人狼議事


36 なんて素敵にピカレスク

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【人】 大地主 ゼルダ

[ゼルダが自分の経営する娼館に帰宅した時、娼婦は色めきたっていた。
沢山の人間がめいめいに声を上げる時のざわめき、どよめきがフロアにこだましている。
『サイモンは今朝方確かに死んだ』
『私は無残な死体を野次馬しにいった』
…だが、そのサイモン、死んだはずのサイモンからゼルダに宛てて手紙が投函されたのだ。
娼婦達は、恐怖と好奇の混じった声色で「サイモンの幽霊だ」とじゃれあっていた。
楽しげな娼婦達の中、女主人ゼルダだけが蒼白している。
手紙の文字を読んでいるのか読んでいないのか、目を泳がせている。]

こんなものは、立ちの悪い悪戯に決まっている。
何の謂れがあって、私がこんな―

[心当たりはある筈だが、ゼルダは自分に落度は無いと思っている。
それ故、手紙の内容を不条理だと感じた。
手紙の主は、サイモンが死ぬ前に私に宛てたものか、
サイモンを語る別の誰かが書いたものか。あるいはサイモンに弟子や、仲間がいたのか。
手紙の文言通りにするのは情報屋に良い様に操られているような気がして何かゾッとする。
だが、情報を得ないことには…]

[死人が蘇っちゃ、この街もとうとうお終いね。誰かが言った。]

(76) 2011/09/08(Thu) 06時半頃

【人】 大地主 ゼルダ

[一人の娼婦がゼルダの前に出、
手紙の他に、サイモンが直接この娼館の戸を叩いたのだと告げた。]

何故?サイモン等私は知りませんよ。何故急にこんな風に私に関わるのです。
皆さんの中でサイモンを使ったものは?…いるのですね。
情報料は、延滞などしていないでしょうね?
サイモンだなんて、無骨な名前。口にしたくもない…

[でも、と娼婦は続ける。
先刻来たサイモンを名乗るものは、娼婦の格好をしていた。
彼女がサイモンの使いであれ、本人であれ
戸を叩いたのは女だった。そう告げる]

なんですって?娼婦?それは、誰なの?
貴方達、娼婦仲間の顔も見分けられないの?

[娼婦、マリーが口を開いた
『あの子、ホリーじゃない?』
『私はお客といたから、遠くからしか見ていないけれど』
『うん、あの顔、ホリーにそっくりだった』]

(77) 2011/09/08(Thu) 06時半頃

【人】 大地主 ゼルダ

―街で―

[仕事に備え、休憩する娼婦達の全てが叩き起こされ、街へ出た。
街中へ散らばった娼婦達は、客を待ち、聞き耳を立て、お喋りをする。ある者はお客に成りそうなものに手当たり次第声をかけ、ある者は酒場でサイモンを待ち、ある者はホリーという少女を探した。]


[娼婦達が噂話をしている。
  ねえ、あんた聞いた?"掃除"の話
聞いたわ、あたし達、娼婦を"掃除"するって。
  "掃除"だなんて、そんな馬鹿なことってないわよ。
娼婦と寝てない男がいる?
  打率10割よ。
そうそう。
  そうよ。黙ってやる必要は―]


[オスカーの流した
確実に浸透しているようだ。]

(78) 2011/09/08(Thu) 07時頃

【人】 大地主 ゼルダ

―とある娼館―

[ゼルダの算段はこうだった。医療、薬を汚染すれば、いずれ街は死滅する。それも、不純なものから。
しかし、早期に"掃除"、それも娼婦を対象にするとなると、その計画に支障が出る。
娼婦を今取り締まったところで、街には腐れた棒が蔓延している。
暴行が横行するだけだ。ゼルダにはそう見えていた。]

[ひとしきり娼婦達が出払った後、
周囲に人がいない事を確かめてから、亜麻色の髪の娼婦がゼルダに歩み寄った。
ゼルダ様、サイモンに会いたければ、そういうやり方ではなくて方法があるのですよ。
ゼルダは怪訝な顔をして、娼婦を見詰め返す。]

[『サイモンは、本来何処に現れるかわからない。
顔も年齢も、代替わりのせいですぐ変わります。
依頼をするには、到る所に紛れ込んだサイモンの情報網に触れて、金貨を一枚と、依頼を書いた布を一枚渡すのです』
決まり文句のように、娼婦はゼルダにそう告げる。]

サイモンの情報網?そんなもの、どう見分けるのです?

[亜麻色の髪の娼婦は黙って微笑み、自分を指差した。]

(79) 2011/09/08(Thu) 07時頃

【秘】 大地主 ゼルダ → 双生児 オスカー

―― 依頼書 ――

「お手紙拝見致しました。是非お伺いしたいものです。
 ゼルダ」

[簡潔にそれだけ記された手紙と金貨が、サイモンの塒に届いた。
文の短さと、封印の汚さから、内心動揺している事が伺える。]

(-35) 2011/09/08(Thu) 07時頃

【人】 大地主 ゼルダ

["椅子"の持ち主について、ゼルダはまだ明瞭な情報を掴めていない。
エルフを前に、ゼルダは考えあぐねていた。
―これで男をとれるだろうか?
人間を蔑むエルフが、人間相手に体を売るなんてとても稀少だが、こうも痛めつけられていては売り物になるか解らない。
例えば、耳。エルフに憧れを抱く者が愛するシンボルが切り取られてしまっている。
例えば、声。情事に際し、高揚感を盛り上げる喉が、潰されている。
負荷をかけられた手足は真っ直ぐ立つのも難儀であり、腱を切られた足では歩く事もできない
それに奴隷とくれば、底値になってしまう。]


まずは姿勢を正すこと。

[ゼルダがそういうと、エルフは目を伏せ、何事もないという風に
"椅子"の形をとる。]

…おお、なんという…違いますわ、姿勢を正すというのは、背筋を伸ばすことですのよ。

(80) 2011/09/08(Thu) 07時半頃

【人】 大地主 ゼルダ

良いですこと、ここに身を置く以上、最低限は働いてもらわねば。
けれど貴女に給仕や家政婦は出来ないでしょう。
口を開けて…そうですのよ、
…口でするときは歯がない方が、かえって良いんですの。
普段はこれをお使いなさい。私のお古だけれど。

[そう言ってゼルダはエルフの口に入れ歯をはめた。]

娼婦として生きる覚悟さえあれば、立てない事は特に問題ではありませんわ。
貴女、足に鎖をつけた娼婦の多い事を知っているでしょう
それから…少し火傷を広げるのです。
物の形に変えて、体に大きく上から黒や赤の、目を引く刺青を入れればいいわ。
それからできるだけ上等の服を姉さん方にもらいなさい。
奴隷だとばれても、金持ちの持ち主がいると解れば良いのですから。

[ゼルダは花を撫でるような優しい手つきでクシをとり、エルフの髪をとかした]

(81) 2011/09/08(Thu) 07時半頃

大地主 ゼルダは、メモを貼った。

2011/09/08(Thu) 07時半頃


【人】 大地主 ゼルダ

[ノックの音、娼婦マリーの声、ホリーを連れてきたという報告。
ゼルダは、客人を招き入れるよう促した。
マリーが戸を開け、ホリーが中へ入る。サイモンとして―
部屋には、女主人ゼルダと、耳を切り取られたエルフがいた。]

まあ、まあ!なんて可愛らしいお嬢さんなの。
歓迎いたしますわ。マリー、お茶とお菓子を。

[ゼルダは、現れたのが少女であった事に気を良くしたのか、
一先ず疑うようなそぶりは見せない]

お召し物は汚らしいけれど…ま、そんなことは良いですわね。
私もこんなに早く、返答が来るとは思いませんでしたわ。
それで、サイモンさん。
手紙の情報、教えてくださる?
ほら、この手紙よ。


[そう言ってゼルダはホリーに、オスカーからの手紙を見せてしまった。]

(85) 2011/09/08(Thu) 08時頃

【秘】 大地主 ゼルダ → 双生児 ホリー

〜オスカーからの手紙〜

「貴方の命は狙われています 情報がご入用ならばサイモンまで」

[と書かれている。]

(-36) 2011/09/08(Thu) 08時頃

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