191 The wonderful world -7 days of MORI-
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―― 5day・中央エリア/モリ警察署 ――
[五度目の目覚めはよく知る場所で。
ペット探しによく訪れていたそこは、 市民の安全を守る守護者が昼夜問わず働いている。
辺りを見回せば、今日も怒鳴は付近にはいなかった。 そして、着信音にメールを確認し、 並ぶ文字に微かに目を細めた]
ほう、純朴なる愛か……。
[随分と抽象的なミッションに、 とりあえずはと美術館に向かおうとしたが、 脳内に響くテレパシーに足を止めた]
(73) 2016/06/13(Mon) 21時半頃
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( 随分と困っている……?)
[ミッションと関係ないと前置きされた後に、 語られる怒鳴の"困った事情"に耳を傾けて、
―――― 男の探偵の血が騒いだ]
(75) 2016/06/13(Mon) 21時半頃
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ミスター怒鳴、今どこにいる。 教え給え。今すぐに!
[まくしたて、言葉を並べる男は、 普段の様子とは全く違う迫力があっただろう]
(-23) 2016/06/13(Mon) 21時半頃
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[怒鳴にテレパシーを送った後、 地面に薄い影が落ちていることに気付く。
曇っているのだろうかと見上げれば、 空を覆う大量のクラゲの群れがそこに在った。
ふより ふより ――――
海を冠する名前を持つ生物が空を緩やかに泳ぐ光景は、 幻想的でいてファンタジーのようだと、 " 生前の男ならば "嬉し気にそう思っただろう]
(98) 2016/06/13(Mon) 22時頃
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[ パ ァ ン ! ]
(100) 2016/06/13(Mon) 22時頃
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こんなに空を泳ぎ回られては敵いませんな。
[煙玉に撃ち落とされたクラゲのノイズは、 身体に風穴を開けた後、地に着く前に消える。
ゆらゆらと揺れ動く触手に気味悪げな視線を向け、 返ってきた怒鳴のテレパシーに口角を上げた]
さあ、行きますかな。
[相方にひ弱と称された男は、 目に確かな光を宿らせ、 クラゲを撃ち落としながら南へ向かう]
(101) 2016/06/13(Mon) 22時頃
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―― 南エリア / モリ駅 ――
[地上の人の群れ。空の海月の群れ。 騒めく空気を感じながらその中心へと向かう。
そして所在なさげに弁当箱を持つ 怒鳴の姿を見つけて、男は足を進めた]
……ミスター怒鳴。 貴殿が困っていることと、事情は分かった。
―――― だが! 名前だけなど情報が少なすぎるだろう! 情報を持つ人物がいるならもっとよく話を聞き給え!
[人探し舐めるなと言わんばかりの剣幕で怒鳴へと詰め寄る。 そして近くに怒鳴が話を聞いたという老婦人を見かければ、 怒鳴から離れてにこりと笑みを浮かべるだろう]
(111) 2016/06/13(Mon) 22時半頃
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いやはやご婦人。 この男が何か失礼をしませんでしたかな? そうだとしたら申し訳ない。
ご子息に会うために、 わざわざ遠くから来られたのでしょう。 随分と苦労なされましたな。
ところでご子息を探しておられるのでしょう? 写真があればお見せいただけると有り難く。 あと身長はどのくらいかご存知ですかな?
[etc、etc……。 人探しに必要な情報をメモを取りながら タカシなる人物の特徴を老婦人から聞き出す。
そして情報が集まった頃、老婦人に礼を言って男はメモを懐に仕舞った]
(113) 2016/06/13(Mon) 22時半頃
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情報、感謝致しますぞ。
ふむ……。 こんな騒がしい場所で待ってもらうのも申し訳ない。 北エリアでも案内しましょうぞ。
[せっかくご子息に会いに来たのならば、 探している間こんな騒がしい場所で待たせるよりも、 カフェぱせりや宵越屋、モリ美術館といった 落ち着ける場所で待っていてもらった方がいいだろう。
そこでようやく、はた、と思う。
つい人探しと聞いて探偵の血が騒いでしまったが、 よく考えずともこれはミッションには関係がない]
(115) 2016/06/13(Mon) 22時半頃
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[しかし、まあいいか ―― と男は真顔で思った。 今までのミッションも、男と怒鳴がクリアしたものはない。
書店には景山とイースターが到達し、 黄金のバッジはヒトシに委ね、 爆弾一味は爆弾を見つけたところで逃亡し、 食い逃げ犯を捕まえたのも パーカーの少年と森という少女だ。
今回も誰かしらがクリアしてくれるだろう。 それに困っている女性を見捨てるのは男の美学に反する。
そして怒鳴と老婦人の反対がなければ、 連れ立って北エリアへ向かおうとするだろう]*
(117) 2016/06/13(Mon) 22時半頃
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/* 連日思っているがプリシラのパートナーの欄がいつも寂しい事になってるのが面白いなって。
(-42) 2016/06/13(Mon) 23時頃
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[怒鳴と老婦人と、駅から外に出た瞬間。
老婦人が驚いたような表情を浮かべ、 辺りをきょろきょろと不安げに見回している。
その様子に同じく驚きを表して老婦人に語りかけるが 彼女はこちらの様子に一切気付いていない様子だった]
もしや、駅から外に出ると 吾輩たちが見えなくなるのか?
[そう言えば、一番最初のメールにあった。 >>0:#5 「地図に載っている一部の建物の中では、 一時的に実体化して買い物や生者との交流が可能」
という事は、あの老婦人は生者なのだろう]
(137) 2016/06/13(Mon) 23時半頃
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む……不本意だが、驚かせてしまったようだな。
[申し訳ないと、こちらの声が聞こえない彼女に告げ、 後ろ髪を引かれる思いをしながら、 仕方なしに怒鳴と共にメールに会った美術館へ向かおうと]*
(138) 2016/06/13(Mon) 23時半頃
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/* ツイッターのDMくっそwwwwwww お互いにお互い庇って死にたいって言い出した私とぐりこさんェwwwww
(-69) 2016/06/13(Mon) 23時半頃
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/* しかし今日ラ神くるかもー?って思ってたところにまさかの小津直撃で吹いた。あれか、煙の矢撃ってたからラ神に撃たれたのかそうなのか。
(-80) 2016/06/14(Tue) 00時頃
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/* 投票は怒鳴くんに刺しておくよ!愛です!!
(-81) 2016/06/14(Tue) 00時頃
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/* 怒鳴くんがレッドカーペット敷いてくれてて平伏すしかない…。
(-99) 2016/06/14(Tue) 21時半頃
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―― 北エリア/モリ美術館 ――
うむ……確かに、クラゲの量が増えているな。 今回出されたミッションと 何か関係があるのかもしれん。
[>>178 空を覆う大量のクラゲの群れ。 それらは美術館に近づくにつれて量を増す。
怒鳴曰く、美術館にタカシなる人物がいるとの事。 情報源は、イースター。 いつの間に仲良くなったのかとも思うも、 泥棒とヤクザが仲がいいのは案外しっくりきた]
(213) 2016/06/14(Tue) 22時頃
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[そして、呟かれた一言に目を凝らす。>>180
視力20(>>2:326)の怒鳴は何事かに気付いたようだが、 怒鳴ほど視力が良くない男はそれが何か察せず。
ただ、視界の先に項垂れる男性が一人と、 その男性から湧き出す大量のノイズの異様さは、気付く]
お……ま、待ち給えミスター!
[>>181>>185 近づいてきたクラゲの攻撃を怒鳴は躱し、 持っていた弁当箱と手紙を男に押し付けてきた]
(215) 2016/06/14(Tue) 22時頃
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[―――― そして拳に炎を纏わせて、地を穿つ。
宙を浮遊していたクラゲのノイズは、 怒鳴の炎に焼かれ、爆発し、地へと身体の欠片を降らせた。
その光景に男はただ瞠目していたが、 消滅したノイズを割って開かれる一筋の道と、 響いてきたテレパシーに、正面を見据えた]
(217) 2016/06/14(Tue) 22時頃
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――― 言われずとも、分かっておる!
(-103) 2016/06/14(Tue) 22時頃
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[道は彼が作ってくれた。 ならば、突き進むのは男の役目だ。
―― 地を蹴る。 クラゲのトンネルが塞がる前に割れた道を駆け抜ける。
走ったのは一体どれくらいぶりだっただろう。 駆けるのは優雅ではないと、いつも歩いてばかりだったから。 その道を駆け抜け、息を整えながら男性へと近づいていく]
ミスタータカシとは、貴殿か? 貴殿の母君から弁当と手紙を預かってきた。
……母君はモリ駅におられる。 貴殿に会いに来たそうだ。 早く、顔を見せてやり給え。
[そうして、男性に弁当と手紙を差し出した]*
(220) 2016/06/14(Tue) 22時頃
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/* NPCと言えど、タカシとお母さんを会わせたいマン。
(-107) 2016/06/14(Tue) 22時頃
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まさか、ミッションだったとはな……。
["美術館にて虚ろを彷徨う男"
先に美術館を訪れていれば気付いていたであろうが、 "純朴なる愛"を持つ存在に先に出会ったため、 それがミッションだとは思ってもいなかった]
純朴なる愛か。 ……その通りだな。
[親から子供への愛は何にも勝るものだろう。 覚束ない足取りで、それでもしっかり立ち上がって 歩く男性を見送って微かに笑みを浮かべた]
(241) 2016/06/14(Tue) 23時頃
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( ……里見、美樹…… )
[置いてきてしまった妻と娘。 男が死んで、どうしているだろう。
男には、分からない。 でも、もしも、このゲームで生き残ることが出来たら。 ―― 生き返ることが出来たなら。
ずっと訪ねることが出来なかった二人に 会いに行ってみようと思った。
"大切なもの"を失って、 ようやく見えてきたものがあったから]
(242) 2016/06/14(Tue) 23時頃
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ん……?嗚呼、そうだな。 ……その手は何だね?
[>>233 頭の高さに掲げられる手。 それをハイタッチだと言われて、漸く理解して。
―――― ぱしん
乾いた音。崩れた怒鳴の相好に、同じく笑みを零した。 手のひらをじぃと眺める]
( こういう感覚も、悪くない )
[相手があの怒鳴なのも、不思議なものだ。 だけど、これも何かの縁なのだろう。 もしくは、神の悪戯ともいうべきか。 しかしどうやら感慨に浸っている暇はないらしい]
(243) 2016/06/14(Tue) 23時頃
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嗚呼、どうやらそのようだな。
[>>234 手の甲からタイマーは消えた。 だがノイズはまだ消えてはいなかったようで、 宙を漂うノイズは健在だ。
炎を再び拳に纏わせる怒鳴に倣い、 右手にパイプを持ち、構えた]*
(244) 2016/06/14(Tue) 23時頃
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/* 死亡フラグ建築作業なのだよ。 そしてあまり時間がないな……。
(-115) 2016/06/14(Tue) 23時頃
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[宙を舞うクラゲのノイズに攻撃を仕掛けようとした所。 >>251 呼ばれる名前に振り返って目を丸くし、眉を下げる]
キミとここで会う事になるとはな……。
[一度しか会っていない顔だったが、覚えている。 いつかの猫探しの時に出会った類という少年だ。 (娘の美樹も、彼と同じくらいの年齢のはずだ。 最後に会ったのは、もう五年も前になるが)
夕暮れの中。 どこか寂しそうな目をしているように見えた少年だった。
そして男が見えるという事は、類もこの世を去ったのだろう]
(258) 2016/06/14(Tue) 23時半頃
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どうであろうな。 そうかもしれないし、そうでないかもしれぬ。
[何しろ男にも何故見ず知らずの女性に刺されたのか 見当がついていなかったものだから。
しかし世間話に花を咲かせている場合ではない。 ノイズはまだ目の前に存在しているのだから]
……一人かね? 危ないからキミは下がっていたまえ。
[再び視線を前に戻して、クラゲを切り裂かんと 煙から三日月状の刃を生成し、飛ばした]
(259) 2016/06/14(Tue) 23時半頃
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