175 両片想い薔薇村〜Cor Leonis
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/* そういや俺、毎回終盤まで生き残るんだよなぁ。 今回どうなるんだろう…。
えっと、ライジ・ヘクターと、ヴェラ・サミュエルの2ペア落ちか。
(-3) 2015/11/14(Sat) 01時頃
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[其々の席に食事が行き渡り、ヘクターが持ってきてくれた飲み物を各位に注いだりして。 手を合わせてから食事にありついたのは、幼い頃からの癖だ。]
……俺もカレーなら作りますけど、 すごく美味しいです。 プロは流石ですね…。
[なんせ、ルゥを溶かすことはするけれど、彼のように味を調える為に林檎やヨーグルトを入れたりなんてしない。>>1:354 尤も、入れている所を見て居ない自分には、その味の違いがどこから来ているかなんてわからなかったけれど。 後で作っていた人達に聞いてみよう。]
(6) 2015/11/14(Sat) 01時半頃
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[揚げたてのから揚げもカレーに入れたりして、美味しく頂いた。 チラチラと視界に入る南方も、できるだけ気にしないように。 食事は楽しくするに限る。
食べ終われば、先程ヤニクへと宣言したとおり>>1:395に、率先して後片付けをするだろう。 こんなに美味しい食事を頂いたのだ。 それくらいしないと撥があたる。]
あ、そこに保温ポットがあるんで、 誰かお湯を入れて持って行ってください。 そしたら、あっちでも珈琲なり紅茶なり、飲めますから。
[誰か手持ち無沙汰なら頼もうと、 食事を終えた面々に向かって云う。
片づけを終えれば天体観測へ。 ミロと話していた通り、毛布を数枚、脇に抱えて。**]
(7) 2015/11/14(Sat) 01時半頃
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/*(可愛くて震えている)
(-18) 2015/11/14(Sat) 02時半頃
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[食事の後、片付けをしようと腕を捲くっていれば 食事の最中もずっと頭から離れなかった、南方十吾本人に声をかけられて、数瞬目を瞬かせた。>>11 結局近くに座る事無く食事を終えてしまったけれど、 やはり彼と話が出来る事は、嬉しい。]
いえ、十吾さんも、食事の準備有難う御座いました。 外は確かに寒いので、 観測の時には暖かい物でも飲みながらにしましょう。
[たったそれだけのやりとり。 それだけで、彼への愛しさは可笑しいほどに膨れ上がる。 彼の声が、表情が、その、全てが 欲しくて、堪らなくなってしまって。]
(12) 2015/11/14(Sat) 04時半頃
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――…ええ、また後で。 ココアが欲しかったら、来てください。 持ってきていますから。
[彼の去り際に、投げかけたのは。
もしかしたら、彼の方から近寄ってきてはくれないか、 という淡い期待を抱いての、言葉だった。**]
(13) 2015/11/14(Sat) 04時半頃
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[観測会の食事を担当した中には、確かヴェラの姿があったか。>>53 あまりにも自信満々だったので、そりゃあ楽しみにしていたのだが、結果はあの有様で。 しかしなんだかんだ一番凹んでいるのが本人とあれば、責める気など起きずに『今度は俺が作りますね』とだけ言うに留めて置いたのだった。
ヒューが嬉しそうに食事をするのが、以前のパスタを目にした時の反応と違ってなんだか微笑ましい。>>83
ポットの用意の呼びかけについては、イアン>>20とヤニク>>48がお湯を用意してくれたようだった。 この人数だ。ポット一つなんて簡単に空いてしまうだろう。
それに茶葉や珈琲など、他の準備もするとなれば、おそらく他の人も手伝ってくれたか。]
大量の食器も、この人数でやってしまえば早いですね。
[ススム>>55もヴェラも>>62ヘクター>>67もライジも>>68これだけ居れば作業も早い。 食事の時と同じく、大勢で作業をするというのは、たとえ後片付けだとしても楽しかった。]
(92) 2015/11/14(Sat) 21時半頃
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[同じく洗い物を担当していたヒューは、手際よく食器を片付けていく。>>80 普段からやっているのだろう、手付きがいい。
粗方洗い終わり、食器を拭いているところでかけられた声にぴくりと反応した。]
……十吾さん?
[ヒューに指摘され目線を追えば、ふらついた南方の姿が眼に入る。>>77 ああ、と小さく溜息をついてから、ヒューに向き直り軽く頭を下げた。]
すみません、多分…少し調子悪いんだと思います。 薬取ってきますので、後少しお願いしてもいいでしょうか。
[ぱたぱたとタオルで手を拭くと、その場で小さく溜息をついて。 ちょっと気まずそうに笑ってから、急ぎ足で部屋に戻ろうと足を向ける。 彼の元へ行く言い訳が出来たことに、心の中で何度もヒューに感謝したりして。]
(93) 2015/11/14(Sat) 21時半頃
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― コテージの外 ―
[結局部屋から持ち出したのは、数枚の毛布と胃薬と、マグカップ二つ。 それに、彼のコートも。>>87 他にも幾らか入った鞄を持って、外へと向かう。
冷え切った空の下、紫煙を辿ってよく知る後姿へと。 寒そうに震える肩に、黙ったままばさりとコートを羽織らせ]
…もう若くないのに、あんなに食べるからですよ。
[ぬるま湯の入ったマグカップと胃薬を差し出して、苦笑した。]
(94) 2015/11/14(Sat) 21時半頃
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[胃が強いわけでもないのに、周りのペースにつられて食事をとったせいで胃凭れでもしたのだろう。 そうしてきっと、煙草でごまかしに来たのだろう。
そう直ぐに思い当たるくらいには、 彼の事を長く見てきたつもりだった。
彼の反応はどうだったか。 なんにせよ、自分は調子の悪そうなメンバーに声をかけに来ただけだ。 傍目から見たって、何もおかしなことはしていない。 そう、なにも。
僅かに震える指は、寒さのせいだと ――自分にも、言い聞かせて。]
(95) 2015/11/14(Sat) 22時頃
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[キッチンからの去り際に、ヒューが笑顔で手を振ってくれた。 頼もしいし、彼に言われなかったら気付くこともなかった。>>98
自分がやっていた仕事まで任せてしまったことだし、 後で何かしら、埋め合わせをさせてもらおう。]
ええ、伝えておきます。
毛布も少しなら持っていけると思うんで、 持てるだけは持っていきます。 でも本当に有難う御座います、ヒューさん。
[一つのマグカップにぬるま湯を入れさせてもらって、 コテージを出る際に、改めてヒューに頭を下げてからその場を後にする。
全く、過保護の癖は何年経っても抜けやしない。*]
(106) 2015/11/14(Sat) 22時頃
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[此方を振り向く南方は、思ったとおり驚いた顔をしていた。>>99 返される嫌味だって、別に悪い気はしない。 むしろ、他人行儀に素直にお礼を言われたらどうしよう、なんて思っていた。]
俺は無茶に食べませんしね。 十吾さん、すぐはしゃぐから。
[案の定胃もたれだったらしいと、小さく笑う。 俯いて陰になった表情は、夜の暗さも相俟って見ることはできない。 けれどその目が此方を見ないのが、やはり少し、残念で]
(111) 2015/11/14(Sat) 22時半頃
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[彼が自分から離れて行った理由>>0:85なんて、知らない。 知らないからこそ、身体はつい以前のように彼に世話を焼いてしまう。 それがまた、彼に自己嫌悪を抱かせるなんて思いもせずに。>>107
甘えて欲しくて。 彼がもっと、自分を頼ってくれたらいいと、思って。
薬を嚥下する喉を見ながら目を細める。]
具合が悪そうな人がいて、俺はたまたま薬を持っていた。 ――…なら、渡すのが当然でしょう。
…………でも、……。
(114) 2015/11/14(Sat) 22時半頃
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…嫌だったら…迷惑だったなら、すみません。
[卑怯な言葉だ。と、言いながら思った。 自分なんかより余程優しい彼に、受け入れて欲しくて。
白い息と共に、幼稚な言葉を吐き捨てた。]
(115) 2015/11/14(Sat) 22時半頃
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/* なんか十吾さんが可愛すぎて、ずっとステイされてる気分なんですよ。 モニターの前の私イスルギと同じポーズ&顔してますからね。 すごい真顔。耐えてる。
(-42) 2015/11/14(Sat) 23時頃
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[振った男が、昔さながらに目をかけてきたら どう、思うのだろう。 拒絶されたら、それこそ――今度こそ、もう。
あからさまに変わった声のトーン>>122に、 何処を間違えたか、と咄嗟に頭が回らない。]
意地悪なこと言って、すみません。
……その、俺も―― まだ十吾さんに、こういう事をしていいのか、わからなかったので。
[がしがしと頭を掻きながら、気まずさを如何にかしてしまいたくてその場に座る。 正直すぎる心情の吐露は、珍しく本当に困り果ててしまって 言葉を選ぶ余裕なんてなかったもの。
彼の傍に今こうして居るだけで嬉しいのに、 同じくらいに胸が締め付けられて、痛い。]
(128) 2015/11/14(Sat) 23時頃
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/* ライジヘクターが美味しいので私は横でイスルギポーズで視姦してます。
(-50) 2015/11/14(Sat) 23時半頃
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/* かわいい
(-51) 2015/11/14(Sat) 23時半頃
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――――…どうして。
[どうして、そんな事を。>>136
あからさまに拗ねたような声色。 まるで、彼以外に自分の手が及ぶ事に、 不満だとでも言いたいかのような
柔く下唇を嚙んでから、頭を振れば漏れるのは深い溜息。
(ねえ十吾さん。) (貴方はまだ、俺の手を望んでくれるんですか。)
立ち上がる彼に合わせて己も立ち上がる。
彼から離れて行ったのに、俺以外に、好きな人が居ると。 そう云った口で、今尚、そんな反応を見せるのか。]
(146) 2015/11/14(Sat) 23時半頃
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[彼の口から聞こえる言葉と態度の差異>>141。 分かれた“意味”等というものは、知らない。
どっちなんだろう。 拗ねた態度を見せるくせに、 言葉では甘やかすな等と言ってくる。]
……すみません。
[小さく、風の音に紛れそうな声は僅かに耳に届き]
…ヒューさんに、教えて頂いたんです。 彼も心配してましたよ。
[言い訳のように重ねた言葉は、なんの免罪にもならない。 自分の意思で来た訳ではないと取られかねない言葉も、 そう取られてもいいと思った。彼が望んでいないのなら。]
(150) 2015/11/14(Sat) 23時半頃
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――…願い、叶うといいですね。
[彼が星に何かを願うかは知らなかったけれど 静かにそう呟いて、彼から少し距離を離した。]
(152) 2015/11/15(Sun) 00時頃
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[場所を尋ねられれば、指を指して示そう。>>172 灰皿だって設置してある。
彼の後ろに続いて観測所へと足を向けて]
十吾さんは、あるんですか?願い事。
[なんせ、恋を叶えてくれるという、噂付の流星群。
後ろで呟いた声は小さく、震えてしまって。 彼の耳に届いたかどうかすら、わからないものだった。]
(183) 2015/11/15(Sun) 00時半頃
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― 観測所 ―
[南方の後ろについて観測所につけば、>>179 漸く満天の星空に目を向け、感嘆する。
それと同時に、さっきまで空を見上げる余裕すらなかった自分にも気付かされた。 天体観測にきたと云うのに、自分ときたら頭の中は殆ど彼で埋め尽くされていて。]
――え、あ、ああ、はい。 どうぞ。冷えないようにしてくださいね。
[差し出された手に、少したじろいでしまってから、すぐに毛布を手渡す。>>180 余計な一言を咄嗟に足してしまって、 ああやはり癖は抜けきらない、と自嘲した。
彼をぞんざいに扱うなんて事だけは、やはり出来そうになく。 普通に接する、普通とは、一体どんなものだっただろう。]
(190) 2015/11/15(Sun) 01時頃
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[脇に腰を下ろす南方を見て、>>180 わざわざ、離れすぎるのも意識している気がして
それ以上に、この流星群の下――彼が見えないところに居るのが嫌で 結局腰を下ろしたのは、南方と望遠鏡を挟んで反対側。 隣とも云えない。けれど話はできる、そんな距離。
もし彼が場所を移る事があるのなら、その時はもう止める気はないけれど。
この距離が許されるなら、せめて今夜、この流星群の下でくらい彼の傍に座ったっていいだろう。]
あ―…ありがとうございます。ジャニスさん。
[途中、チョコを配りに来たジャニスに御礼を云いながらビターチョコを頂く。>>168 ほろ苦い味が口の中で溶けて、消える。]
……やっぱり、綺麗ですね。星。
[なんて在り来りな言葉だけ、ぽつりと落として。]
(195) 2015/11/15(Sun) 01時頃
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/* そんな約束を――!!!! 十吾さん愛しいいいい覚えてるのもかわいいいいい
(-70) 2015/11/15(Sun) 01時半頃
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[綺羅綺羅と瞬く星の下、彼と二人座ってしまえば 少しだけ、どこか懐かしい、ような。 この少しだけ開いた距離が、もっと傍に寄りたいという想いと、これ以上は近づけないという緊張感の狭間に気持ちを置き去りにする。
湯気を立てるマグの中、熱いココアで温まりながら空を仰いだ。]
…やくそく……。
[南方の口から紡がれた言葉>>198>>199に、ぱた、と何度か瞬きをして。 何のことだろう、と、咄嗟に思い浮かべることはできなかった。]
(214) 2015/11/15(Sun) 01時半頃
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[けれど直ぐに、昔共に過ごしていた頃、 曇り空の下で交わした約束を思い出す。]
――覚えていたんですか。
[それは些細なものだった。 『また今度、二人で流星を見ましょう。』 そう云って笑いあったあの日が、とても遠く感じる。
それを南方が覚えていた事が嬉しくて、 声には自然と喜色が浮かんでしまった。 望んだ形での、約束の果たし方ではないけれど。]
貴方と一緒に見る事ができて、良かったです。
[果たしてしまった約束は、 次の流星にはもう無効だろうか。 自然と紡がれた言葉は、 彼と共に居る今への喜びを、僅かに滲ませてしまっていた。]
(216) 2015/11/15(Sun) 01時半頃
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/* 良質な薔薇を食べるてるので、多分いまのわたし、体臭が薔薇の匂いになってる。
(-72) 2015/11/15(Sun) 02時頃
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/* 片思いって傷心の宝庫なんだなぁって気付いて、 傷心もので垂涎するわたしは今もう頭と股間に薔薇を咲かせて十吾さん泣かせたいなってこのリビドーをぶつける準備してる。
(-73) 2015/11/15(Sun) 02時頃
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― 今日までの二年 ―
[――独りになって暫くは、ただ仕事に打ち込んだ。 『好きな人ができた。』 そう云われて、二つ返事で彼を送り出して。
彼が居たから置いてあった灰皿。 ソファに落ちていた、自分よりも色の薄い、真っ直ぐな髪の毛。
彼の痕跡ばかりが残る部屋で、ただ仕事をしていた。 それ以外に、彼を失った自分にする事なんてなかったから。
彼を失って、1年たつか経たないかという頃。 彼によく似た男に出会った。 独特の話し方や、背格好、好きな煙草。
俺は、彼の代わりにソイツと付き合った。]
(236) 2015/11/15(Sun) 04時頃
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