171 獣[せんせい]と少女
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いつも、盟約の前には隠れて練習するんだ …本番で不発だったら、かっこつかないだろ?
[>>2:577と、口を尖らせて言ってみたけど コリンのくすくす笑いにつられて、此方もクスクスと笑い声が漏れる。
もし、本当に、呼び方を変えてくれと言われたらどうしようと思っていた。オズワルドとミッシェルのように、呼び名を変えるのも特別でいいのだろうけれど。 俺たち二人は、そのままが一番いいと思っていたから。]
ふ。はは。…よかった。 俺も、コリンが一番呼びやすいからさ。 [だから、コリンに、変えなくていいって言われたときはうれしくて。>>2:578ふんぞり返って、また笑いだすコリンを、その大きな腕で抱きしめて、めいいっぱい頬ずりをした。]
(9) 2015/10/14(Wed) 00時半頃
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コリンのお守りの色、教えてくれるかな? できれば、近くに行ったら一目でわかるように ミッシェルに、持っていて貰いたいのだけど…
[コリンの提案を聞いた瞬間。 彼女には気づかれないよう、けもののことばで こっそりと、そんな頼みごとを飛ばした。
そして。>>2:*6ちょっと前に聞こえた言葉に、 苦笑しそうになるのを抑えながら。]
あー…ありがとうな、エフ。 コリンと一緒に、色んな空を駆けてくるよ
[そう言うけものの声は、喜色に満ちて]
(*0) 2015/10/14(Wed) 00時半頃
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[>>2:580 提案を聞いた瞬間の自分の顔は、どんなものだっただろう。 まさか、鐘楼も、お守りも。 両方、鳴らして、貰っていこうなんて。 そんなことが…可能だと思っていなかったから。]
(16) 2015/10/14(Wed) 01時頃
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それは―――素敵な提案だなあ
[微笑み、感嘆のような息と共に、そんな言葉が漏れた。
その提案は、無茶に聞こえるかもしれない。 でも。自分ならできるという自信があったし 成功した時のことを考えると、 皆の反応が楽しみで… とても、面白そうな運試しだと思った。
なにより、己が仕える少女の頼みだ 断る理由は、なにもなかったから。
だから……提案を聞き終わった瞬間。 直ぐに、オズワルドに連絡を飛ばして。 コリンに一度、大きく頷けば。 ふわりと尻尾も、大きく揺れる。]
(17) 2015/10/14(Wed) 01時頃
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ははっ! そうだろ、そうだろ。
一番赤いのを選んだからさ。 この時のために、昨日もわざと取らないようにして。
[昨日の朝に取った時も、この林檎には手を出さなかった。 その理由は…ちょっとずるいけど、こういうこと。 林檎を、宝石を見るように目を輝かせて見るコリンが、可愛くて、愛おしくて。
コリンの赤毛が林檎と被って 林檎と一緒に、きらきらと光る。 彼女の言葉に返すように、本心からの言葉を笑顔で返そう。]
(18) 2015/10/14(Wed) 01時頃
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俺もこの林檎が、今までの林檎で一番、おいしいよ
[今まで、物凄く永い時を生きてきたというのに "いちばん"美味しい、なんて思えてしまうのだから ほんと…わからないものだな、と思い、笑う。
コリンと一緒に食べた林檎。 彼女の幸せそうな笑顔。
これからずっと傍にいて コリンの笑顔を、もっと増やしてあげたいと そう、思った―――]*
(19) 2015/10/14(Wed) 01時頃
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[コリンの手を引き、忘れられた家を出ると そこに舞い踊るのは、そよぐつむじ風と、ライスシャワーの祝福。
きっとオズワルドの仕業だろうと予想はついた。 でも、彼には悪いが、今はゆっくりとしている時間はない。 それに…コリンを驚かせ、楽しませるのは自分の役目だと。 変な対抗意識を燃やして。
ライスシャワーの中で、一瞬。 蒼い光が放たれたかと思えば]
(20) 2015/10/14(Wed) 01時半頃
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『運試しになるといいけれど 簡単すぎてつまんなかったとか言わないでくれよ?』
[そんな声を残して 光が晴れる頃には、くるくるりと残るつむじ風の中に 鹿を、一回りも大きくしたような "麒麟"と呼ばれる生き物が、佇み、コリンを見下ろしていただろう。
尻尾は牛のように太くなり、角はその存在感を増し。 頭から生えたたてがみは背中までのび、金色に彩って。 龍のような顔…といえば聞こえはいいけれど その風貌は、決して怖くはなく、ユージンの優しさを残すもの。]
(23) 2015/10/14(Wed) 01時半頃
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『……こわく、ない、よな…?』
[それでも…やっぱりちょっと、心配で。 おずおずとコリンに近寄って、頭を下げ。 コリンの頭に直接響くその声で、 不安げにそう問いかけてみるあたり、 臆病な性格はすぐには治りそうにないみたい。
もしコリンが大丈夫そうなら、コリンの足元に風を起こして いつかしたように>>0:467ゆっくりと、その背中の上まで 運んであげただろう。]*
(24) 2015/10/14(Wed) 01時半頃
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/* >コリンの大好物 ユージンと食べるリンゴ!!
天使か。
(-21) 2015/10/14(Wed) 01時半頃
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/* わあああん>< 麒麟の背に乗って、空を駆けるとか。すんごい絵になるよね…提案してくれたとき、絵を想像して凄い楽しくなった。 こりんちゃん可愛いんだよもう…プロでフラグダメかなこれーって(中の人が)諦めようとしてごめんよ…こんな可愛い子乗せてお空飛べるなんて幸せ者ですわ꒰⌯>x<꒱
(-31) 2015/10/14(Wed) 12時半頃
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……他に何も持って行かなくていいのか?
[>>27準備完了!と笑うコリンが持つのは鞄一つ。 自分の荷物も鞄一つだけど…コリンは、もう少し多いと思っていたから。 気になって、部屋を少し見渡せば、コリンの後ろには、色々と詰まってそうな箱が見つけられたのだけど>>26 それを置いてこっちに来たから…… どうするべきかと、考えて。
悩んで、ひとつ、思いつくと。 その箱のことには触れずに。]
………行こうか、大空の旅へ!
[伸ばされた手をしっかりと掴み。 笑顔で、忘れられた家を飛び出した。
コリンは忘れられた子なんかじゃない――― そして。同じく。彼女の思い出も――――]*
(48) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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[>>31綺麗、という言葉を聞いて 驚いたように、金の瞳をくりくり輝かす。 照れて、馬の足をぱかぱかと、ちょっと足踏み。
そうこうしていたら、コリンの顔が近づいてきて…]
ぐるるる…
[口づけに、ぴくりと身体が揺れる。 もし今人の姿だったら、頬は赤く染まっていたに違いない。 なにか気の利いたことを言おうと思うのに なにも思い浮かばず。代わりに、嬉しそうに喉が鳴った。]*
(49) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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― 空へと ―
『……一瞬だからな?ちゃんと捕まっててくれよ?』
[ とんっ―――
コリンの掛け声>>32に合わせて、軽く地を蹴れば 風が後押しして、一気に空へと加速した。>>33
駆ける脚の先に現れた雲が道となり。 その上を、駆ける。駆ける。
コリンが落ちないよう、風で支えてやって。 息苦しくないよう、背中の空気の流れも制御する。 体毛は光を反射し数多の色に輝いて 走った軌跡を、虹の尾のように残しただろう。
風を切る音に混じって後ろから聞こえるはしゃぎ声が、とても心地よく。 麒麟は、背に乗せる主人に見えない位置で、愉しそうに笑った。]
(50) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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[…実は、少し心配だった。 幾ら抑えようが、この勢いで駆ける風だ。 ミッシェルを吹き飛ばしやしないか……と。]
『………オズワルド、さっすがあ…!』
[>>15彼の風の力なら、大丈夫だ。 これなら安心して、林檎のように、赤く輝く宝物を頂きにいける。]
『よし、いくぞ―――っ!!』
[更に、加速――― オズワルドとミッシェルの傍を、 風が大好きな少女と、彼女を乗せるのが好きな獣が駆け抜ける。
通り過ぎる際の一瞬。 麒麟はオズワルドの方をちらりと見て ぐるぐるという獣の言葉で、オズワルドに向けて。]
(51) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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『ありがとう また、がっこうで会おうぜ』
(52) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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[そうして。あっという間に 少女を乗せた獣は、嵐のような速さで過ぎ去っていっただろう。
背中から聞こえる声で、コリンが無事、お守りを手に入れられたとわかれば、微笑んで。]
『ははっ!宝物が、「また一つ」増えたな!』
[>>36そう、コリンの頭の中に響く声で叫び返すと そのまま、上へ、上へ。
(今頃鐘楼の塔のてっぺんには…)
そこに着いているはずのものを想像して それを見た時のコリンを想像して 自分の喉が、愉しそうに、ぐるぐると鳴った]*
(53) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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― 忘れられた家 ―
―――ことん。
[ユージンとコリンがいなくなって、すぐのこと。 忘れられた家で、ふわり、ふわり。 置き去られた箱。 そのままだと、忘れられた思い出になるだけの箱。
その箱が…ふわり。 その場にあった布が、ひとりでに 箱を、風呂敷のように包み込むと
壁や、ドアにぶつかることなく 突風のような勢いで、飛んで行った。
真っ直ぐ目的地に向かう箱は そこに向かっている二人より先に、その場所について―――]*
(54) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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― 鐘楼の塔 ―
[風に乗って聞こえてくる、歌声>>2:597>>2 >>14地面に咲き乱れる、コスモス。 なんて、素敵な門出だろう。 ―――自分たちも、皆を送る鐘の音を、早く届けなければ。
コリンを乗せて、高く、高く。 鐘楼の塔のてっぺんにある窓が、段々近くに見えてくる。 …何度ここからコリンが落ちてきて、受け止めただろう。 元々俊敏な方ではなかったのに。 回数をこなす度に、慣れてきて、お腹を傷める頻度も減っていった。
でも。コリンがあんまりにも楽しそうだから 幾ら落ちてこようが、受け止めるのが遅れようが 嫌に思ったことは一度もなくて ……それはいつも、楽しい思い出だったのだ。]
(55) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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……さあ…ついたぞ、コリン。
[窓から入って、その場にコリンを降ろすと、 青い光と共に元の姿に戻った。]
皆に聞こえるように、鐘を鳴らしてくれるんだろう?
[そうして、にやりと笑って指さす鐘突き台の横には――― コリンが置いてきたはずの、 がっこうの思い出がいっぱい詰まった箱が 持ちやすいよう、布にくるまれて、ちょこんと置かれていただろう。]
(56) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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コリン。このぐらい、俺が持つからさ。 思い出は捨てないで。 それで。
[笑顔で。]
旅をして…いっぱい、いっぱい。 素敵な思い出を増やして欲しいんだ
俺はそれを…最後まで、見守らせてほしい。
[そうして。コリンの片手を持ち上げれば さっきのお返しというように その手に、恭しく、優しく、口づけた。]**
(57) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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/* 一番拾わなきゃいけないの拾えてないし。。。 >泣きそうだったの
次拾えれば‥っ!!꒰⌯>x<꒱
(-33) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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皆との楽しい思い出のしるしを 捨てていくことなんて、ないんだ。
だから………これは、でかくて力のある俺に持たせて欲しい。
[そう言って微笑めば、>>72桃色に色づく頬。 いまからやるのは、主従となって、はじめて共にやること。 握っていない方の手を伸ばして、 まだ少し赤らむ目尻から頬にかけ、撫でると。]
………もちろん、仰せのままに。 でも俺、ここの鐘なんて…鳴らしたこと、ほっとんどないし、上手くならせるかわからないから。 [そもそも前に鳴らしたことなどあっただろうか。 鐘楼を鳴らす機会なんて、いままでに一度も、なかったようにも思えて。 頬を撫でる指先は顎へ、俯く顔を優しく此方に向けるように上げさせれば。同じく、照れたように、ちょびっとだけ顔を赤くして、言っただろう。]
(114) 2015/10/15(Thu) 00時頃
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俺からも、頼み事。
一緒に、上手く鳴らせるように コリンに、教えて欲しいんだけど、だめか?
[せんせいと生徒の関係だったときも、 コリンにあまり頼み事はしたことが無かった気がする。
だからこれが、>>89「はじめての」きょうどうさぎょうだと言われれば、その通りなのだろう。 良かったことは…ここに、ヒナコがいなかったことだろうか。
彼女にそう言われていたら、 きっとコリンだけじゃなくて、 自分の顔まで更に赤くなっていただろうから。]*
(115) 2015/10/15(Thu) 00時頃
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[>>68コリンと一緒に、鐘をつく。
一度――― 二度―――― 三度――――――― その音色は、毎日聞いていたのに、懐かしく。 がっこうにいる全ての獣と少女を 祝福する、音色。
鐘と鐘の音の間に 横にいるコリンを見下ろせば 自分と比べたら全然小さいとはいえ 10年前から、今日までで、 見ているこっちが笑顔になるような、 >>77げんきいっぱいの子に育ってくれたことが、実感できてしまって。
すこーし、目頭が熱くなったのは なるだけ悟られないように上を向いて、鐘に耳を澄ませた。]*
(117) 2015/10/15(Thu) 00時頃
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鐘の音って、近いとこんなに響くんだな…
[下で聞くのとはわけが違う、と苦笑い。 近くで聞いた音色は、身体に響くように重く されど、涼やかに染み渡る。
…音色が収まった頃。 コリンを抱き上げて、肩に乗せれば 鐘楼の高い窓から身を乗り出させるようにして。]
(118) 2015/10/15(Thu) 00時頃
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ほら、よーく見えるだろ? 街ではお祭り騒ぎ、美味しいものもいっぱい売ってる。 聖誕祭に合わせて劇団も来ているだろう。
街の向こうには、海があって、その向こうには もっと、色んな…山や、谷や、川や、街や、国…。 コリンが見たことないものが、なんでもあるんだ。
[他にも、窓から見える物や、 コリンに何かを聞かれればなんでも答えてあげて。 コリンを抱き上げ、持ち上げたまま 横を向いて、笑えば。]
どこでも、コリンの好きなところへ、と言いたいけど なにか、気になる場所とか、行きたい場所とかあるか?
[と。コリンに行きたいところを聞いただろう。 なにもなければ、手始めに、街のお祭りを見に行こうと提案しようとしただろうけれど。]*
(124) 2015/10/15(Thu) 00時半頃
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/* おお、凄いの投げてきたなwwww もう故郷行かなくてもいいや、コリンときゃっきゃするんだーとかおもってt 起きたら書こう…!!
(-64) 2015/10/15(Thu) 02時頃
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[これから、普通に鐘楼の塔から降りて 歩いて街まで降りていく…のだと思っていた。]
………!? 獣の、姿で、か…?
[今まで、人目から隠していた麒麟の姿。 それを皆に見せるのは、だいぶ…いや、かなり勇気がいるもの。 でも。こわくない、といろんな子に言われ コリンも>>31、そう言ってくれたから。今は、見せる勇気ぐらいはあるけれど]
どーなるかわかんないぞー… 盟約をした獣と少女が見れないかと 待ち構えている奴らばかりだからなあ
[街の人間なら、獣の存在も珍しくないから 驚かれるより、歓迎される方が強いだろう。 >>#1でも、輝く獣の姿で降り立てば。取り囲まれて、暫くは身動きが取れなくなってしまうかもしれない。]
(177) 2015/10/15(Thu) 19時半頃
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[考えた後、自分もいい案を思いついたと 街の上を指さして、飛行ルートを描く。]
なら、こうしよう。街の上を飛んだあとは、 人目につかない路地に降りて。 そこで俺は人の姿に戻って、一緒に祭りを楽しむんだ。
[こんなに可愛い少女が自分の主人なのだと 自慢したい気持ちは、自分も変わらない。 コリンと自由に祭りを楽しみたい気持ちと 皆に見せたい気持ち。
両方が合わさった妥協案を出して、 悪戯好き同士、一緒にくすくすと笑った。]
(179) 2015/10/15(Thu) 19時半頃
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