人狼議事


95 天国に一番近い島

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若者 テッドは、メモを貼った。

2013/09/13(Fri) 00時半頃


【人】 若者 テッド

[男にグイと引き寄せられる。
腕力の強さが、体格を象徴するように強い。
まるで万力のようにテッドの頭を掴んだまま話さない。]

『そいつぁ、あまり大声で言いふらして良いもんじゃぁ、ねぇんだぜ?』>>1

[脅し…にしては、殺気がない。
むしろ、大声で言いたくないから内緒話でもしたかった、ぐらいの声色だった。
正直最初の男の印象からは程遠い雰囲気に、脱力した。
腕の力が緩めば、一歩退いて距離を置く。]

『見たことねぇ顔だな。観光か?』

[観光…と言われれば観光なのだろう。
休暇をやる、とゾーイにニヤニヤ笑いながら言われた日々が遠い日のようだった。]

…ああ。ヨソもんだよ。
そーいうアンタは島の人間なのに島民を処刑するのか。

[配達の兄ちゃん、とやらが処刑されたと聞いたことを思い出して、吐き捨てるように言った。]

(4) 2013/09/13(Fri) 00時半頃

テッドは、ホレーショーを改めてみると大きいな…とマジマジと観察していた。**

2013/09/13(Fri) 01時頃


【人】 若者 テッド

-回想・>>11-

そんなの…ただの責任転嫁じゃねーかっ…!

[メスを持つなら人を殺す。
銃を持つなら人を殺す。
前者は医師の先輩から、後者はゾーイから。
それぞれ言われたことだ。
『メスが』殺すのではない。『お前が』殺すのだ。
『銃が』殺すのではない。『お前が』殺すのだ。]

クソっ……!

[この男とは価値観が合わない。会話が合わない。
テッドは男から目をそむけ、ホテルへと走り出そうとする。
男が見送るなら、そのまま走り去るだろう。]

(28) 2013/09/13(Fri) 20時頃

【人】 若者 テッド

-回想・ →ホテル-

[結局、ホテルまでの道のりで、シーシャには会わなかった。
長髪の男ではないフロントマンにシーシャが来なかったかを確認し、もう一度BARへ足を運ぼうと考えた時だった。]

『あ―――貴方!医者のかた!!』

[ホテルへと入ってきた男が、テッドを見るなり駆け寄ってきた。
見れば、今朝方死亡状況や死因を報告した自警団の男だった。>>4:49]

『たった今、シーシャさんが刺されたって!
貴方を探してました!』

[男のバイクで診療所へと走る。]

[男曰く、シーシャが通りに倒れているのが見つかり、現在は診療所に運ばれたとのこと。
吐血や身体からの出血がある。
島には医療従事者が居ないため、怪我の程度は分からない。とにかく応急処置では血が止まらない。]

(30) 2013/09/13(Fri) 21時頃

【人】 若者 テッド

……くっそぉおお!!!

[テッドは空に吼える。
霧の向こうで、曇天の雨雲が渦巻いてるともしらずに。]

(31) 2013/09/13(Fri) 21時頃

【人】 若者 テッド

−回想・>>31後・診療所−

[診療所についた。
転がるようにバイクから飛び降り、設備の死んでいる診療所へと飛び込む。]

―――っ…!?

[横たわっているベッドへ近づいてその青白い顔を見る。
胸が呼吸で上下しているものの、その顔色は病人以上に悪い。]

[刺された場所は背中、深さは分からないが吐血があったということは食堂か気管にダメージがあったということ。
冷静にシーシャの状態を把握し、バッグから医療器具を取りだす。
出血の状態を確認し、診療所の奥から点滴セットを引っ張り出す。]

おいアンタ…!
今すぐバーに行ってポカロ2本奪い取って来い!

『えっ…どういうことですか?』

(34) 2013/09/13(Fri) 21時半頃

【人】 若者 テッド

輸液だ!
点滴をするんだよ!ポカロで代用できる!
封の開いてないやつ取って来い!急げッ!

『は、はい!』

[男は慌ててバイクへと飛び付いた。
ウェーズリーとか言ったか、今は彼に任せるしかない。]

死ぬなよ…シーシャ…!

[テッドは初めて、目の前の男の名前を呼んだ気がした。]

[長い夜の治療が、始まったばかりだった。]

(35) 2013/09/13(Fri) 22時頃

【人】 若者 テッド

-回想・夜中-

[もう何時か分からなかった。
がむしゃらにシーシャへ治療を施す。
出血を止め、傷を縫合し、失った血液が戻るように輸液―――つまり点滴を打った。
あとは自然治癒に任せるしかないが…それすらももどかしい。
一日では目を覚まさないかもしれない。その間、点滴か経口補水液を与えるしかない。]

『塩…持ってきました…!』

[ウェーズリーが息も絶え絶えになりながら買ってきた食塩を机の上に置く。
男に食塩と水の配合を指示しながら、テッドも次は経口補水用に器具を差し替える。]

(……器具の使い回しは避けたいが…!)

[それでも、数の限られているストックの中から1回ごとに使い捨てるわけにもいかず。
洗って乾燥させるのも、やがて追いつかなくなることは目に見えていた。]

[夜が明けるころには、ウェーズリーが疲労困憊で眠り込んでいる横でテッドがシーシャ治療を終え、看病を続けていた。]

(37) 2013/09/13(Fri) 22時頃

【人】 若者 テッド

-明け方-

[しとしとと、雨が降っていた。
シーシャの治療はなんとか終わり、小康状態になっていた。]

……おい、起きろ。
俺は少し仮眠を取っから…

[疲労の色が隠せないテッドが、ウェーズリーの肩を揺さぶる。]

『……テッドさん…?シーシャさんは……』

生きてるよ。あのな、あのボトルが空になるまえに、
次はこっちのボトルに塩と砂糖と水をこの比率で加えて満杯にするんだ。口へのチューブはそのまんまでいい、ボトルだけ付け替えてくれ。

[器具の洗浄までは医療従事者でないものに任せることはできず、単調作業のみの作業を男へと教える。]

(38) 2013/09/13(Fri) 22時半頃

【人】 若者 テッド

ふあぁ…

そいつが……起きたら……

[瞼が下がっていく。]

地獄への旅路はどうだったか……聞いといてくれ…

[力が身体から抜けていく。]

(39) 2013/09/13(Fri) 22時半頃

【人】 若者 テッド

………ぐぅ。

[やがて、テッドの意識はすとーんと落ちていった。]

(40) 2013/09/13(Fri) 22時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2013/09/13(Fri) 22時半頃


テッドは、ぐうぐうと眠っている。**

2013/09/13(Fri) 22時半頃


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