228 吸血鬼の宴
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エドアルド ……私の顔に見覚え は、ないか
[軟派師の語句を紡ぐような唇に、けれど琥珀色を見つめる瞳はどこか、心許なげに淡買った]
貴方からは血の香りはするが、──腐臭がしないよう
この宴で 貴方は何を望みますか?エドアルド
[彼の備える気配からは、熟れて腐り落ちるような頽廃の美が薄く。 本人に望まぬ気持ちがあったとしても、それはいっそ好もしい類のものだ]
(5) 2017/10/02(Mon) 23時頃
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……
[宴の始まりが告げられるその刻限まで>>2 血色のグラスに手をつけることはないままでいた*]
(6) 2017/10/02(Mon) 23時頃
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どうなのだろう あるいは、記憶だと思っているものも想像でしかないのかも
[澄んだ琥珀糖のいろの眼差しは、逸れて流れて窓下へ向いた。 少し心許なげな墓守の微笑も彼の視界から外れ]
霧……?
私は、いいえ 喚ばれたから来ただけ。 そして宴を楽しむことを求められるなら、そうしようと思う
(16) 2017/10/02(Mon) 23時半頃
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墓場は静かな方が好きだけれど 万魔節の今宵にて月に狂い、はしゃいで羽目を外すのも良いか
それが心の霧を晴らすということでしょうか?
[ふふ、と笑い。 だから、開宴の宣を聞けば、グラスを持ち上げて目を閉じた]
(21) 2017/10/02(Mon) 23時半頃
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……成る程
[贄の顔ぶれ そのうちの一つが城主へ向けて銀の軌跡を振るうまでも見た。
扉を開き現れた、吸血鬼達の姿も。 吹き荒れるつむじ風の戯れも]
狩りか。狩り 狩猟は貴族の嗜みの一つだものね
[首を傾げ、喉元を撫ぜる。 黒い革で隠された首筋を指先で辿りながら、享楽の城の主が客人と言葉を交わす様子を眺めた]
(31) 2017/10/03(Tue) 00時頃
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皆さまお楽しみを。
しかし墓荒らしを引き裂くことはあっても 私は実際狩人には遠いからね
[見送る姿勢なのか首を撫でていた指を顎先に宛てがい、悩む風情]
(44) 2017/10/03(Tue) 00時半頃
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追うのが得意なら、猟犬か 真の本分ではなかろうけど、構わないことにしよう
[掌を下に、両手を床へ翳す。 ズ、と影が蠢き、足元へ現れるのは、墓守の化身
黒毛の体躯に血紅の瞳を燃やす──ブラックドック(黒犬)が二頭。
うなり声もさせないままに伏せの姿勢から立ち上がれば、 明らかに現実の犬とは異なる死の匂い、漆黒の牙。 墓守犬はそれぞれがつむじ風を追うように広間から走り出した]
……
[グラスを手にしたまま、犬を見送り。 城主の足元近くにまで歩むと、毛足の長い豪奢な絨毯の上に直接腰を下ろしてソファの脚にもたれた**]
(46) 2017/10/03(Tue) 00時半頃
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─ Black Dog ─
[月と鏡が映し合う、霧の底に。 壮麗な城は享楽の夢みるように、威容を聳え立たせていた。
巨大な黒い犬が一頭、艶やかな石の床材を蹴って駆けていく。 気紛れな旋風を追い、獲物の匂いを追い。 特に強い苛烈な匂いの元は明らかだった。魔除けと強壮の効を持つというユリ科の鱗茎>>61は、あからさまに過ぎるほどの目印となる]
[階段を移動する必要もない、同じ階層。 死の前兆、墓場の守護者とされる黒妖犬は一度立ち止まり、鼻先を上へ向ける。
空気を引き裂くように低く高い獰猛なる遠吠は、廊下のタペストリーを揺らし書斎に至るか*]
(82) 2017/10/03(Tue) 11時半頃
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─ 二階廊下 ─
[放たれた犬はもう一頭。 そちらはといえば]
[どこで捕まえたか艶やかな花弁を大事そうに咥えて、こちらも廊下。 花の香の源、風の渦の中央にたどり着いていた>>52
黒衣に亜麻色の髪も映える嫋やかな魔物の足元で、鼻をふこふこ。
右前脚だけを持ち上げ、燃える血紅の眼で花の吸血鬼を一心に見上げている*]
(83) 2017/10/03(Tue) 12時頃
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/* テッドとトレイルめんこい(語彙
(-26) 2017/10/03(Tue) 17時頃
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─ 大広間 ─
[城主の許しなくかたわらに侍る振る舞いを、悪びれるでもなかった。
精細な紋様を浮かび上がらせる絨毯は、春の夜の芝よりも柔らかい。刺繍の濃淡を広く流すようにドレスの裾を整え、片膝を立ててソファの足元に寛ぐ。 静謐が好きと言ったのは嘘ではないけれど、今は遠く吠える犬の声と、奏者のない楽団が奏でる音楽に耳を傾けていた]
私は、襲われる方が得意なので
[カウンター型なのだ、と守り人の性質を告げる口許は笑んでいたけれど、他の遊戯、と続いた問い>>112には瞬いた]
(119) 2017/10/03(Tue) 22時頃
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[鏡に映るのは、書斎に集う金の光粒。 幾つかの愛らしい小道具や、白いメモ用紙や。 暫く、薄灰の双眸は鏡の向こうを凝視していた]
……初獲れの果実は捧げ物に相応しい、と言いますね そう、楽しそう。それに── 負けた側、でよろしいのか 稀なる美酒に酔わされたいが為に、私は不正を働くかも
[首を巡らせて城主を見上げ、髪を指先で掬い上げて耳へ掛けた。 小さなグラスの中で揺れるだけで、噎せ返るほどに甘く淫靡な香を放つ深紅のワイン]
二人とも負けたならば、 共に杯を交わせますね?
[告げて、爪先で示すのは、庭園で死者の名を貸し与えた青年の虚像>>79]
(120) 2017/10/03(Tue) 22時頃
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─ Black Dog ─
[書斎に偶さか集った幾つかの贄。 その前に現れた黒妖犬は、死の匂いを振りまきながら漆黒の牙を剥き出した。
唸り声はただ空気を振動させるだけで、人間の耳には捉えられない低音のもの。 後退する金の光達へ、赫赫と瞳を輝せて尾を振った]
[獲物を襲い、散らし、弱らせて。 そして狩人の前にまで追い立てるのが猟犬の役目。
扉を抜けた黒犬の姿は書斎の半ばまで入り込み、三人の中央へ今にも躍り掛かるべく爪で床を掻いた*]
(136) 2017/10/03(Tue) 23時頃
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─ 二階・廊下 ─
[お手>>132が華麗に決まる。 黒犬は花弁を咥えたまま、ぼふん、と鳴いた]
[黒衣の足元を左右に二往復した後、廊下を駆けて行き―― 耳を立てて尻尾を大きく揺らしながら、花の吸血鬼を振り返った]
ぼふっ
[花弁はお気に入りの様子]
(138) 2017/10/03(Tue) 23時頃
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[花を咥えた犬は、鼻を廊下の床に近づけてまた首をあげた。 血の匂いは食堂のある方向から。
迷うように一度、二度と足踏みをして、書斎の方へ舵を切る]
[時々振り返っては、後ろ足で立ち上がって招く仕草。 途中で花まとう風が気紛れに流れを変えたとしても、少しばかり尾を垂らしてしまう程度だろうけれど。
猟犬の役目を忠実に演じる黒犬は、書斎の獲物達に新たな危機を運ぼうとしていた。 最初の牙を逃れ、あるいは血を流さずにいられたとしても、廊下という物理的に繋がった空間をルートに選ぶならば二頭目]
(146) 2017/10/03(Tue) 23時半頃
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─ 書斎 ─
[うぉん 空気が震えた。 それは、床に落ちた丸い香菜が転がってどこかにぶつかるのを合図。
獲物達の中央に飛び込んだ黒犬が先ず躍り掛かろうとしたのは、不埒な匂いをさせる大きな鞄>>153 大きく裂けた顎に飛び込んできたのは――もっと小さいものだった]
ぅがう!
[何か丸く臭いものを噛み砕いた直後、黒妖犬の輪郭がブレる。 漆黒の影が、一度粉々の霧に別れてまた凝集したような間。 瞳の血紅が明滅して、それを放り投げた男の方を向いた]
[低く低く、耳奥へ響くだけの無音の唸り]
(159) 2017/10/04(Wed) 01時頃
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[漂う死の香
黒犬の巨体が再び閃いた。 無造作に構えられていた火かき棒に深く噛みつき、そのまま首を激しく振りながら跳躍する。 人間を床へ引きずり倒すことには成功したか、武器をもぎ取っただけか。いずれにせよ次の瞬間には書見台を蹴って、他のもう一体に向けて跳んだ。
その懐にある隠れた武器>>88の匂いは、大蒜の強すぎる芳香に紛れ。 腕にでも牙が届けば、肉を裂き骨砕くのも容易だろう鋭い牙、シメオンへ迫る**]
(160) 2017/10/04(Wed) 01時頃
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/* 犬の口にニンニク入れるなんて悪魔の所業じゃない!?!? アラビアータ!
(-36) 2017/10/04(Wed) 01時頃
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─ 書斎 ─
[躍動する死の塊。 金の粒の一つを床へ引き倒し、もう一つの金へ。 犬にしては長すぎる黒い牙がその腕の柔い肉へ埋まる]
──……!!
[液体が弾ける。
犬は聲を上げなかった。焦げる音も溶ける音もない。
鳴ったのは、書見台が倒れて本が落下するそれ、 声にならない息>>185 肉の噛み裂かれゆく甘美な音色
そして、 鋭利な銃声>>194だった]
(197) 2017/10/04(Wed) 12時半頃
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[聖水を浴びて輪郭がほとんどほどけていた幻の犬は、その黒い霧を散らす銃弾によって完全に形を失う。
乾いた古い血の匂いと、煙のような渦だけがその場に残った。
約束された不滅性を示すように、霧が再び凝集しだすまでの間はさほど長くないけれど**]
(198) 2017/10/04(Wed) 12時半頃
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─ 二階廊下 ─
[不吉な死の犬。 とある地では、新しい墓地に最初に埋められた骸は、墓地の番人とされて黄昏の闇に留められ、決して天国にはいけないという言い伝えがあった。
そのため墓地には死者より先にまず犬を埋める。迷信が生んだ墓守犬の風習は、不吉な死の前触れとしての黒い犬の幻想を醸成した。 だから、ブラックドッグ達は魔物ではあるが、本質的には使役犬であり、純粋な邪悪の意思ではないと]
……ぼふん
[鳴いた拍子。 その犬は花を取り落とした。すっかり歯型のついた花弁を鼻先で掬いあげて咥え直し、廊下に伏せの姿勢となる。 寝そべったまま尻尾を振る巨大な黒犬の少し先には、開いたままの書斎の扉があった]
ぼふっ!
[花の吸血鬼ミルフィオリを見上げる紅い眼は、どことなく得意気にも見える**]
(202) 2017/10/04(Wed) 13時半頃
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─ 広間 ─
……本当、あの髪には赤が映える
[穏やかな声音で賛辞を述べ、盤を差し出した召使いからカクテルグラスをすくい上げた。 賭けに負けた褒美は、とろりと熟れた極上の古酒。手に持っただけで屍人の目許に仄かに陶酔の朱が差した]
今度は、私が不正など働けないよう
そう、あの美しい方がどの贄を踊り手として許すか、にしましょうか
[3人とも、という答えだってあるのだろう。 思いがけない「強さ」を顕してみせた人間たちを鏡に眺め、赤のグラスへ唇を寄せた]
(215) 2017/10/04(Wed) 15時頃
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死者の園にも花は不可欠。 けれど活きた瑞々しい花は、気高くも気紛れ
まして私はあの方を存じ上げないのだから……ふふ、きっと不利なのだね 温和な印象を抱かせる方、と拝察しますけれど
[考える素振り、遊興に愉しむ表情を見せる城主を見上げ、ありがとうございます、と優しい声で囁いて。 鏡の波紋を横目に確かめ、醸された血酒を一息に流した]
…、ふ ──
[偽の生気を粧っていた頬、ミルク色の薄い肌の下へ忽ち薔薇色が淡く宿る]
(224) 2017/10/04(Wed) 17時半頃
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これは、ひどい 甘露 たった一献── 酔いに溺れては、 、
[ただ新鮮なだけで、後は香りを失うか腐敗するばかりの生き血でも、 どれほど精魂かけて搾り出した美酒でも到達し得ない、真の血のワイン。
これ程の嗜好品を体は知り得ず、 血を味わう享楽において、城主に比べればあまりに幼若な墓守は俯くよりない。 細く掠れた吐息からも白い衣に隠した肌からも、呑み下した酒精の豊艶 な薫が滲むようだった]
では、 私は、先ほどと ──同じ者に
[ドレスの刺繍の上へ皺寄せていた指を鏡へと持ち上げ、賭ける対象を指した**]
(225) 2017/10/04(Wed) 17時半頃
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─ 書斎 ─
[崩した霧の上に書棚を倒した人間の判断は、恐らくは最適なもの。 雪崩た稀覯本にかき乱され、凝集しようとしていた魔物の貌は千々と散る]
[獲物の気配が部屋から出た頃、つむじ風ひとつ。 気紛れな風は、まだ犬の姿に集う前の黒霧を巻き上げていつの間にか消していた。 >>#27 (7なら大広間)]
(229) 2017/10/04(Wed) 19時半頃
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[城主の寛ぐソファの足元、その膝へ片手を触れさせて頭部を預けていた屍人は微かに息を吐いて首を擡げた]
……ジェレミー とても
[染まった目尻に緩く綻んだ唇 陶然とぼやけて星光を宿した双眸 ── 堂々たる酔っ払いである]
ハート ……とられました?
その服は、ああよろしい 地味ではないのだね 美しいよ。棺に入れて飾りたい
[何か熱烈なことを言っている]
(238) 2017/10/04(Wed) 21時頃
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昏迷は深く 私は戸惑い乱れ けれど 、楽しいよ
想像する。 瑞々しい血の味や ──声などを
[風が吹いて黒霧が帰り来れば、クスクス笑った。 絨毯の上に犬の姿が現れると膝枕をやめてその首にもっふぅと抱きついた*]
(239) 2017/10/04(Wed) 21時頃
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そう、素敵なこと
[貴人を見上げれば、彼の浸る愉楽が匂い立つよう>>241]
血の色と──
[指の付け根に羽の触れるような感触を得て、血酒に酔った爪を羞に染め、 生まれ直すという彼の言葉の意味を考えようとして。
芒と瞬いた。
視線は宙を漂って鏡へと向く。 花の吸血鬼が彼らに意志を問う声が>>237鏡面の向こうに奏でられていた]
どうぞ、存分にお愉しみを 月の雫も 貴方を嫉むだろう
(254) 2017/10/04(Wed) 22時頃
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─ 二階廊下 ─
[廊下の床に蟠る影のように、じっと伏せた姿勢を保っていた黒犬が、ピクと耳を揺らした。
少し首をひねるようにして、宙を踊るナイフのダンス>>256に赤い眼を向ける]
[尻尾の先ゆらゆら]
(258) 2017/10/04(Wed) 22時半頃
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[ぼふん。 黒犬は返事をするように鳴いた。 変な音になるのは、花弁を後生大事に咥えたままだから。
前を向き直しても、絶えず回るナイフの銀音に耳をぱたぱた]
ばぅ
[猟犬の役目を演じるまま、この時はまだ静かに伏せている。 場が動けばそれこそ嬉々として、その身を黒い風に変え得る力を内に抱えたまま]
(269) 2017/10/04(Wed) 22時半頃
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