234 【R18薔薇】対魔忍一平太
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― 廃病院の一室 ―
[>>0:184ビルの爆破は光景としては美しいが、施設管理者としては嘆かわしい。 折角自分好みに調整したあれこれが灰燼と化すのだ。勿体無い。 とはいえ再利用できるものはきっちりと持ち出す。 勿論、愛機である「リリィ」は手離すわけもない。「彼女」は自分の半身なのだ。
かくて、次のアジトは廃病院となる。 必要な調整などは既に済ませてあるから、「熟した」対魔忍たちが届くまでは暫しの休暇となるだろう。 主の「遊び」に付き合うか、「リリィ」と共に過ごすか、華月に過去に採取した悪夢の類を食わせてやるか、それとも――]
……ほら、舌出して。 [自分で組み上げたPCがやけに愛しく感じるのと同様の原理で、>>@72手ずから調整したケヴィンはお気に入りだ。 淫蕩に仕立て上げたのは自分なのだし、>>@0リクエストには答えねばなるまい。]
(@1) 2018/02/21(Wed) 00時半頃
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[言うとおりにケヴィンが舌を出せば、>>0:157主が一平太に施した仕草を真似て、煙草の火をその粘膜の上に押し付けようとする。 もちろん、拒んでも構いはしない。 その場合は整った顔に、横から拳が飛ぶだけだ。 ――いや、拒まなかったとしても火の消えた煙草を放り捨てれば、同様の行動を取るのだが。
拳が強かに頬を打てば、ぞわりと全身の皮膚が粟立つ。 そのまま数発遠慮もなく打ち込んでから、短く刈られた前髪を片手で乱雑に掴んだ。 頬が腫れようが、頭皮が傷つこうがフランクは構わない。 傷を治すだけなら幾らでも手段はあるのだし。]
っく、はは、あー……やべぇ [呟く声にも、彼を見る目にも、興奮を隠さない。 主や華月、或いはケイイチが見ていても構うことはなく、今度は乱暴に唇に噛み付いて、柔らかな肉を削ごうとする。
――今のフランクを押し留められるのは、主の声だけだ。**]
(@2) 2018/02/21(Wed) 00時半頃
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[気が向かないときに追い回される>>@3のは勘弁だが、そうでもなければ相手をする。 それがフランクの、ケヴィンに対するスタンスだ。 鼓膜を通して脳に植えつけた欲求が潰えることなど有り得ない。 逞しい体躯を持ちながらも雌の悦びを知り尽くした身体は、正常とは言えない営みすら、喜んで受け入れる有様なのだし。
しかし、それにしても。]
うるせぇ、人間の声で喋んな。気色悪い。
[>>*0ケイイチの饒舌さに苛立ち、それがケヴィンを打ち付ける拳に乗る。 ごっ、と頬骨を揺らす鈍い音がしてから、フランクはようやく固めていた拳を解いた。 下唇に噛み付いた>>@4のは、その後のこと。
薄い唇に歯を立てて、脆い粘膜と肉を同時に削ぐ。 舌に届く鉄の味。それから鼻先に届く血の匂いが、ケイイチから漂う人間の匂いをごまかす。 そうすることでようやく、いくらか不快感が和らいだ。]
(@12) 2018/02/21(Wed) 20時頃
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[ケヴィンの唇から削いだ肉は咀嚼し、胃に収めて。]
ケヴィン。膝をついておすわり。 あ、手は後ろな。 [言葉と同時に、前髪を掴んだままの手を思い切り下へ引く。 きちんと命令が聞ければ、ご褒美をやらねばなるまい。 一連の仕草をきちんと行えたなら、今度は髪を掴む手は前へ。 その鼻先に突きつけるのは、ズボンに収まったままゆるく頭を擡げつつあるフランク自身。
ケヴィンの股間が膨らんでいるのは認識している。 しかし、手で優しく触れてやるなんぞ出来るわけがない。]
これ、欲しいならどうすりゃいいか分かるよな? [これ、と発すると同時に、ぐっと手を前に引き、ケヴィンの顔を自らの股間に押し付けさせる。 ケヴィンが直に触れようとするならば、後ろ手のまま、ズボンや下着を脱がす必要があるだろう。]
(@13) 2018/02/21(Wed) 20時頃
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[もちろん、彼が行動を起こすのを大人しく待つつもりはない。]
つーか、前から思ってたけど、お前さぁ、 こっち、要らねぇんじゃねえの? [普段と変わらぬ調子で言ってから、靴下を履いた足裏で、勢い良くケヴィンの股間を踏みつけた。*]
(@14) 2018/02/21(Wed) 20時頃
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― あの日のこと ―
[携帯が鳴り続けていたことに気付いたのは、仕事終わりだった。 画面を表示させれば、まず連なるのは妻の名前。 それが途中から、知らない番号の連続に変わっていた。
妻の番号に折り返しても、呼び出し音が続くだけ。 知らない番号に折り返せば――]
…………は? [いくつかの遣り取りの後、聞かされたのは妻の死だった。]
(@15) 2018/02/21(Wed) 20時半頃
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[それからの記憶は曖昧だ。 頭が上手く働かないまま何処かへ向かい、殺風景な部屋の中で妻の遺体を見た。 体温を失って久しい身体は、やけに乾いて、小さく見えた。 艶やかで美しかった髪も、ぷっくりと膨らんでいた唇も、乱れて、枯れて――薬指の指輪だけが、出勤を見送ってくれたときの彼女と何も変わらずに輝いていた。
妻は数人の男に陵辱され、殺されたのだという。 体内に残った体液から男たちを割り出し、捕らえることが出来るのだという。 しかし、それが何になる?]
百合、……百合、どうして……なんで、……お前が…… [涙も出ない。 ただ、淡々とした呟きだけが唇から零れていく。 どれだけ妻の亡骸を見つめていたかは分からない。 フランクを気遣ったのか、誰もいなくなった部屋で一人、妻の死と向き合って、向き合って――一つの答えを導き出す。
彼女は死んだ。それは、人の手では覆しえない事実だ。 ――では、人ならざるものの手であれば、どうか。]
(@16) 2018/02/21(Wed) 20時半頃
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[幸いにも、それらの居場所は知れている。 数日後にはそこに踏み込み、残らず退治する算段を立てているのだから。
フランクに迷いはなかった。 彼女のためならば、他の全てはどうでもよかった。 そもそも、彼女を奪ったものたちの為に戦う必要など、何処にある。]
百合…… [冷たい唇にキスを落とし、フランクは部屋を出る。 その足で向かうのは、数日後に対魔組織が攻勢をかける算段をつけている、「魔」の居所。 仕事明けで夜も更け、辺りに人の姿もない。 まさしく丑三つ時とも言える時間。入り口の前に、崩れ落ちるように膝をついた。]
…………頼む、助けてくれ。 俺に差し出せるものなら何でもやるから…… ……力を、くれよ。 [寒空の下、震える声で請う。 それが人に仇なす行為であっても、構いはしなかった。*]
(@17) 2018/02/21(Wed) 20時半頃
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[>>@18舌を絡めるキスは、煙草の灰の味がした。 焦げた粘膜を舌先で舐る際は敢えて強く抉ったし、舌先を甘く噛むまでしてやった。 妻とさえ交わしたことのなかった濃厚な口付けをフランクに教え込んだのが誰かは言うまでもあるまい。
>>@19試行錯誤の間に、ケヴィンの唇から滴る血がズボンを汚す。 それには構うことなく、視線は下、奮闘するケヴィンをじっと見下ろす。 前髪に添えていた手は離れ、後頭部へ回り込む。 その優しい手つきは、数年前から変わりなく。]
あぁそ?いんの。マジで? おチンポ大好きな雌になったのに? 雌にはこんなもん、ついてねぇだろ? [強く踏み抜いたのは一度だけ。 しかも、靴を履かない状態で、だ。 到底踏み潰すには至らず、苛む言葉の割に、今度は布地の上から撫でるような動きに変わる。]
(@22) 2018/02/21(Wed) 22時半頃
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喉の奥までちゃあんと咥えられたら、 下、脱いでいいぜ? [布地の上から刺激されるのと、直に触れられるのとでは感覚が全く異なるはずだ。 更なる快感を得るための手段を示してから、尻ポケットから新しい煙草を取り出し、唇に咥えた。*]
(@23) 2018/02/21(Wed) 22時半頃
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― 蝶の餌 ―
[今のフランクが幸福そうに見えるとすれば、それは華月の働きも大きい。 華月に与える悪夢は記録媒体から拾い上げるものも多いが、フランク自身の抱くものもあったからだ。 「リリィ」の中でコードを繋ぎ、幸せな記憶と夢に浸って夜を過ごすのがフランクの常ではあったが、それでも、割り込む悪夢は取り去りきれるはずもない。
フランクの悪夢は、全てが想像だ。 女の服が裂かれる。 抵抗を示しても無理矢理に押さえつけられ、身体を暴かれる。 聞こえるのは苦悶の呻きと、叫び。 次第に抵抗も、声も弱まり――]
……ッ!! [ぐっしょりと汗をかいて、目を覚ます。 ばくばくと心臓がいやな音を立て、全身がひどく冷えているように思える。 目を閉じれば、再び悪夢の続きを見てしまいそうで。]
(@24) 2018/02/21(Wed) 22時半頃
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[「こめかみからコードを外し、白い殻の外へ出る。 辺りを舞う蝶が見つけられればよし。 でなければ、彼が根城とする場所に赴いて。]
……ハナ、メシの時間。 [記憶までは寄越さない。 与えるのは、今しがた見たばかりの悪夢だけだ。
さながら抱き枕のように彼の身体を抱きしめて、目を閉じる。悪い夢を見た子供が保護者に甘えるような仕草に、無防備な寝顔を晒す。
故に、フランクはいつだって華月には、強く出られない。*]
(@25) 2018/02/21(Wed) 22時半頃
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―――― あ? [>>*10思わず、咥えたばかりの煙草を落とすところだった。 わざわざ建物に備え付けられた放送設備を使って、スピーカーから呼びかけてくる。 自身の身に施した改造とは違い、館内全体に声は響く。 それが何を示すのかは、建物内にいる全てが理解するだろう。
主は気紛れで我儘だ。 あの日>>*12自分の嘆願を聞き届けたのも、>>*13躾を行ったのも、大した意味はないのだろう。 >>*9その内心を探ることは出来ないが、それはきっとお互い様。
フランクが決して自発的に主を呼ばない理由も、彼は知らないのだろうから。]
(@30) 2018/02/21(Wed) 23時半頃
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[結局煙草に火をつけることはないまま、空いた片手が無意識に>>*12自分の頬を撫でる。
ともあれ、今は目の前の楽しみだ。 ケヴィンの性器を撫でる足裏に再び過度の力が掛かってしまったのは、自分の所為じゃない。]
ハ、随分でけぇクリトリスだな。 ……けどまぁ、自覚があるのは褒めてやるよ。 [>>@26ケヴィンが苦心して取り出した性器は、彼の痴態に煽られて幾らか硬さを増している。 サイズ的には平均的だし、取り立てて変わったところもない。
>>@27先端にキスを落とすなどどこのAVかと言いたくなるが、王道的な行為は安定の興奮を齎す。 ケヴィンが唇を窄め、頭を前後させるに合わせて、じゅるじゅると淫らな音が響く。 その様子を見ながら、足は緩慢に動き、じれったい刺激を与え続けて――]
(@31) 2018/02/21(Wed) 23時半頃
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……なぁ、お前さ、 無理矢理つっこまれたくて、わざとちんたらやってんの? [口腔に飲み込まれていく性器が、奥に届くまではあと少し。 しかし敢えて焦れた風な言葉を発し、後頭部をぐっと自分の方へと押し付けた。 同時に腰を突き出せば、十分に育てられた性器の先端が、乱暴にケヴィンの喉奥を擦り上げる。*]
(@32) 2018/02/21(Wed) 23時半頃
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[>>@34涙ぐましい――とまでは言えないが、ケヴィンの努力に非はない。 フランクがケヴィンに投げるのはいつだって身勝手な我儘であり、暴力であり、慈しみだ。 自分の手で作った玩具を可愛がるのと同じ。 飼っている雛鳥が餌を欲しがって鳴けば、応えてやりたくなるというものだろう。]
ダメに決まってんだろ。 お前を連れてったら、俺が怒られるっての。 [さて、実際はどうだろう。 藤之助の反応は想像がつかないが、そもそも彼と共にいる自分の姿を見られるのは真っ平ごめんだ。
>>@35先端を喉奥で抉れば、それに応えるように性器全体が柔らかい粘膜に包まれる。 唾液と血が混ざって落ちるさまこそ見えはしないが、精液を求める歪んだ顔はしっかりと見下ろしたまま。 腫れた頬も、苦しげに寄せられた眉も、どろどろに汚れた唇も――]
(@36) 2018/02/22(Thu) 00時頃
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……いい子。 [ゆっくりと手を動かし、頭を撫でる。 それはケヴィンだけが受けることの出来る特権だ。 フランクが触れることが出来て、嫌悪感を催さないどころか別の感覚を覚える相手は華月に藤之助、それにケヴィンだけだ。 それぞれに向ける情にこそ違いはあるが、その中でもケヴィンに向けるものは殊更に甘い。
もっとも、それは決して行為の甘さには結びつかないのだが。]
いい子には、……ご褒美、やらねぇと……なぁ……? [言葉と言葉の間には僅かに、息を詰めるかのような音が混じる。そのまま性器を更に置くまで押し込んで――]
ッ……ほら、飲めよ……! [喉奥に叩きつけるように、精液を吐き出す。 自らが射精に至る間際は、彼の性器を苛む足裏の動きも止んで。*]
(@37) 2018/02/22(Thu) 00時頃
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― →廃病院・私室 ―
[さて、ケヴィンとの遊びの時間を終えれば、フランクは呼びつけられた通りに藤之助の私室へと向かう。 ズボンはケヴィンの血で汚れたまま。 わざわざ着替える必要はないだろうと踏んだのは、呼び出しの意図を正しく理解している証拠だ。
私室のドアを数度ノック。 それから、返答の有無を問わずに開く。 呼びつけたのは藤之助の方なのだから、部屋に来たのは自分なのだと確かめずとも分かるはず。]
来ましたけどぉ? 何の用ですかね、ゴシュジンサマ。 何か設備で足りない部分でもありましたかね。 それとも、新しい「目」でも貰えるんです? [ここに来る道すがら、咥えていた煙草は捨てた。 全身に植わる「目」が皮膚の下でざわめき、くすぐったいようなむず痒いような感覚を生じさせる。]
(@42) 2018/02/22(Thu) 01時頃
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[>>*11頬を裂いた爪の感触は、今でもありありと思い出せる。 主の戯れに付き合い散々体液を注がれるうち、身体が「魔」の力に慣れ、変質して尚、「目」を植えつけるのは藤之助の役割であり続けた。 自らの身体に幾多の改造を施し、おおよそ人と呼べない能力を行使できるようになっても、与えられた「魔」の力を自らの目的の為に振るったのはただの一度きり。
妻の脳を「リリィ」の中へと植えつけるという歪な方法で、妻を蘇らせた。それだけだ。
「リリィ」の中で妻の脳は機能している。 少なくともフランクはそう信じていた。 フランクにとって「リリィ」は妻と同じものだ。 だというのに今も「彼女」を白い殻の中に閉じ込めている。
閉じ込めたまま、自分は何をしているのか。]
(@43) 2018/02/22(Thu) 01時頃
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……「遊び」なら、さっさと済ませて下さいよ。 [藤之助が腰掛ける椅子の前まで、すたすたと歩み寄る。
この男だけが自分を狂わせる。 身に巣食う憎悪も怒りも忘れさせる。 十分な躾で、後ろで男を受け入れる悦びも知っている。 それでもケヴィンのように溺れることを許せない。
――いっそ触手辺りに散々に抱き潰され、快楽に堕とされた方が幾らかマシだろうに。]
あんたに触られんのは、苦手なんだ。 [言葉の通りの苦々しい表情で、藤之助が座る座面の端に膝を割り込ませる。 上から見下ろす格好で椅子に体重をかければ、過ぎた重みに、ぎし、と大きく軋んだ。
肌の下を擽られるような感覚と、吐き気が 止まない。**]
(@44) 2018/02/22(Thu) 01時半頃
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/* ちなみに、
ケヴィン→庇護欲(可愛がりたい) 華月→安堵(落ち着く寝床) 藤之助→思慕
です
(-84) 2018/02/22(Thu) 01時半頃
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[>>@45硬く張り詰め、浮き出た血管を押し潰すようにケヴィンの舌が茎に這う。 ざらついた感触すら鋭敏に感じられるのは、まさしく絶頂が近かったからだ。
無理矢理に奥まで押し込んだ矢先に、先端から精液が飛び出す。 元より普段は性的なことに溺れる性質ではない。 吐き出された精液は、栄養的にもケヴィンの腹を満たすには十分だろう。
>>@46精液を飲み下す動きに合わせて、喉が震えるのが伝わってくる。 射精の感覚に大きく息を吐いていれば、不意に足にぬるついた感覚が届いた。]
(@49) 2018/02/22(Thu) 19時半頃
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[つられるように視線を落とせば、乱暴に暴かれた服と、蠢く触手が見える。 足の下に位置していたケヴィンの性器が濡れていた。]
あーあー……まだ触って良い、って言ってねぇのに。 [ケヴィンの喉の動きが止むや否や、フランクは彼の唇から自身の性器を奪い去る。 代わりに金属を編み上げた低いスツールを瞬時のうちにその場に組み上げ、椅子に座るように腰を下ろす。
文句があっても聞く素振りは見せず、空いた口にケヴィンの精液で濡れた足先を、靴下ごと突っ込んで。]
ほら、粗相をしたら掃除、だろ? [そのまま敢えて足を下に引き、裂けた唇にざらついた布地を押し付ける悪戯も、添えておく。*]
(@50) 2018/02/22(Thu) 19時半頃
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― 廃病院・私室 ―
[>>*18ぞろりと這い寄る触手を厭うように目を細めるくせ、足元に近い位置――足首に開く「目」の上をそれが這えば、勝手に息が漏れてしまう。 それを払う意味も込めて距離を詰めれば、>>*19今度は後ろ首にぬるついたものが這った。 ぐっと前に押し出される感触。 そのまま唇が触れるも、キスが深まることはない。
焦らされているのだ、と考えなくても分かる。 どうすれば嫌がるのかを知っていて、周到にその手順を踏んでいるのだ。 彼を前に、ただでさえ無条件に粟立つ肌の上を、ゆっくりとした動作で触手が這い回る。
雑に着ただけのシャツを子供のように手を上げる格好で脱がされ、ここに来る為に着込んだばかりのズボンすら剥がれる。 碌に清めてもいない下肢には、未だに吐き出した精液とケヴィンの唾液とが混じるものが付着していた。]
ぅ、……ッ……
[いやだ、と言えば、貰ったものを奪われる。 彼の「遊び」に異を唱えなくなった言い訳など、それだけで十分だろう。]
(@51) 2018/02/22(Thu) 20時頃
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[全裸に剥かれる間、漏れそうになる呻きも喘ぎも、必死に押し殺した。 それでも身体の反応だけは誤魔化しようもない。 物足りない口付けが離れ、>>*20言葉を促される頃には、再び下肢が頭を擡げていた。
潤んで蕩けようとする目は、それでも強く藤之助を見つめ返して。]
…………藤之助。 [返す声が殊更に硬いのは、意図的なものだ。 気を抜けば甘く溶けてしまいそうで、触れられる歓喜を訴えそうで、キスが止んでも離せない顔の距離だけがフランクの本心を正しく示す。
ぎし、ともう一度、椅子が軋んで。]
は、…… [甘えた声で名前を呼んでしまう前に、今度は自分から、藤之助の唇を塞ぐ。*]
(@52) 2018/02/22(Thu) 20時頃
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― 廃病院・私室 ―
[やりたきゃやれよ。 >>*21なんて悪態は、喉の奥ですり潰されて消えた。 藤之助に抱かれる最中の音声がリアルタイムで放送されれば、その間だけは――などと、自分でも頭に虫が沸いたとしか思えない戯言だ。
アドバイスだか脅しだか知れないものを聞き流すか否か、浮つき始める頭の中で天秤にかけようとして。]
……ひ、ッ…… [>>*22ひゃっ、と柄にもない驚きの声が出そうになるのを、反射的に飲み込む。 それでも間に合わなかった一音だけは思わず零れて、その羞恥を打ち消すために再び唇を重ねる。
二度の口付けを経ても、藤之助の唇は閉じたままだ。 その割れ目に舌を這わせるかどうかを迷うことすら許さず、人間の体温を宿した指が、胸に触れた。 背中から後ろ首まで、ぞわりと悪寒と快感が入り混じったものが駆ける。]
(@54) 2018/02/22(Thu) 21時半頃
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[人間に触れるのが気持ち悪いのは、憎悪と不快感を掻き立てられるから――だけではない。 「魔」に堕ちてもケヴィンやジンのように色欲を好むわけではない。 能力を行使するための「目」以外に、他の者に植えつけられたものは何もない。 理性も、思考も、至って正常を保ったまま。
つまり藤之助に触れられるだけで熱が昂ぶることに、何の言い訳も出来ない、ということだ。 ただ彼に触れられ、求められるだけで、容易く理性が蒸発してしまいそうになるのは「魔」のせいでも何でもない。 ――人の形をした手が触れれば、望むと望まざるとに関わらず、藤之助の温度を思い出してしまう。]
ぃ、 あ、……ッ ぁあ、…… [やめろ、と言うために口を開いたはずが、漏れるのはただの喘ぎだ。 離れれば良いと理性が訴えるのに反して、身体は藤之助に寄り掛かるように傾く。足りない、といわんばかりに、その指先に胸板を擦り付けようとしては、留まって。]
ふ、っ……藤、之助……ッ [一度口篭るも、今度はさっきより上手く言えた――はずだ。 椅子に更なる負荷がかかるのも構わず、今度は先ほどまでよりも荒く、噛み付くように唇を奪う。*]
(@55) 2018/02/22(Thu) 21時半頃
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― 廃病院 ―
[>>@53その性質こそ大きく変わってしまっても、見つめてくる目の無垢さは変わらない。 それでも同じく対魔組織にいた頃より、今のケヴィンの方が、フランクにとっては好ましく思えた。 慎ましやかに反省の素振りでも見せれば、却って気持ち悪いと吐き捨てかねないが、ケヴィンはやはり、ケヴィンだ。]
お前ねぇ、 [不満げな呻き。ほぼ同時に、再び血の匂いが濃くなる。 白濁した粘液だけでなく濃い赤が靴下を濡らしても、フランクは咎めはしなかった。 簡易な金属の椅子、その肘掛に肘を置いて、布地を吸い、舐める感覚を味わう。 視野にある光景こそ楽しいが、確かにこれは性的な楽しみは覚えられない。
どうやらただ従わせるのではなく、拳を振るうことが重要なのだ、と気付きを得ただけでもよしとしよう。]
(@56) 2018/02/22(Thu) 21時半頃
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[食事が終われば、ここからはただの娯楽だ。 が、そうはいかない事情があることは、ケヴィンも知っての通り。 我が身を使った戯れはこの辺にしておくとして、ケヴィンの口から足先を抜き、濡れた靴下を指で摘んで脱ぐ。 金属の椅子から腰を上げて。]
お前さぁ、くすぐりと丸呑みとただのバイブ、 どれがいい? [衣服を整えながら、事も無げに問い掛ける。 フランクが腰を下ろしていた椅子はうぞうぞと蠢き、別のものへと形を変えようとしていた。*]
(@57) 2018/02/22(Thu) 21時半頃
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― 廃病院 ―
ぶはっ [>>@58即答に思わず吹き出したのは仕方がない。 あまりにも愚直に、駆け引きすら感じさせない単純さで自分を求める声は、求められる行為の淫靡さと正反対に、いっそ清清しさすら感じるほど。
脱いだ靴下をくるりと丸める。 それを片手で中空へ放りながら、視線を蠢く流体金属に向けた。 金属は液体のまま、ケヴィンの足元へと這い寄る。]
俺のはまた後でな。 それまでは、コレで遊んでろ。 [ケヴィンの足元を丸く囲んだ金属は、そのままずろりと上へ持ち上がる。 首から下までを包み込むように、丸い壷のような形を作り、ケヴィンの身体を包み込んだ。 その内側にひしめくのは、大量の金属の触手だ。 ――細いものから太いものまで、びっちりと。*]
(@59) 2018/02/22(Thu) 22時半頃
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