227 【RP村】空回る時間の卒業式
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── ももか #2 ──
[ 今日から日記をつけます! って、 そんな一文からはじまる。ももかの記録。
小学校の頃から、死ぬまで、 桃花は律儀に日記をつけていたらしい。 抜け落ちてる期間もあるけれど、 よくこれだけ積み重ねたなあ って、私は、
桃花の部屋で、桃花の机の中から、 桃花の日記を取り出して、眺める のが、日課だった。
修学旅行が楽しみだとか、 部活どうしようとか、友だちがつめたいとか、 仲直りができてうれしいとか、あの子がうざいとか、 受験勉強がしんどいとか、合格してうれしいとか、 高校でも吹奏楽するとか、最近身体の調子が悪い。 痛い。苦しい。しんどい。もうやだ。みんな嫌い。]
(57) 2017/09/20(Wed) 01時半頃
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[ 桃花の日記は、死の間際まで続いて、 最後だけ取ってつけたように、感謝の念が綴られる。 ( と、感じるのは、私が冷たいのだろう )
ずうっと、ももかの選択を、その理由を、 懇切丁寧に解説してくれていた、桃花の記録が、
この頃。今、私のいる頃合いになると、もう、 いやだとか辛いとか死にたくないとしかなくて、 私はパラパラとページをめくって、それを眺める。
おっと、チョコレートがなくなってしまった。 なにかつまむものを取ってこなければ。
何度捲れど、その先は白紙。]
(58) 2017/09/20(Wed) 01時半頃
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[ 役に立たないなあ なんて、 私はちょっぴり思ったりして、ページを閉じる。
ああ、そろそろ出かける時間だ。
この頃の桃花が選んだ服は、 ちょっぴりかわいすぎるな、なんて思うけど。
いつか、病気が治ったら、 このワンピースを着て出かけるんだって、
桃花がそう決めて買った洋服の、 つきっぱなしのタグをはさみで切り落とす。
じょきん。
かわいそうな話だよ、なんて思いながら、 私は、やわらかい素材のワンピースに袖を通す。]
(59) 2017/09/20(Wed) 01時半頃
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[ お父さんとお母さんは、マメな人で、 家のあちこちに”ももか”の写真が飾ってある。
ふつうの光景、なんだけど、 よーく見たら、似た格好……というか、 おんなじ服着て、似たような髪型の女の子は、 異なる顔を持った、ふたり。
マメな上に、物持ちがよくってね、 桃花の服とか、全部取ってあったんだもん。
私も、こだわりもないから、 ありがたく着ちゃってるわけだけど。]
(60) 2017/09/20(Wed) 01時半頃
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[ 写真や、洋服だけじゃなくて、 おもちゃも、食器も、家具なんかも、 ちゃーんと、きれいなまま残っていたから、
なんだってよかった私は、 ずうっと桃花の部屋で生きている。
淡いイエローのカーテンも、 お花の刺繍の入っったレースカーテンも、 飾り柵のついたベッドも、白いカラーボックスも、 アンティーク”風”の姿見は、 生憎あんまり出番がないまんまだったけど。
桃花のつけていた日記。桃花の好きだったCD。 桃花が大切にしていたぬいぐるみ。
桃花の部屋。ももかの場所。]
(61) 2017/09/20(Wed) 01時半頃
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[ はじめから、抵抗なんてなかった。 いやなんて、思ったこと、なかった。
はじめは、ただの偶然で、 はじめて話した言葉が「どうぞ」だったとか、 お気に入りの絵本がおんなじだったとか、
そういう偶然が積み重なって、 お父さんとお母さんが、桃花の話をするようになって、 なんとなく、その真似をするようになって、 そうしたら、お父さんもお母さんも、 「ももか」って、嬉しいのか悲しいのか、 私を抱き寄せて、涙ぐんだ声で、その名前を呼ぶの。
私は、なんかよくわかんないけど、 お父さんとお母さんがうれしそうだし、 まあ、いっかって、うん。昔から、そういう子ども。]
(62) 2017/09/20(Wed) 02時頃
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[ いやじゃないから続けたし、 いやだって思う気持ちがあったらやってない。
一楽桃果には、それができるんだと思う。 やなことはやだ。それで他人にどう思われようが、 自分がやなことなんて、ぜっったいやんない。
それはきっと、他人への興味が希薄だからこそ で、 だけど、自分への関心も持ち合わせてないから、 本気でやだって思うことなんてほとんどなかった。
自分で選びたいとか、私らしさとか、どうでもよかったの。 ただ、18年間、桃花の残り香を辿っていれば、 両親は喜ぶし、ふつうの女子っぽいルートを歩めるし、 切実さがなくたって、ここまでやってこれた。
会ったこともない桃花。 あなたのおかげなんだと思うよ、センキュー!]
(63) 2017/09/20(Wed) 02時頃
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[ はい。
ここまではやってこれた。ここまではね。
お父さんとお母さんは怯えてる。 娘が高校を卒業する。迎えたことのない節目を前にして、 桃花と同い年になった桃果を見て、命日を迎えて、 きっと、気づいてしまったんだと思う。
ここから先、どこにも桃の花なんて咲いてない。 もう、桃の花を摘んで歩くわけにはいかない。
自分たちの知らない ももか を受け入れなきゃいけない。]
(64) 2017/09/20(Wed) 02時頃
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[ 気づいたんだって、悪いことした。って。 ももかはももかじゃないのに、つい重ねてしまって、 つい、ももかがかえってきてくれたように思って、 ずいぶんひどいことをしてしまった。押し付けてしまった。 ももかにはももかの人生があるはずなのに、 本当に申し訳ないことをした。すまない。
うん、ももかもももかもももかだからね。
これからはももかの道を歩んでいってほしい。 サポートする。応援する。好きに生きなさい。
やだなーお父さん、いまさらやめてよ(笑) ]
(65) 2017/09/20(Wed) 02時頃
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桃の花を道しるべに生きること
そこにさえ、桃果の意思はなかったって、 そんなふうに、言われちゃうと、 遡って、遡って、そういえば、 私、そもそもなんで生きてんだろ って、
意味も理由もなかった
与えられたから、 わざわざ終わりにはしなかっただけだ
(66) 2017/09/20(Wed) 02時頃
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なんでもない、屋上の風景
何のイベントも起きません、影法師もいません 声もしません、雨も降りません、ポイ捨て禁止!
そこが、桃果の場所だって、 示すようなものは、なんにもないの
空っぽだし、気もちのいい場所だから、 ゆうにも、けいにも、見せてあげたかった
瀬戸も、日光を浴びたほうがいいし、 晴天の屋上は見晴らしも良いし、 少し涼しくなった風が、お弁当するにはちょうど良い
誰も傷つけない空間です 誰かの特別にも見えないけれど
(69) 2017/09/20(Wed) 02時頃
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見たって、きっと、 だれにもなんにもわかんないから さあ *
(70) 2017/09/20(Wed) 02時頃
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* 瀬戸がなんかに目覚めてて、一気に目が醒めた 現軸どこいこう! うろつくか!笑
(-17) 2017/09/20(Wed) 02時頃
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── 廊下 ──
あれ、ヒーーナさん!
[ 次の行き先は、決めて無くて、 でもそういえば、食堂見に行くの忘れてたし、 あと、保健室のベッドって何台あったかなって、 気になったから、そのへんでいいや。
そんな調子で、ふらりふらりと歩いてく。 また、飲み物頂戴しちゃおうかしらん、とか、 あんまり良い子ではないことばっかり考えてた。
そこに現れたクラスメートが、 ええと……なんだ? なにしてんの? って具合だったもんだから、 私はそのままそれを声に出した。*]
(76) 2017/09/20(Wed) 02時頃
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……何やってんの? 掃除? 持ちづらそうだけど、手伝おっか
[ しかしまあこんなときに、 掃除するとこなんて、あるかー? って、 何気なく、ヒナの手元に視線をやる。**]
(77) 2017/09/20(Wed) 02時頃
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── 廊下 ──
[ いつもどおり な口ぶりに、 ふんふんと聞き流しかけた私ですが、
えらく、物騒なことを言いますなあって、 いやいや、淡白な人間だって、感じることはあります。
知らないかな? って、いたってふつーに尋ねるヒナに、 私もやっぱり、いつもどおりの声で返します。]
ううーん、焼却炉は、火が入ってなさそうだし そもそも、行けないか、外だもんねえ
そうすると、調理室とか、理科室とか、 ……食堂の厨房くらい? 火があるのって
被服室の裁断機じゃ、 シュレッダーにはなんないだろうし
(188) 2017/09/21(Thu) 00時半頃
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……あ、いっそ、墨汁か絵の具かに沈めちゃえば? そしたら、もうなんにも読めないよ、だれにも
[ どうだ! ってな具合に、私は提案して、 ひとまずは、ご要望にはできる範囲で応えたつもり。
それから、この先はオマケのようなもの、 望まれてるかどうかも、わかんないけど、 一応、18年生きた処世術? 常識ってやつ? 付け足すように、聞いてみることにする。]
……っていうか、なんか、大丈夫? 大丈夫には、見えないんだけどさー
[ そう言って、首を傾げて。 ヒナの腕の中の紙の束。何かまではわかんない。 というより、見なかった。人目につかないようにって、 その人目ってやつに、私の目も含まれてるんだろうし。]
(193) 2017/09/21(Thu) 00時半頃
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[ ただ、なんだか、その様子にさ、 屋上前、階段での遭遇が、過ぎったもんだから、 これは余計な一言かもしんないけど、 私、思わず聞いてしまう。]
ヒナにもあったの? これは私の問題だー、みたいなやつ
[ そういう場所なのかなって。
向き合えって言われてるのか、 逃げていいよって言われてるのか、わかんないけど、 薄々、そんな気はしている。*]
(194) 2017/09/21(Thu) 00時半頃
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/* 帰ってきたら、すごく、需要と供給がマッチしていて、 瀬戸とけい、名コンビだなって、とても愉快なきもちになりました
私は、あと、被服室を見に行きたいし、 おさななじみとは絡んでおきたいし、 瀬戸に差し入れを持っていきたいし、 あと、十文字に再会したいな! 推しメン できたら、戸川ちゃんとも、話し合いたい あと、堀井ちゃんとは、似たもの談義ができなくもない気がするので、したい
(-50) 2017/09/21(Thu) 00時半頃
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── 廊下 ──
しゅれっだー…… あるとしたら、職員室とか、 おとなの管轄だよねえ
個人情報とか、学校ならあってとーぜんだし、 どこかには、あるはずなんだろうけど
[ 生憎、私、職員室なんて好きじゃなかったし、 お呼ばれしたって、ぼんやりしてたから、 シュレッダーがあったかなんて、覚えてない。
私は尚も、大真面目にそう答えて、 ちょっとうれしそうになったヒナに、 うん、うん、と頷いて見せるの。]
(225) 2017/09/21(Thu) 01時頃
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たしかに、うん、紙は水にも弱いもんねえ いっそ、洗剤の代わりに墨汁か絵の具入れて、 洗濯機、回しちゃえばいいよ
[ って、半分冗談みたいに、笑った。
うん、まあ、現実的なアイデアじゃないけど、 私がやってみたらおもしろそーって思ったから、 ちょっと、言ってみただけ。
そんな、会話の内容さえ気にしなければ、 平穏な高校生ふたりのおしゃべりの様子です。
おしゃべりの様子にしか、見えないでしょ。]
(226) 2017/09/21(Thu) 01時頃
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[ だからね、そのおしゃべりの相手が、 どう映ったか、って問われたら、 ……どうなんだろう、私は少し考え込んで、 ……ああ、大変そうだな、が近いかもしれない。
いくらいつもどおりの素振りだって、 問題を”片付ける”ことに一生懸命なヒナは、 ……生きるの、しんどそうだなあ。みたいな。
こうして、お片付けの方法を尋ねられたって、 ゆうや、けいなら、違う反応を返すんだろーか。
みんなならなんて言うかなって想像して、
『そんな紙切れ処分したとこで、なんになるの』
……うん、これは、私らしい反応でしかないね!]
(227) 2017/09/21(Thu) 01時頃
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[ やっぱり、私は他人事、というか。 なんか大変そうだなあ、なんて思ってたもんだから、
急に、話が私のほうに飛んできて>>201、 おっと、目をぱちくりさせてしまう。私?
私の話か。私は──、]
……ううん、どうなんだろ 片付けたかったのかなあ、わかんない 問題は、問題なんだろうけど、
……なあんか、しかたないかなーって
[ ふうんわり とした答えを返す。 ヒナのような、切実さなんてなかった。]
(228) 2017/09/21(Thu) 01時頃
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[ うん、だから、 せめて応援しておきましょう。]
……うん、そんな感じだから、 私のほうは、だいじょーぶ、なので
ヒナも、その紙の束、なかったことにして、 全部、きれいさっぱり! すっきりできたら、いいねー
[ その紙束だけが問題なのなら、 それはさほど難しいことではないでしょう。 できる、できるよ、ヒナならできる。
なんつって。]
(229) 2017/09/21(Thu) 01時半頃
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[ 私は、へらーっと、また笑ってさあ、 それから、忘れてた! ってのを隠して、 取ってつけたように言う。]
……あ、てつだおっか?*
(230) 2017/09/21(Thu) 01時半頃
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/* あと、なんか、うすうすおもってたんですけど、 この村、ピンクじゃないけど濁り気味なピンク色が強くて、 圧倒的揺るぎなき処女としてはワーオって右往左往している 戸川ちゃんと握手! するしかない
(-55) 2017/09/21(Thu) 01時半頃
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/* けーいちの、かくれんぼ回想、拾っていいのかな〜 とっても、拾いに行きたいけど、ひよって様子見なう
(-56) 2017/09/21(Thu) 01時半頃
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── 廊下 ──
うん、私、弱くはない
[ ヒナの言葉>>234に、知ってたって風に返して、]
うん、でも、だとしたら、 なあんにもなかったなあ、今まで 別に、それはそれで、いいんだけど
[ なんにもないのは別にいいもんじゃないぜ。 悪いもんでもないけどねって、 言葉に滲むのはそんな気持ち、だったり。
自分でやるっていうヒナに、 私はゆるぅりと手を振ってお見送り。 じゃあねーって、あえて逆側に。 歩き出してミルクティーを啜れば、 あれ、もう空っぽだ。**]
(262) 2017/09/21(Thu) 20時半頃
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── 保健室 ──
[ ヒナと別れて、はてさて。
食べ物を確保したから、今度はねどこねって。 衣食住の基本を揃えるような心持ちで、 私は保健室へと向かったのだ。
ベッドって何台あったかなって、 それが気になったのだ。
カーテン仕切りの色なら覚えてるんだけどなあ。 女の子を慰めながら、よく眺めていたもの。
だから、がらりと開けたその先で、 囁くような声が何重にも聞こえてきたって、 それは、本題じゃあなくって、 ただ、ここも誰かの場所なのねってだけで。それで、]
(278) 2017/09/21(Thu) 23時頃
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[ 特定の誰か にまつわる話じゃあなくって、 いろんな話がごちゃまぜに聞こえてくるってことに、 私はすこうし、愉快に思って、同時に意外にも思う。
ふつうじゃない状況は、 確かに”なんでもない”場所じゃないっていってるのに、 この場所の主は、なんだか存在が希薄。
……ひとの抱えているものなんて、 他人から見れば、なんでもない。なにかもわからない。 そんなもんだよねって、言いたくなる。
瀬戸が必死に隠そうとしたものは色恋沙汰だったし、 ヒナのかかえていたものは紙切れだった。
私にはわかんないけど、本人には違うって、 それだけのことだから、私もきっとそうだから、 桃果の場所 なんて、隠す必要もなかったの。]
(279) 2017/09/21(Thu) 23時頃
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