251 洋墨と躍れ、心の随に
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/* エニシくん……
(-5) 2018/10/10(Wed) 07時半頃
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/* ところでですね。 私と彼が並ぶとちょっとだけ 絵面を危なく感じるのは私だけかな、おかしいな!
(-6) 2018/10/10(Wed) 07時半頃
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“ 捨てる側 ”と“ 捨てられる側 ” 同じ書の霊でも、その点で隔たりは横たわる。 私は間違いようもなく前者であった。 そして同時に、後者でもあるといえる。
私の回顧録は、友人ホームズの活躍の中でも 特筆に値するもののみを抜粋した小説であり、 依頼人の身分、世間への影響、当人の意向…… そうした理由で、公開を取り止めた事件は多い。
三文小説以下の日記の覚書も含めれば、 アルファベットの山がどれ程積み上がるか。 数十年の精力的な執筆活動は伊達ではないのだ。
(16) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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しかし、後者でもあったからこそ 投げられた言葉は、在ったかもしれないが…… 実際口を閉ざした以上、“IF”は成り立たない。
確かにあった筈の可能性の枝葉は摘まれ>>2、 眼鏡の向こうの視界は、狭窄へ走り出さんとする。 ここで示せなかった事は、無論私の失態だろう。
(17) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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少年の言葉自体を否定しなかったのは、 私とて自分なりに彼の挙動を観察したからだ。 虚構を吹き込むべき状況でも性格でもなく、 嘘をつく者がするような仕草も見当たらない。
少なくとも、彼は真と思った事を述べている。 そう私に確信させるには十分な物証だった。
真摯な警告に応えない事へ謝罪はしない。 しかし、感謝の意も込めて私は 擦り寄る幼子の頭を、しばし撫でていた。 気休めでも、安堵を与えようとするように。
(-11) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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それでもやはり、私は歩み出す。
去り際、探しに行くと言った少年>>4に 何か声を掛けたくもあり、逡巡したが。
結局その場で適当な言葉は引き出せず、 最後に一つ、笑いかけるに留まった。*
(18) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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( 見つかるといいな、と 臆面もなく言えたら、よかったんだが )
出来なかったのはエニシの齎した情報と、 “ 彼がそれを知っている ”という事実。 その二つが、私の口を鈍らせた。
こうした性質も、ときには考え物だ。 ……ほんの少しだけ、哀しくもあった。*
(-12) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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「 ─────荒っぽい事態になりそうだ 」
見送る背から十分に離れた頃、 私が独りごちたのはそんな言葉だった。
エニシとの邂逅で得たものもある。 これからの指針という点で、大きな収穫だ。 そこで私は、場所の解る図書館に向かおうとした。 関連情報が得られる可能性に期待して、である。
(19) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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向かった先か、あるいは道中か>>0:383。 そこに、外套纏う猫背は見当たるだろうか?**
(20) 2018/10/10(Wed) 13時頃
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/* イッヌ
(-16) 2018/10/10(Wed) 17時頃
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─── 図書館付近 ───
歩く事いくらか、視界に見え始めた建築物は まさしく坩堝とでも称すべき異貌である>>0:#1。
ベースらしき部分はそこかしこが埋まって見えず、 異なる建築様式が粘土のように張りつくそこが 本当に目的地の図書館か、私は目を疑ったが……
現代の建築様式には未だなじみが薄い。 虎口に入らずんば虎子を得ず、とばかりに 歩を進めようとした折に視界に入ったのが、 金糸と猫背を携えた、外套の男性だった訳だ。
(48) 2018/10/10(Wed) 21時頃
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互いに存在を認知したなら>>24>>25、 私のボーラーハットは一度頭を離れ、胸元へ。 黒の帽子が出戻る頃、投げられたのは感想と問い。
「 ……ジェフティ? いや、その名は心当たりがない。 なんの名前か分からないが…… 私は情報収集をしているだけだ。
貴方も書の霊の類ならば最近、 物騒な噂を耳にしなかったかな? 」
前者には「 本当に 」と肯定を返そう。 同類との邂逅があったのは、お互い様のようだ。 そして、後者にかこつけ話を振る事にした。 敵であれ、味方であれ、そうせねば始まらない。**
(49) 2018/10/10(Wed) 21時頃
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/* 幻獣辞典ならチラ見した事あるぞ! ペリュトンの事を調べたっけ。 ヒッポグリフもいたし、 日本の狐とかまでいてびっくりした記憶。
(-21) 2018/10/10(Wed) 22時頃
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男はエニシと違い、欧州人の見目だ>>0:10。
その長身を見やれば、斜陽に映える金糸が揺れる。 かんばせに嵌まり込む、理知的な紫菫も相まって 肌を灼く日光とは縁遠い印象を私に与えた>>51。
例えば北欧などは、急勾配の屋根に窓をつける程 日照時間が少ないことで知られている。
私も彼も身に纏っているフロックコートは 主に19世紀中頃から使われ始めている物であり、 同時に彼の生きた、ないし書かれた年代を物語る。
(117) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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「 ご名答。 現界して間もないのは互い様とみえるが。 なるほど、小耳に挟んだ研究所では そんな研究をしていたのか…… 」
ノワ・ヘルミアは書の街であるというから、 書物の霊を喚ぼうと考えるのは道理、と頷いた。 その果てに求めるのが叡智であれ、見識であれ、 ヒトは古今東西、知的好奇心に溢れている。
そして物騒な噂などと漠然と尋ねてみたが>>55、 彼は街の不穏の経緯を、ある程度知っているようだ。
(118) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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「 研究員が霊もろとも失踪。 その後に流れる、霊にまつわる噂話。
洋墨を狩る者との関係性を仮定すれば 研究員の安否は断定できないまでも、 霊側の《洋墨》が無事とは考えにくい。
そして……私達の身も安全とは云えない 」
齎された情報が信用に値するか>>57。
今回に限れば、秤にかける必要性は感じない。 信ずるに至るだけの理由を、私は持っている。
(119) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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「 私も、こんな話を聞いたよ。
世界から拒絶され、 歴史の闇に埋もれた黒き者が 世界を改変するため書の霊を起こした。
目的の為には多くの洋墨が必要で、 逃げなければきっと餌食になる ≠ニ 」
まったく違う二者から聞いた、二つの情報。 視点は違えど話の齟齬は見当たらず、 だからこそ、噂の信憑性を大きく引き上げた。
(120) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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さらに憶測を裏付けるように、 “ 黒 ”のキャソックは、ひたりと歩み寄る>>90。 外套の彼の言う、奇妙な気配>>98を携えて。
「 私と貴方、揃いも揃って 思い違いをする可能性は何%だろう? 」
私にも、根元と思しき気配の根源は窺えない。 それでも“ 召喚者 ”の可能性は、十分高いが故に。
伸びる影、その主から視線は逸らさない。*
(121) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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/* 承知の上で凸ったけど多角やばいwwww
1vs1に分かれてもいいと思うけど、 元々村の数が結構多いから 1vs2と1vs2や3とかいうカオスの可能性。
(-38) 2018/10/11(Thu) 01時頃
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/* ピーポルってpeopleのことか!
ピーポルで検索かけたら検尿キットしか出てこなくて とても申し訳ない気持ちになった…… ごめんイッヌ
(-62) 2018/10/11(Thu) 17時頃
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「 世には人間観察の天分の権化……いや、 そう描かれた小説の主人公もいるが。
彼が己以外の全てを観なくなったら、 暇に任せて何をやらかすやら…… 」
めぼしい事件のない時の頭脳労働者が>>125 どれほど無気力で、不健康で、別人のようか。
彼は度々舞い降りる思考の『余裕』─── 『退屈』と言換えていい───を興奮で埋める。 その材料こそが、持ち込まれる“ 謎 ”であった。
何しろ、かの探偵はコカイン中毒者である。 友人兼同居人である前に医者である私は、 散々口を酸っぱくして、悪癖を止めたものだ。
(208) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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ジェフティの召喚術の詳細は預かり知らず、 ゆえに、現時点で結論を出す事はしない>>126。
代わりに『デッドコード』なる名を聞き>>127、 本霊にアクセス、ざっと語句の意味を攫いとる。 当然、プログラム用語など知らないからである。
「 そうか……そうした存在は 『デッドコード』と呼ばれているのか 」
実行されなかった設計図 =c…つまり、 なんらかの理由で、日の目を見なかった書。
意味合いとしてはそんなところだろうかと得心。 エニシもデッドコードなのだろう、と同定した。
(209) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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そうこうする間に、人影は増える>>123。 不可解な気配がひとつ、同類の気配がひとつ。
「 成程。ジェフティの霊でないなら 私のような無所属の野良霊か、 あるいは、洋墨を狙う犯人の一味か 」
現界の折、召喚者らしき者はいなかった。 しかし私の身体にも勿論、洋墨は巡っている。 それが狙われているのならば仮説はひとつ。 私のような者は、彼らの獲物で、人柱の類だ。
(210) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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「 キェルケゴール……成る程。 セーレン・キェルケゴールか。 著書の噂も、耳にした記憶がある。
私は貴方より後、19世紀末が初出の イギリスの推理小説、その“ 語り手 ”だ。 といっても話の大半は一人称で、 語り手は主人公の探偵の友人でもある 」
デンマークの哲学者。 啓蒙の時代を越えてなお、己が信仰を貫いた者。 その勁き意志はドーバーを越え、風の噂となった。
よろしく、と私も口許のみで返す事にしよう。
(-66) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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「 ジョン・H・ワトスン。 それがおよそ8割ほどの割合で、 私の固有名詞と言える人物の名前だ。
……貴方の事は、なんと呼べば? いくらか仮名を持っていたはずだが 」
とはいえ、名を呼ぶのも得策とは思えず、 そっと問いを返すに至った事だろう。
(-67) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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「 ジャック・ザ・リッパーもかくやの 素敵な誘いをどうもありがとう。 壮大な犯罪計画でも立てたのか? 」
彼───厳密には性別不詳だが───の所業は、 これ以上ないほど単純明快であった>>163。
元より長かった黒糸は、地を這い影色を伸ばす。 しかし此方へ辿り着くよりいくらか早く、 野に咲く花を踏みしめ、動いたのは哲学者だ。
(213) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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空と海の境界>>182、 その果てを見るかのような、淡い青>>183。
冬の朝を思わせる清冽とした色彩が揺蕩えば、 現れるのは氷と、焔のごとき十字の剣であった。
彼が黒衣に斬りかかるのを視界に収めながらも、 私はもう片方の書の霊へと目線を動かし。
(214) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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「 さて、そちらの御仁。 貴女はその黒衣の同志かな? それなら私達も、抵抗させてもらう 」
そうして、私の掌に蟠るのは霧。
ベイカー街221bを擁するロンドンを思わせる 油滴混じりの霧が、徐々に形作るのは、 幾度となく冒険の窮地を救ってきた軍用拳銃。 自動拳銃が幅をきかせる前の、回転式である。
急な動きへの対応を怠るまいと、 私は愛銃のグリップに力を込めた。**
(215) 2018/10/11(Thu) 20時頃
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