207 愛しの貴方を逃がさない。
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[冬の朝は相も変わらず冷える。 肌を刺す冷気は昨日の暖かい店内の空気と、最初に勧められたストレートティーの味、それからあの時引かれた手を思い起こさせた。
結局あの後はおすすめのパンケーキを注文するか迷う内、 店内に他の客の姿が見え始めればそっと席を立った。
接客が得意なのだろう、髪の色と同じ様、 明るい笑顔は色褪せる事がない。 踏み入った時にも聞いたドアベルの音を背に、 店の扉を潜り抜ければ空は晴れていた。
それ程眩しく感じなかったのは、 ──其れより余程、眩しい物を目にしたからだったかもしれない。]
(78) 2017/01/18(Wed) 14時頃
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[商品の入れ替わりは日々ある。
新しく入荷された品々の梱包を解いた中に、 彩り鮮やかなリボンが紛れていたのに視線が留まる。 奇妙なデザインにも奇抜なデザインにも、 然程感想も抱かない程度には日常として目に映る筈なのに。
ふと、荷解きの手がとまったものだから。 瞬きを、ひとつ、ふたつ。
───どうやら余程。 昨日の小さな親切に感謝を覚えていたに違いない。
きっとそれだけ。 それだけだけど。
でも、何か少しだけ、お礼をできたらいいなと目元を綻ばせた。]
(79) 2017/01/18(Wed) 14時頃
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[仕事終わりに自らの店のレジカウンターへ乗せたのは数個のリボン。 そうそう店の物を購入する機会などなく、 レジを頼んだ店員に珍しがられたりはしたけれど。
たまにはね、と小さく笑んだ表情はいつものもの。 些細なやり取りの一部として、店員の記憶に強く残る程でもなかったろう。*]
(80) 2017/01/18(Wed) 14時頃
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[帰り道は商店街を抜ける。昨晩も同じ道を辿った。 その時、彼女を見かけたのは偶然ではあった。 仕事終わりだろうか、出かける前かもしれない。
どちらにしたって道行く人を挟んでしまえばすれ違ってもきっと気付かれなかったろう。 人混みに紛れてしまえば誰に気にされる訳でもない、そんな影の薄さは十分に自覚がある。
だからきっと、今コートのポケットへ忍ばせているリボンの入った袋は、急に渡せば驚かせてしまうに違いない。だから。]
(-27) 2017/01/18(Wed) 14時半頃
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[今日の帰路はすこしだけ寄り道をする。 昨日、あの子が使っていた階段を登った。
ひとつずつ、ドアノブを回す。
その中に、不用心にもすんなり開いたドアがあった。 ネームプレートは貼ってあったのかどうか。 どちらにしてもはっきりと覚えていない名前は当てにならない。
丁寧に脱いだ靴を揃えて室内に足を踏み入れる。 初めて入った部屋の内装は綺麗に飾られていて、 女の子らしいと形容するに相応しい様子ではある。]
(-28) 2017/01/18(Wed) 14時半頃
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…うーん。
[零した声は、店のディスプレイに悩む時や店員からの質問に答える時のそれと変わらない。 月一のシフトを作成する時の方が、余程重い声をしていたかもしれない。
見知らぬ部屋を歩き回る足音が薄く響く。
そうしてリボンの詰まった小さな容れ物を見つけた時、ようやく確信めいた物をおぼえた。 まるで、宝箱のようだ。]
なんだか、懐かしいな。
[目許を細めて、穏やかな笑みを浮かべる。 ポケットからそっと取り出したいくつかのリボンを、 宝石よりも色鮮やかな彩りの中へまぜた。
昔もこうしてプレゼントを誰かの枕元や机の中へ潜ませてやった。
ほんとうに、なつかしい。 だからなにも、おかしい事などない。]
(-29) 2017/01/18(Wed) 14時半頃
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[きちんと揃えた靴を履き直して。
音のしないようそっと扉をしめて。
そうすればすべて元どおり。
なにもおかしい事などない。*]
(-30) 2017/01/18(Wed) 14時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/01/18(Wed) 14時半頃
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/* はっ、22時すぎてしまっている。 シュンタロくんたちに墓下おねがいしていいのかしら。。
進行おそくてごめんなさい。。
(-38) 2017/01/18(Wed) 22時半頃
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/* ぼちぼちロルかきつつ投票いちおうめるちゃんにしてるんだけどいいのかな。。??だいじょぶかな。。まちがってたらごめんなさい。
(-42) 2017/01/19(Thu) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/01/19(Thu) 00時半頃
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