人狼議事


218 あした、ぼくはきみになる

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営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2017/06/04(Sun) 06時頃


【念】 営利政府 トレイル

[ 一番後ろ、その窓際。
 創作の世界ではよく特別なものとされるこの場所
 確かに居心地は良いものだ、他の席よりは。
 この季節は少し陽当たりが鬱陶しいこともあるけれど。

 開け放たれた窓にカーテンが揺れる、
 目的無くぼんやりと外を、
 登校する生徒らの姿を見下ろしていた。
 そうしているのはいつものこと。
 キャンバスに向かえない時間に、意味を見出だせなくて。

 ふと、耳が拾ったのは
 三日後の花火大会>>#1についてクラスの女子が話す声。
 視界を固定したまま眉を顰める。 ]

(!5) 2017/06/04(Sun) 09時半頃

【念】 営利政府 トレイル

[ 三年の夏は一度きりなのに。
 よくそんなものにうつつを抜かせるものだ。

 いいや。分かっている。
 それが八つ当たりめいた感情ということも、
 自分の中に焦りが燻っているせいだということも。 ]


  …………。

[ 油絵の具の匂いがする大きな掌に手を包まれ
 夜道に連れられ、人の波の一部になって。
 花火を見上げては目を輝かせる。

 そんな頃も、あった気がする。
 今は、実感が朧な記憶でしかない。 ]

(!6) 2017/06/04(Sun) 09時半頃

【念】 営利政府 トレイル

[ 徐々に賑やかになっていく教室の中
 時計を確認、ホームルームまではまだ時間があった。

 取り出した音楽プレイヤーを慣れた手付きで操作
 既に繋がれているスカイブルーのイヤホンを耳に着け
 再生を選択。すぐに飽きる程聞いた曲が流れ始める。

 世界が少し、遠くなる。そんないつもの感覚。 ]**

(!7) 2017/06/04(Sun) 09時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2017/06/04(Sun) 09時半頃


【念】 営利政府 トレイル

[ 海の底から響くみたいに重苦しいベース
 そこから始まる洋楽のロックチューン
 荒削りな音はだからこそ勢いがある。
 デビューして数年の未だ若手のバンドの代表曲。
 当然、彼等がよく知られているとは言い難い。 ]


    ……………………────

[ 塞ぐイヤホンを、お気に入りの音を掻い潜って
 小さく届くクラスの喧騒、ドアの開く音。
 それだってこうしていれば
 遠く、知らない世界のことのように思える。 ]

(!24) 2017/06/04(Sun) 20時頃

【念】 営利政府 トレイル


[ だというのに、こいつときたら ]

(!25) 2017/06/04(Sun) 20時頃

【念】 営利政府 トレイル

……どうせ言ったって分かんないだろ。

[ 人を現実に引き戻した前の席の方言女へ>>!9
 窓から視線を移し、抗議は表情にも口にも出さず
 大事な片割れを奪い返そうと手を伸ばした。
 
 女という生き物は、あくまで俺の経験として
 呼んでもないのに関わって来て文句を言い出す。

 冷たい、だとか。
 言葉が足りない、だとか。

 しまいには泣き出したりもする。
 死ぬほど面倒な生き物だと思う。

 こいつはそういうタイプではない
 少なくとも俺にはそう見えているから。
 何も気にしないで対応することが出来る。
 相手にとっては望ましくないことかもしれないが。 ]

(!26) 2017/06/04(Sun) 20時頃

【念】 営利政府 トレイル

[ 多分、幾分か慣れてしまったという面もある。
 それはこいつ、入部眞琴が、そう。
 俺がよく行く本屋でバイトをしているせい。
 あの店は画材が豊富に、美術に関わる本も揃っている。
 高校に入るずっと前からの行きつけだった。

 初めてあの場所で対面した時のこと
 慣れた作業みたいにレジに向かえば店員が入部だった。
 一々店員が誰かなんか気にしない、大事なのは支払うこと
 それに、早く帰って作品に取り掛かりたかった。
 だからクラスメイトと気付いた時ばかりは少し驚いて。
 その時ばかりは不本意な表情を見せてしまったのだろう。

 だから入部とは、別に二人共望んじゃいないことだが
 他の奴等よりは多く会う機会がある。 ]

(!27) 2017/06/04(Sun) 20時頃

【念】 営利政府 トレイル



   ……花火大会、三日後。

[ イヤホンが無事両方揃っても、未だ奪われていても
 再生を本体から停止させる。その後に。
 本屋で二言三言、短い会話をする時のように
 ぼそりとそう話題を振った。 ]


   入部も彼氏を誘って行けば。

[ さてはて、
 目の前の女子高生の恋愛事情はどんなものだったか。
 もし相手がおらず耳にする噂も無いのならば
 続けて口にした一言は俺の意図的な嫌味かもな。 ]*

(!28) 2017/06/04(Sun) 20時頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2017/06/04(Sun) 20時半頃


【念】 営利政府 トレイル

   ─── いつかのこと:記憶と窓の外と ───

[ 物心がついた時には母親はいなかった。
 大きな日本家屋は父一人子一人には持て余すもの
 そこに何か感情を抱く年になる前は
 家の中は素敵な探検の舞台だった。

 雨も降らない、恐い生き物もいない。
 時間が流れても困らないその世界

 いつだって、何処にでも行けた。
 けれど、いつでもゴールは父親の元
 彼がアトリエとしている部屋で。]

(!29) 2017/06/04(Sun) 22時半頃

【念】 営利政府 トレイル



   『何もあなたまで、……』

   『お父さんに言われたの?』

[ 画家という堅実でない仕事をよく思わない親戚は
 親と同じ道を選ぼうとする子供に苦い顔をした。]

   『やっぱり、土鈴時人の息子だから?』

[ 知る人ぞ知るような知名度の筈の父親
 けれど、珍しい姓が理由か。
 はたまた、周りの大人にこの分野に明るい者がいるのか。
 そんな風に話し掛けてきた美術部員もいた。

 そんな時はいつも唇を噛んで、心の中で吐き捨てる
 違う。俺は俺の意志で選んだんだ。
 知ったような口を聞くなって。 ] 

(!30) 2017/06/04(Sun) 22時半頃

【念】 営利政府 トレイル



  (──────けれど、それは本当に?)

  (今でも、胸を張れる?)

[ 迷いが筆の動きをより鈍くしてしまう。
 ろくに描けなくなって、もう数カ月。

 心の問題だ、とか。
 教師は簡単に言ってくれるけれど。
 何をどうすれば治るのか、なんて。
 聞いたところで返るのは綺麗事か曖昧な言葉。 ]

(!31) 2017/06/04(Sun) 23時頃

【念】 営利政府 トレイル

[ 例えば、違う誰かだったのならば

 土鈴時人の息子ではない人生があったのなら
 誰の言葉も気にせずに絵を描けるのだろうか?

 恵まれた環境で、随分親不孝な発想だ。 ]

(!32) 2017/06/04(Sun) 23時頃

【念】 営利政府 トレイル

[ 美術室の窓から陸上部の練習風景を眺める
 下級生の女子生徒が、風を受けて駆ける。
 短い髪は目立つ色をしており、よく目に止まる。

 彼女の心の中を知らない。
 どんな悩みを抱えているかも、分からない。

 ただ、その光景は爽やかなもので。
 自分にない色があると感じる。

 ────パレットに絞り過ぎた絵の具が飛び散った。 ]*

(!33) 2017/06/04(Sun) 23時頃

【念】 営利政府 トレイル

  ──── 記憶・U ────


[ 思えばそれが親を慕う心というものなのだろう。
 当たり前に存在しているもの。意識なんてしない。

 母親の腕を知らない子供のゴールはいつでも>>!29
 父親の仕事場だった。              ]

(!37) 2017/06/05(Mon) 00時頃

【念】 営利政府 トレイル

[
  一歩足を踏み入れれば感じる独特な匂い
   子供にはよくは分からないオブジェ
    父を囲むは幾つものキャンバス
     自分を見て緩む頬に絵の具
    どれもこれも記憶に残っている
   俺はあのアトリエが好きだったのだ
  だけど、いつからだろうか。今は、もう

             “「    」”   ]


   [ それは或いは、
     あの頃とは見える世界が変わった。
     そういうことなのかもしれない。  ]*

(!38) 2017/06/05(Mon) 00時頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2017/06/05(Mon) 00時頃


営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2017/06/05(Mon) 01時頃


【独】 営利政府 トレイル

/*
うん。
二人は七尾の走りに気付けるけれど
描けない今のナガレには隣の芝生は青い理論で分からないんだよね。

(-38) 2017/06/05(Mon) 08時頃

【念】 営利政府 トレイル

[ 拒絶を追い掛ける一言>>!50にも返さずに
 遠慮皆無でその耳からイヤホンを引っこ抜く
 無事片割れと再会したそれをまとめ
 そのままプレイヤーと共に鞄の奥へ。

 そうしている間入部はぽかんとしていた。
 まあ、似合わないだろうな。こんな話題は。
 自覚くらいは持っている。 ]


    だと思った。

[ 理解したこいつに答え合わせの相槌を。
 つーんと逸らされる顔>>!53
 入部の視線の外で、微かに口許が緩む。
 俺を現実に引き戻した女への仕返し。
 この時、大分ガキじみた楽しさを覚えていた。 ]

(!73) 2017/06/05(Mon) 13時頃

【念】 営利政府 トレイル



    うえ……

[ だから、その言葉の羅列は、そう。
 まるで仕返しのように感じた。
 そんなシチュエーションに自分がいたら
 似合わなくて気持ち悪いとしか言いようがない。
 あと、面倒臭そう。

 思いっきり眉間に皺を寄せて、漏れた声。

 分かってんだろ、って
 言うことは無いけれど。
 
 入部以外の同学年の女子は、皆
 もう必要以上に関わってこない。
 それはいじめとは違い、当然のことだ。 ]

(!74) 2017/06/05(Mon) 13時頃

【念】 営利政府 トレイル

[ あの時驚きと気まずさが入り混じって浮かんだ表情
 それは内心を知らなければ嫌そうとしか見えないものだと
 俺は、今でも知らないまま。
 知ったところで何も言わないのだろう。
 思っていることを他人が知るのは難しい。
 ならば、知られないままでもいいと思うから。 ]


  ……………。

[ 背後で視線は彷徨い、押し黙る。
 意味ありげに声を掛けられ>>!55
 心にある答えも、知られなくていいこと。
 (情けなくて仕方ないから)

 感情的になり引き裂いた紙の破片の行方 
 目の前の入部が、なんて。
 考えることもない。 ]

(!75) 2017/06/05(Mon) 13時頃

【念】 営利政府 トレイル



  時間。

[ 間を置いて呟く、答えではない言葉。
 すぐに予鈴が鳴った。俺にとっての助け。
 まもなく教師がドアを開くのだろう。

 聞かれ慣れた短い問い。
 はぐらかし始めて、もう何回目だったか。
 素知らぬ顔で、また外を眺めていた。 ]*

(!76) 2017/06/05(Mon) 13時頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2017/06/05(Mon) 13時頃


【念】 営利政府 トレイル

 ──── とある下級生の男の話 ────


[ それはいつからだったか。
 馴染みの本屋によく見るようになった顔。
 下級生である一人の男子生徒、そいつのこと。

 うちのクラスにバスケ部の奴がいて
 つるんでる姿を見掛けたことくらいはある。
 だからきっと同じ部なのだろう。
 明野、とか呼ばれてたっけ。
 学年は一つ下、クラスは……知らない。

 明野の姿がよく見えるのはどこの棚だったか
 参考書だったか、違っていたか。
 入部と話している光景のほうが記憶に残っている。 ]

(!82) 2017/06/05(Mon) 14時半頃

【念】 営利政府 トレイル

[ もしかして、とか。
 煩い女子共のような下世話なことは考えない。
 入部に何か聞いたこともない。
 そもそも、俺には関係のないことだ。

 個人としては、なんとなく真面目そう。
 それは多分自分と比べての勝手な印象でしかなくて
 バスケ部の活動なんて俺には見る機会が無いから尚更
 本来のそいつからはかけ離れているのかもしれない。

 けれどきっと、本当を知ることはないのだろう。
 明野が俺を知らないように。

 本屋に通う街人AとB、学校では男子生徒AとB。
 それで不都合など互いに無かったのだから。 ]*

(!83) 2017/06/05(Mon) 14時半頃

【念】 営利政府 トレイル

  ──── 朝・入部眞琴と ────


[ その時返したのはため息混じりの曖昧な相槌のみ。
 全くもって事実とは掛け離れた内容>>!84に呆れて。

 含む笑みに対し反応が薄いのは、知っていたから。
 俺をそんな風に見る女は
 面倒なタイプばかりだということも。

 多分、あまり関わる機会が無い相手
 少なくとも以前泣かせた奴ではないだろう。
 別に誰だとしても、興味無いけど。

 自分にだけ優しいクールな彼など何処にもいない
 少女漫画でも読んでろ。
 言っても仕方ない不特定への悪態は呑み込んだ。 ]

(!99) 2017/06/05(Mon) 23時半頃

【念】 営利政府 トレイル

[ 掻き消すこととなった一人の女子生徒の勇気>>!85
 
 何を言おうとしていたのか、知らないままで
 渋い気分と苦い心地を、抱えたままで

 いつも通りに戻ろうとしていた俺にとってそれは ]


    ………… は、?

[ 不意打ちに落とされた耳許の囁きは驚きでしかない。 ]

(!100) 2017/06/05(Mon) 23時半頃

【念】 営利政府 トレイル

[
     この話の流れでそうなるんだよ
  なんで              とか
     よりによってコレに言うんだよ


 頭の中はすぐに整理出来ずに、少しの間固まった後。
 視線を戻した時には丁度、ドアを開く音。
 ……それは良かったのか悪かったのか。

 とりあえず、驚かされたことにムカついたので
 授業中にくしゃくしゃに丸めたノートの切れ端
 中には「アホ」とだけ書いてある。
 教師に見られないタイミングにだけは気をつけて
 後頭部目掛けて投げておいた。
 こういう時はこいつの後ろで良かったと思う。  ]

(!101) 2017/06/05(Mon) 23時半頃

【念】 営利政府 トレイル

[ 滑り出しから転けた一日は
 しかし、いつも通りに過ぎてゆく
 そこに意味を見出だせないままで。
 一人、つまらなさそうに頬杖をついて。

 ……きっと、今日も描けないのだろう。
 顧問の女教師の最近の態度
 腫れ物に触るような扱いを思うと
 ため息も出るというもの。 ]*

(!102) 2017/06/05(Mon) 23時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2017/06/05(Mon) 23時半頃


【念】 営利政府 トレイル

[ 筆が止まることがあっても
 感情的になって紙を裂いても

 部活も、進路もそう。
 進む道について迷ったことは一度も無かった。

 やりたいことを頑張れる。
 親に阻まれることは有り得ない環境。
 それはどこかの誰かからすればきっと
 恵まれているように見えるのだろう。 ]

(!107) 2017/06/06(Tue) 00時半頃

【念】 営利政府 トレイル

 ──── 陸上部の女の話 ────


[ 今でこそ見慣れた風切る姿
 しかし初めて出会った時は
 ドアの前の後ろ姿、頼りない年下の背中。
 迷っていたのか、そもそも見てただけか
 新入生のことなんか知りはしない。 ]


  入れない。邪魔。

[ そこにいられると俺が部活に行けない
 大問題の解決の為、率直な言葉を口にする。
 躊躇いなど無かった。 ]

(!109) 2017/06/06(Tue) 00時半頃

【念】 営利政府 トレイル

  あんた、うちの部見学していくのか。

[ 新入生は急に背後から投げられた声にどう反応したか
 何にしろ俺はこう続け問い掛けた。
 そういえば何人か美術部にも来ていたと思い出して。

 立ち去るのならば
 勧誘に熱心ではないから追い掛けはしない
 
 だが、もし頷くのなら
 中へ招き入れて部長に話だって通す。
 女の多い部だ、優しく接してくれただろう。
 少なくとも俺よりは。

 どちらを選んだとしても
 その一年は陸上部に入った、それが結末。 ]*

(!110) 2017/06/06(Tue) 00時半頃

【念】 営利政府 トレイル

[ 小さな頃のことだ。
 未だ絵への想いは
 親への憧れから抜け出してなかった頃
 
 画用紙を握り締めてこう言った
 「お父さんみたいに描けない」

 沢山の色を 混ぜ合わせるんだって 
 絵の具を そのまま使うんじゃなくて
 それが 上手に描く為の秘密なんだって

 拗ねる子供に目線を合わせ、笑いかけ
 あの人は優しく語った。 ]




[ 
  だけど、混ぜすぎればどんな色も暗褐色に
             やがて、黒になる  ]

(!113) 2017/06/06(Tue) 01時頃

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