135 赤い月夜の吸血鬼
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[さて。月蝕という天体ショーが始まるまでの間。 男は多数のツアー参加者の行動を真似るように動いていた。
食堂に移動する流れに紛れ空腹を満たし、 鬼丞と名乗っていた男の異国文化の話題に耳を傾け、 ホレーショーの味覚の冒険も眦に捉えては、 静かに空気を揺るがしてはいた。
しかしその場にいた者の記憶には、 男の存在が在ったかどうかは不確かであろう。 その場にいながら記憶に残らないように振る舞う術は、 彼の必然たる特技であったからだ。]
ご馳走様でした。 では僕はどの部屋へ行けばいいのですかね?
[執事、ともいうべきか世話をする彼に尋ねては、 空き部屋を一つ譲り受ける時。その場にはどれ程の者が居ただろうか。]
(53) 2014/10/08(Wed) 16時頃
|
|
[ゆるりと改めて同行者を確認する。 投げかける眼差しは、どこか観察するような冷たさが帯び。 しかしその温度に気付く者は、恐らくいないと思われた。]
古城のツアーというものは、やはり人の集まりが良いのだろうかね。 実に有益なサンプルが至る所に…。
[部屋へ向かう廊下か。 はたまた別の場所に向かう道すがらだろうか。
男は満足そうに顎を指先で撫ぜながら、頷き微笑む。]
(55) 2014/10/08(Wed) 16時頃
|
|
[城も月蝕もさして興味が無かった。 あるとするならば、実しやかに囁かれるあの噂だろう。
――吸血鬼が現れる。
しかし男は吸血鬼そのものの噂には興味が無かった。 むしろ欲しているのは、吸血の対象となった人間の生体反応だ]
[吸血鬼は不老長寿とも不死とも言われている。 そしてその吸血鬼に狙われた者も変化が訪れるという。
その変化の過程をこの目で見知ることが。
――今回の真の目的であった。]
(56) 2014/10/08(Wed) 16時頃
|
|
そういえば何でも吸血鬼ハンター、 等という方もいらっしゃるとか。 その方もどうやらこのツアーには、 常々目を付けていたらしいからね。 月蝕の城に現れる人成らざる者の話も…
――強ち噂も噂だけではなさそうだ。
[人から人へと語り継がれる噂話というものは、 姿形で捉えられる内容も変わる。 昼間、淑女の恰好をしながら聞き得た情報の一つを思い出し、 男はくすりと鼻で笑む。
ハンター業とはまた趣があって面白そうだと思う。 もし、このツアーの参加者に紛れ込んでいるのならば、 後学のために言葉を交わしてみたいものだと、ひとり語ちたりもするか。
――その前に吸血鬼の餌食になり、男の検体と成り得ていなければの話、だが。]
(57) 2014/10/08(Wed) 16時頃
|
|
[時計を見遣り、そろそろ蝕の入り頃かと月を追う足を速める。]
緋月の導きが 貴女の路を照らしますよう いずれ 旅路の先で――
[城下で金銭を交わし、装飾を交わした者の、 鈴の声を思い出してはその言葉を復唱する。]
照らしてくれると、いいね。 緋色の月、今宵は満月。蝕は牡羊座で起こるという。 満ち足りた月が地球の影に隠れることによって 広がる時間はさて――…
(60) 2014/10/08(Wed) 16時頃
|
|
―― 屋上にて ――
――…時間、ですね。
[夜風に当たる頃には既に月は赤く染まりて。 影覆われる時間は時が止まったように静かでもあった。]
おひとりでお楽しみの所、お声を掛けてはお邪魔ですか?
[昼間、淑女の姿では言葉を交わしている姿へ>>50] [静か、声を掛けるは初めての素振り等しく遠巻きに]
お邪魔でなければご一緒しても?
[等と話しかける様はあくまで気まぐれの装いを纏って*]
(64) 2014/10/08(Wed) 16時頃
|
|
――誰か、が?
[許しを得たならば静かに歩みを進め鈴の音へ近付く] [カツン――][靴音がなるは一度のみに留めて]
おや、それは不思議ですね。僕以外は誰も――…
[と、言いかけて通り抜ける馨しさにはたりと瞬きを落し] [ツ――][騙りの名残を指摘されるかのような感触を覚え]
そう言えば、噂はご存じですか? ジリア…さん。
[名は、食堂でのひと時に知り得ていた事を明かし。 耳触りの善い装飾具の音に僅か酔い痴れながら訊ねるか。]
(80) 2014/10/08(Wed) 19時半頃
|
|
吸血鬼の、噂です。 誰かの気配を感じたのならば… もしかしたら彼が顔を覗かせたのかもしれませんね?
[もちろんそれが事実ならば。 初老の形をした男も、 随分と歓迎致す所でもあるだろうか*]
(81) 2014/10/08(Wed) 19時半頃
|
|
[欠けて行く月は見慣れた筈なのに。 そこに意味を与えられると、途端に特別なものになる不思議。]
[時合えば別場所ではしゃぐ乙女の声も聴こえようか>>82 それは城の主と違わぬ、噂の中で息衝く吸血鬼にとっては。 甘美な囁きなのだろうかと空想凝らして空を見つめる。]
ところで、ジリヤさんはどうしてこのツアーへ?
――えゝ、お答えしたくなければ結構。 ははっ…年寄りの悪い癖でしてね。 切っ掛けは無くてはならない、と思ってしまう。
[苦笑いを浮かべて問うも、意図は別な所で働くだろうか。 謎ときには情報が必要なように。 謎かけにも情報が必要なのだと。]
(94) 2014/10/08(Wed) 21時頃
|
|
[淑女の色を残す唇が、蝕に触れたとは知らず。 通り過ぎる甘やかな馨りも気付けぬまま。]
――…、
[刻された印は、果たして変化の男の夢を叶えるか。 しかし今はまだ謎は解けぬままに、謎かけも儘ならぬか。]
(-49) 2014/10/08(Wed) 21時半頃
|
|
[一向に進まぬ気配すらする時。 朱く染まりゆく月はその姿を変えたままぬめりと微笑むようで。]
(嗚呼、吸血の民に色変えられた人というのは―― 一体どんな風に魅了してくれるのだろうか…)
[うっとりと空想に目を細める態はまるで夜に酔い痴れるか] [シャラン――][鈴音奏でる乙女の腕から鳴る音は聞き知る音]
(困った時に、助けになってくれるかもね?)
[淑女の姿で渡した腕輪。 売り渡せばそこそこの値になるだろう、 涼やかな音を耳にしながら。
今はまだ、天体ショーを純粋に*楽しもうか*]
(118) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る