人狼議事


46 青の灯台守り

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【人】 奏者 セシル

[ホレーショーの身体が、一度跳ねて、動かなくなった。
それを確認してから、こちらも床に崩れ落ちる。抜け落ちた鋏が、床で高い音を立てた。]

……ははっ、

[笑えない話だった。
笑うしか、なかった。]

……ラルフ、ごめん。
鋏、汚してしまったよ。

[彼に背を向けたまま、うなだれ、笑う。左目はずきずきと痛み、あまりに痛すぎて、却って麻痺してしまったようだった。]

(0) 2012/03/30(Fri) 02時頃

セシルは、ぎこちない動きで、ナイフを求め視線をさまよわす。**

2012/03/30(Fri) 02時頃


【人】 奏者 セシル

[掴もうとしたナイフはそれより先に、ラルフの手に渡った。]

……返して。

[見上げた先、ラルフは必死に口を動かす。小さな小さなその音は、きっと悲しい声だった。]

(5) 2012/03/30(Fri) 18時頃

【人】 奏者 セシル

……僕はね、王立楽団に入りたかった。

[話し出したのは、答えのつもり。もしかしたら懺悔なのかも知れないが。]

これでも結構練習したんだ。音楽のことしか考えてなかった。眠るのを忘れて倒れたり、手首を腫らしてしまったりね。
妬まれて楽譜を破かれるから、何枚も写しを作ったりしたよ。
神童なんて言われて、音楽院でも主席を取って。あとは18になるのを待つだけだった。

なのに。

(6) 2012/03/30(Fri) 18時半頃

【人】 奏者 セシル

[その後のことは語る必要も無いだろう。互いに、よく、知っている。]

今年は僕の同級が選ばれたらしい。僕の足下にも及ばなかった癖に。
ラルフは、こんな理由を軽いと思うかい。

[微笑んで。左手で鋏を掴む。立ち上がり、一歩、二歩。視界の端にサイモンを見つけて、彼がナイフを奪おうとするのを見て右手をさしのべる。こちらに頂戴と言うように。]

(7) 2012/03/30(Fri) 18時半頃

【人】 奏者 セシル

もう始めてしまったんだ。今やめても、次の灯台守が補充されて、きっとまたいつか破裂する。
そのときはラルフも僕も、あっさり殺される側かも知れないね。
……それじゃあ意味が無いから、今、終わりにしよう。

(8) 2012/03/30(Fri) 18時半頃

【人】 奏者 セシル

[壊れられれば良かった。溺れられれば良かった。
そうすれば彼の望み通り、生き延びることが出来たのかも知れなかった。

この身体は、ピアノの弾き方しか知らなかった。]

……今やめても、きっともうどうにもならない。
僕とマダムは別に相談して動いたわけじゃなかったんだ。それと同じ。
いずれまた誰かが、ここを壊す。僕はもう、それまで待ちたくはないよ。

[次にナイフはサイモンの手に。逆手に持つ様子を見て首を傾げた。]

あの子を送って、貴方を送って、ラルフも送って、ピアノを弾こう。
ここを青の王の王都にするんだ。そうしたら僕も……

[ピアノを弾きながら毒を食もうか。それともソナタの形式に則り、物見台から落下しようか。]

……鋏だと、きっと、痛い。ナイフなら一瞬ですむんだ。

[囁く声は、水気を含んだ。]

(14) 2012/03/30(Fri) 20時半頃

【人】 奏者 セシル

[ラルフの指が、ピアノを指す。
その意図するところを読み取って、青年の瞳がふっと、和らいだ。]

……いいよ。
そういえば、まだ、聞かせてなかった。

[部屋の真ん中の、大きな大きなグランドピアノ。数日前磨かれたばかりのそれ。鋏を棚の上に置いて、そっと蓋を開けた。
──一番好きな曲を弾こう。]

(21) 2012/03/30(Fri) 22時頃

【人】 奏者 セシル

[椅子に座り。息を吸って、手をそっと鍵盤の上に。
一瞬の空白の後に、重低音の和音が響き渡る。

重い悲しみの中を、一瞬だけ蝶が舞うような軽やかな旋律、それをたたき落とすような低音。迫り来るような左手の和音の上、右手は破滅に向け白と黒の上を踊る。一瞬の穏やかさを、全て押し流すようなパセティーク。

きっと、それは、今までで一番の演奏になった。]

(23) 2012/03/30(Fri) 22時頃

【人】 奏者 セシル

[演奏はやまない。
やめるはずもない。

曲はますます盛り上がり、高らかに主題を示す。]

(28) 2012/03/30(Fri) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

[それは     に捧げるピアノ]

(29) 2012/03/30(Fri) 22時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2012/03/30(Fri) 23時半頃


【人】 奏者 セシル

[会心の、演奏だった。

その余韻に浸る喉元に、冷たい感触があっても、一瞬気づかないほどだった。]

か、はっ……

[強く引かれて身体は、後ろへと倒れこむ。
先ほどまでピアノに触れていた指が、今度は喉を、掻き毟る。

唇がわななき。瞳は一瞬ラルフを映し。

すぐに何も、映さなくなった]

(37) 2012/03/31(Sat) 00時頃

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