39 幻想第四次―銀河鉄道2―
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―― 停車前 寝台車7ー4 ――
ここで、いいか
[誰もいないし、荷物も置いてない寝台車の一室 僕はそこに入って、鞄を置いた 何処でもいいよね、寝る場所なんてさ
僕は、思い出さなければならない事がある なぜか、そう強く感じるんだ それを探るために、鞄を開けた 中にあったのは、財布と手帳 羽ペンとインク そして…―――]
これは、なんだろう
[中から出てきた、ひとつの箱 持ち上げて、まじまじと見てみる 何故だか、胸が苦しくなった]
(9) 2011/10/29(Sat) 01時半頃
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[記憶は曖昧で、頭の中には映像が残っていないけれど 僕は、これを捨てようとしていた気がする そして、それが捨てられぬまま、今日まで来たんだ でも、どうして捨てなければならなかったのだろう]
…――――
[普通なら、それを開けてみるのだろう 普通なら、記憶を手繰り、思い出そうとするのだろう でも僕には、それが出来なかったんだ どうしてだか、わからないけれどね?
その箱を、ポケットに入れて 鞄はそこに置いたまま、僕は部屋を出た ちょうどその頃、流れるアナウンス>>#0]
ああ、ついたんだ
(10) 2011/10/29(Sat) 02時頃
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―― 現在・7号車 ――
散歩をしないかと、誘ったんだった 僕にしては、やけに積極的だったな
[その理由すら、曖昧な僕の頭の中 どうして僕は、あんなに積極的だったんだろう
そう、なんだか…―――
いや、それは憶測の中 今は、そんな事よりも]
約束は、約束だ 探しに行こうか
[そう言って、歩き出した 彼女は、何処にいったのだろうか]
(11) 2011/10/29(Sat) 02時頃
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―― 白鳥駅・ホーム ――
[列車の中を捜せば、きっと彼女は見つかるのだろう だけどすれ違ったり、僕の入れない処にいたりすると困る 外で待っていれば、降りてきた処が見えるだろう そう思って、僕は白鳥の駅に降りた
明るい紫がかった電燈が、一つついているばかりの改札口 僕はそこで、降りてくる人達を待つ事にしよう 出会った事のない人が降りてきたなら
「ナタリアさんの待ち人は、貴方ですか?」
と声をかけて 出会った事のある人には、小さく会釈をするばかり 待ち人が来るなら、声はかけるだろうけれど]
(16) 2011/10/29(Sat) 03時半頃
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僕もついさっき来た所ですよ、ヨーランダ
[暫く待てば、待ち人がやってきて 見れば、オスカー少年ともう一人、連れがいるようだ 紹介されれば、僕は微笑み]
ヴァン・ノックスと言います オスカー君は、知っているけれど ネル、と言うのは君の事だったのだね
星の砂がどんな物なのか、知りたいと思っていたんだ
[そう言って、握手くらいは求めるだろう 相手が応じるかは、わからないけれど]
(32) 2011/10/29(Sat) 18時半頃
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[ヨーランダから向けられた笑顔に、僕も微笑みを返し 彼女の手を、取る事だろう
エスコートなんて、柄ではないし 不器用で、緊張しがちな僕の事 きっと、ぎこちなくはあるんだろうけれど
それでも、出来ないなら出来ないなりに 僕は、頑張るんだと思うよ]
そうですね、参りましょうか 停車時間にも、限りはある
[オスカーとネルは、どうするのだろう わからないけれど、僕はヨーランダの手を引いて プリシオン海岸の方へと、足を進めた]
(33) 2011/10/29(Sat) 18時半頃
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[水晶細工のような銀杏の木に囲まれた、小さな広場を抜けて河原の方へ歩き、それの川上の方にあるススキの生えた崖の下 そこに、プリシオン海岸と言う看板が立っていて、木製のきれいなベンチもいくつかある
さて、どちらがより、楽しそうであるだろうか
目に見えないほど透き通った水の流れる河 水晶や黄玉、鋼玉やらが散らばった、宝石箱のような河原 白い岩を入り口に、波が優しく寄せては返す渚 そして、銀や貝殻で出来たようなすすきの穂が揺れる崖]
ヨーランダ、どこに行きたい? 全部まわってみても、よいかもしれませんね
(34) 2011/10/29(Sat) 19時頃
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―― 少し前 ホームで ――
ごきげんよう、か
[少し無理をしているような気がして、面白くなって 小さく、僕は笑ったんだ 星の砂の話を、想像してみると とても、面白くはあったけど]
そうか、そんな素敵な砂なんだね 僕も、それを拾えたらいいな
そうしたら、僕も輝けそうじゃないか
[握手した手は、随分小さくて 力は、あまり入れないようにした]
(50) 2011/10/29(Sat) 22時頃
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[ネル達の事を、気にするヨーランダ]
心配は、いらないよ 行く方向は、同じなのだから
[歩くブーツの音に、そう声をかけて 一人から、四つの影が出る道を歩いたんだよ]
(53) 2011/10/29(Sat) 22時頃
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―― 河原 ――
[それから、河原に行きたいと言うヨーランダに従って 僕は、河原の方に足を進めた 星の砂、ここにあるのだろうか]
そうですね、こんなに美しいのだもの 星の砂は、ここにあるかもしれない
[河の水は、水素よりも透き通っていて まるで、そこに無いかのようで]
ランタンに? そう、では、いれましょう? きっと、美しいですよ
私の欲しいものは…――――
きっと、手に入らないのですよ
(55) 2011/10/29(Sat) 22時半頃
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[離れた手に、名残惜しさは感じつつ それでも、宝石のような小石達を拾う姿が 随分と、美しかったものだから]
本当に、綺麗ですね
[そう言って、ブーツを脱ぐ姿を見ていたんだ ちょっと、不純かもしれないね]
取りに行かなければならない それも、よくわかっているんですけどね 欲しい物を、本当に僕が手に入れていいのか
少し、不安なのですよ
[河の傍に、佇んでいる僕 黄玉を一つ、拾ってみたよ]
(62) 2011/10/29(Sat) 22時半頃
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そうですね、無くすよりは、きっといい 僕は、それに気が付くのが遅かったのかもしれない 何故だかわからないけれど、そう思えるのです
[河の中に、入っていく彼女 それを、目で追っていたけれど 星の滝よりも、水素より薄い水よりも]
ええ、素敵です 貴女がそうしていると、まるで天使のようでもある
[そう言って、僕も靴を脱ぎ 彼女の元へ行こうと、河に入ったんだ]
(70) 2011/10/29(Sat) 23時頃
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そうですね、あの子達も天使です でも、そう言う意味で言ったのではないのですよ
[言われた通り、河底の砂を掬って さらさらと、河の中に落としてみた 風に吹かれて、きらきらと輝くそれが 彼女の押元を、美しく彩る気がして]
僕も、持って帰りたいのは山々ですけれど いれる物が・・・あ 箱が、あったかな
[ポケットの中から、小さな箱を取り出して もう一度見てみるけれど、やはり これを開くのは、躊躇われて ヨーランダに、差し出してみた]
開けて、貰えませんか 僕では、これを開けないのです
(77) 2011/10/29(Sat) 23時頃
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[首をかしげる様子に、僕は苦笑いをした 意味を説明するのは、随分と恥ずかしい気がして]
ええ、開けてください
[ずきり、と胸が痛んで それを見ているのが、辛い気がして
鍵があるわけでも、硬いわけでもない ただ、僕の心が開かせないだけだから きっと、ヨーランダなら開く事ができると思うよ 中身は、女性物の指輪だよ 小さな、金剛石のついた指輪さ]
僕は、それを捨てようとしていた そんな記憶が、あるんですよ
(81) 2011/10/29(Sat) 23時半頃
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違いますよ、これは、大事な物ではありません
[中から出て来た、小さな指輪 それが、僕の記憶を少し、呼び起こして]
これは、そう、僕が王子様に成り損ねた証 僕が勇気を出せていれば、きっと変わっていた未来 それを見るたびに、思い出すのは敗北感だ
[返される、小さな箱 それを受け取る事が、僕には重たくて 記憶が戻りそうになっては、消える事を繰り返すんだ]
ヨーランダ 悲しい顔を、しないで?
君がそんな顔をしていたら、僕が悲しくなるでしょう? 今一番欲しいものは、貴女の笑顔なんです
[そう言って、ヨーランダの頬に向かって手を伸ばして それが触れられるなら、ゆっくりと撫でるのです]
(89) 2011/10/29(Sat) 23時半頃
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…――――
[ヨーランダは、泣いていたように思う 僕が悪いわけではないと、彼女は言うけれど それでも、僕は]
ヨーランダ…―――?
[大切にしてあげてと、差し出される箱 それを受け取ったけれど、逃げるように去る彼女 このままでは、いけないと思う このままでは、あの時と変わらない気がする
あの時って、いつだろう]
待って
[追いかけて、いいものか迷う これが僕の一番悪い所だと、わかっているのに]
(96) 2011/10/30(Sun) 00時頃
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…――――
ネル、オスカー、二人で帰れるかい?
[二人に、そう声をかけて 彼等が大丈夫だと言うのなら、僕はヨーランダを追いかけよう 追いつかないかもしれないし、見失うかもしれないけれど それでも、こういうのは、嫌なのだ]
(97) 2011/10/30(Sun) 00時頃
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そう、ありがとう
[ネルが、大丈夫だと言ったから 海岸の方へ、逃げるように歩いたヨーランダを追い 辿りつけたなら、彼女に声をかけようと思っていたけれど
何を言えばいいのか、わからなくて
謝るのも、違うと思うから]
ヨーラ
[彼女においつけたなら、そう声をかける事にしよう 僕に出来る、精一杯の一歩目だ]
(109) 2011/10/30(Sun) 00時頃
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・・・ええ、もう戻る時間です
だから、お迎えに・・・って、これじゃ、ダメだ
[ふるふると、首を振って 彼女の方に、歩み寄ったんだ]
一緒に、帰ろう もう僕は、手を伸ばす事を諦めたくないのです 今貴女を放っておいたら、僕はまた、同じ事を繰り返す
欲しい物には、手を伸ばせるようになりたいのですよ
[そう言って、ヨーランダに手を伸ばしたよ こちらに来た時と同じように、エスコートできればいいなと]
(122) 2011/10/30(Sun) 00時半頃
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理由を言っても、怒りませんか?
[手を取って貰えた事には、随分とほっとして 彼女の手を惹きながら、列車に戻ろうと 少し急ぎ足で、歩いたんだ]
置いて行かれたくは、ないから 今は、急ぎましょう
列車についたら、話をしたい 僕の事、貴女の事
(125) 2011/10/30(Sun) 00時半頃
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―― ホーム ――
怒られても、いいですけど 嫌われるのは、嫌ですね
[間に合ったろうか、多分大丈夫だと思うけれど 間に合っていれば、僕等は列車に乗り込んで]
正直な話、貴女を最初に見た時にね 美しいと、想ってしまったのですよ
(128) 2011/10/30(Sun) 00時半頃
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それだけでは、勿論ありませんけれど 美しいと思ったのは、本当ですよ
[ふぅ、と一つ息を吐いて 彼女がつかれていないか、目をやったけれど 場所を変えようと、言うのであれば]
三号車か、食堂辺りに行きますか? 話を聞かれたくなければ、寝台車等の個室も良いですが
(133) 2011/10/30(Sun) 01時頃
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僕は、話を聞かれても問題ありませんけれど 貴女さえ嫌でなければ、個室にしませんか
子供達や、知らない方に聞かせたい話ではありませんし
[僕らより後に列車に乗る人がいるのなら 間に合いましたねと、笑顔で声をかけて ヨーランダが笑っているのをみれば、随分とほっとした]
(135) 2011/10/30(Sun) 01時頃
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私の所に来ますか 荷物も鞄だけですし、女性の部屋に行くのは恥ずかしい
[食堂車にテイクアウトを頼むなら、僕もついて行って 荷物は、僕が持つ事にしよう 重たい物ではないけれど、女性に持たせるのは良くないし]
―― →食堂車→7号車4番目の部屋 ――
(138) 2011/10/30(Sun) 01時半頃
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―― 7号車4番目の部屋 ――
どうぞ、くつろいでください
・・・と言うほど、広くはありませんがね
[ベットに放っておいた鞄を、拾い上げて 邪魔にならないように、部屋の隅に置いた]
(141) 2011/10/30(Sun) 01時半頃
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後味は、悪くありませんよ 僕が、無神経だったのですから
[ベットに腰を降ろして、彼女には椅子を進めた 一人用の部屋だし、仕方ないよね]
まずは、そうだな 僕の思い出した、僕の話がしたい 言葉足らずで、誤解を与えてしまったかもしれないから 僕の事を、正しく知って欲しかった
それから、出来る事ならば 貴女が泣いていた、理由が知りたい 僕が何をしたのか、知りたいですから
(144) 2011/10/30(Sun) 01時半頃
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僕だって、何故この列車に乗っているのかはわかりません ただ、あの指輪を見た時に、思い出した事がある
僕は、失ってしまった 本当に大事に思っていた、相手を 僕が、手を伸ばせなかったばっかりに 僕に、勇気がなかったばっかりに
この指輪は、贈る事が出来なかった、後悔の指輪 だから、大事にすべきものではなくて、乗り越えるべき物 そのきっかけを、探していた気がする
[ふぅ、と一つ、息を吐いて 無理矢理に笑顔を作って、ヨーランダを見た]
少し、似ていたのです、貴女に 失礼だと思ったから、言えなかった 過去の人と重ねてるみたいで、女々しくて、嫌だった でも、僕が貴女に興味をもったのは、それがきっかけ
(146) 2011/10/30(Sun) 02時頃
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そうですね、本当に、脆く儚い でも、儚いからこそ、愛おしいのでしょうね
[震えていた声、力の入った指 嫌な話をしてしまったと、想ったけれど それでも、知って欲しいと思えたのだから 仕方ない、と言えるのだろうか]
いや、とても失礼な事だ 貴女は貴女、そう、今は思っている
でも、そうやって、愛しい人と重ねてしまった 貴女に何かを求める資格は、ないのかもしれない
それでも、何かを求めていいのなら ヨーラ、貴女の手を取るのは、僕でありたいと そう思っているんです
(153) 2011/10/30(Sun) 02時半頃
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何故でしょう 忘れられなかったのは、僕も同じですし
それに、美しかったんです 食堂で、桜湯を飲んでいた貴女 白鳥の河原で、砂を拾っていた貴女 目が離せなくて、吸い込まれていきました
[こう言う事、普通に言える男ではなかったんだけど 焦っているのかな、また失わないようにと]
昔の僕なら、わからないと答えたでしょう 今の僕は、温めて見せると答えます 昔の僕なら、他の人の為に身を引く事でしょう 今の僕なら、僕を想わせてみせますと答えます だから、構いません
(156) 2011/10/30(Sun) 02時半頃
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あ…―――
[彼女の頬に、浮かんだ色に 自分が随分と、恥ずかしい事を言ったのだと自覚して 目を、ふと逸らしてしまったけれど 本心なんだから、仕方がない]
ええ、待ちます 今すぐ答えを下さいと言うほど、焦ってはいないし 貴女にも、選ぶ権利はあると思うのです
[あの時、僕は触れられなかった 僕に自信があったなら、僕に勇気があったなら 無理矢理にでも、手に入れればよかった それは、今でも出来ないけれど 出来る限り、手は伸ばしておきたくて]
その言葉だけで、嬉しい 待てる時間も、きっと、僕には必要だ
(158) 2011/10/30(Sun) 03時頃
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