154 【R18】さよなら、ばいばい、またあした
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/04/04(Sat) 00時半頃
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―間の世界・教室― [一人残されたであろう教室でぼーっとナイフを眺めていた。取り乱して迷惑をかけた挙句、みんなから目を背けてしまった。自分の弱さを痛感して、反省しながら、孤独感に埋めつくされそうになっていた。
すると、不意にテレビの電源が入る。驚いて目を向ければ、真っ赤な何かが映し出されている。]
あ…あ……。
[開いた口からは声にもならない声が漏れる。 赤いものは血だ。死体が2つ映っているのだ。]
そんな……。
[知っている顔、と思いたくなかった。頭がそれを認めるのを拒絶している間に、画面の中のそれは跡形もなく消えてしまった。血の跡すら残っていない。]
……。
[きっと画面の向こうの出来事なんだ。俺らがここに連れてこられたときも、成田が現れて消えたときも、今のも、すべて何かのトリックで。これはきっとドッキリとか、リアル脱出ゲームとかそんなやつで。 …そうやって、目の前で起きていることを誤魔化すので精いっぱいだった。
さっき画面に映し出されたものが、誰と誰であったか、考えてしまったら、また泣くのだろう。]
(11) 2015/04/04(Sat) 02時頃
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[床のナイフに視線を戻す。 このナイフで、誰かを殺せば、帰れる。それは、相手がたとえ自分でも。 成田の言葉が嘘じゃないなんて保証はどこにもない。しかし嘘だという証拠もどこにもない。実際に死体が消える様子を見せられれば、尚更。もし何かのトリックなのだとしたら、ナイフを突き立てたところでタネ明かしになるのではないだろうか。
…どちらにしても、デメリットは無いのかも。 キラキラと黒く光るそれを拾い上げれば、冷たい誘惑に襲われる。刃を自分に向けてマジマジと眺めれば、心臓はドキドキと動きを激しくしていく。ごくりと、唾をのむ。
しばしその切っ先を眺めた後、はぁっと息を吐き、腕を下ろす。 そんな恐ろしいこと出来るはずがない。 じゃあやっぱり――? その先を考えるのはやめた。
少し歩いて頭を冷やしたほうがいいのかもしれない。 ゆっくりと立ち上がって、教室を出た。 右手にはナイフ。 持っていて疑われるのは怖い。 けれど、持たないでいるほうが、もっと怖かった。]**
(12) 2015/04/04(Sat) 02時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/04/04(Sat) 02時半頃
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―間の世界・廊下― [教室を出て廊下をゆっくり歩く。本来の校舎とは違って、構造がめちゃくちゃになっていた気がする。でもそんなことは、もはやどうでもよかった。元の世界へ戻れないなら、迷子になったところで同じだ。
成田は、俺たちに殺し合いをさせて何がしたいんだろう。もしかしたら深い意味なんて無い、のかも。教壇で語る彼は楽しそうだったような気がする。一緒にゲームをしよう…それがすべてなのかもしれない。 考えてもわからないであろうことが、頭の中を行ったり来たりしている。]
……。
[ナイフは鋭い。 体の小さい自分でも、不意を突けば、体格差を埋められるだろう。 逃げられても、自分の脚なら追いつくことは難しくないだろう。 みんなとは仲良く過ごしてきたつもり。自分なら警戒されることも、少ないだろう。]
……うぅ…。
[どうしてそんなことばかり浮かんできてしまうのか。 そんなことのために部活をやってきたわけじゃない。 そんなことのために仲良くしてきたんじゃない…。 また泣きそうになるのをぐっと噛みしめて堪える。 足音がよく響く廊下はひんやりしていて、氷の上を歩いているようだった。]
(40) 2015/04/04(Sat) 17時頃
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―間の世界・廊下→1年4組教室―
[空き教室の前に差し掛かったとき、中に人の気配>>2を感じて足を止める。 向こうもこちらに気付くかもしれない。 入り口には1年4組…歩いた体感よりも進んでいないのは構造がおかしいせいだろうか。 中には修が居た。机に腰掛けるという、普段の彼からは想像できない様子で。]
修…。
[教室へ入ると、彼からは少し離れた席で、同じように机に座った。 殺そうとか、殺されるかも、とかそんなことは考えてなかった。 ただ、見える位置に誰か居てほしい、それだけ。]
…テレビ…見た?
[普段ならアニメとか週末特番とか、そういう話題だっただろう。 そして、おそらくそれ以上伝えなくても、彼は何のことかわかるだろうと。 同時に画面の中にあったそれについて、自分で触れるのが怖かった。自分の声は少し震えていた気がする。
少し疲れた様子で、そのまましばらく机に座っているつもり。]**
(41) 2015/04/04(Sat) 17時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/04/04(Sat) 17時頃
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/* うーん…体格差を埋める、追いつける、まではともかく、 仲良いから警戒されないだろうはちょっとやりすぎたかな…。 あんまり鷹谷らしくない発想だったかもしれない。
(-35) 2015/04/04(Sat) 17時頃
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―間の世界・1年4組教室―
え…いや…。
[修>>42から、何しに、殺しに来たかと言われれば、一瞬言葉に詰まる。 そんなことするわけないじゃん!と言えたら、少しは楽になれたのかもしれない。]
…教室、誰もいなくなっちゃったから、さ…。 歩いてたら修がいたから…。
[ここに来た経緯をそのまま伝える。 彼の口調は穏やかだった気がする。
テレビは彼も見たと。 蒼真と吾妻…やっぱり、見間違いではなかった。]
どうして…。
[二人へ向けたものだったか、成田へ向けたものだったか、あるいは両方か。 一言つぶやくと、あふれ出そうになる涙をぐっと堪えた。]
(50) 2015/04/04(Sat) 23時半頃
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[しばらく黙っていた。 黙っていたというより、何を話せばいいのかわからなかった。]
……。
[沈黙を破った彼の言葉>>43に、下を向いていた顔を彼のほうへ向ける。 しかし、何て返せばいいのかわからず、また床を眺める。 そうして少し考えた後。]
…みんな、そうなんじゃないかな…。
[自分は彼に、いつも冷静だなぁなんてイメージを持っていた。 その彼がそんなことを呟くのだ。 おそらく自分も、もうダメなのかな、とか。]
(51) 2015/04/04(Sat) 23時半頃
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―間の世界・1年4組教室―
[修は、残念だ>>53と言った。 きっと彼も、他人を殺めることをしたくないのだろうと思った。 同時に、殺しにきたと答えたら、喜んでくれたのだろうか、と物騒な考えも浮かぶ。
彼は、自分が考えていたことを言い当ててきた。 その言葉に驚き、振り返る。 続けて、アドリブを持ち込まない主義、なんて難しいことを言う。]
意味わかんねーよ…。
[やっぱり冷静じゃないかとか、わかりやすく言えよとか思いながら、その言い回しに、いつもの教室で見ていた修を感じて、少し表情が緩む。]
俺もどうしたらいいか、わかんなくてさ…。 俺…ビビるばっかりで何も出来ないし…。
[何となくニュアンスで答えつつ、手元のナイフへ視線を戻す。 泣き腫らした情けない顔が、反射する。]
(55) 2015/04/05(Sun) 00時半頃
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透と螢一は…本当に元の世界に戻れたのかな…。
[成田の話は信じるに値しないかもしれない。 でも、もうそれしか道は残されていない気がした。 目の前で次々起こる出来事に、もう考えるのにも疲れていた。]
…やるしか、ないのかな…。
[溜息と一緒に、ナイフに向かって小さな声を吐き出す。 その刃は相変わらず冷たく、キラキラと光る。
修にそれが聞こえたか、聞こえなかったかはわからない。]**
(56) 2015/04/05(Sun) 00時半頃
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―間の世界・1年4組教室―
[みんなきっとどうしたらいいかわからない。それは修>>99も同じなんだろう。今どうすべきかわかる人なんていない。]
俺は…成田のこと、悪役って思えないよ。 だって俺、成田のことほとんど知らないもん…。
[悪役、という言い方に少し表情が曇る。 彼の言うことはわかる。夕方にやっていたテレビドラマとかの悪役のイメージとは、確かに近い印象を感じる。でもあれはお話であって…何より自分は、成田のことをほとんど知らない。一方的に悪役呼ばわりするのは、少し違うんじゃないかと思った。
結局何もわからない。 わかっていることがあるとするなら、 成田のことも、 この世界のことも、 みんなが何を考えてるか、 自分がどうしたらいいかさえも、 何一つわからないことが、 とても怖い――ということだけ。]
(135) 2015/04/05(Sun) 17時半頃
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[お互いまた暫くの沈黙。 そして、ゆっくり立ち上がり、教室から出ていく。 修から行先を問われるようなら「トイレだよ」とだけ返すだろう。 口元は軽く笑っていても、目は苦悶の色を隠せないかもしれない。
ずっと握っているナイフが、重い。 これ…こんなに重かったっけ。]*
(136) 2015/04/05(Sun) 17時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/04/05(Sun) 18時頃
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