169 きみがおとなになるまえに
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[くるり、と、涼やかな瞳が瞬く。>>+5]
そう、ゆきが先生だよ。 俺は、ゆきのように上手に歌えないもの。
[そう返せば、子どもの表情に、気を付けて見なければ分からないほどの小さな晴れやかさが戻ったか。 続く、教えてあげる、との言葉に頬が緩む。>>+7]
ありがとう、是非。 ……でも、俺は、ゆきほど上手に歌えないから。 呆れないで、根気強く付き合ってくれる?
[美しい衣装は作れても、美しい旋律を奏でることには自信はなくて。 緩んだ笑みを僅かばかりに苦笑に変えて、そんなお願いをしてみるのだった*]
(+12) 2015/09/25(Fri) 22時半頃
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[そうして、ゆきの望み通り、散歩へと向かう。 旅の疲れと、楽園とはいえど慣れない地。 先程少しほんの少し陰りを見せた表情のこともあったから、少しばかりゆきの様子に気を遣いながら。
穏やかな空気に誘われたように、柔らかに、歌が始まる。>>+14 目を細めて、耳を澄ませた。 キネーンの街中でゆきが歌い始めた時には、攫われてしまうのじゃないかとさえ思ったけれど、今は自然と手の力を緩めることが出来る。 そうしても良い、と思えるだけの、安堵に満ちた穏やかな空間。
花の中、青空の下。 白い子どもの歌声が、伸びてゆく。]
(+15) 2015/09/25(Fri) 23時半頃
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[そんな穏やかな空間に満ちていたからか。 歌が止んだ頃に、ふと、尋ねてみる気になったのは。]
……ゆきは。 あの街、──キネーンを、どう思っていた?
[それはきっと、唐突な問いに聞こえただろう。
自分にとってタリンは楽園に等しい。 けれど、ゆきにとっても、そうであるのなら。 あの街は、あの社会は。 ……あの世界は、ゆきにとっても、また息苦しいものであったのだろうか、と、そんなことを思ったから*]
(+16) 2015/09/25(Fri) 23時半頃
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[問うてはみたものの>>+16、何処かで、不思議そうに首を傾げられるだけかとも思っていた。 きっとこの子は、歌さえあれば、あの街でも──"シルク"であっても"ゆき"であっても、そう変わりはしなかったのではないかと、心の何処かで思っていたから。 だから、返ってきた答えは予想外のもので、息を呑む。
ふつり、と止んだ旋律。 ひみつ、と、それだけの言葉を形どった唇が、笑みのかたちに歪む。>>+18 だけど、それは、なんだか、]
(+21) 2015/09/26(Sat) 22時頃
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[──ざあ、と。強い風が吹いた。]
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(+22) 2015/09/26(Sat) 22時頃
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……ゆき、
[一瞬の風に煽られて、崩れてしまった髪が視界を邪魔して、顔を顰めながら払いのける。 急にあたりが陰ったような気がして、見れば、先ほどまで注いでいた日の光は大きな雲に遮られて。 それも過ぎれば、直ぐに光は戻ってくるのだろうけど。
どうしてだろう。 離してしまった手に、不意に焦燥を覚えた。]
──ゆき。宿に、戻ろう?
[そう声をかけて、ゆきに向かって手を伸ばす。 無理やりに掴むことが躊躇われたのは、先程過った小さな思考のせいか。>>+28 その手を彼が取ってくれるならば、安堵に頬を緩めて「帰りがてら、美味しいものでも買っていこうか」と微笑みかけただろう**]
(+23) 2015/09/26(Sat) 22時頃
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