118 冷たい校舎村【R15】
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…あっ……
[千景の言葉>>+77ではっとする。
ごめん雪斗──今、ちょっとメールのこと、忘れてた。
内心で手を合わせる。思いがけず、千景と大切な話が出来たことはよかったのだが、そのせいで少し忘れかけていた。心優しい雪斗からの連絡だけに、ひどく申し訳ない気持ちになる。 慌てて…も携帯を確認する。雪斗からの返信が入っていた。>>+67 千景>>+78に問いかけられれば]
うん、ここに来る前にメール見て、後で行くって返事してたんだ。 だから、
[「俺も行くよ」言いかけて、服の裾を握りしめる手に気付く。 完全に一緒に向かうつもりだったせいで、「一緒に行こう」と言われなかったことが少しさみしく感じていたりもしたのだけど]
……一緒に、行こうか。
[裾を握る手に、自分の手をそっと重ねて柔らかく笑いかけた]
(+15) 2014/04/18(Fri) 01時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/04/18(Fri) 01時頃
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『遅くなってごめん、皆まだいる?今から、千景と一緒に学校まで行くね。そうかからないと思う』
[雪斗たちが知った衝撃的な事実>>+2のことなど何一つ知らないまま、雪斗にメールを返す。 千景とともに学校の方へ歩きながら、いくつか他愛ない会話を交わしただろうか。その合間、ふと夢のことを思い出して]
…そういえば、俺、実は少しズルしてた。 さっき千景が話してくれたこと、家でうたた寝してた時に見た夢で、一度聞いてたんだ。
[何気なくそう言いながら、不思議だよね、と笑う]
その時は、俺はたぶん動揺し過ぎて、千景のことを傷つけちゃった、ような気がする。
[友人たちがマネキンにすり替わり、ひとりまたひとりと消えてゆく、夢。重ねて、そこで千景から打ち明けられた秘密にひどく打ちのめされて、自分のことで手一杯過ぎた。 夢の中の千景を、ひとりで泣かせてはしまわなかっただろうか。そう思うと、夢の中の出来事なのに、胸の何処かが痛んだ]
……ごめんね。
[苦笑しながら、思わず謝罪を零す]
(+22) 2014/04/18(Fri) 01時半頃
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[まさか千景が、──そして雪斗たちも、同じ「夢」を見ていたなどと夢にも思わないまま話した内容>>+22に、千景はどう思っただろうか。
と、ちょうどその話をしている間に前方で待つ人影が見えた。
少し遠くてはっきりとは見えづらいが、おそらく雪斗だ、と判断する。その他にも誰かが残っていれば、彼らに向かって手を振るだろう**]
(+24) 2014/04/18(Fri) 01時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/04/18(Fri) 01時半頃
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/* 里紗ちゃん、めぐり合わせって言葉がすんなり出るの、とても辻村深月作品クラスタだなあと思ってほわほわしてる。w ちまちま作ってたリストの回想どうしよう……
(-7) 2014/04/18(Fri) 01時半頃
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──『リスト』に関する、ひとつの記憶──
『リストにキレたんだって、噂だよ』
[問題集から顔をあげる。 クラスメイトのリカが立っていた。 文化祭実行委員のメンバーではないが、時折、波瑠奈あたりと喋っているのを見かけるクラスメイトだ。 女子と話すことにさして躊躇のない…とも、他愛ない会話ならする仲だった。
自分の前の机から椅子を引いて、リカがそこに腰かける]
『フルカワ、割と大人しい方じゃん。 なのに教師にキレたりするんだ、って皆びっくりしてた』
[困ったな、そんなに話題になってるの? そう苦笑すると、リカは毛先を弄りながら「まあ一部だけどね」と頷いた]
『何かムカついたの?リカも確かにリストのこと苦手だけど』
(-8) 2014/04/18(Fri) 02時頃
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『何かムカついたの?リカも確かにリストのこと苦手だけど』
[××とかより全然マシじゃん、とリカがとある教師の名前を挙げる。確かに、生徒からは疎まれている教師の名前だった。
何でっていうか…何でだろう。 ぽつりとそう零すと、何それ変なの、とリカが笑った]
(-9) 2014/04/18(Fri) 02時頃
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[悪い先生じゃないんだと思う。 でも、言葉の選び方が、少し…苦手に思う、時があるかな。 鋭い人だなって、思うから。 慎重に言葉を探しながら、…はリカに答えた。
教師だから。 ……相手が「大人」だから、言われたくないことや、気付かれたくないことって、あるじゃない?
橘千景と…の関係。 だって、たぶん、大人からみたら眉を顰められる関係だ。 それを、分かっているから。 分かっていて、自分は千景に救われているから。 どうか壊さないでほしい、そう思う。
文化祭実行委員の面々。そして、千景の存在。 それがなかったら、…は今ごろどうなっていただろう。]
(-10) 2014/04/18(Fri) 02時頃
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[少しの間を置いて、そうかもね、とリカが頷く。]
『……じゃあさ、リストが教師じゃなくて、リカたちと同じ生徒だったら違ったかもね』
[ああ、でもリカそれでもやっぱり仲良くはできない気がする。 冗談めかしてそういう彼女に、…も思わず笑った。
そうだね、生徒だったら。 ──そうだったら、面白いのにね。]
(-11) 2014/04/18(Fri) 02時頃
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/* 台詞の重複が(顔覆い ねよう……
(-12) 2014/04/18(Fri) 02時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/04/18(Fri) 23時半頃
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──少し前──
[何気なく夢のことを話すと、千景が動揺したように…の方を見上げ、手を強く握る>>+49 そして、彼もまた夢の内容を話し始める。]
……俺のも、同じ夢だ。 大雪の日に、学校に閉じ込められて、出られなくなる。 一緒に閉じ込められてたのは、文化祭実行委員のメンバーだったんだけど……。 皆で出る方法を探してるうちに、チャイムが鳴って、そのたびに誰かが消えていっちゃうんだ。
[驚愕しながら、…も夢の詳細を話す。 血を流すマネキン、その光景はあまりにも凄惨過ぎたから「消えていく」という言葉で誤魔化しはしたけれど、それが千景の見た夢と同じであることは十分に伝わっただろう。 …はどんな反応を返しただろうか。
続けて、千景が告げた「由良が傷つくであろうことをした」という言葉の意味は分からなかったけれど、夢のことで彼を問い詰めるのも躊躇われて]
……そっか、ありがとう。
[「おあいこ」と笑ってくれる優しさの方へ、礼を返した]
(+82) 2014/04/19(Sat) 20時頃
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[雪斗の元へと辿り着き、彼に笑顔を向ける。 夢の中で、自分よりも先にチャイムとともにマネキンにすり替わってしまった雪斗。彼がこうしてきちんと目の前にいる姿を見られることに、何故かひどく嬉しい気持ちになる。 けれど、その笑顔も雪斗の告げた言葉に、すぐさま掻き消えた>>+32]
……え?
[言われた言葉の意味が、理解できなかった。
神崎君。告げられた名前を反芻する。 かんざき、──神崎、玲斗。 彼が、自殺を、図った?]
……なん、で……
[あまりにも玲斗の名前と自殺という言葉が結びつかずに…は混乱する。真っ白になった頭で思い出す玲斗という人間は、いつだって面倒見がよくて優しいそんな友人だった。]
…そんな、だってさっき学校で……!
[思わず、夢と現実を混同してしまい、そんな言葉が口から飛び出す]
(+83) 2014/04/19(Sat) 20時頃
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/* ちゃんと表ログも追ったけどいやーーーーもう久住神崎しぬほどかわいいし堀井ちゃん陸いい味出しているwwww
(-54) 2014/04/19(Sat) 20時半頃
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/* 現実世界の方がシリアスになってきたよ!逆転現象が!
(-55) 2014/04/19(Sat) 20時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/04/19(Sat) 20時半頃
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[>>+83言ってしまってから、あれは夢だと思い出す。 けれど、リアルな夢だった。そして千景も恐らくは同じ夢を見ている。 だからこそ「夢だ」と割り切ることも出来ずに、…は夢の中の神崎玲斗を思い出した。
あの状況でも、皆を安心させるように笑って優しい言葉をかけていた。 ──千景のこと、お願い。 玲斗と久住に、そう頼んだ自分を思い出す。
隣にいる千景を一瞬ちらりと見やる。 夢の中の玲斗は、千景を「此方側」へ戻してくれたのだろうか。何故だか、そんな風に思いながら]
……寒い中待たせちゃってて、ごめん。 とりあえず、俺たちも行こう。
[雪斗に頷き、そう返事を返す。 千景も了承したならば、先に向かった面々を追いかけるように、3人で病院へと向かうだろう]
(+88) 2014/04/19(Sat) 22時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/04/19(Sat) 22時頃
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/* 合流のタイミングどうするか……(タイミング見計らい
(-66) 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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──病院へ向かう途中──
[千景を気遣いながらも、なるべく急いで病院へ向かう途中、…は「夢」の中の出来事を思い出す。
ランゴリアーズ事件。>>2:191 自分が、あの事をあのタイミングで思い出し、同時に櫻子もまた図書室で事件に関する本を見つけ、波瑠奈と陸もあの事件のことを思い出していた。 あれは、はたして偶然だったのだろうか。
あの事件について榊から聞いた後に、偶然、何かの雑誌で集団失踪事件について取り扱われているのを…は見たことがある。
«人が、人の中に人を閉じ込めてしまう事件»
榊が話していた事件のことも載っていたので、思わず記事を一通り読んでしまった。 それは、どのような時に起こるのか。
極度の興奮状態・緊張状態にある人間。たとえば、飛行機が怖かった女の子。そして、
──生死の淵を彷徨っている人間にも、それはよく起こり得る。
そんな風に記述されていた]
(+112) 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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[どうして、今更それを思い出すのだろうと、急ぎ足で歩きながら、自分の間の悪さに思わず顔が歪む。ただの夢だ、それどころじゃないだろう? そう思いながらも千景と少し話した不思議な夢の繋がりを思えば、自分たちが立てたあの仮説がどうしても頭をちらついた。
もしかしたら、あの世界の「ホスト」は、]
……困るよ、
[絞り出すように呟いた声は、白い息とともに、空気に溶けて雪斗や千景には届かなかっただろう。
千景だけじゃない。 ひどく当たり前のことだけれど、あの面々の誰がいなくなっても…は嫌だった。 ここは、あの不思議な世界じゃない。こうして、雪斗や千景とはまた隣で並んで歩いているけれど。 この世界から、消えるということは。「命を断つ」ということは、この世界から「出られる」という話では、きっとない。>>2:173 それは、…は身をもって知っている。芽衣には、もう二度と会うことが出来ない。]
……いなくなったら、怒るからな、馬鹿。
[願うように、そう呟いた]
(+114) 2014/04/20(Sun) 00時頃
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/* おっさんwwww
(-70) 2014/04/20(Sun) 00時頃
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[千景や雪斗らとともに病院にたどり着いたのは、里紗の話が終わった後だっただろうか、それとも話の途中だっただろうか。>>+101 そこには、殆どの面々が揃っていただろう。]
……遅くなって、ごめん、
[弾む息で、…も手術室のランプを見つめる。 芽衣の時とは違う。あの時はもう手遅れだったけれど、まだ可能性があるのなら。 それでも今は、玲斗を信じて待つしかないのだろう]
(+118) 2014/04/20(Sun) 00時頃
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