176 両片想い薔薇村-Snow fairy
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/*>>このタイミングで落ち<< いや嬉しいけどいっそゲイcoしとけばよかったかな!?!?
(-3) 2015/11/25(Wed) 01時頃
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― だいっきらいなピアスのお話 ―
[僕には、妹が一人いました。
僕と同じ特徴を持ちながら、僕よりずぅっと聡明な、 ――――双子の、妹。
そうして妹には、とても大切な友人が居たんです。 実の兄妹より仲がいいと言われるくらい仲良しな友人です。 僕にとっても"彼女"は幼なじみで、 まるで……そう、実の妹のように思っていたんです。
その"彼女"に、告白されるまでは]
(3) 2015/11/25(Wed) 01時半頃
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[――迷いました、困りました。 けれど幼い僕は、"彼女"の好意を無碍には出来なかったんです。 慈しむべき妹のような存在を、傷付けたくなかったから。 "彼女"が事実を知った時の方が、 よっぽど傷付くだろうと、わかっていたはずなのに。
付き合ってという彼女に、喜んでと返して。 その日から僕たちは、恋人同士になりました。
今思えば、酷く浅はかだったと思います。 それでも僕は、必死に"彼女"を好きになろうと努力したんです。 とはいえ最後まで、手を繋ぐのが精一杯だったんですが。
その関係は、思いの外あっさりと幕を下ろしました。 僕たちの関係が、妹にバレたことによって]
(4) 2015/11/25(Wed) 01時半頃
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[妹は、僕がゲイだと知っていました。 幸いにも、僕の嗜好について理解を示してくれて。 蔑むでもなく、嘲るでもなく、応援すら、してくれたんです。
……そのはず、だったんです]
(5) 2015/11/25(Wed) 01時半頃
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"――気持ち悪いわ"。
(6) 2015/11/25(Wed) 01時半頃
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[僕たちの関係を知った妹は、確かにそう言いました。
――彼女を好きになりたいんだ、と。 そう言う僕に向かって、妹は吐き捨てるように言ったんです。
一瞬何が起こったのか、僕にはわかりませんでした。 それでもその時、理解したんです。 母だって、妹だって。理解したフリをしていただけ。 内心では、嘲り嫌悪していたのだと]
(7) 2015/11/25(Wed) 01時半頃
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"ゲイのくせに"
"どうしてよりによって、彼女なの"
"気持ち悪い"
"身の程を知りなさいよ"
(8) 2015/11/25(Wed) 01時半頃
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[妹からしたら、親友を利用された気分だったのでしょう。 同性愛者の兄に誑かされ、偽装の恋人をさせられているのだと。 酷く仲の良い二人でしたから、取られたと思ったのかも。
そのまま喧嘩別れしてしまったので、 妹の思う所は、今となってはわかりません。 妹が"彼女"を連れて行ってしまったので 二人がその後どうしたのかも、わかりません。
最後に僕の手元に残ったのは一つのピアスでした。 ――――そう、たった"一つ"の ピアス]
(9) 2015/11/25(Wed) 01時半頃
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["もう二度と、可哀想な女性が現れないように"、と。 同性愛者の"印"を、右耳に穿つのだと、そう言って 妹は、このピアスを僕に渡したんです。
……つける以外に、選択肢があったでしょうか。
罪滅ぼし? いいえ、違います。
"男のひとをすきでもいい"なんて、 耳障りの良い言葉をすっかり信じてしまった、 自分自身への戒めとして。
僕は未だに、このピアスをしているんです]
(10) 2015/11/25(Wed) 01時半頃
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[誰のことも、恨んではいません。
だって悪いのは、 "男のひと"が好きな、僕自身 なんですから。
そう、だから。 ハッピーエンドが訪れないのは、当然のこと*]
(11) 2015/11/25(Wed) 01時半頃
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/* 結局落としました(真顔)妹は、悪い子じゃないんだけど正義感強すぎる的な。多分彼女も後悔してるのでは…
(-9) 2015/11/25(Wed) 01時半頃
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/* 相方さんがどんくらいこれるかが分からんし告白権もらったならさっさか告白しちゃってよいかなーーーーーーどうせすんなりくっつけそうもないし
(-23) 2015/11/25(Wed) 14時頃
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/* どうでもいいけどノックスのCVは細谷佳正です
(-24) 2015/11/25(Wed) 14時半頃
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[謝るのは、もうとっくに癖のようなもの。 縮こまって申し訳なさげにしている人間を、 あえてそれ以上責めようとする人はそう居ないでしょう。 勿論、言いすぎていては意味など無いのでしょうけれど。 わかっていても、つい。口から出てしまうもので。
そうしてまた、謝りすぎだと指摘されれば>>32、 口から出そうになった謝罪を留めるのに苦労します。 彼は笑っていたから、幸い気を悪くはしていないでしょう。 だから僕からも、苦笑を落とすだけ]
(-29) 2015/11/25(Wed) 18時半頃
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[白々しい冗談を落とせば、彼の体は強張ります>>33。 その意味がわからないほど、馬鹿ではありません。 それでも、後悔はしませんでした。
元々、近づき過ぎていたんです。 此方から距離を離せないのなら、 彼の方から離れてもらうしかないじゃないですか。
さあ。 気持ち悪いと突き放される前に、手を離しましょう。 引かれているのはもう、確実なのですから。 ……そう、思ったのですけれど]
(――、なに、を ?)
[ほんの掠れて聞こえてきた声>>35。 困る癖に、って。どういうことでしょうか。 こんなことをされて困るのは、僕じゃなく貴方でしょう]
(39) 2015/11/25(Wed) 18時半頃
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[ひとつ、ふたつ。 餌のように振りまかれる彼の行動に、言葉に。 どんどんと、追い詰められていく心持ち。
その餌に食いついたのなら、 貴方はきっと僕を、嫌いになるくせに。
疑念と疑惑を振りはらうように、体を離します。 繕うような言葉を落としながら、距離を開こうとして ……それすらも、失敗してしまいました。
隣に並ぶ彼の姿>>36を、僕は見れません。 冷たい空気を肺に吸い込んで、冷え冷えと吐き出すだけ。
どうして彼は、近づいてきてしまうのでしょう。 あんなことをされて、気持ち悪くはないんですか。 どうして……どうして。突き放して、くれないの]
(40) 2015/11/25(Wed) 18時半頃
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――……ああ、そっか。
[彼の小さく落とした願い事に、 ようやくすべてに納得が出来た気分になれます。
彼はただ、"メアリー・ノックス"という作家に 近づきたかっただけ。 ゲイリーなんて、望まれては、いない。
僕の作る作品が好きで、ただ、それだけで。 その為なら、あんなことも容認してしまえるのでしょう]
ありがとう、ございます。とっても、嬉しいです。 気持ち悪くなんか、ありませんよ。
[それは皮肉でもなんでもなく、心の底からの本心。
身の程を教えてくれて、ありがとうございます。 貴方の引いてくれた線のおかげで、 僕は自分の役割を思い出すことが出来ました]
(41) 2015/11/25(Wed) 18時半頃
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[お姫様になりたいなんて思ったことは、ありませんでした。 ハッピーエンドは訪れないと、知っています。
――知っていた、つもりでした。
だというのに、僕は。 期待してしまっていたのでしょう。 でもそれは、許されないことでしょうか。
できることなら、僕だって。 しあわせに、なりたかった]
(42) 2015/11/25(Wed) 18時半頃
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[ことここまでくれば、彼が僕をゲイだって 知っているかなんて、どうでもいいお話です。 彼の僕に向ける好意の意味は、ちゃんとわかりましたから。
僕の作品を好きでいてくれる。 それだけで、いいじゃありませんか。 それ以上、何を望むというのでしょう。
僕は、手を差し伸べる彼>>37に笑いかけました。 そんな、気を持たせるようなことをしちゃ、ダメですよ。 僕みたいに、諦めのいい奴ばかりじゃないんですから。
差し出す手だって、微かに震えていて。 さっきだって、手を握れば体に力が入っていたのに>>31。
嫌なら、拒絶してくれた方がずっと嬉しかった。 ああでもこれは――僕が"彼女"にしたのと、似ていますね]
(43) 2015/11/25(Wed) 18時半頃
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――……ごめんなさい。
[差し出される手から、一歩遠のきます。 彼の優しさに、もう甘えたくはないんです]
冗談じゃ、ないんです。 ……気付いてたかも、しれません、けれど。
[こんな時くらい、彼の方を見なければと思うのですが どうしても、顔を上げられそうにないんです。
一体彼は、どんな表情をしているでしょう。 あの時の妹のような顔を、しているのでしょうか。
……もし、彼からあんな目で見られたのなら。 僕はきっと、耐えられやしません]
(44) 2015/11/25(Wed) 18時半頃
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だから僕は、一緒には……行けません。
貴方も……さっきみたいに、 べたべたされるのは、嫌 でしょう。
[顔は上げられないまま、歪に笑って。 震える声で吐きだした言葉は、上手く伝わったでしょうか]
(45) 2015/11/25(Wed) 18時半頃
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/* そういえば何で女性名で作家してるかって出し忘れてましたが、ただ単に作風的にそっちのが受けるでしょって担当さんに言われただけだったりするので深い意味はないです(ないです)
(-30) 2015/11/25(Wed) 19時頃
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/* ゆういちさんってノックスの地雷踏み抜くのすっごい上手
(-31) 2015/11/25(Wed) 19時頃
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/* お母さんのことも回収したいんだけど、これはくっついてからの方が綺麗かな…落ちタイミングはちょうど良かったか
(-76) 2015/11/26(Thu) 08時半頃
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[やめてくれ>>106と、そう言われてしまえば、 返す言葉もありません。
自惚れかもしれませんが、彼にとって僕は いわば"憧れのひと"だったのでしょうから。 そんな対象にあんなことを言われてしまえば、 そりゃあ質が悪いと言われても仕方のないことでしょう。
僕だって、彼からこんなことを言われたのなら、 きっと素直に信じることなんて出来やしません。
それでも、こればっかりは信じてもらわなくては。 もういい加減、隠すのに疲れてしまいましたから]
(112) 2015/11/26(Thu) 14時半頃
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冗談なんかじゃ……ありません。
貴方……だって。 知ってて、聞いてきたんじゃ、ないんですか。
["ピアスのこと"って、うつむいたまま、小さく言って。 戒めの紫を右手でぎゅうと掴みます。
手袋越し、爪が肉に食い込む感覚。 けれど吐く言葉が震えるのは、痛みのせいではありません。
――冗談にした方が、良いのでしょうか。 貴方は、それを望みますか。 僕の言ったことをすべて"冗談"で済ませてしまって。 これまで通りの関係を、続けていきますか]
(113) 2015/11/26(Thu) 14時半頃
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(そんなの今更……出来るわけ、ない)
[消し去れない想いに心中舌を打ちながら。
じりり、と。 そのままロッジに帰ろうかと思っていれば 続けられる彼の言葉>>107に、足が止まります。
逃げ出そうとしたのに、その場に釘付けになったよう。 それでも顔は上げられず、一度強く唇を噛んで]
――……期待って、なんですか。
[つい強い口調になったのは、何故でしょう。 彼の言葉が、信じられなかったからでしょうか]
(114) 2015/11/26(Thu) 14時半頃
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[此方に向かう指先を、僕は、拒めません。 ただぼぅっと突っ立って、それを受け止めるだけ。 此方から手を差し伸べることも出来ず、 触れる貴方の手を、ただ 見つめることしか。
彼は一体、なにを言っているんでしょう。 僕をからかおうとしているのでしょうか。
ああ……ちがう、わかっています。 でも、ねえ。そんなわけが、ないでしょう。 貴方が僕に触れたいだなんて、そんな]
ぼ、くは……貴方の望む、 メアリーには、なれない……のに。
[ほんの、ちいさな声。 けれどこの距離なら、きっと、届いたことでしょう。 責めるような声音だったのは、許してください。 だって貴方がメアリーを、望んだんだから]
(115) 2015/11/26(Thu) 14時半頃
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[コートに触れる手に手を伸ばそうとして、 僕の手は結局そこに至ることはありませんでした]
……金色の……スノウフェアリーが、いたって。
[呟きながら、キツくキツく眉を寄せます。
彼の願いが、"メアリー"と親しくなることであれば。 僕にはどうやったって、 それを叶えてあげることは出来ないんです。 だからこの手を――取っては、いけない。
ようやく決心がついたのなら、一度深く息を吐き出して 震える手を、そっと彼の手に重ね――
力を込めて、彼の手を振りはらいました]
貴方の、願いも……僕の、願いも。 きっと、かなったり……しないん、です。
(116) 2015/11/26(Thu) 14時半頃
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[――だからどうか、期待なんて 捨ててしまって]
(-79) 2015/11/26(Thu) 14時半頃
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