26 堕ちる、花 ―Degeneration―
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/* やっぱり落ちたか。 テッドすまんな。間に合わなかったぜorz
(-0) 2011/03/14(Mon) 01時頃
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んっ……。
[指先を抜けば、上がる相手の声に喉が一つなった。 碌に身体を拭かぬまま、なだれ込むは狭いシングルベッドの上。
極力優しくを心がけて、けれど押し倒したことには変わりなく。 2人分の体重受けて軋むベッドの音を聴きながら、 先程の続きと―――貪るように合わせる唇。
やがて、男の唇は、相手の唇を離れ、顎を伝い 下へ下へと移って行く。
首筋に、胸元に、臍の周りに……―――。 痣あるところは柔らかく。そうでない所はきつく。
やがて辿り着いた雄の象徴さえ、なんの抵抗もなく口に含んだ。]
↑間に合わなかった発言でした。 折角なので埋めておこう。
(-4) 2011/03/14(Mon) 01時頃
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/* なにやら、とっても、テッドが可愛くなってしまtt。
(-13) 2011/03/14(Mon) 01時頃
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[浴室からベッドに移った行為。 押し倒した相手は、常の反発が嘘のように男の手に堕ちた。
もっとと強請られれば、与えるだけ与えて。
行為が終わった時には、互いに白濁まみれだった。]
んっ……―――。
[礼に一つ喉を鳴らす。 手早く済ませる後処理の後、告げられる言葉に頷いた。 ―――次の日から会えなくなることを 否、己から会わなくなるように行動するとは知らずに。]
仕事、か。 私も、もう1件行ける、かね。
[まだ仕事があるというテッドを見送って、取る携帯。 そこにはメールが1通。返信しながら考える仕事先。]
(+0) 2011/03/14(Mon) 02時頃
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[返信するのは、キャロルに。]
Re:平気
困ったことというのは、辛いことではないのか?
[読みようによっては難解な一文。 そして、それを送って直ぐに、別のメールを送ることになる。
―――きっとそれが、男が今より深い闇に堕ちる切片。]
(+1) 2011/03/14(Mon) 02時頃
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[返信終えれば、連絡を取ろうとするのはジェレミーだった。 今宵は、酷いクライアントを相手にする気が起きず。 彼なら――と、思ったのは新たな情報を得れるかもしれない という算段もあった。
けれど……―――]
――……電話が解約されている?
[かけども、無機質な音声が伝える事実。 ふっと脳裏をかすめるは、厭な予感。
男は車をジェレミーのマンションに走らせる。 取り次ぎを頼むも、断られ―――厭な予感は深まる。]
(+2) 2011/03/14(Mon) 02時半頃
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尋ねたいことがある。 ジェレミーに何かしたか?
[取り出した携帯で打ち出す文字。 送る相手はキャロルにだ。
送ってから電話にすればよかったと後悔するほど、 男は気が動転していたよう。 相手から連絡がくるまで 車の中、じっと携帯を見詰めていた。
相手は答えを直接くれるだろうか。 それとも、何か取引を要求するのだろうか。
なんにせよ ―――男は自らより深い闇に堕ちるを選択することになる。]
(+3) 2011/03/14(Mon) 02時半頃
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[見詰める先、携帯が光る。 返ってきた文字列を見ると、今度は迷わず電話をかける。
キャロルが出れば、問うだろう。]
クレームを出した、クライアントは誰だ?
[――……と。
1通目の内容は、まるで忘れてしまったかのように。]
(+4) 2011/03/14(Mon) 03時頃
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リッパー……だと?
[電話に出た相手の返答に、低く唸るように呟く。
男にはリッパーで通じた。 何故なら彼女が、男の名を紡いだことから判るように、 男は過去、彼女を相手にしたことがあった。
――……その時つけられた傷痕は、今でも背にある。]
……ジェレミーと連絡がつかない。 まさか、とは思うが。
[傷ですんだのは、ジェレミーが彼女の癖を教えてくれたからだ。 そんな彼が死んでいるとは思わないが、 現状からタダですんでいるとは思えない。
妥当な問いかけに、ポツリとそのような返答を。]
(+5) 2011/03/14(Mon) 03時半頃
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嗚呼、このような時間に電話して悪かった。 教えてくれて、ありがとう。
[さらにそのような言葉続けた後、ブツリと通話を切った。 その後の男が、リッパーの元に向かったのか。 それともオーナーに直談判に行ったのか。 それは、また後ほどの話になる*]
(+6) 2011/03/14(Mon) 03時半頃
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― 朝 ―
[男の姿は、と或るスタジオにあった。 キャロルがいつもの黒服というメンバーの中に、 密やかに紛れている。
けれど、キャロルが、 直ぐに男をディーンとは気がつけなかったかもしれない。
肩口で切りそろえていた髪は、今は短く切られ 前髪がトレードマークとなっていた眉間の皺を隠していた。 ただそれだけで、ガラリと雰囲気を変えた男は、 ディーンではなくラトウィッジとしてその場に存在した。]
(+12) 2011/03/14(Mon) 11時半頃
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―――……ふん、ソフィアか。
[堕とす相手がソフィアと知ると、 どこか納得したように語ちる。 前髪に隠れた眉が寄せられるのは、 喋れば舌に感じる違和感から。 男が口を開けば、紅い下の先に、 チラリと銀のピアスが光るのが他者からは見えるだろう。]
(+13) 2011/03/14(Mon) 11時半頃
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[キャロルとの通話を切った男は、オーナーの元へと向かった。
今、男にとって重要なのは、ジェレミーの安否が1番ではない。 1番に考えるのは、妹の幸せ。
リストにチェックを入れた行為に対するペナルティ。 己にも科せられるならば、 一番己にダメージを与えられるのは何かを オーナーは判っていると知っている。
――……だから、先手を打った。]
(+14) 2011/03/14(Mon) 11時半頃
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[結んだ契約は、今後一切妹に手出しをしないこと。 その代わり、男はディーンではなく ラトウィッジ(オーナーの玩具)として生きるというもの。]
……これで妹に手出ししたら 貴様を殺してやる。
[いっそ艶冶に微笑み、そう宣言する男の顎をオーナーは捉え。 ブスリ――と、差し出すように促した舌にピアスを穿った。 それはまるで玩具の証のように。
その後、ラトウィッジの印象を払しょくさせるために、 伸ばしていた髪は切られ、男はラトウィッジとなった。]
(+15) 2011/03/14(Mon) 11時半頃
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[携帯はアドレスも番号も変えた。 ただ、電話帳のデータはそのまま引き継いだ為、 此方から連絡をつけることは出来る。
――唯、事務所の彼らに連絡を取る気はなかったけれど。
携帯を変える前、マーゴからの着信に気がついていた。 けれど、あえて連絡はとらなかった。
キャロルの取り仕切る現場を手伝っておいでと オーナーから命令されれば現場に向かいつつ、 その新しくなった携帯で連絡を取るのはガイドに。 1つメールを送った。]
(+16) 2011/03/14(Mon) 12時頃
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ラトウィッジだ。 リッパーにあった後 ジェレミーがどうなったか知りたい。
[彼らと直接繋がる通信機は与えられていない。 それが与えられるかどうかは、 ガイドとキャロル次第らしいが。
全く見知らぬアドレスからの問いかけに、 ガイドはどのように反応するのだろうか。
ジェレミーの件は急ぎではないが故 携帯を閉じると、男は某スタジオへと向かったのだった*]
(+17) 2011/03/14(Mon) 12時頃
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/* こう、今日になって議事の別鯖を ダウンさせてるとか知りまして。
どういっていいのか判らないのですが RP続けて大丈夫かな…… とか、おろりとしておりました。
こう、色々難しいですね。 村の内容が内容なので(それが悪いというわけでなく) モチベーション的に。
被災地の皆様に思い馳せつつ……。
(-110) 2011/03/14(Mon) 21時頃
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/* って、ガイド、おまえ!!!
(-112) 2011/03/14(Mon) 21時頃
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[ソフィアを乗せた車を運転していたのは、 ラトウィッジと名を変えた男だ。]
[ソフィアを届けた場所。 念の為と控えていた部屋にも届く悲鳴。 イアンと呼ぶ声に、男は薄く笑った。]
唯、待って、頼って、 道が開けると思う方が間違いだ。
[くつっと喉を鳴らす。 ディーンであった時は言えなかった言葉を語ちる。 けれど、それもソフィアに届くものではなかったけれど。
――嗚呼、彼女のことは 苦手 だった。 それでも忠告はしていた。仕事として相談にも乗った。 それをふいにしたのは、彼女自身だ。そう思う。]
(+26) 2011/03/14(Mon) 21時半頃
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[男は手持無沙汰故に、煙草を口に咥えた。 目の前に灰皿があるということは、禁煙ではない筈。 けれど、咥えてから止めたのは、舌に走る痛み故に。
舌打ちをすれば、また傷む。 前髪で隠れた眉間に皺を寄せながら、取り出すのは携帯。 番号もアドレスも変えたそれに連絡をくれるものなど 極限られているが―――癖のように。]
っと、はい、ラトウィッジです。
[タイミング良く鳴った携帯の相手はオーナーだった。 一度戻ってこいという。渡すものがあるからと。
後のことは、残る黒服達に任せて、男は一度オーナーの元へ。 渡されるのは、キャロルとガイドに繋がる通信機。 それと……―――。]
(+27) 2011/03/14(Mon) 21時半頃
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―――……はっ?
[ガイドが己の下につくという言葉。 困惑する表情すら愉しむオーナーに渋い顔をするも、 疑問をぶつけるような位置に己はいない。 あとは、気にいりのキャロルを護るように告げられると、 下がれと言われた。]
(+28) 2011/03/14(Mon) 21時半頃
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[オーナーの元を辞し、再度携帯に視線を落とせば メールの受信を告げるマークがあった。
文面を確かめるも、メールを打つより通信をした方が早いかと 男は通信機を身につけた。
――彼らの通信の間に、ザザッ一瞬ノイズが走る。]
――……何がどうしたって?
[聴こえるのは、ばれたという言葉。 メアリー、そしてテッドという良く知った名。
やや間をあけてから、男は尋ねる言を通信に乗せた。]
(+29) 2011/03/14(Mon) 21時半頃
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テッドに……ばれたか。
[ふむ……と、何かを考え込むような息を吐く。 考えこむ間は、キャロルが己と同じ匂いと言えば、長くなる。 思い至ることがあるような……とは、ベッドの中を思い出して。]
……彼は、情に訴えれば どうにかなる可能性はあると思うが?
まぁ、オーナーの最終目標が何処にあるかにもよるが……。
[それは命令ではなく、進言の形に近かった。]
(+30) 2011/03/14(Mon) 22時頃
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確かに、『キャロル』は苦手そうだな。
[キャロルの言葉に返す。 今は、セシルではないらしいと認識した。]
……キャロルがそう(債務を返すことだと)思うなら テッドを残した方が良いと思う。
彼がいなくなったら、 表をマネージメントできるものが居なくなる。 嗚呼、できるなら、私の机の上に これからするべきことをまとめた資料があるから渡すといい。
(+31) 2011/03/14(Mon) 23時頃
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[内心、オーナーの最終目標は 借金の返済でないのではと思いながら言葉を織る。
男が思うオーナーの思惑は
――人を堕としてそれを愉しみたい
のではないかと思っていた。
ただ借金を返済させたいなら、 もっと上手な手段がある筈なのだ。]
(+32) 2011/03/14(Mon) 23時頃
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[オーナーが堕ちる様を愉しむ中に、男も数えられているのだろう。
ジェレミーに言われた言葉を思い出す。 堕ちながらも、底辺にはいかないと抗うような君の貌が好きだと。 底辺――堕ちても、人の不幸を愉しむようにはなりたくない。 そう思っていた。
先程、せせら笑ったソフィアのことを思い出す。 ―――そして、もう後悔するのだ。 そんな苦悩する己を、オーナーは愉しんでいるのだと 思うのは被害妄想か、否か。]
嗚呼、そういえば、言うのを忘れていた。 ガイドに送っていたメールの件だが 単純に知りたいだけ、だ。
[苦い溜息を噛み殺しながら そもそも通信を繋げた理由を思い出して ガイドに告げた。]
(+33) 2011/03/14(Mon) 23時頃
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だれがおかんだ……―――。
[そして、聴こえたガイドの声に不機嫌そうにボソリ。]
(+34) 2011/03/14(Mon) 23時頃
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―――……いや、それは無理だろ。
[どんな計算すれば1ヶ月に1億返せるのだと。 キャロルの言葉に、頭を抱えた。]
(+35) 2011/03/14(Mon) 23時頃
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/* 1ヶ月で1億は流石に無理だと思うのですが いかがでしょうか?
や。中の人、経理さっぱりですけど……。
裏の仕事してても、1ヶ月に1億返せたら そもそも借金してない気がするんです。 年俸12億って結構な額だと思うんですが。 う〜ん
パ━━ヽ(*゚Д゚)ノ━━ン !!!!!
(-146) 2011/03/14(Mon) 23時頃
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[裏の仕事をしているとはいえ 1ヵ月に1億返せる能力が事務所にあれば、 そもそも借金などしていないだろう。
――とは、男が思うところなので実際はどうか判らないが。]
―――……そうか。
[キャロルの頭が振られるのは見えない。 こちらが頭を抱えているのも見えないだろう。
返ってきたガイドの応えには、短く唸るように返す。
ジェレミーのことだ、それでも死んではいないだろう と希望的観測。 何かあれば、この世界にあれば遅からず聴こえてくる筈。 動くのは時期早々。 己の足元が固まっていないうちに動くは首を絞める。 そう、己を戒めた。]
(+36) 2011/03/14(Mon) 23時半頃
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