38 蠱触の洞ーコショクノアナー
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…あ……あぁ………
[香りは心に染み入り、魂を囚えてしまうように。 わからなくなる。何もわからなくなる。
ただ、この香りとこの声は、酷く愛おしいものとして魂に刻み込まれていたから。]
…すまぬ、でも……
[こんな俺でも、あいしているのだ…と微かに呟いた。]
(1) 2011/10/17(Mon) 00時半頃
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待ってくれ…ッ!
[背を向ける女に掛けるのは悲痛な声。 正気を繋ぎ留めていた糸が切れ、胸の中はガラガラと音を立てて崩れていくよう。
もう、どうにもならぬなら…このまま壊れてしまった方が良いのか。]
(8) 2011/10/17(Mon) 00時半頃
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[捨てられた犬のように、縋るように見上げる。 意識下に刻み込まれた暗示が、胸が苦しいほどの愛しさを込み上げさせる]
………あぁ、きみ…の………
[戒めの緩んだ手を、愛しい香りの方へ伸ばして。] そば、に…
[問いかけに頷く。それが悪魔との契約の如きものになるとも知らず。]
(11) 2011/10/17(Mon) 01時頃
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[戒めはいまだ緩まず、ぐったりと脱力したまま、背を向けて去る姿を目で追う。]
…はな、せ……
[解放されれば直ぐにでも服を着て彼女を追いたいのに。 上目遣いに掠れた声で、戒めを解くように訴えた。]
(26) 2011/10/17(Mon) 01時半頃
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[大事かと問われて、己の内を省みる。 頼まれれば断れぬお人好しの性質なれど、あの香りの主への気持ちは…]
彼女だけは、特別だ。
[それが植えつけられたものなのか本心なのか、自分でも判らぬけれど。]
しょうめ、い…?
[次は何をされるのだろう。 怖気付いたように、少し身を引いた。]
(33) 2011/10/17(Mon) 02時頃
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…なっ……!?
[無理やり引き抜かれ、代わりにあちこちへと絡みつき侵入する無数の触手。 圧迫感の痛みと共に、ゾクリと響くのは体内に植えこまれた快感の源。]
きさ……ま、……何を…っ…
[身を起こそうとするだけで、がくがくと膝が震えるほど。 ぐっと歯を食いしばって、むず痒さを堪える。 上等とは言えない生地の服を着ようとするだけで、息は上がり、気が狂いそうなほどの衝動。 育った胸がつかえて服のボタンはかからず、動くたびに肌蹴たシャツが揺れ、そのたびに押し殺した呻き声が漏れる。 駆け出すことも出来ず、一歩一歩が重い。 足を踏み出すたびに前も後ろもずくりと疼いて、堪らず途中でしゃがみこんだ。]
(43) 2011/10/17(Mon) 02時半頃
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…はぁ…………。
[ぎゅぅと目を瞑って、苦しいところへ向かおうとする指をもう片方の手で押さえて無理矢理堪える。
息もまともに出来ない程に昂ぶって、もうそれ以外考えられなくなりそうで。]
…くっ!!
[剣を抜き、太腿へ切っ先を突き刺す。 流れ落ちる赤と共に痛みが正気を留めて…
されどそれが効くのは僅かな間。 その痛みすら長引けば重苦しい甘さに変わってしまう。 快楽に流されかければ、脇腹へ、太腿へ、足の甲へと幾度も刃を埋め、 必死で理性を繋ぎとめようとする。]
(55) 2011/10/17(Mon) 03時頃
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[痛みと快楽は混じり合って、どちらがどちらなのかわからなくなる。 血を流す傷口が酷く熱くて…]
…あ、…ぁぁ………
[狂おしいほど熱いのに、酷く寒いような気もして。 堪え切れぬ欲と失血で朦朧としてきた意識の中、 気を失う前に伸ばした手は、彼女の着物の裾に届いただろうか。**]
(58) 2011/10/17(Mon) 03時頃
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―蟲触の洞・蠱蟲庵―
[横たえられた男は、酷い夢に魘されていた。
失望され、見捨てられ、取り込まれて喰い尽くされる恐ろしい夢。]
………ぅ…。
[小さく呻いて目を開ければ、見覚えのない場所。 覚めきらぬ意識のまま、あたりを見回した。]
(94) 2011/10/18(Tue) 00時半頃
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…此処は……?
[問いかけた声は酷く弱く掠れていて、痛む身体を苦労して起こした。
見たことのない、東洋風の部屋。 ぼんやりと首をかしげて、傍らに座る女を見る。]
(97) 2011/10/18(Tue) 01時頃
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…あ、あぁ……。
[差し出された水を手にとって、少しづつ舐めるように口にした。 正気を留めようと自ら刺した傷口は、動けばまた少し痛む。]
…すまぬ。
[言われるとおり、自分はその程度の男なのだろう。 落胆を感じて、思わず小さくため息を付いた。]
(103) 2011/10/18(Tue) 01時頃
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[冷たく突き放されるような言葉に寂しく思うも、こくりと頷く。 それでもまだ、胸の奥には何かが引っかかったまま。]
…………あの…。
[何かを問おうとして、何を問う気だったのかが思い出せぬ。 何かを探していたような。誰かを助けに…
混乱しきった記憶は、探していたのは目の前の女なのだと錯覚している。 なのに、耳の奥に染み込んだあの嬌声がまだ、消えない。]
…いや………、なんでもない。 [言葉にまとまらなくて、結局口ごもるだけ。 うなだれたまま、ふらりとその場を辞そうとした。]
(109) 2011/10/18(Tue) 01時半頃
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…忘れ、て……?
[わからない。 わからないけれど…胸の奥は酷く動揺して、額を押さえる。]
何か、何か探していた気がするんだ。 傍にいなかったから、失くしてしまったような。
それなのに…
(111) 2011/10/18(Tue) 02時頃
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[ふわりと漂う香りに目眩を覚えて…
現れた姿へと、求めるように手を伸ばす。 懐かしいと、そう思うけれど。
…なのに。 違和感は胸の中で消えない。 あの時、深く交わって、 愛していると、愛すると言ったのは…
長い黒髪、白い肌。 それだけは記憶にあまりにも鮮烈なのに。]
(115) 2011/10/18(Tue) 02時半頃
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……ぁ………… …きみ、……は…………。
[女の姿が変わりゆくのに、本能的な恐怖を感じて後退る。 けれど、それ以上にその存在は畏怖すべきほどに美しく、 脳裏に染み付き刻み込まれていたのは、その甘く噎せ返るような濃厚な香り。]
あぁ、あれからずっと俺は、 君のことを求めていた…のか。
[そう、己の魂は、あの時…既に絡め取られていた。]
(121) 2011/10/18(Tue) 02時半頃
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[目の前の女の姿は、人とはかけ離れていく。 その姿さえもこの目には、美しいと思えてしまった。
逃しはしないとの言葉にうっとりと頷いて、燦くその無数の糸に絡め取られていく。]
…あぁ……愛し、…………
[生まれる前の、羊水の中を揺蕩っていた頃のような懐かしさ。 身体の全てがその中に溶け込んで、己の輪郭すら消えてしまうような感覚がする。
とても熱く、柔らかく、表面も内側もただただじぃんと甘くしびれて、 内耳にも、臍の中にも、涙腺や息荒くする肺胞にすら、入り込んだそれは耐え難い程に甘美なもの。
全身がガクガクと震え、白濁は枯れること無く立て続けに弾けた。]
(128) 2011/10/18(Tue) 03時半頃
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…ぁっ、……あぁ、ッ……
[融け合うように呑み込まれ、荒波のような律動に揺り動かされるままに翻弄される。 先端にされた封は解放を許さず、全身が脈打つ昂ぶりになってしまいそうな錯覚。 もう、何も考えられぬ。ただただ小刻みに震えるばかり。
きっと、最初に出会った時から、その眼差しに吸い込まれ、香りに酔ったあの日から、 こうして進んで罠に堕ち、囚われて喰らい尽くされる事を何処かで望んでいたに違いない。]
…っ………!! ぅぅっ!!!! ぅーーーー!!! [縋るように透明な触手を握りしめ、ひくひくとのた打ち回るも訪れぬ解放。 そのもどかしさにどうしようもなく煽られて、涙すら滲むほど。 ぎゅうと歯を食いしばったまま、長い髪を振り乱して、 イくにイけないまま与えられる快楽に、脳髄のあちこちで火花が散った。]
(130) 2011/10/18(Tue) 10時頃
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…あぁ……も、う……… [息も絶え絶えに強請る開放。 解き放つことが許されるならば、今までで一番激しくどろりと濃い灼熱を吐き出し、 そのまま幸せな夢の中へ意識を飛ばしてしまうだろう。**]
(131) 2011/10/18(Tue) 13時頃
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[絡め取られたまま、幸せそうに夢のなかを揺蕩う。 もう何も考えられず、考える必要もなかった。
きっと、これでいいんだろう。 あとはもう、どこまでも堕ちていくだけ…**]
(185) 2011/10/19(Wed) 02時半頃
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