189 【突発RP村】ココロロボットの憂鬱
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― 05月XX日の水曜日:朝 ―
[ ──カシャ ──カシャン
──カシャ
今日もトルニトスはその武骨で鈍重な身体で構内を往く。 近日の出立を前にしてもいつもとやることはそう変わりはしない。 いつもどおり講義を受け、いつも通りの訓練を受ける。 放課となればラボに戻りこの全身を覆う鎧のメンテナンスを受ける。 何も変わりはしない。]
(5) 2016/05/07(Sat) 01時頃
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[そしてこれもいつも通り。 戦闘訓練などの際に、一部の生徒達は鈍重なトルニトスをからかい、ことあるごとに手足を出してくる生徒たちがいる。 強固な鎧故にダメージなどはほとんどないのが時に彼らはトルニトスの小突き、そして蹴り倒して行く。 口々に小馬鹿にした言葉を吐いて。
曰く、戦場で役に立たないだの、お荷物だのと。
彼等はいずれくる未来、最早それは間近に迫った未来のためにトルニトスをはけ口にしているのかもしれない。 来る日も来る日も、ここに通う様になってから2年、それを甘んじて受けてきたトルニトスであった。]
(7) 2016/05/07(Sat) 01時頃
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[だがいつもと違ったことがある。 廊下を往くトルニトスに向かって一人の生徒が声を上げる。
『おい暗黒騎士!』
トルニトスが振り返った先、一人の男子生徒が走り込んで跳び蹴りを繰り出した。 それを受けて蹴り倒されるのが常であったがトルニトスは僅かに身をずらしただけでそれ躱す。]
イツマデ モ コドモ ノ アソビ デハ ナイ
[合成音声が発せられたと同時、トルニトスはまるで踏み砕かんとする勢いで床を蹴ると男子生徒の肩にその拳を振り下ろした。
───ガキン!!!
金属同士がぶつかり合う音が廊下へと響く。 見ればその音の正体は明らかで、男子生徒の肩──機械化された肩をトルストイの拳が打ち砕いていた。]
(10) 2016/05/07(Sat) 01時半頃
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/* トルストイって。
(-1) 2016/05/07(Sat) 01時半頃
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[男子生徒は気づかなかった。 頭部こそいつもと変わらなかったが変化は赤い外套の下にあった。 全身を覆う鎧がいつもよりも丸みを帯びていたし、トルニトスの行く先々で鳴っていた古臭いモーター音が今日はなりを潜めていたことに。 彼は気づかなかった、それが今この結果を生んだ。
金属の肩が破壊された音に送れること数秒後。 男子生徒はその痛みに叫び声を上げた。]
(11) 2016/05/07(Sat) 01時半頃
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オマエ ハ モウ センジョウ デハ ヤク ニ タタナイ ナ
(12) 2016/05/07(Sat) 01時半頃
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[トルニトスはのた打ち周る生徒を見下ろすように立ったまま、合成音声が無情にもそう告げたのだった]**
(13) 2016/05/07(Sat) 01時半頃
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/* あれ、なんかロール書けん
(-5) 2016/05/07(Sat) 17時半頃
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─ 廊下 ─
[喧噪を聞きつけたかそれとも誰かが報せたのか技術科の生徒がやってくる。 だが破壊された肩は生身との接続部分でありすぐに直せるようなものではない。]
ワタシ ハ ジブン ノ ミ ヲ マモッタ ダケダ。
[無機質な合成音声が事情を問うイアンに答える。 その答えは間違いではないであろうが正確とも言い難い。 何故ならそれは誰の目にも明らかに防衛ではなく破壊行動の結果であるのだから。]
チョウシ ニ ノッテイル カラ コウイウコト ニ ナル。
[日頃、一切の反撃をしなかったトルニトスを侮った結果がこの有様。 油断と慢心が招くのは常に自己の破滅である。]
シニ ニ イカズ ニ スンデ ヨカッタ ジャナイ カ。
[損傷具合から今回の派遣任務への参加は無理であることは想像に容易であった。 それは不名誉なことであり義務を果たせないということであったが、その結果として彼は命を拾ったのかもしれない。]
(60) 2016/05/07(Sat) 23時頃
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/* うーん
(-17) 2016/05/08(Sun) 10時半頃
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─ 昼過ぎ・資材倉庫 ─
[薄暗い倉庫でトルニトスは資材の上に腰を下ろしていた。 しばらく使われない物資などが積まれたここは滅多に人の気配がない。 それ故にトルニトスは講義や訓練などがないときはここで一人になることが多かった。
《──────》
解除コードを頭の中に浮かべマスクを開きまるで武骨な兜の様な頭部を外して後ろに倒すと人の顔が露わになる。
頭頂部は金髪だが刈り上げた横側は黒い地毛、 男は細く鋭い目つきに軽薄そうな薄笑みを浮かべている。]
流石にやりすぎたか? 後で色々言われるんだろうな……メンドクセエ。
[コータ・トルニトスは誰もいない倉庫で独り、気怠そうに愚痴を吐いた。]
(91) 2016/05/08(Sun) 19時半頃
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─ 2年前 ─
[コータの父であるDr.トルニトスは次世代型の戦闘用機構化装甲──パワードスーツの開発者である。 元は留学生であったDr.トルニトスはこの国の女性と結婚し国籍を得て、この国の兵器開発に携わっていた。 国際的な競争の進む兵器開発の中で兵士の戦闘力を飛躍的に伸ばすパワードスーツの刷新は急務でもあった。 そんな中でDr.トルニトスは医療技術として著しい成長を見せるサイバネティクスを応用することを思いつく。 しかし健常者に対するサイバー化への風当たりは強く、法的にも道義的にも”試験”を行うことは難しかった。]
それなら俺が被験者になってやるよ。
[大学で兵器開発技術を学んでいたコータは自分を被験者とすること、そしてそれが許される学園の存在を父に告げた。 それは自らが最新鋭・最先端の先駆けとなることへのある種の好奇心と科学者としての野心でもあった。 こうしてコータは表面上は脳腫瘍に対する治療のためにサイバー化されたとしてこの学園に入学した。]
(92) 2016/05/08(Sun) 20時頃
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─ 倉庫 ─
さてと。 Dear.キサラギ様……。
[スーツのネットワークを一般回線に接続する。]
既に連絡が入っていることと思いますが、お約束通りご子息にはきついお灸を据えておきました。
……っと、送信。
[すぐさま返信が送られてきたが、内容はどうでもよかった。 返信から数秒後、銀行口座の残高が増えていることを確認すると回戦を切断する。]
今更、子供の命が惜しいなんて都合がいいことだな。 そんなことなら、最初からこんなところに送らなきゃいいのに。
[とは言え、それもまた普通の親の感覚なのだろうと理解はする。]
(95) 2016/05/08(Sun) 20時頃
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ふぁーぁ。 午後からは何も予定はないし……寝るか。
[そのまま薄暗い中で昼寝と決め込んだ。]**
(96) 2016/05/08(Sun) 20時頃
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