏やかな笑みは絶やさぬまま]
君達は、双子ですか?
もしそうでないならば、一体どのような関係ですか?
[問いながら、ポケットから煙草を取り出し、一本くわえる。 大丈夫、買ったばかりのライターも、ちゃんとある。]
(162) 2012/08/09(Thu) 00時半頃
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[かち、かち、かちり。 新しいライターは、あまり質の良いものではなかった。 4度ほどノックして、漸く火がついた。]
それと、もうひとつ。
俺の授業を受けたことがないことに。 いつから、違和感を抱いていた───?
(164) 2012/08/09(Thu) 00時半頃
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光と、闇。
[その答えに、満足したかのように笑んで、頷く。]
そうか、鍵となるのは貴様らか。
[笑い声は、いつしか低く]
なに、俺からは今は何もしない。 残念ながら、俺は、戦う術を持ち合わせていないんでね。
そうか。
(169) 2012/08/09(Thu) 01時頃
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妙に思う、か。
ならば天城 光輝《テンジョウ ライトニング》、貴様、誰か他の者から、その”違和感”について訊ねられた事はあるか?
ない筈だ。
[口から放した煙草を軽く指で叩けば、灰が落ちる。 風に揺れる紫煙が、天城へと流れる。]
(170) 2012/08/09(Thu) 01時頃
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何を……って?
さぁ。 はたして、この出会いは吉か凶か……そんなところか?
なに、邂逅したての光と闇に対抗するほど、俺は愚かではないよ。 それに言ったろう、戦う術など持たないと。
[くわえぬままの煙草から紫煙が流れる。 それはまるで、小さな災禍。]
ならば、何と呼べばいい? 天城光輝《テンジョウライトニング》
(175) 2012/08/09(Thu) 01時半頃
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……長いな。
[嘆息し、短くなった煙草を地に落とし、踏み消す。]
まぁ、覚えておこうか。 ライトニング・エル・プリンス・オブ・ブラックローズ。
さて、質問に答えてくれたお礼に。 俺もひとつ、質問に答えるとしてみようか。
[そして新たな煙草をくわえると、火を点けぬまま、両の手はズボンのポケットへ収められ]
俺は『高貴なる皇子たる俺の身を護る、影の聖者』でも、『高貴なる皇子たる俺の命を狙う、災禍の使徒』でもない。
ただ、どちらが近いのかと問われれば───後者だ。
(179) 2012/08/09(Thu) 01時半頃
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俺が、よく言っていただろう?
其れは本当に幸運か。 其れは本当に不運か。
幸と不幸は紙一重。 禍福は糾える縄の如し。
貴様等と同じだ。 光があれば、闇がある。 表があれば、裏がある。
───幸福があれば、不幸もある。
(180) 2012/08/09(Thu) 01時半頃
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