144 seventh heaven
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― 無人島 / 湖 ―
[傾国の美女と謳われる娘…幟乃は、湖畔に置いてある古びた木製のボートの中に居りました。]
───…
[あの日と同じ、赤い着物を着ている幟乃はボート内に横たわって眠っていました。静かに瞼が開き、茶色をした大きな瞳が空を覗いています。 野花がボートの周りに咲き乱れ、まるで、御伽話に登場する白雪姫のようでした。唇の色だって、今日も毒林檎を食したような深い紅です。]
……ん、此処…は?
[けれども幟乃は、口づけなどなしに目覚めました。>>0代わって目覚める幟乃を迎えたのは女王の開始の言葉です。]
成る程、始まるのだな。
[ぼそっと呟くとゆっくり身を起こし、ボートの中から出たでしょう。懐に武器がしっかり忍び込ませてあるのを確認すると、歩き出したでしょうか。]
(1) 2014/12/26(Fri) 01時頃
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周りを見れば木ばかりだ。とりあえず、誰かに会うことが出来れば良いのだけれど。
[湖沿いを歩けば、透き通るような水面を見て感心しました。陽の光が反射する様は宝石のように美しいのです。鏡のように自分の姿が映るのを見れば、しゃがみ込んで指を突っ込みます。その場所から波紋が広がり…、ゆらゆらと水が揺れました。]
……冷たい。
[眉を下げてぼそっと呟き、素早く手を引き上げると幟乃は自分の懐から手拭いを取り出しました。それをしまえば、また立ち上がって歩き出したでしょう。近くに人は、いたのでしょうか。*]
(5) 2014/12/26(Fri) 01時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/12/26(Fri) 01時半頃
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[手紙に記してあった、幟乃だけに与えられた能力があります。それは、開催中に主催者である女王とお話することです。 幟乃と言いますと「こんなもの、何の役に立つのだ」なんて、最初は言っておりました。]
そう言えば、本当に女王と話が出来るんだろうか?
[けれども、幟乃はそのことが気になったようです。湖畔を歩きながらそんなことを独り言ちます。そして幟乃は次に、]
…おい、女王。わたくしの声が聞こえるか。
[なんて、試しに呼んでみたでしょう。*]
(*0) 2014/12/26(Fri) 01時半頃
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[幟乃が話し掛ければ、女王らしく威厳のある口調で言葉が返ってきます。その声は凛としているように感じました。ですが、笑い声一つあげて女王の話し方は一変したのです。]
…君は、その話し方が素なのか。
ああ、わたくしは最高楽しんでいるよ。この催し物を考えた君を褒め称えよう。
[なんて、幟乃は女王相手に上から目線で物を言います。]
勝ったら願いが叶う。負けても良い死に場が手に入る。 一生屋敷の中に閉じ込められて死ぬくらいなら此処で死んだ方がマシだからね。
[そう付け足すとふっと笑いましたが、近くから大きな水音がすれば目を丸くして話を切り上げました。]
…また後で話し掛けるよ。 もちろん、君からでも。文字のやり取りも出来るかな?
[なんて言って、幟乃は喋るのをやめたでしょう。]
(*2) 2014/12/26(Fri) 11時頃
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― 湖沿い ―
[>>44歩いていれば、すぐ近くから水音が聞こえました。考えごとをしていたので、あまりそちらを見てはいませんでしたが恐らく人でしょう。幟乃は音のした方へ、もっと近づきます。]
…誰だ?
[目を細めて湖の中に居る人に話しかけたでしょう。敵ならば、助けてやる義理はありません。懐に忍ばせた手裏剣をぐっと握って何があっても良いように備えました。]
(46) 2014/12/26(Fri) 11時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/12/26(Fri) 11時頃
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/* 顔や雰囲気に邪なるものwwwwwwwww
(-73) 2014/12/26(Fri) 11時頃
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[幟乃は湖に落ちたのがじーっと見て、女らしきことが分かりました。女性ならば一人で陸に上がるのは大変でしょう。それに、湖が深い可能性だってあまります。]
─―─…いいか?名前と陣営と役割をすぐ言え。 すれば、このわたくしが手を貸そう。…君の答えによってはな。
[そもそも、一人で此方に来れるのならばそれで良いのですけれど。さて、女性はどうしたのでしょうか。>>51返事を待っていれば、ガサガサと音を立てて男が現れます。]
(-76) 2014/12/26(Fri) 11時半頃
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/* せっかくだから途中まで打ったこれ灰に
(-77) 2014/12/26(Fri) 11時半頃
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[幟乃は湖に落ちたのがじーっと見て、女らしきことが分かりました。髪の毛ばぐっしょりと濡れて白い肌に張り付き、着ている上質そうな物も水に濡れてしまっています。明らかに動きづらそうです。女性ならば一人で陸に上がるのは大変でしょう。それに、湖が深い可能性だってあまります。]
──…このわたくしが手を貸そう。…君の答えによってはな。
[そもそも、一人で此方に来れるのならばそれで良いのですが。>>53けれども女性は名乗りました。]
…ふむ、ラピスか。わたくしは幟乃だ。
[幟乃は、その名に覚えがありました。参加者の名前はしっかりと頭に叩き込んだのです。というよりは、時間が余りすぎて覚えてしまったというところでしょうか。嘘をついている可能性もありますが、目の前の女性を味方と認識します。]
風邪を引くぞ。温めてやるから陸に上がれ。
[ふっと笑って手を差し伸べようとしましたが、>>51ガサガサと音を立てて男が現れました。]
(54) 2014/12/26(Fri) 12時頃
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[幟乃は思わず手を引っ込めて、そちらをじーっと見つめます。青年からは落ち着いている様子が伺えたした。敵と分かればすぐさま此方に向かってきそうです。幟乃は手裏剣を握る力に手を込めて、こう答えました。]
無礼者、名は訊ねる前に答えよ。
[先程、ラピスに名前を問うた自分のことは棚に上げて偉そうにそんなことを言いました。お前はという言葉は、幟乃に青年とラピスの過去の接触を推測させます。幟乃はそこを深く考えることはしません。 どういうつもりでそのような言い方をしたのかは、幟乃にも分かりませんでした。ラピスは黙って何も答えないようです。仮に嘘をつかれていたとしても、その時はその時でしょう。 ───…幟乃は簡単にやられる気などありませんから。]
仕方ないから、このわたくしが名乗ってやる。 幟乃だ、その胸に刻んでおけ。
[くつくつと笑って、対峙する相手の様子を伺います。]
(56) 2014/12/26(Fri) 12時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/12/26(Fri) 13時半頃
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[幟乃が名乗り出れば、青年はその名を復唱しました。記憶と照らし合わせてでもいるのでしょうか、少々間があるように感じられます。]
ふむ、オスカー、残念か。 開始早々このわたくしに会えたのだから、もっと喜んでほしいものだ。
[幟乃は冗談を言ってへらりと笑いました。>>57水場を挟んで対峙する相手が短槍を構えれ構えれば、目を細めて言いました。]
おやおや、わたくしは自分と対の子を見るまでは死ぬ気はないのだけれど───…
[幟乃はふふと笑って懐から数枚手裏剣を出します。自分と真逆である忠実さを持った人間、とても興味がありました。]
少しならば、童のお遊戯に付き合ってやってもよいぞ?
[小首を傾げて戦う意思があることを伝えれば、ラピスはどうしていたでしょうか。ちら…とそちらに視線をやります。]
(78) 2014/12/26(Fri) 16時頃
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ラピス…と言ったな、大丈夫か?
それでは動きにくいだろう。 この場はわたくしが相手の気を逸らしてやるから、そのうちに安全な場所へ逃げてもいい。
[ぼそりとラピスにだけ聞こえるように、幟乃は手短に言ったでしょう。]
もし、敵に尻を見せるのがいやなら、わたくしが気を逸らす間に体勢を整えるんだな。君の自由にするがいい。
[そして───…、また男の方へ視線を戻しました。]
(-98) 2014/12/26(Fri) 16時頃
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燃えよ、そして、私に忠誠を誓う狐となるのだ。
[幟乃はくるくると両腕を胸の前で回します。すると、手の平からふわりと炎が燃え上がりました。それはまるで怪談として語り継がれる鬼火のよう。火の玉はどんどん大きさを増し──…、狐の姿になります。 そして、オスカーと名乗る男の方に襲い掛からんとばかりに向かっていくでしょう。もし触れるようなことがあれば、火傷を覆うはずです。さて、相手はどうしたでしょうか。**]
(80) 2014/12/26(Fri) 16時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/12/26(Fri) 16時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/12/26(Fri) 23時頃
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― 湖 / ラピスと ―
[>>102目の前の女の視線は、あっちに行ったりこっちに行ったりと忙しいものでした。人見知りかそんなとこだろうかと幟乃は思いましたが、大罪側にはまるで見えないのが不思議です。]
…会ったのがわたくしで良かった、か。
[幟乃は目を細めてふっと自嘲気味に笑いました。敵ではなく、味方であったのですから目の前の女性の言葉に間違いはないのでしょう。けれど、幟乃は利害で動いているだけですから何も感謝されるようなことではありません。
手を貸そうとしましたが、その時にオスカーが現れます。柔らかに微笑む彼女の手には、触れることはなかったでしょう。*]
(147) 2014/12/27(Sat) 01時頃
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― 現在 / 湖 ―
[>>103ラピスと名乗った気の弱そうな女は、暫く幟乃とオスカーのやり取りを黙って見ておりました。>>72けれど名前を男に聞かれれば、頭をぺこぺこと下げながら陸に上がってきます。上質な花魁が台無しです。]
…上質そうだなあ。
[幟乃は、ぺたりとラピスの濡れた花魁を摘まみながらそんな感想を漏らします。今は十分に身動き出来ないでしょう。>>104そんなラピスに気を遣って内緒話をしたにも関わらず、相手は大きな声を漏らします。幟乃は呆れたように溜息を吐きました。]
(148) 2014/12/27(Sat) 01時頃
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しーーーっ
[幟乃は形の良い眉を中央に寄せて、ムッとしました。ですが、叱る時間もないので謝られればまた直ぐに普通に話し始めるでしょう。]
君のように貧弱そうな女がわたくしを心配するなど、百年早いぞ。
[きっと、ラピスの喉まで出掛かっていた言葉は幟乃に対する心配の言葉でしよう。言い淀む女を無視して、幟乃はふいと背を向けます。]
(-137) 2014/12/27(Sat) 01時頃
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…勝手にするが良い。
[幟乃は自分を一人に出来ないと言ったラピスに目もくれず、対峙する敵だけを見つめました。オスカーの視線が幟乃に向くようにラピスより前に出て攻撃を繰り出そうとすれば、それは無意識にラピスを庇うようになってしまったでしょう。幟乃は気付いていない上に、絶対に認めませんが。]
ふむ、火を消すくらいお手の物か。
[>>82後退りしたかと思えば、男が幟乃の放った狐に水を放ちました。その様子を見て、そうでなくてはつまらないと言ったように幟乃は口角を上げます。随分肝の座った男です。遊び甲斐があるでしょう。 >>83残り火が男の足を掠めてその冷静な顔が歪めば、心が跳ねるのを感じました。幟乃は益々ご機嫌になります。]
(150) 2014/12/27(Sat) 01時頃
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面白い。簡単にわたくしに近付けると思うなよ。
[男が狐をやすやすと消し、そしてまたすぐに落ち着きを取り戻すのを見れば、もっと苦しみ悶える姿を見たいと幟乃の心は求めるようになります。胸は踊るのに、冷たい心がより一層寒くなるようでした。
───わたくしの退屈を、潤せ。ルシファー、君はつまらない日常に明かりをくれるのだろう?]
ならば、これはどうかな。
[幟乃の醒めるように赤い唇は不敵や弧を描きます。こちらに槍を持って向かってくる男の邪魔をしようと、ひらりと袂を翻して手を宙に浮かべます。 …ですが、先に対処したのは幟乃ではなくラピスの方でした。>>105ふわりふわりと舞い散る漆黒の花弁で、視界は遮られます。幟乃はハッとして女を見つめました。艶やかな桃色の唇が花弁を送り出し、大きな扇でそれを仰ぐ姿は何とも色気に溢れています。]
(154) 2014/12/27(Sat) 01時頃
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…君、応戦するのは構わないがわたくしと彼の遊戯を邪魔するのは止さないか。
[幟乃はそんな風に素直に礼も言わず、拗ねたような口振りです。この曇った視界が晴れるまでに、与えられた時間で次にどうしようかと考えあぐねます。
男はこの黒い壁の向こう側で、どうしているのでしょうか。こうしている間にも攻撃を仕掛けようとしてきているのだとすれば、じっとなどしていられません。]
悪いな、わたくしは待てそうにない。ラピス、一寸ばかり下がっていろ。
[向こう側から戦う意思の有無を問うオスカーに、ラピスは何と答えるのでしょう。聞き耳を立てながらも、幟乃はばさりと袂を振り上げて目の前の真っ黒な花弁を全て…燃やしました。 途端に、黒かった壁は、紅く燃え盛ります。そして、視界は晴れていくのでしょうか。]
まだ、決心がついてないのならば無理に戦うな。迷惑だ。この通り、わたくしは一人でも平気なのだから。
[幟乃がラピスにそう言えば、冷たいようですが心配しているようにも取れたかもしれません。幟乃は周りの木々を男の方に倒す為に、根元に数本火をつけ始めます。]
(160) 2014/12/27(Sat) 01時頃
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はやく、はやくこちらにおいで、オスカー?
[静かな森の奥、どんどん拡がる炎の先で赤い娘は微笑んでいます。青いはずの水面はそれを映し出し、辺りに赤が浮かぶ様は美しい光景だったでしょう。
さて、男は挑発されれば次にどう出るのでしょうか。そして、幟乃の仲間であるラピスは好戦的な彼女をどう思うのでしょう。**]
(162) 2014/12/27(Sat) 01時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 01時半頃
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…ふむ、最早それは慈悲から逸脱しているな。オスカーよ、君は慈悲の意味を分かっているか?それは、慈しみでも憐れみでもない。
───…私を殺めたいというお前の自我だ!
[オスカーが幟乃に「死」という慈悲を与えると言えば、幟乃は目を瞬かせました。次に不快そうに片眉を釣り上げては、その言葉を否定するのです。]
わたくしは、ここで死ぬ気などないと言ったはずだが?
[これはただの遊戯だと言わんばかりに幟乃はそんな言葉を吐き捨てます。]
っ…!?
[幟乃は、驚きました。相手の眼に不思議な力が宿っていることには気付きません。てっきり水を操るのだと思っておりました。それなのに、いきなり刃物でも孕んでいるような風が熱風を巻き込んで飛んできたのです。]
…あ、
[>>167風は幟乃の赤い着物をざくり…と裂きました。右脚側にまるでスリットでも入れたかのようです。裂いたのは着物だけではありません。幟乃の白い肌にも、その風刃が食らいつき、紅い華を咲かせました。幟乃の端正な顔が、走る痛みと襲う熱に歪みます。]
…っく、
(179) 2014/12/27(Sat) 03時半頃
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破廉恥め、良いだろう! 存分に視るが良いさ!
[幟乃は、恨めしそうにははと嗤います。けれども、苦痛に歪んでいた顔は笑みを浮かべ始めました。じわりと拡がり、ポタリと滴る赤い雫。幟乃好きな色───…、自分が赤に染まってゆくさまは快感なのです。]
…ふ…ふっふふ…はははは! 気に入った!
気に入ったよ、オスカー!もっとわたくしを楽しませてくれ。
[幟乃は実に愉快だと言わんばかりに悦びます。最初から勝利の色が濃い戦いなんて、嫌でした。即白旗を挙げる相手なんてつまらないですから。気持ちはどんどん昂ぶっていくようでした。]
…おや。
[その時、根元が燃え切った木々がガサリガサリと何本も山に折り重なって倒れ始めます。それは、また間に邪魔に入るように。その内に、オスカーの方目掛け倒れた木もあるかもしれません。]
…そう言えば君、怪我はないか。
[さて、ラピスはどうしていたのでしょうか。もしまだ傍に居たのはらば、この隙に怪我はないかと確かめるでしょう。**]
(180) 2014/12/27(Sat) 04時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 04時頃
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/* ラピスちゃん泣かせて心が痛いわ
(-154) 2014/12/27(Sat) 05時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 13時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 13時半頃
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─ ちょっと前 / ラピスと ─
[>>181視界を遮る黒い花弁を燃やせば、幟乃の瞳には仲間の女が傷付いたような顔をしているのが映ります。それは幟乃にそう見えただけかもしれませんが、視界が晴れる前にそそくさと居なくなってしまいましたから耐えられなかったのでしょう。]
……行ったか。
[>>182去り際、ラピスが礼を言う前にぽつりと惨いという言葉を残していきました。それははっきりと幟乃の耳に届き、その瞳は感情を失ったように色を喪います。それは、ぴしりと何かにひびが入るような感覚と似ておりました。]
そんなこと…言われなくても、知っているよ。
[どんどん小さくなっていく仲間の背に、小さく呟きました。ラピスの話し方も目の色も、変わったことは分かったけれど深く考える余裕はありません。邪念を振り払うようにふっと自分を取り戻して、掌から木に向かって炎を放ちました。**]
(305) 2014/12/28(Sun) 01時頃
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─ ちょっと前 / オスカーと ─
ふっ、馬鹿者め! わたくしは神からの赦しも裁きも受けるつもりはない!
[>>193祈るように慈悲を貫こうとするオスカーを見れば、右脚の傷口に触れながら塵でも見るような視線を向けたでしょう。心の底からくだらないと感じたのです。]
驕り高ぶって生きるわたくしは、憐れに映るか?オスカー…
殺めることこそ助けだと申すのかァ!わたくしが苦を生きる気狂いだとでも?
はは、あはははは!実に滑稽!
[地獄送りにすると宣言する男に対し、やれるもんならやってみろと言わんばかりに幟乃はせせら笑います。手にべとりとついた自分の血をぺろりと舐めとりながら、大きな目を吊り上げて意地悪く語り出すでしょう。]
慈悲……、 他人の苦しみを取り除くこと、或いは…、他人の苦を自分の苦とすること。
(307) 2014/12/28(Sun) 01時頃
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オスカー、お前は慈悲に欠けている!!!
[幟乃をじっと見つめる彼の瞳は冷たさを孕み、そして同じく高揚しているのが分かりました。]
わたくしの苦を自分の苦にするのだろう?わたくしを地獄送りにしたいのだろう?
ならばよろしい───…
わたくしと、一緒に死ぬのだ。
そして、平等に注がれる最高の友情とやらでわたくしをあの世でもてなせ。
[相手を煽るような軽口を叩きつつも、勿論幟乃はそんなことこれっぽっちも思っておりません。死ぬはずないのだと信じ切っているようです。]
…?
[威勢の良かった男が、攻撃をしていないのにも関わらずいきなり苦しみに悶え始めました。幟乃が怪訝そうに目を細めれば、ようやく木々が倒れ始めます。]
(308) 2014/12/28(Sun) 01時頃
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ふっ…、計画通りだ。
[>>194倒れてゆく一本の木がオスカーの方へ傾くのと同時に、彼との距離を隔てるように数本の木が倒れます。その隙間から向こう側の様子を覗き込んでいました。 反応が鈍いので、傷一つくらいは作ってやれるでしょうか。そんなことを思う幟乃の唇には満足が滲み出ます。]
…彼奴、何処へ行った!
[ドォォォンという轟音が聞こえる瞬間の様子は、確認しづらかったでしょう。土煙が立ち上がる中、敵の姿を確認すれば目立った傷はなく幟乃は内心舌打ちました。]
…っ…!
[>>195そして、オスカーが立ち上がったかと思えば一瞬でその目が光ります。光る前、血のようなものを瞳から流しているような気がしましたが…確認する間もない程の速さでした。]
…っ…げほ
[突如起きた爆発に眉を顰めながら幟乃は咳き込みます。土煙の中では何も見えず、その視界の悪さには苛立つばかりです。辺りを警戒しながら敵の姿を探しても、見当たりません。]
(309) 2014/12/28(Sun) 01時頃
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…っ…!!!
[>>212その時、幟乃の方へ突然木のダーツが飛んできます。それは幟乃の指通りの良いさらりとした髪を縫って、持たれ掛かっていた木にシュッ…と刺さりました。まさに、危機一髪だったというところでしょう。]
…おい、何処にいる!出てこい!
[幟乃は頭に血が昇り今すぐにでも息の根止めてやりたい思いでした。けれども、敵が最後に残していった贈り物を大木から引き抜きいてそう叫んでも、返事が返ってくることは…ありませんでした。**]
(310) 2014/12/28(Sun) 01時頃
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─ 現在 / 湖 ─
全く…、逃げるとは腰抜けが。 あの阿呆め、次に会うたら絶対に殺してやる。
[ぶつぶつと独り言ちながら、幟乃はくたりと水際に座り込みます。口では遊戯なんて言ってもやはり、籠の中から出してもらえなかった鳥がいきなり外へ出ても長時間飛ぶことが出来ないのと同じように、幟乃の体力では少しの戦闘で疲れてしまうのです。]
…んっ…、
[切れ目が出来たのを良いことに、幟乃は着物を捲くし上げてちゃぷりと白く滑らかな脚を湖に突っ込みます。そうすれば、水の冷たさと傷口に痛みが染みて思わず声を漏らしたでしょう。]
っはあ、これくらいの傷がなんだ。
[赤い唇は、それでも強がることをやめませんでした。ざぶざぶと血を洗い流せば、素早く脚を引き上げて先程倒れた木に火をつけます。幟乃はそこで暖をとりながら、一休みするでしょう。もういつの間にか真っ暗です。]
…そう言えば、あのラピスという女…ずぶ濡れでどうしたのだろうか。もしあの馬鹿に邪魔されなければ温めてやったものを。
[燃え上がる炎をぼーっと見つめながら幟乃はそんなことを言いました。まさか、人肌で暖をとろうとしているとは思いません。]
(311) 2014/12/28(Sun) 01時半頃
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いや、別にわたくしは彼奴がどうなろうが足を引っ張らなければ何でも良いのだ。
[ぴしゃりと冷たく言い放つと、思い出すのは聞き覚えのある名前である人物のことでした。ペラジー、アルヤス、デメテル、キリシマ…。デメテルはもしかしなくてもあの御嬢様だと思っていますし、アルヤスも珍しい名前ですからほぼ確信しています。けれど他の二人はいまいち自信がありません。]
…まあ、もしも会ってしまえばそれはその時に考えれば良いだろう。
[なんて考えることを投げては、懐にしまっていた九枚の手裏剣がちゃんとあるか確認します。一枚も減っていませんでしたが、先程一枚くらいオスカーに投げてやれば良かったなんて幟乃は思っているでしょう。更に懐から出したのは、三枚の札です。それらと自分の右脚をちらちらと見比べます。]
…他人に会うのならば、これではみっともないことよ。されど、これはもう少し他のことに使ってやりたい気もするのだ。
[結局自称閻魔の鼠は本物だったわけですが、彼から貰った折角の贈り物をどこで使うべきかと幟乃は考えあぐねているようです。けれど、結局は使うほどの傷でもないと判断しました。]
(316) 2014/12/28(Sun) 02時頃
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