36 なんて素敵にピカレスク
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―ある娼館―
[娼館の奥部屋から、サルや猫が威嚇しあう時の様なけたたましく耳障りな悲鳴が聞こえる。 … 娼館の女主人、ゼルダが髪を振り乱し娼婦に掴みかかっていた。]
白状をし、何処でこれを手に入れたの! 白状しなさい!白状しなさい!
[娼婦から何かを引っ手繰ると、ゼルダはそれを壁に投げ付けた。]
大事な大事なお給料をなんというものに使ってしまったのです。 こんな物を買わなくとも、私がもっと良い薬をいくらでも差し上げるではありませんの。 …けれど貴女はまだ、薬を使う頃合ではないでしょう? 貴女をいたぶった下等生物共に、同じ苦しみを味合わせなくて良いの? 貴女が気付かなくとも、貴女自身がそれを望んでいます。
[先程投げつけた物―薬の包みを拾い上げるとゼルダは憎憎しげに水気の無い唇を噛む 手の届く限りの医者には根回ししたつもりだったが、まだ、駆逐する事が出来ないのだ。]
(23) 2011/09/04(Sun) 02時頃
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[雨の中をローブを目深に被った、幽霊の様な者が移動している。 やがてそれは足を止め…自信無さ気なノックの音が、雨音に紛れて響いた。 先刻の病人と同じ様に、顔を隠すようにして薬屋の扉を開く者がある。]
嗚呼ぁぁ、なんてことあの娘ったら、 あんなクソにも劣る男、股座でしか 物事を判断できぬずるく意地汚く卑 劣な男の売ったものを吸い込むなんて。 穢らわしい穢らわしい…
[ひとしきりモゴモゴと口の中で呪詛めいた言葉をこねた後、ゼルダは薬屋に向き直る。]
薬売りさん、商談を持ってきましたの…貴方の様な商売の方は、売るなと言って商売をやめては下さらないでしょうから、逆に、売って欲しいというお話ですのよ。 これから指定する薬に、特別な配合をして売って頂きたいのです。
[そう言ってゼルダは小さな紙切れを見せる。 薬物に精通する者なら、一目で解る内容だ。 要は、性感染症の薬に、遅延性且つ常習性のある毒を混ぜて欲しいのだという。]
(25) 2011/09/04(Sun) 02時半頃
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―酒場―
[控えめながら、娼婦と解る化粧と衣装で着飾った女が 気だるげにカウンターにもたれかかっている。 娼婦は自分の主人である、ゼルダから 情報を得るように言われていた。]
[―――ゼルダの縄張りで死に損ないのエルフが見つかった。 彼等の元あるべき姿から考えると無残としか言いようの無い、 ややもすれば人型を模した玩具の様なそれは、 体中の傷という傷から持ち主が満足感を得る為だけにいたぶられたのだと語っていた。 街中の女を自分の支配下に起きたがっているゼルダにとって 自分の他に女を好きにする者の存在は許せなかった。それがもし男であれば尚更。 ゼルダは怒り狂い、娼婦達に情報収集を言いつけた。]
[そして、 女にとって、情報屋と言えばこの酒場に現れるサイモンの名が浮んだのだ。]
(26) 2011/09/04(Sun) 02時半頃
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大地主 ゼルダは、メモを貼った。
2011/09/04(Sun) 02時半頃
大地主 ゼルダは、メモを貼った。
2011/09/04(Sun) 06時半頃
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