62 好敵手の絆
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2012/10/20(Sat) 23時頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2012/10/20(Sat) 23時半頃
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[小さく零された謝罪の言葉は、彼女の耳を擽った。 伏せていたそれを微かに浮かせて、相手の顔を盗み見る。 その瞳はこちらに向けられることなく、表情から内心を伺うことは出来なかった。
けれど先程より、歩調が緩んだことには気づく。 ブラウスの裾を握る力が、少しだけ強くなった。]
(-15) 2012/10/21(Sun) 00時頃
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[説明を受けて>>12、なるほどと頷く。]
そっか、分かった。アナタも食べ物が必要なんだっけ。
[形を保てなくなれば、再び闇と同化するだけではあったが、再び「タバサ」として再形成するのは難しくなってくる。 まして、──彼女自身は認識していない事実ではあったが──ユリシーズの父が没してしまった今、ユリシーズ自身をも失ってしまえば、「タバサ」をこの世界に召喚出来るものは存在しなくなるのだ。
ユリシーズにも元気で居てもらわないと美味しくないし、などと脳天気に思いを馳せながら、目の前の男の意図を把握できたことに安堵の息をつく。]
(49) 2012/10/21(Sun) 00時半頃
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[この状況から脱するために動くのに否やはない。 ブラウスの裾を握ったまま彼に大人しくついていく。
立ち止まった彼の背に鼻先をぶつけ摩っていれば、頭上から声が降ってきた。]
……ぐに゛ゃ!?…………う、ん……?
[首を傾げ、口元に指を当てつつ考え込み]
命を取らない程度に調整することは出来るわ。 ただ、全く負担が無いようにするのは難しいと思う。
貰う量によって変わるけれど、運動した後みたいに疲れたり、 眠くなったり……軽い副作用みたいなものはどうしても出るし。
[どうしても、と念を押す男の口元を見上げる。 瞬いて、口を開こうとしてからやめた。
相変わらず、お腹は時たま鳴っていたけれど、「喰わせろ」と強請ることはしない。 尻尾をゆるりとうねらせて、書庫から足を踏み出す男に続いた。]
(50) 2012/10/21(Sun) 00時半頃
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―― 迷宮殿・書庫→洞窟 ――
[魔術師に続き書庫から足を踏み出した瞬間、轟音が響く。 足元は崩れ、身体のバランスは崩れて、そのまま落下していくしかなかった。]
……ふぇあ!?
ひゃっ、ひゃううぅぅ!!??
[素っ頓狂な叫びとともに、赤銅色の髪の毛も尻尾も舞い上がった。 思わず握りしめていた裾を手繰って、その背にしがみ付く。
猫は身軽であるとはいうものの、そう経験の豊富な魔物でもないタバサは、高所からの急な落下などに慣れてはいないのだった。]
(61) 2012/10/21(Sun) 00時半頃
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[べしゃん、と無様な音を立てて地面に突っ伏す。 魔術師にしがみついていたことが功を奏したのか、腕やら足やらに沢山の擦り傷や打ち身を得た以外に、致命的なダメージはなかった。
一体何処が傷んでいるやら、涙目で腕を擦りつつ辺りを見回す。 まず傍にいる魔術師を見れば、身を起こし何処かを見ているよう。
視線を追えば、淡緑の菌類の燐光に照らされ、賑やかに話し合う人影が幾つか。 その誰もが、2人ずつ腕を鎖で拘束されていた。]
(69) 2012/10/21(Sun) 00時半頃
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/* ろ、ログを読んでいたら追いついた時にはまた増えている……! の、のろくってごめんねえぇ!
(-49) 2012/10/21(Sun) 01時頃
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[状況が把握しきれないまま、尻尾を含め、たくさんのハテナマークが浮かんでいる。 そんな中でも腹の虫の主張は激しく、洞窟内に高らかに響いた。
声をかけられれば>>101、男の他にも食欲をそそる香りを持つ者たちが幾人か居ることに気づく。 くん、と鼻をひくつかせて]
もう、味が落ちてもいいから喰べたい……。
[好みとは外れようと、「もうなんでもいい」域まで達していた。 制止の言葉に対していやいやと首を振る。
男の言うとおり、この場には魔力を持つ者たちが幾人か存在していた。 魔女と審問官、魔王と、どこかから近づいてくる魔力を持った気配がふたつ。
勇者……は、少し変わった不思議な香りを纏っていたが、その隣の魔王の魔力は相当上等なものだった。 己と同じく魔に属するもの故に食欲には繋がらないが、その強大さにはちょっとうっとりする。]
(115) 2012/10/21(Sun) 02時頃
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……お腹すいた。
[落下前に食欲を堪えたのは何のためだったのか。 あっさり空腹を訴えつつ、男のブラウスを引いた。]
(結構まじめに、あぶないかもしれない)
[そう訴えかけて留まり、ふにゃんと耳も尻尾もへたらせる。 己に度々敵意を向けてくる目の前の男に、そこまでの弱みは晒せない。
無理矢理に笑みを作って、首を傾げてみせた。]
──その蜘蛛、美味しいかしら? 人喰いなんて言うくらいだから、きっとずいぶん大きくて 食いでがありそうね。
[同じ属性を持つものを取り込めば、多かれ少なかれ自身に障る。 おそらく「人喰い蜘蛛」も喰べられないものの類だ。 そんなことは知っていたけれど、だからといって集団の人間たちに襲いかかる体力も残って居らず、軽口を叩くに留まった。]
(116) 2012/10/21(Sun) 02時頃
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/* うーんうーん、できるだけ人と絡んだりイベントに参加したいんだけど、21日中は殆ど顔を出せそうにないのよね……。
えっと、ちょっと夜更かしして出来るだけロール回してから落ちることにしようかな。
まずは用事済ませてこよう。
(-66) 2012/10/21(Sun) 02時半頃
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/* よいしょ、ただいま!
出かけるのが8:30だから、最終リミットは7:30かな。 睡眠時間は移動時に確保するとしてー、22日はちょっと余裕あるからそこそこ眠れそう。
よし、大丈夫。 ただし、リミット前でも全くロール書けてなくても、眠くなった時点で寝ること。
(-71) 2012/10/21(Sun) 04時頃
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/* >>113 ラルフさんはとってもマメね。 ネタの拾い方がとても丁寧。
(-72) 2012/10/21(Sun) 04時頃
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/* 1日目の最初から読み返しているのだけど、秘話へのときめきが ぐぐ ぐぐぐ
ユリシーズさん優しい……。
>>12 やさしい……。
何だかんだ言いつつ、無理やり魔導書を使ったり引きずってったりしないでいてくれて、魔物へも優しいです(ログ読者さんへの報告)
(-73) 2012/10/21(Sun) 04時半頃
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/* >>13 魔王様の「悲鳴でしょうか、いいえ気合です」の部分が好き。
(-74) 2012/10/21(Sun) 04時半頃
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/* >>17 べしゃんと落ちた仲間だった。
(-75) 2012/10/21(Sun) 04時半頃
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/* >>20 ホレーショー・サイラスペアも色っぽいなあ……。 白い指に盛り上がる赤!
>>30 なんだかんだ言ってティートさんに懐いてる様子のメアリーさん(かわいい)
(-76) 2012/10/21(Sun) 05時半頃
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/* >>78 やっぱりこう、「ついつい相方を守ってしまう」っていうのは王道よね……!
>>80>>81>>83 サイラスさんの、ホレーショーさんに対する静かな好意に照れるなど。
>>103 ね、照れるよね。
(-77) 2012/10/21(Sun) 06時頃
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[遠目に黒髪の青年>>34を目にすれば、眉間に薄く皺が寄る。 薄暗い洞窟の中、こちらへ向けられた赤い瞳が際立って印象的だった。
この時、タバサの瞳を覗きこんだ者がいれば、彼女の瞳孔の広がりを確認できたかもしれない。 暗闇の中の光を集めて、黒髪の青年はいっそう鮮明に見えた。 衣服が不自然に蠢いている。
警戒から、尻尾が少し膨れた。]
(117) 2012/10/21(Sun) 06時頃
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[「各自、自分の特技を挙げろ」と指示する勇者>>53に言葉を返す前に、喧嘩>>62が始まってしまった。]
魔術……ってことは、アタシは内側に行けばいいの? それとも、
[短く呪文を唱えて、宙から短剣を取り出した。 本来ならば両手に装備するはずのそれを、右手のみで持つ。]
……外?
[逃げるという提案>>63もあるようで、首を傾げて話し合いを伺う。 空腹により、腰を上げて話し合いに積極的に参加するのさえ億劫で、控えめに成り行きを見守っていた。]
(118) 2012/10/21(Sun) 06時頃
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[黒髪の青年を捕まえる案>>66を実行する前に、いつの間にやら青年は姿を消しており>>97、話し合っている者たちはそれぞれ互いを繋ぐ鎖を断ち切ったり、仲良く喧嘩をしている。
魔力を持つ一人と目が合ったりもしたけれど>>113、タバサは話し合いの成り行きよりも、隣にいるユリシーズの背に滲む血液>>89に気を引かれていて、知らず知らずのうちに喉を鳴らしていた。
そんな纏まりのない集団に近づく、巨大なものの気配。 最初にそれに気づいたのは、赤毛の青年>>87。次いで魔王が声を上げ>>99、戦闘は開始された。 巨大な蜘蛛に、盛大にたたきつけられる勇者>>111>>112。]
──ッ、
[その無茶苦茶さに息を呑む。 勇者さんたら大変丈夫──じゃなくて、魔王様ったら大変力持ち──でもなくて。とにかく、なんだか大迫力だった。]
(119) 2012/10/21(Sun) 06時頃
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/* ここまで状況整理。
(-78) 2012/10/21(Sun) 06時頃
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/* うごけてないです。ねむい。
えっと、これから蜘蛛さんを動かして、負傷して気絶する流れに持っていけたらいいなー(21日中は不在だから)。
リミットまでに間に合うかしら。
(-79) 2012/10/21(Sun) 06時半頃
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[勇者ハンマーの効果は絶大らしく、女郎蜘蛛は勇者の叫び声に勝るとも劣らない鳴き声を上げ、素早く飛び退いた。 尻から出す糸を天井の岩に巻きつけると、引き上げられるかのようにして一瞬で上部に上り、全員が居る位置から丁度真ん中あたりに、重い音を立て降りてくる。
暗闇に慣れた瞳からは、女郎蜘蛛の黄色と濃色に彩られた長い手足が鮮やかに見えた。]
──や、……っ、
[振り上げられた足が、こちらに向かうのが分かる。 とっさに魔術で盾を展開するも、二人を覆いきりながら十分な硬度を持たせることが出来なかった。
硬い音を立てて、タバサの前に張られた盾が破られる。 蜘蛛の爪先が彼女の腕に傷をつけていき、ただでさえ弱っていた意識は簡単に遠のいた**]
(120) 2012/10/21(Sun) 07時頃
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/* 蜘蛛さん、どこまで確定で動かしていいんだろう。 見た目の描写とかも、大丈夫かな……。
だ、大丈夫でありますように……!
(-80) 2012/10/21(Sun) 07時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2012/10/21(Sun) 07時頃
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/* 目標のとこまでは回したので、後はおまかせするじゃよー。
(-81) 2012/10/21(Sun) 07時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2012/10/22(Mon) 02時半頃
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/* おはようございますむにゃ。 ちょっとだけ仮眠とったので元気。
わあ、たくさんログ増えてる……!焦るけどうれしい!
気絶した魔物なんて荷物になったろうに、描写してくれたひとたちはありがとう……! ユリシーズとアイリスさんには特に。
まだ読み切れていないけれど、ラルフさんもかしら。
(-219) 2012/10/22(Mon) 03時半頃
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/* >>147 勇者の攻撃に比べたら、全然大したこと無いんだもんね!っていうト書きの描写がかわいい。
(-220) 2012/10/22(Mon) 04時半頃
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/* yahoo知恵袋より。
「アミュレットってどういう意味ですか?」
「お守りですね。 より厳密に言うと、悪霊や悪魔など霊的な悪い力を「遮断」して身を守ってくれるのがアミュレット(amulet)、霊的な良い力を「与えて」御利益をもたらすのをタリスマン(talisman)といいます。」
……なるほど。
(-221) 2012/10/22(Mon) 04時半頃
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/* >>152 形はどんな物かしら。
・ペンダント型 ・ブレスレット型 ・指輪型 ・キーホルダー型 ・ウォレットチェーン型
「装身具」ってあるから、何かしらのアプセサリー型なのよね。 お母様の形見とすると、ペンダント型・ブレスレット型・指輪型が無難?
(-222) 2012/10/22(Mon) 04時半頃
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/* ユリシーズが幼少時の思い出についても、何かしら考えておきたいなー。
どうしようかな。
(-223) 2012/10/22(Mon) 06時頃
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/* ところで関係ないけど、普段静かな人に感情が乗ると、まるで花が咲いたみたいで目が奪われるわよね。 サイラスさんのことなんだけれども。綺麗。
(-224) 2012/10/22(Mon) 06時半頃
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