174 くのんさんと(ケッコンカッコカリ)する村
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─ →月浦書店 ─
[誰にも見られてない事を確認して、校門を飛び越える。
はっとして手を確認すれば、まずった。
本のメモ、若干擦れ消えてる。
手の甲に書いておくんだったと後悔したが、
実際他の人にも簡単に見える様な手の甲はメモに使いづらいのだ]
ま、わかんなかったら聞きゃいっか。
[部分的には分かっているのだ、迷惑にはならない、筈。
荷物を背負い直して、何となく軽い足取りで小学校を後にした]
(1) 2015/10/30(Fri) 00時半頃
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─ 月浦書店 ─
[バイト先と少しばかり近いこの書店は、
大学付近にある規模の大きな書店よりも小さいのだけれども
不思議な事に、こちらの方が品揃えが宜しい。
あちらで取り扱っていない物を探すと、大抵あるので不思議だ。
レポートの為にマイナーな資料を揃えたときにだいぶ世話になったものだ]
取り込み中かな。
[本屋に見合わぬ菓子>>0:233がカウンターに置かれている。
店員の男は他の客を対応しているようだ。
ナイスミドルの店長はパソコンに向かっていて忙しそうだ。
画面はここからは見えないがどことなく機嫌が良く見えるので、邪魔しない方が良さそうな。
まずは自力で探してみるか、と掠れたメモとスマホを頼りに
文庫本コーナーに足を踏み入れる]
(9) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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おっ。
[文庫本コーナーに踏み入る途中に、見覚えのある顔を見つけた。
仮面の不遇な王子様でもなく、
今朝方スペースを譲って頂いた店員でもなく。
平たくてキラキラした美貌の持ち主、キスプリの王子様である>>0:233>>0:237
見てるだけで歯が爆ぜ散りそうな台詞の連打をする彼を
脳内で『エナメル・マシンガン』と名付けたのは秘密だ。
織原センセ、こういうのにも目ぇキラキラさせるんだろか。
表紙に何て書かれてるか覗いてみたかったけど、傍に男性が2人も居るもんで素知らぬ顔でスルーする事にした]
ええっと、お目当ての本はと。
[映画はなんかタイトルあんな感じだったけど、
原作のタイトルは『火』で始まってて…
作者がナントカ・ベルクで…
出版社がナントカ白社……
……スマホの履歴辿った方が早いわ、これ。]
(14) 2015/10/30(Fri) 01時頃
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織原先生が教師と聞いて、エンカしに行く為のネタとして
とりあえず置いといたのを多角化防止時間差作りに投下したというのが昨日の兎小屋の下り。（元いきものがかり、今でもこっそり様子を見に行ってる）
大学設定で割と気軽にエンカできる状態を作って下さって感謝なのです。ガッツリ勝手に絡ませて頂いてしまった。
あと没描写：壁ドンの心理学とドカベンが隣同士にある
理由 ：くだらないってレベルじゃねーぞ！
(-5) 2015/10/30(Fri) 01時半頃
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[いらっしゃいませ、と声がすれば>>16
軽く頭を下げて会釈。
付かず、かといって無関心でも無い感じが非常に心地良い。
魚屋みたいに威勢のいい本屋があっても困るが。
…あ、スマホ。
本の盗撮って思われたら、迷惑かけちゃうか。
履歴を辿る指を止め、ジャケットのポケットにしまうと
自力での探索を開始する事にした。
バイトまでまだ余裕あるし、大丈夫、大丈夫]**
(17) 2015/10/30(Fri) 02時頃
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[おおかみとはなよめ…夜は短し走れよ乙女…不思議の都…
ジャケ買いならぬ表紙買いしてしまいそうな本が整然と並んでいる。
けれど的外れな所を探しているのでは感もマッハだ。
背を丸めてウロウロしていると、
店員が声をかけてきた>>29]
…あー、すっげ曖昧なんすけど、お聞きしていいですか？
[服屋で話しかけられるのは好きな方はないし、
まず他人から話しかけられただけで
挙動不審になってしまった自分だが
本屋でかるーく気を遣って貰えるのは嬉しい。
服屋と違って本の合う、合わないは買うのに関係ない所があるからだろう。
向き直って、軽く手を上げて微笑む。
その手の指を一本ずつ折りつつ、特徴を述べていく]
(38) 2015/10/30(Fri) 12時頃
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タイトルが火で始まって、
作者がなんとかベルクで、
出版社がふにゃふにゃ白社…文庫で三巻完結、かな。
表紙に色々あらすじが書いてあって、
女の人が踊ってる背中のちっちゃい絵が入ってて。
話的にはフリーダムで無垢なヒロインが
色んな男を無自覚に不幸にしちゃ…
…な、なんかスンマセン。
[…我ながら無茶ぶり感が凄い。
流石にちょっとこれは難易度が高いのではないか。
RTの噂で『本屋は曖昧な情報で本を探させられるのがつらい』と聞いたが、これは聞かない方が良かっただろうか、と気まずそうに肩を竦めた]
(39) 2015/10/30(Fri) 12時頃
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あ、そっか海外っ。
[ぽふ、と手を打ち自分の間抜けさに少し呆れた。
そうだ、国が違えば書架も分けられるものではないか。
小説っぽいとこを虱潰しに、なんて愚直な事をしようとしていたものだ。
だがまあ凄く爽やかなしかめっつらだなこの人は]
ほんとごめんなさい、メモしたんに駄目にしちゃって。
多分「火」の次が平仮名の「の」だなコレ…
次、人間の身体っぽかった気がするよーな…
指、爪…首、声、髪、…うーん。
表紙は白地でした。んで絵は白黒版画っぽいの…
[書架を右上から左下へ。
視線を滑らせて「火」「ベルグ」の文字を真剣な目付きで探しつつ
店員さんが側にいるならスマホ使っても大丈夫かな、なんて
ポケットを探って手に取って。]
(41) 2015/10/30(Fri) 13時半頃
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……。
[電源を入れたが、
画面を見るなり真顔でぱっとしまった。
うっかりふぁぼ通知を触ってしまったせいで。
しゃべったークライアントが開いて、
カプチー太写真四連テロのツイートに飛んでしまった。
うん。大丈夫。見られてない、多分]
(42) 2015/10/30(Fri) 13時半頃
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[…なるほど、今分かった。
名前も知らぬあのキャリアウーマン風の女性に
自分がどんな一撃を加えたのか、分かった]
……うっす…。
[火のナントカとか言いましたけど、
おにーさん>>52。
… 今、顔が火ィ噴きそうです。
どのくらい見られたんだろうか、
素直に吐けばもう嫌と言うほど見てほしいんですうちの子。けど外面的に俺がそれを主張したら駄目なんです色々と！
いやいやすぐ隠したから。
なんか毛玉がある程度の認識。
そう自分に言い聞かせて足を踏んばり、
ジャケットの襟を立てて血の上がる顔を半分隠しつつ。
見るからに震える手でスマホを取り出し、無意味に再起動。
無言でさくさくとブラウザを起動すると履歴を辿り]
(60) 2015/10/30(Fri) 17時頃
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…あ、合ってましたよ店員さんさすがっ。
火の爪先…つめさきって、読ませるみてっすけど。
ヤニクハーケンベルグ、って長い名前、
ヤならYすかね？わいわい。
灯白社だそっすよ、うん、ここありますかねー…
[色々誤魔化すようにまくし立てた。
馴れ馴れしいノリっぽいけどその方がほら。セーガクっぽい。
なるたけ、あかるく。サイレントモード続行は気まず過ぎる。
ノーモア不審者。ノーモア言葉の刃。
灯白灯白ー、とわざとらしく呟きつつ背表紙に目を巡らせる]
お、こ…この辺すかねー？
[クリーム色の背表紙の一団。
灯白社、と小さく書かれているのを見つけて覗き込んだ]
(61) 2015/10/30(Fri) 17時頃
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Y、Y、やーにーくーやーにーくー…
っし、ありました！
三巻揃ってら、良かった。
[店員が示す先>>64を辿れば…火の爪先、ヤニク・ハーケンベルグ。指を掛けて取り出せばなるほど、密林で見た通りの表紙である]
失礼します…序幕、登場人物、ん、間違いないや。
有り難うございました！ ホント助かったっす、
いや色々申し訳な…
[確認を取ってから数ページ捲れば、映画で見た登場人物達の名。
章のタイトルも見覚えのあるもので、あの白黒映像が瞼に蘇る。
喜んで礼をしつつ、また少し格好付かない様子で頬をかいてると、予想外の、よく聞き知った、けれども今日初めて会った声>>62]
はえっ、お…織原センセ。ども。
[うさうさな幻影を書店員から打ち消そうと
矢鱈と回っていた舌がつっかえもつれた。
書架を彷徨っていた指先が硬直する。
そりゃちょっと情けないような現場に知り合いが出現すりゃびっくりするものだ。心臓バックバクだ]
(65) 2015/10/30(Fri) 19時頃
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[…や、ビビったのは名前、覚えられてたからか？
てか、呼ばれたな。とワンテンポ遅れて気付く。
当然か、名前覚えないとセンセーやってらんないもんな。と想定外の来訪者にきちんと向き直る。
既に本棚に目を向けている顔をまじまじ見て、
キレーだなあなんて小学生みたいな感想しか出てこなかった。
つか、いくつだこの人。今思えばセンセに見えん。
誰へともなく漏らされたように見える呟きは、
周囲に聳え立つ本の壁も併せて、映画かドラマか何かから切り取ったみたいだ]
…いー本、多いっすよね。
[今日だって気になるあの話の続きを見つけられた。
ニッチな内容過ぎるようなレポートにだってピッタリの本が見つかる。
追従の言葉を残して、手に取った序章の本の表紙を撫でる。
その数々の本の中に、ニッチ極まりない本>>67が混じっている事をまだ青年は知らない]
(70) 2015/10/30(Fri) 19時半頃
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[言い振りや店員の反応からして、ここの常連客らしい。
邪魔はしたくないな、と思って横顔をちらりと見たら、
…あ、ほらまた笑う>>83。この人、いつも笑ってる。
人生が楽しくて仕方がないんだろうか？
どんな物との出会いも楽しいんだろうか。
瞬きしたら彼女がこちらを向く>>84、また嬉しそうに。
魔法、なんてまたセンセ、お話の人間みたいな言い回しを使う！]
分かります、こんな内容のがないかな、って思って探すと
なんか差し出されたみたいに出てくるんですよね。
…魔法使いさん、すか。はは。
ほんと、有難うございます。きょーは。
[先ほどまで世話になっていた店員に、
自分も目を向けて口元がふにゃっと緩んでしまった。
取り繕って必死になった笑いとは異なった、納得、みたいな
すぽっと収まった愉快さ、ホールインワン的なモノだろう。
そうか、本を仕入れるのはその店の人間だものな、
とそのまま視線を店内全体にぐるりと見回す。
誰かの愛した世界の倉庫、みたいなものと考えれば、本がどこまでも詰まって少し窮屈な印象だったそこが、急にぱぁっと開けて見えた]
(88) 2015/10/30(Fri) 21時半頃
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へっ、織物？
[はたと視線が魔法使いに戻った>>86。
おりはら、そっか織原、織物。
俺は四月馬鹿じゃない方のワタヌキだから、綿貫。
あ、確かに。]
ま、ほら。
世の中佐藤も塩沢もいっぱい居ますし。
[気恥ずかしさが込み上げてきて、
またよくわかんない事を口走る。
笑みを返して店員はレジへ戻って行くついでに、
先生ともども>>90なんて言うから更にきまりが悪い。
といっても本屋だから喋らないのが普通か。うん。
別にここで世間話を展開する必要はないんだ。
そう頷いて、他に何か、と探すようにまた店内を見渡す]
(92) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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[知らぬ国の風景の写真集、最新のきらきらした漫画棚。
真剣に何かと睨めっこする客という名の旅人>>68、
忘れ去られてもおかしくないほど昔の詩集。
表紙までつやつやとした絵本の棚、
整然と様々な知の名を並べる参考書棚。
今居るここは海外本コーナーゆえか、
すぐ側には辞書コーナーがある。
ドイツ語辞書なんかも置いては、あるけど。
いや、何考えてんの。
卒業必要単位、外国語分野は英語でカバー出来てるから。
っていうか動機が不純すぎやしないか。
センセの声もっと聞きたいなーなんてさ。
…ん、もっと聞きたいって思ってるのか、俺？]
(94) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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っだ、バイトっ。
センセ、俺、失礼します！
すみません、会計お願いしていい、ですかっ。
[瞬間、ここにいちゃいけないと誰かが叫んだのだ。
誰かは分からない、自分の声かも分からない。
平積みにされていた平面の王子様かもしれない。
ザックから擦り切れた財布を取り出し、
くたくたになった五千円札をぴっと差し出す。
カバー大丈夫っす、と店員に声をかけて。
本を3冊受け取れれば]
また来ます、あざっした！！
[呼び止められる事がなければ本屋から飛び出し走り去っただろう。
そりゃもう、脱兎のごとく。]
(95) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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/*
最後の行が使いたかっただけとも言う。
しょーもなくてからっとしてて、
報われなさそーで、便所で頭を抱えるような、
そんな片思いのまま終わるであろう片思いRPがしたかった。
楽しい。
(-29) 2015/10/30(Fri) 22時頃
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ー とあるレコード店 ー
[青年の1日が終わるのは割に遅い。
夕方から22時迄は、月浦書店から徒歩20分走れば10分。
とあるビルディング、オシャレな看板の下がった階段を降りた地下。
といっても怪しい店でも何でもない、ただのレコード店。
何せ仕事帰りのおじさん達が主な利用層なので、営業時間は遅めなのだ。
居酒屋ほど忙しくもない。
コンビニほど規律がしっかりしている訳でも無い。
ほぼ常連と化したような客たちに何か聞かれれば答える。
購入客が居ればレジ対応をする。
誰も居ない様だったら掃除。
新商品が入荷した時も、そんな重くないし。
夜だからという理由で時給もそこそこ良い。
盤の修復清掃なんかもやってるマスターは若干オネエ口調だけれど、『就職、迷ったら此処おいでなさい』と言ってくれるいい人だ。
趣味も結構合う。兎の事は知らないが。
そんな落ち着いた、安らぎの空間に駆け込んできた綿貫は。
まるで化けた後に残っていた尻尾を引き千切られた狸みたいな、そんな必死の形相]
(97) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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[カズちゃん、今日やけに早いわね、どしたのよ。
店の奥でライトを灯し、修復作業を行っていたマスターが呼びかける]
状況判断っす！
[説明にならないシャウト、
まず青年が叫ぶ事自体珍しいのだ。
通り魔でもあったの、と立ち上がったマスターを
犬に追われてるんです、とギャグ漫画みたいな嘘をついて座らせた。
レジ下、店内BGM用のレコードの詰まった箱を一気に引き出す。
選び出すのは極彩色。テンションの、たっかい奴。それを再生機に突っ込み、うんと大きい音量で鳴らす。
いやいやいやいや何よどうしたのよ。
マスターがまた立ち上がった]
犬をね、追い払うんですよ。ええ。
すこぶる厄介な犬なんです。
[とにかく色々流さねばならん気持ちだった。
普段のような分析作業も、しちゃいけない]
(98) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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[そう、犬に追っかけられたんだ。そう思わなきゃ。
やたら心臓がバックバクすんのも走ったせい。全力で。
上半身あっついのは上着着たままだから。
汗の滲んだヘッドバンドも外して、
ドレッドロックスじみた長髪を事務用の輪ゴムで結ぶ。
（ちょっとーキシキシになるわよーとマスターが叫んでる）]
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わた@watapofu
わんわんに追っかけられた
でっかくてもっふもふの、
飼い主死ぬかと思ったよ つらみ
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[そうツイートすれば、実際そうだったように思い込める。
よし、シャベッターを遡れば日常だ。いつも通り。
戻ろう、わたに戻ろう。TLに潜ろう。
ここで暫く落ち着けば、癒しのカプチー太の居る家は近い]
(99) 2015/10/30(Fri) 23時頃
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[マスターが無理やり音量を下げた店内。
幸い、今日は客足が無い。
それを良いことにTL警備に集中する事にする]
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わた@watapofu
@eary
幸せ毛玉で世界は平和。兎は一人暮らしの良い相棒ですよ！
でも食べないように我慢しなきゃです（・x・）
（白いお皿の上にキャベツと一緒におちょんこしてる飼兎の写真）
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[来ていたリプライにさくっと返信。いつも通りの兎付き。
不覚にも厚切りステーキ>>82の飯テロと
同じTLに放たれてしまった兎は、
回転寿司の中に混じったプリンか何かの様な違和感を放っていた]
(101) 2015/10/30(Fri) 23時半頃
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ー 一週間後、自宅 ー
[うさぎの朝ははやい。
ほのぐらい時間帯がすきなのは、安心するからだ。
今日もお目覚め、ぬるあったかい世界の中。
寝床のタオルの中から這い出せば、あのこの背中が見える。
早く起きないかと、部屋のかべのすきまにほっぺをすり付けてかしゃかしゃ音を立てていると、
その中に、き、って甲高い音が混じってびくっとした。
や、や、やっ
扉、はんぶん開いてる。
どーしてだろ、と考えたけどそれは一瞬でどっか行った。
ごはんほしい。あと、せなかさわってほしい。
はんぶん開いたすきまを頭でおしあけて、ひょいととびあがった]
(141) 2015/10/31(Sat) 10時頃
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[微睡む意識の外、だふだふと床を蹴る音が聞こえる。
投げ出した手のひらがふわっと持ち上がる。
自分の意思ではない。何だこれ。
やわこいものの感触。何だこれ。
耳元でぴすぴす鼻息。何だこ…]
……かぷちー？
[まぶたを半分開くと、そこにはどアップの相棒の顔面。]
…っべ、ケージ開けっぱ、かよ…
はー事故んなくて、よかった…
[したり顔の相棒を抱き上げがばりと起床する。
おかげさまで時計を見ると早朝。よゆうのよっちゃんかよ。
これで脱走や、知らんうちにコードに足を取られて、なんてことがあったらと想像するとぞっとする。
こら、なんて腕の中の毛玉を叱ろうとするが、ゔー。と鳴き声をあげたそいつを見て轟沈した]
(142) 2015/10/31(Sat) 10時頃
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んー…食べちゃうぞばーか。
朝飯の代わりに食べちゃうぞぉう。
[急激に覚醒したとはいうものの、まだ睡い。
心なしか言葉の知能指数が下がってる]
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わた@watapofu
本日のカプチー太
モーニングコールに耳ちゅーである
----------------------------------
(143) 2015/10/31(Sat) 10時頃
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[毛布の中で首を傾げる相棒をパシャリ、投稿。
それからぽつりと]
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わた@watapofu
かぷちーは可愛いからいいよなぁ
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[なんて呟きも漏らして…我に返ってすぐ削除した。
自分の飯作って、カプチー太に餌もやって。
ちょっと遊んでやって、準備したら大学だ。
『火の爪先』はあの日に一気に読破した。結果翌日寝坊である。
読破せねばならんと思ったのは続きが知りたいというのに加え、フィクションの世界に精神を移動したかったからという事もプラスだ。
まあそのお陰で続きを見るという今日の授業分、しっかり予習出来た訳だが]
(144) 2015/10/31(Sat) 10時頃
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[いってきますのひと撫での後、
玄関で少しこなれたあのブーツを履く。
シューズボックスに置かれた鏡を覗き込んで、
その側に置かれた『うさぎフェア』のチラシに目が行った]
カレンダー買わねばなんだよなー。
[冬ということ。それは年末も近いということ。
薄っぺらくなった貰い物の謎のゆるキャラのカレンダーは、
特に愛着も湧く事がなく、ふと思い出した時に捲るのみ。
予定を書き込む用途に使われなかった。
来年はなるたけ愛着湧くよう、うさぎカレンダーがいいんだが。
できれば日めくりの。そんなんあるかどうかは知らんが。
ついでに兎の医療本とかも欲しいんだけど]
(145) 2015/10/31(Sat) 10時半頃
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………センセと会いたくねーっ…
[口にはそう出した。口には、だが。
聞いてるのなんて兎しか居ないけどさ。
ぼりぼりと頭を掻いて。
鏡の後ろで埃を被っていたサングラスを手にとってザックに突っ込んだ。
変装かよ。お忍びかよ。今日は冬の日差しだよ。
やましい事に足を突っ込んだ気分だ]
(146) 2015/10/31(Sat) 10時半頃
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ー 電車 ー
[今日は奇跡的に座れた、それも隅っこの席だ。
スマホが堂々と弄りやすいそんな位置。
転じて福となす、の前半部分が思い出せないが
まあ昨夜の自分の迂闊とカプチー太のお陰だ。
だいぶ余裕があるから公園でコーヒーでも飲んで眠気抜いてから授業でっか、と思案しつつのんびりつぶやいたーを眺める。
…ん、赤い髪？
アイコンを見ればあの、メイドの子だ。
へえ、髪の毛赤いんだな。と意外に思う。
あまり赤い髪の子は見ないから…ここ最近じゃ先週一人会ったっきりか。
それもこれよりうんと後の電車。また会う事はあるんだろうか。
めっちゃ吃って妙なおじさんを演じてしまったが。
あの子はパンク風で赤毛がよく似合ってたな。
メェさんはメイドで赤毛か。
ちょっと意外な取り合わせだけど]
(149) 2015/10/31(Sat) 11時頃
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わた@watapofu
赤い子って、活発で元気で勇気のあるイメージだ
（飼い主の勝手な偏見だが）
それでも赤って肌の色になじむ色だから
違和感はないし、印象強いし、綺麗だよね
（添付・赤ずきんをかぶったカプチー太）
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[エアリプ、エアリプ。
兎自慢をしたいだけとも言うが、
どっか気にしてる様子をスルーできなかったとも、言う。
暫くぼんやり眺めていれば、ファンタジーとか四十九日とか。
なんかやり取りが面白くてくすくす笑いながら眺めていた]
(151) 2015/10/31(Sat) 11時頃
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