234 【R18薔薇】対魔忍一平太
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2018/03/03(Sat) 00時頃
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――医務室――
["誰か"が"どこか"に運ばれるのを、はじめて目の当たりにする。 藤之助の手引きで、ミナカタの――否、もう「ミナカタ」ではなくなった男の身体が、消える。 ほつりと、胸元に寂しさが灯る。手元から、自身の領域から、仲間の姿が消えていくのは、己の選択した道とて気分がいいものではなかった。 小さな感傷にしばし自失していたところに、藤之助の声>>0があった。 問題はどうやら正解だったらしい――確信はあったが、言葉通りに守られた――と知る。 生唾を飲み、与えられる刺激を待った。]
(4) 2018/03/03(Sat) 03時半頃
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ひっ、ぐ、 あああああッ!!
[まずは前立腺を行きすがった瞬間に、喉が引きつって甲高い音が漏れる。 その先は未体験だ。中の様子など見ることはできないが、二つに分かれた先端のかたちの異様さはありありと伝わる。 結腸から押し込まれ、身体ごと刺し貫かれるような錯覚。全身がびりびりと痺れて、声を抑えられない。 加えて一番弱いしこりまでもごりごりと押されるのだから、四つ足の姿でも姿勢を保てない。 かく、と腕の力が抜けて、藤之助の前に臀部を突き出す姿勢になった。
そのまま、もっと虐めてくれとばかり腰を前後に揺すった**]
(5) 2018/03/03(Sat) 04時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2018/03/03(Sat) 04時頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2018/03/03(Sat) 20時半頃
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――医務室――
[ここで楽しもう、という声>>16に、僅かに頷いた。 このまま放置されては、物欲しさで狂ってしまいそうだ。 この身体を満たしてくれるなら、場所などどこでもいい。 そう思って腰を揺すったのに、藤之助の反応は真逆と言えた。]
ぁ……い、やだ、そんな、
[肚の中で萎えていく男根に、切なさを覚えてねだる。 嫌だ、そんな、これで終わってしまうなんて嫌だ。 もっと犯してほしい。抱いていてほしい。 そう告げても藤之助は頓着する様子は見せなかったが、頑張って、との言葉に"終わり"でないことを知れば、臀部を上げられる手つきにも従順に従う。]
(19) 2018/03/03(Sat) 22時頃
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ひぅ、んっ、 ぁ、あっ、あっ――!
[敏感な箇所を擦られるのに加えて、まるで未知の感覚が性器を昇ってくるのがわかる。 きつい管を無理やり昇るそれは圧迫感と同時に排尿に似たような性感を呼び起こした。 出て行く感覚と出てこない事実との乖離に、絶頂が終わらないような強烈な快感が全身を駆け抜けていく。]
ふ、あ、あぁ、あああっ!
[びくびくと痙攣しながら、出せないものを出したがる身体は、藤之助の硬い亀頭に腸壁を擦りつけた*]
(22) 2018/03/03(Sat) 22時半頃
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んぅ…… ぁ、 はぁ、ァ
[>>23身体の中の塊の熱が、質量が増していく。 頑張りを見せられた成果だと思えば、喜びにいっそう打ち震えた。 ぬろぬろと直腸が蠕動することでも、それは藤之助に伝わるか。 そうして、幾度か律動が繰り返された後。]
あ"、 づぅ――!
[文字通りに背中を灼かれて、全身が硬直する。 床についていた手をきつく拳に握りしめた。 ぎちぎちと直腸も収縮して、藤之助自身を締め付けた。 それでも、ピストンは緩むことはない。痛みが徐々に性刺激で上書きされれば、漏れる声も甘さを取り戻し、ぁ、あ、と囀る。]
(26) 2018/03/03(Sat) 23時頃
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ッ、あ ……も、 っと、
[奥を欲しがるように、腰をうねらす。 己から揺するくせ、好いところを亀頭が掠めれば、ン、と鼻に抜ける音を漏らした。]
(27) 2018/03/03(Sat) 23時頃
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[>>31与えられたのは呪いと毒ときっかけ、だけではない。 許しがあった。己の欲を解き放つ土壌があった。 たとえ間接的だったとしても、溺れてよいのだと導かれた。 その結果が、今の己だと。
食い込む指先は痛みも感じるが、それだけ藤之助自身が悦んでくれているのだと知れて、こちらの悦びも増える。]
ぅん、んんんんっ!!
[奥を突かれれば、そのまま押し出されるように甘い嬌声が喉を通り抜けた。 動きが止まれば次を早くと身体が欲しがるものの、欲まみれの小声が落ちてくればじわりと胸に染みる。 ケイイチを誘う声には、それよりも早くこの奥を攻めてほしい、と焦れて臀部を押し付けたが。]
(36) 2018/03/04(Sun) 00時頃
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――医務室――
んぅ、 ぁ――
[激しいピストンがなくとも、藤之助が身体を折れば陰茎が動く。背に出来たばかりの痕に刺激が加われば、己の浅ましい全身は戦慄く。 とろとろの糖蜜のような甘い声の最中、囁かれた質問に喉が反った。]
(52) 2018/03/04(Sun) 13時頃
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かすが、いっぺぃ た にじゅ ろく、――――
[名前、年齢。ミナカタと違って隠すようなものではなかった。 屈すること、従ずること、どちらも己に許してしまえば枷はない。 代わりに、経験人数を問われたところだけ、留まる。 言えないのではなく、数えている。 蠱毒を操る忍として、身体にまつわるいろは、敵地に潜り込む術はいくつも学ばされた。 男子とて、房中のそれも。 一体、竿を穴を、何度捧げただろう。]
ッあ、ぁ、 ごめ なさぃ、
[答える前に雄芯を引き抜かれたのは、時間切れだと認識した。 縋る。再びの挿入を懇願するうちに転がされ、剛直を受け入れれば安堵に笑みが浮かぶほど。]
(53) 2018/03/04(Sun) 13時頃
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[悦びに弛緩する表情と真逆、腸はもう離さないとばかりにきゅうきゅうと藤之助の雄を咥えこんだ。 抱き上げられようとするのには、自ら両手を伸ばして首筋に手を絡める。 密着を指示する言葉に頷くと、体重をすっかり預けてくたりと甘えた。
行き先は、うっとりと目を閉じてしまったからわからない。 歩く振動を腸管で受け止めるだけで、精を吐き出しそうなほどに己の雄が悦んでいた*]
(54) 2018/03/04(Sun) 13時半頃
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――明之進の部屋の前――
[聞こえた声>>49は、仲間"だった"男の声だ。 己を見捨てた男の前に姿を出して、今更交渉の余地があるだろうかと思ったが、こちらが声を上げる隙はない。 己自身も一度明之進と袂を分かったのだ。出来ることなどそうありはしない。
ただ、救おうと手を伸ばしてくれた仲間の――メルヤの甘い声>>58がすれば、ぴくりと肩が跳ねて反応を示した。 この姿を、見せたくない。そう思えば思うほど逃げ場はなく、藤之助の胸元に顔を埋めてきつく抱きつく。 その行為を、いじらしいと見られるか抵抗と見られるかはわからない。 ただ、いっそ与えられるものに溺れてもっと自我を失ってしまいたいとも、思っていた**]
(63) 2018/03/04(Sun) 18時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2018/03/04(Sun) 18時半頃
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――明之進の私室――
[スピーカーの声>>67>>68には、懐かしさと性欲が同時に刺激される。 ああ、なんて幸せそうな声だろう。所々に混ざる仲間の名前が、より安堵を誘う。 帰る、という藤之助の言葉が現実味を帯びた。あの場所に帰る。幸福な仲間が、そこにいる。 ケイイチが勧誘活動、と言った。メルヤも――或いはさらに明之進も――ここに還るなら、苦しみに耐えさせることもない。欲望に身を任せてもいい。
それはひとつの帰結にも思えた。望んだ形ではなくとも、結末としてはあり得るものだと。 そう思う時点で戻れないところにいるのだと、今更ぼんやり自覚する。]
(76) 2018/03/04(Sun) 22時半頃
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[郷愁にふける間、その声は真下から聞こえた>>73。 頑なに明之進とメルヤの側は見ないようにしていたせいで、紅い瞳も表情も見ることはなかった。 故に、藤之助と対話していたはずの相手の気配が足元からしたのには、驚きが勝って、ゃ、と小さな拒絶の声が出る。]
……とー、さ ま。
[突然が過ぎて、音の意味を理解するには足りない。 ぱち、と閉じていた目を開けて、藤之助を仰ぎ見る。]
(77) 2018/03/04(Sun) 22時半頃
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ひ――――!
[瞬間、影が取り囲む。 それらは敵意こそ齎さないものの、小さな恐怖を植え付けた。 そして一斉に壁が声を上げれば、声から逃げるように縮こまる。 声たちは重なり、それが何を意味する言葉なのかなど到底聞き取れない。 藤之助の首に回していた手を外しては、壁が何事もなかったように消えてしまうまで、耳を塞いでいる*]
(78) 2018/03/04(Sun) 22時半頃
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遅い――なら ッ、ひぁ、 あっ、んん、あッ……!
[遅い>>80。そう、遅かったのだろう、もうとうの昔に。 なら、みな堕ちてしまえば。孤独を味わわせることも、苦痛を耐えさせることもない。 そう紡ぐはずだった言葉は、赤子をあやすかのように揺すぶられ突き挿れられるペニスによって喘ぎ声に書き換えられた。 声はもう、抑えようとしても抑えられない。 それこそ赤子が甘えるように抱き付いて、おそらく本来の親子の言葉を聞いている。]
(88) 2018/03/04(Sun) 23時半頃
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ちち、おや……
[父親の顔を、思い出そうとしてみた。 記憶にない。乳母の顔はあっても、両親の顔はない。 微かに人間の顔をして、けれどすぐに捨てた。 己は人を、対魔忍を捨てるのだから、些末なことでしかなかった。]
(92) 2018/03/04(Sun) 23時半頃
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[リノリウムの床に下ろされる。 ずるりと抜ける雄の喪失に、物欲しげな目が藤之助を追った*]
(93) 2018/03/04(Sun) 23時半頃
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