220 ナラティブの木
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[ おそらく、集中して読書をしていた時間で、 僕もまた手遅れなまでに蚊の贄として血を捧いだのだろう。 ノックスの赤く色付いた肌を見て体が自覚したのか、 彼方此方むずむずじりじりと疼いた。痒い。(>>150)
こうなったら僕もただちに何かを食べて 食物連鎖のチェーンを繋ぐ営みをまっとうしたい。
首筋あたりを指先で掻きながら、階段を上る。最中、]
ほかにも、此処には思ったより大勢がいますしねえ。 登場人物に不足はありませんし、 舞台も……このくらいの方が、僕らには良さそうだ。
[ 星隠す曇り空を見上げる。 暗いばかりの夏の夜は、湿っぽくて親密で]
(1) 2017/07/08(Sat) 00時頃
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――僕も、僕の物語を読みたくなった。 僕も、誰かの物語に登場してみたくなった。
だからなんでしょうねえ。 これまでのあらすじが要らない、 真新しい余白みたいな此処が、 僕はもうすっかり好きです。
[ 声にして、改めて気付けることがある。 旅を求める人の心とは、そういうことだったのか。 僕が此処へ来た理由は、きっとそういうことだったのだ。
素性も知らない“あなた”の真っ直ぐな問いかけは、 まさしく今の僕を知るヒントになった。(>>155)]
(2) 2017/07/08(Sat) 00時頃
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――― 屋上テラスで乾杯を ―――
[ ノックスと話しながら上がってきたテラスにて。 もう一度、どんより重い空を見上げて清々しく汗を拭う。
暑い。暑くて、喉が乾いて堪らない。
今なら、さぞ晴れやかに乾杯出来ることだろう。 ビール片手に「ブナティラとあなたと僕に乾杯」なんて ちょっと恥ずかしい台詞もするりと喉から溢れるだろう。*]
(4) 2017/07/08(Sat) 00時頃
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ちょっとくらい語呂に違和があるほうが 記憶にはよくよく明るく残るもんですからねえ。
思い出してください。 何処かへ帰っても、何処へ行っても。 乾杯。
[ グラスや瓶がぶつかる涼やかな音は、 僕らの……ノックスと僕の物語に貼り付けてみる 透明な付箋紙だ。(>>15)
この頁にはたしかに書き記されたことだろう。 「ノックスさんとノアさんは、もう一度、乾杯した。 ホラは曇天の下で現実になった」と。
僕はすでに、この頁を閉じるのが 寂しいのかもしれない]
(18) 2017/07/08(Sat) 01時頃
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[ しかし僕は続きを記すため、読むため、次項へ進む。 次のシーンは賑やかな食事の場面になるだろう。 刺し身をつまみ、燻製の仕上がりを確かめ、酒を飲む。
刺し身、めちゃくちゃ美味い。
僕の好奇心が求めたトマトの燻製はどうだろう。 ドライトマトがあんなに美味いのだから、期待出来る。 スモークチーズには新たに空ける冷えたビールを添えよう。
ついでに、ふと思い出し]
(19) 2017/07/08(Sat) 01時頃
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そう言えば。 《H》の鍵を持ってるのは……?
[ 同じベッドで眠るひとは誰なんだろうか。 宴会中盤、ポケットから取り出す《G》の鍵を掲げ、 この英字によって結ばれた縁の先に居る誰かを 探してみる。**]
(20) 2017/07/08(Sat) 01時頃
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/* 完全に忘れています、灰の存在。
みんなほんとうに何者なのか見えそうで見えなくて おもしろいよねえ、って旅先の醍醐味噛み締めてる。 ミステリアスさ噛み締めてる。
僕は、脚本家志望だった放送作家崩れの 専門学校の先生 っていう わっかりにくい職業を設定しているよ!!
どこまで出せるかな〜〜
(-3) 2017/07/08(Sat) 01時頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2017/07/08(Sat) 01時頃
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――― 客室で過ごす、眠るための夜 ―――
[ どのくらい酒を飲んだのかは、覚えなかった。 はじめから数えなかったと言う方が正しい。 そして一度たりとも時計を見ることもなかった。
明日の僕への気遣いは無用。どうにでもなれ。
それなりの酩酊を楽しみながら入ったベッドは 《G》の客に与えられた通り、二段式の上段。
こういうベッドは初めてで、 天井の近さが気にはなったが、問題と呼ぶ程でもない。 何せ、今夜……この旅で迎えた最初の深夜は 休息を取るべく眠るための夜でしかない。
眠ってしまえば天井も床も関係なく 遠くの海音と、誰かの寝息と、静かな夢があるばかり。 茫洋とした夢があるばかり。*]
(61) 2017/07/08(Sat) 21時半頃
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――― モーニングはカフェで ―――
おはようございます。 朝食は……エッグベネディクトかフレンチトースト サラダとプレーンオムレツ、それとスムージーを。
なんて、冗談なんですけどねえ。
[ 珈琲と「あとはお任せで」というのが 冗談の後に伝えた本物の注文ということで。
カフェ・バーと結合した空間であるラウンジでは すでに誰かが『TAKE FREE』な玩具箱で遊んでいる。 珈琲を待つ僕は、立ったままカウンターに凭れかかると 手持ち無沙汰にその様子を眺めた。
テーブルにパズル建築が組み上がっていく様を見る]
(66) 2017/07/08(Sat) 22時頃
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――空瓶に、 そのパズルのピースひとつ詰めて流しましょう。
永遠に解けない謎に、みんな頭を抱えちゃいますねえ。
[ ボトルメッセージを送りたいのか、と思って。 パズルに取り組んでいた男・オズワルドに近付いて、 てっぺんあたりのピースをひとつ、ひょいと摘む。 (>>58)
これを隠してしまえばそれだけで このパズルは“永遠の謎”となるわけだ]
(67) 2017/07/08(Sat) 22時頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2017/07/08(Sat) 22時頃
庭師 ノアは、メモを貼った。
2017/07/08(Sat) 22時頃
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――― 上下分割の同衾、夜の思い出 ―――
[ まだ屋上テラスが賑やかだった時間について、 昨晩を記した頁の、一場面。(>>75)
掲げた《G》の文字に応えた「イスルギ」と申す男に 「よろしくねえ」と酒に浮かれた顔を緩め挨拶をした。 危うい口振りはお互い様で、 ぺこぺこ下がる頭を笑ったのも、酒のせい]
(82) 2017/07/08(Sat) 23時頃
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僕はノアと申すんですよ。 ゴフェルの木製の箱船作りはまかせてください。
――ほんとうに一緒に寝るわけじゃぁ、ありませんから、 寝相は凶悪でも問題ありませんよ。 下からドンドン蹴られたって、僕はよく眠れますしねえ。
[ こうして今宵のベッドの上下は定まったのだ。(>>75) 事実、僕は下段のイスルギの寝相を気にする間もなく、 深く深く眠って――朝を迎えたというわけ。*]
(83) 2017/07/08(Sat) 23時頃
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――― 今朝、急拵えの“解けない謎” ―――
それなら、ちょっとばかり難易度を上げましょう。 解けない謎には、冒険がありますしねえ。 冒険心と好奇心がある誰かが、巡り会えますように……
[ 意地の悪い企てににんまり笑う僕が選んだ放流先は、 そのあたりのソファに転がるクッションの中。(>>78) 欠けたピースは、そこで冒険者の訪れを待ち続けるだろう。
オズワルドの悪い笑み顔に、共犯者の顔で笑いかけると 仕上がった朝食をもらいにカフェへと引き返す。 ……とは言っても、そうそう離れていない距離]
(88) 2017/07/08(Sat) 23時頃
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今日は、空が重いですねえ。 せっかくなら海で遊びたかったなあ。
[ なんて世間話も届く距離だろう]
(89) 2017/07/08(Sat) 23時頃
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[ 企みの途中、通りがかったノックスとの会釈。
へらりと笑みかけ「おはようございます」と一言。 何処へ?と問う間もなく行ってしまった彼の背を見送る時、 扉向こうの小雨の空が少し見えた。(>>77)
雨の中、傘もささずに行ってしまう人を見送る]
……なかなか、感傷的な気持ちになるなあ。
[ こうした些細なセンチメントは、記憶に残りやすい。 そして靴に入り込んだ小石みたいに 些細ながら、見逃せないものになるんだろう]
(93) 2017/07/08(Sat) 23時半頃
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雨の日には、雨の日にだけ出来ることも ありますからねえ。
気長に待ちましょう。
[ 晴天を。(>>110) 天候に軸があるいかにもな世間話はそこそこに、 提供されたごく普通の朝食に手をつける。
五枚切り食パンのトーストにはたっぷりのバター。 ポーチドエッグとベーコンをサラダと絡めて贅沢に食べる。 トマトだけはドレッシングにも卵の黄身にも触れさせず、 そのままの味を楽しみたい。
珈琲は食後の楽しみだ]
(130) 2017/07/09(Sun) 01時半頃
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――― 食後。雨の日にしか出来ないこと ―――
[ 幾つか思いつくが、まずは昼寝だ。
雨音を聴きながらの堂々とした昼寝は、 悪天候を理由にするからこそ出来る時間の使い方。
何処で眠ろうか――と考えながらうろついてみると、 二階・談話室にてすでに怠惰を極めている人々を発見。 これは好機と忍び寄り、(>>120 >>127)]
このソファの定員は、何人です?
[ 答えも待たずに、ソファに凭れて座り込む。 ちょうど前を通り掛かっただろう人(>>128)に ひらひら片手を振りながら。**]
(131) 2017/07/09(Sun) 01時半頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2017/07/09(Sun) 01時半頃
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[ ソファに寄り添い、こっくりこっくり船を漕ぐ。 馴染み具合から見て、船長はイスルギなのだろう。 乗組員は、船長を含めて4人になった。(>>136)
それでもまだ定員オーバーにはならないらしい]
……落ち着くなあ。これ。 このまま沈んだら、天国を見られそうです。 安眠の比喩としてですけどねえ。
[ 確かに暑いが、それもまた悪くない心地だ。 間近に聞こえる軽い笑い声に、ふふ、と笑って頷く。 「暑いですねえ。夏ですしねえ」と。(>>138)]
(145) 2017/07/09(Sun) 20時半頃
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ところで、何処かへ行く途中だったんじゃ?
ええと、たしか助さん。 ご老公を待ち惚けにさせてしまってたら 怠惰に誘惑した僕は、市中引き回しか打ち首ですねえ。
[ 呼び止めてしまった丁助に、 ごろごろとソファを波打たせながら顔を向けた。
時代劇に准えた冗談はさて置いて、 此処での生活に慣れた様子の彼の動向は気に掛かる。
ブナティラの雨の日は、どう過ごすのが良いのか。 しとしと続く雨音を聴きながら 先輩の意見を待ってみる**]
(146) 2017/07/09(Sun) 20時半頃
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――……そうですねえ。
幸せ、だったんでしょうねえ。 家族と助さん格さんに囲まれて、 ぬくぬくと隠居生活を送ってきましたから。
[ 「なんかホントっぽい」説には、なかなか頷けた。 家族と犬猫で暮した賑やかな家での暮らしを思い出し、 僕も天井のシミあたりを見上げてみる。(>>148)
どことなく三つ葉葵に見えなくもないシミを指し 「控えおろう」と笑ってみたあたりで、この話は終わり。
旅人である僕に、家族のエピソードは重すぎる]
(169) 2017/07/09(Sun) 22時半頃
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良いですねえ、映画……ひさしぶりに何か観たいなあ。 エリーちゃんはどんな映画が好きなんでしょうねえ。
ホラーを見たら、肝試しまで堪能したいところです。 知ってます? この島の端にある洞窟の話、
[ 映画の話から派生する、突飛な“創作話”を少し。 語る内容は単純なもので
――昔、この島を訪れた旅行者たちが殺し合った。 初対面の旅人たちの間に何があったのか、 積み上がった死体の山からは何もわからなかった。
島民たちは、不気味がって死体をすべて洞窟に沈め、 事件に関するすべてを“なかったこと”にしてしまう]
(170) 2017/07/09(Sun) 22時半頃
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[ オチはとくにない。 挨拶や会話の合間、DVD探しのBGMとしての与太話。
最後の行はお約束の、]
たったひとり生き残った男だけは 何も語らず、何も伝えず、 どうしてか再び旅人たちを集めようとしてか ……さびしい海が見える丘に、旅館を建てたそうですよ。
[ なんて、話。
話し終えたらすぐに「それ、好きなんですよねえ」なんて 丁助が探り出すDVDに感想を述べたり トランプはどんなゲームでも負けるのだと弱音吐いたり。
ノックスとイスルギの応酬に込み上げる笑いを 喉の奥で殺したり飲み込んだり]
(173) 2017/07/09(Sun) 22時半頃
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キルロイくんは、良い子だねえ ちょっと抱き締めて良いです?
[ 僕の明らかな創作怪談への感想(>>180)は 優しさに溢れているように思えて僕は感動した。
そして、訊いたくせにやはり答えは待たず、 隣からキルロイを抱き締めた。 何処かから大きな落下音が響いたタイミングでのこと、 音に驚き咄嗟にしがみついた、と見えなくもない。 (>>176)]
(185) 2017/07/09(Sun) 23時頃
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/* >>184 このオズワルドに萌え死んで幽霊になりたい
(-48) 2017/07/09(Sun) 23時頃
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[ 幼子誘拐の未解決事件に、生まれ変わった暗殺者、 野沢菜と辛子明太子を抱えた喋るおにぎり、 謎の怪音、幽霊騒動、パート2 ――
混在しもつれ合う物語たちは賑やかで 雨音なんて遠く遠くへ押しやっていくようだ。
愛され系ご隠居の役をもらった僕は キルロイに労られてなおさら感動し、ふふ、と笑った]
(207) 2017/07/09(Sun) 23時半頃
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驚いてしまいましてねえ、つい。 すみません、驚かせてしまいましたよねえ。
[ 抱擁の腕を解いても気に掛けられている僕の気分は、 うら若き乙女というより完全に本物のご隠居のそれだ。 僕が金持ちのご老公なら遺産わけを検討するまで、ある。
残念ながら「ありがとうねえ」の言葉のほか 差し上げられるものはないのだが。(>>198)]
(208) 2017/07/09(Sun) 23時半頃
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[ 映画鑑賞会には、意気揚々はりきって参加する。 その割に、シアタールームで僕が選ぶ位置は 参加した皆の背越しにモニタに望む、最後列。
驚いたり、緊張したり、笑ったり 背中が語る感情と感想を合わせて映画と向き合える位置。
僕と映画との関係性は、旅先でだって変わらない]
――楽しいですよねえ。 閉じてしまうのが、寂しくなるくらい。 栞を挟んでおけば、いつか続きが読めると良いなあ。
[ 暗い部屋の片隅でか、休憩中のラウンジでか、 何かのタイミングでノックスと少しだけ話をする。 この頁に挟む栞は、別れを察しての握手としておこう。*]
(219) 2017/07/10(Mon) 00時頃
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