251 洋墨と躍れ、心の随に
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「 今回の件が迷宮入りする事は むしろ其方が望むかと思ったが。 どうやら、認識を改めるべきらしい 」
彼らが研究員をも拉致、ないし殺傷していれば、 たとえ霊への所業が表沙汰にならなくとも 人の法にだって、十分に抵触するが>>1:235。
世界を改変などと大それた事を考える訳だ、 隠す心算の見当たらない様は、いっそ清々しく 周囲の巻き添えも厭わないだろうと思わせた。
(17) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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十九世紀末には既に鬼籍に入っていた彼が、 きみも、と言葉尻に添えるならば推論は立つ。 同時代の書の霊が、どこかにまだ居るのだ。
今しがた会った、この北欧の紳士に 創傷や無理な動作は見当たらないから─── もっとも、治療していたなら別だが───
誰某との接触は、戦闘より歓談だと推察出来る。 ならば、味方探しも全くの無駄足ではないだろう。
機会があればその話も聞きたいものだと、 私は思考の隅に、この話題を留め置く事とした。
(-19) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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「 では、ミスター……いや、アンティ。 貴方に軍役経験があるか解らないが、 どうか無茶はなさらぬよう。
────── 無事を祈る 」
添えかけた敬称は、即座に取り払われる。 その意味を、彼が察するかはともかくとして。
彼の青き十字剣は信仰の証にも思われた。 逆に言えば彼は信仰に生を捧げた人物だから、 戦いを好む性質であるとは考えづらい。 場馴れしていなかろうと、笑み添えて一言を。
(-20) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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『伝奇集』を著したルイス・ボルヘス氏とは 年代が全く被らない訳ではなかったものの、 彼が紙上に物語を著し始めた頃にはすでに 我々の冒険は、終焉を迎えていた。
その事実を、私が後々知るかは別の話として。
よって私に女性を見破る事は至難だったが、 『ドン・キホーテ』ならば覚えがある>>1:273。
ただし ──── 著者名は記憶と一致しない。 であれば何かしらのパロディと捉えるべきか。
(18) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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では、コトノハ、コトダマを使う折に わざわざ表題らしき語を口に出す理由は何か。 単一能力なら、定義の必要があるだろうか? 仮説として現時点で挙げられるのは。
単に、これが彼女のスタンスである。 ドン・キホーテの作者を『書き換え』た。 彼女は作家の人霊であり、その著作名である。 あるいは書霊ならば、短編集が核≠ナある。
この辺りが妥当だろうか。 二番目にしては次の現象とどうも噛み合わず、 後者二つならば能力が多彩かもしれない。 さらに『臓器』となれば、最有力は四番目だ。
(19) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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私が身構えれば、現れるのは拳銃>>1:274。 正確には、私の物と同一に見える軍式回転銃だ。 素直に取るなら同じ物、という事にはなる。
「 私の愛銃と同じに見える。 使い込んだ色味や傷、癖までも。 貴女の能力も見事なものだが…… 足止め、などと言っていられるかな。
貴女にそのリボルバーが大きいなら、 口径も反動も、貴女には不適だろう。 下手をすれば肩が外れるが? 」
ほんの少しばかり誇張を織り交ぜたが、 元軍医の意見としては、至極正直な言葉だ。 なんらかの能力を加えれば話が別なのだが。
(20) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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【本質的には全く同一である】
交戦中のキェルケゴール氏が相手なら 議題の的になるかもしれない興味深い現象だが、 私自身はといえば、どちらかというと彼女の 何かを待っているような言い草が気になった。
( 時間を稼げばなにか、 黒衣に有利な事でもあるのだろうか? )
現時点では分からない。 あの妙な気配には関連するかもしれないが。 しかし、キェルケゴール達のところへ 彼女を加勢させたくないのは私も同意見。
(21) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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よって、私の次手はごく素直であった。 彼女の肩あたりを狙って一発、引鉄を引く事だ。
……どちらかというと私は友人と違い、 まず行動、というきらいがあるらしいもので。**
(22) 2018/10/12(Fri) 15時頃
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/* 赤陣営が一時的コピーコンビになっておる
(-27) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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/* 実は交戦前に
「なかなか危機的状況だが…… これは君にとっての“絶望”ではないだろう?」 的なこと言おうとしてやめたのをここに供養しよう。
(-51) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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/* 上手い事拾えてない気がして 伝奇集さんはほんっと申し訳ない……!(土下座)
(-100) 2018/10/13(Sat) 07時頃
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/*ねえ今回の村陣営一部エグくない???
せいしんこうげき……
(-121) 2018/10/13(Sat) 12時頃
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/* いや精神攻撃以外もだけど……
(-122) 2018/10/13(Sat) 12時頃
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あの伝記小説───私にとってはだが───が、 徹頭徹尾“ 私自身 ”の視点でのみ著されたならば。 『語り手』といえど、内訳は私……つまり ジョン・H・ワトスンでしかなかった筈だ。
しかしこの回顧録が必ずしもそうではないと、 一体どれほどの者が識っているのだろう?
例えば友人ホームズが珍しくも筆を執ったり、 どちらでもない、第四の壁を越えた先の“ 作者 ” ドイルが、駆けずり回る私達を鳥瞰していたり。
作品中に短編も多く含むからこそ、 私は“ 私 ”で、“ 友 ”で、“ 作者 ”である。 その比率に、大きな偏りがあるとはいえ。
(240) 2018/10/13(Sat) 21時半頃
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本来、読者と同じ目線で物事を見、 友人の驚くべき頭脳に感嘆する記録係の私が 少しばかり違う反応をするとしたら、それは。
一割にも満たない“ 私 ”以外の ─────
(241) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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というのは、また別の話として。 真顔で問われ、私はハットの下の目を瞬いた。
「 実のところ、そうでもないが…… 私達が銃を持つのが大凡 ラストシーンだったからだろうか? 」
驚いていなかったかといえば、答えはNo。
見事と評したのは紛れもなく本心>>85だが、 銃を構えるというのは、私達の冒険において 佳境も佳境、犯人の巣へ乗り込む事でもある。
ダークランタンを持ち出しての隠密活動。 時には英国の法すら犯さねばならなかったし、 実際怪我すらしたとあっては、気も張るものだ。
(242) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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全く同じ文であるのに、含む意味は違っている。 ハイパーテキストの先駆けと言われた発想の妙。 知れば多少なり、興味は抱くだろうが それもまた、現在は為されない仮定の話。
次は何が来るだろうか。 内容を推し量れない私にできるのは、 現時点では対症療法と同じく、迎撃位だろう。 先手必勝と、畳み掛けられる程の強者ではない。
数発の発砲>>86、そして彼女は走り出す。 反動もあるだろうが、さすがに肩は外れない。 私も、革靴を踏みしめ花咲く地を駆けるが 当然彼女の方が早く、鉛弾が一発、左脇下を抉る。
(243) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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「 ──────、ああ本当に。 かつての冒険に戻った気分だ! 」
熱い鉄を押し付けられたような痛みも昔と同じ。 それでも倒れ込まない霊の身体は、今はありがたい。
垂れ流され、コートに染み込むセピアにも構わず 私も2発、胴を狙い走りざまに撃ち放つ。 彼女が隠れただろう木から付かず離れずの位置で、 私は再び、銃を構え直そうとしただろう。
(244) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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「 けれど、どうにも分からない。 洋墨を狩ろうとしていると云うから、 双方、殺意ありきだと思っていたよ 」
叶うなら彼女はどうしたかったか、 それを私は、知る由もなかった>>1:123。
だから“ 獲物 ”のはずの私達を前に、 即座に戦い始めるでもない彼女が不可解だった。 同じ、筆を執られ紙面に描かれた存在であっても 私は彼女より幾分も、血腥い場所にいたのだろう。
これは当人に届かずとも構わない、ただの独言。
(245) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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彼女ばかりでなく、書記官も謎めいている。
“ How ”も“ Why ”も、知る必要がない>>44。 蹌踉めきながらも、黒衣は言ってのけた。
確かに捜査においても“ 動機 ”は、 往々にして明かされずに終わる要素ではある。 しかし、世界を変えようなどという難事、 一時の激情でなせる生半可な所業ではあるまい。
戦闘に自信ありげでもない様子の霊や、 世界との縁を求めるデッドコードを喚び出して。 野良霊たちの洋墨を集めて、それでも、きっと。 黒衣が本気なら、何かリスクは負っているはず。
(247) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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ふと、秋風よりも肌を刺す風が和らぐ>>149。
石畳を叩く靴音を聞きとがめた私が、 僅かばかり視線をやった。 信仰の十字剣はいまだ、其処に在る。 哲学者の、右腕の挙動はかなりおかしいが。
ずいぶん消耗していると私には見えて、 長期戦は難しそうだ、と帽子の下の目を細めた。*
(248) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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( ……仮にひとり、ここを退いても。 私はアンティ、貴方を謗ろうとは思わない )
もし、貴方の言葉が届いていたなら 私はきっと、そう答えていた>>1:65。
元より、勇敢な看護兵に逃がしてもらわなければ 私はホームズに会う事すら叶わなかっただろう。 だから私は、逃げの一手を恥とは考えないのだ。*
(-158) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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/* 仮眠から目覚めたらアンティ落ちになってる!ひいい そして属性書き換え攻撃に中身が恐れおののく。
Q.このひと属性書き換えされたらどうなるの? A.ロゴス・イデアの人格がいるのでそっちになります Q.誰? A.ホームズ。中身が死にます。
元々属性設定悩んでたから……から……!
(-181) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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/* めも ミュトス・リアル:ワトスン←イマココ! ロゴス・イデア:ホームズ ロゴス・リアル:ドイル ミュトス・イデア:該当存在なし(消滅)
こうかな。 使う機会があるかはともかくとして 来ないといいな中身が死ぬ………(カタカタカタ)
(-185) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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/* 『私』の一人称:ワトスン 『僕』の一人称:ホームズ 三人称:ドイル
(-186) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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彼女の銃弾にはそれなりに抉られた>>268。 けれども纏う服は黒く、私の霊子も色味が近いから、 彼女にそう見えなかったなら強がりの甲斐もある。
( 書記官をしきりに気にしているから、 黒衣の消耗した様子から判断すれば 何か決め手を出してくる可能性が高い )
じり、と一瞬の緊張が私達を包み、 私は彼女が口にした『必中』の語句を拾う>>269。 心臓に当たるというなら、まず消滅は免れまい。
───── 何も手を講じなければ、の話であるが。
(308) 2018/10/14(Sun) 05時頃
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私は伝記作家であった。 伝えるのは、おもに友人の思考や魅力であった。 彼の言の葉は強く、読者を惹きつける力を持つ。 発言者当人の持つ輝きを、雄弁に示している。
私は論理家ではないが、彼の言葉を書き記した。
だから私は、登場人物でありながら作家として 『過去に私が綴った言葉を力にする』事ができる。
(309) 2018/10/14(Sun) 05時頃
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「 ならば今いちど、私は語ろう。 ───── 彼の言葉を。 彼の公理の一片を 」
( アイデンティティという面では>>267、 むしろ此方が本命≠ニ云っていいだろう! )
(310) 2018/10/14(Sun) 05時頃
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“ When you have excluded the impossible, whatever remains, however improbable, must be the truth. ”
“ あり得ないものを取り除けば、 何が残ろうとも、いかに信じ難いものでも、 それが真実に違いないということですよ ”
(311) 2018/10/14(Sun) 05時頃
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あり得ないものを取り除こう>>275。
(312) 2018/10/14(Sun) 05時頃
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