178 忘却の花園
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−夜明け前のこと−
[イワノフの優しさがそのまま形になった毛布に包まれ、瞼の裏に映るのは生まれた日の、長い長い一日の思い出。
その中で、豪快にスコーンを食べ、死を悲しんでいた戦士が。新たな生のための死を、少女と迎える姿が見えた気がした。
ホタルブクロの淡い光に乗せて届けと願う。 かのじょが、かれが望み二人で選んだ未来がどうか。まあるく、あたたかなものでありますように。
太く、力強い腕の中で。 カリュクスはそうと識らずに、夢を見る。]**
(14) 2015/12/17(Thu) 08時半頃
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/* とうさまが優しくてぐぬぬ。 夢の話どう繋げられるかなーーーあーーー!うまく!なりたい!
(-4) 2015/12/17(Thu) 11時頃
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− 朝食の席で −
[バターと小麦が香ばしいパンと、とろとろでこくのあるシチュー。ほかにもサラダやウインナーだとか、それぞれが望むものが並ぶテーブルで、やはり足を宙にぶらぶら浮かして朝食を摂る。
ホレーショーとイワノフのかたい握手や、果たされる保証のない約束にどこか切ない気持ちになりながら、好みの甘さになるまで紅茶に角砂糖を溶かし、最後にミルクをひとたらし。 メルヤ達はどうしているだろう。かのじょたちが向かった未来でも、穏やかに紅茶が飲めるような平和が訪れていればいいのだけど。]
(15) 2015/12/17(Thu) 13時頃
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うむ。と言っても、見つけた後の 追いかけっこが本番かのう。
わらわひとりでは、探しようもなかろ。
[意気揚々と勝負を持ち掛けるものの、勝算などないに等しかった。花園について知っていることはまだまだ少ない。
そういえばあの、絵について再び考えていると口元にスプーンが運ばれて、反射であーんと口をあける。よく煮込まれて柔らかい、砂糖とは違う大地の恵みが、やさしい甘さを咀嚼して。]
ほむ、これがうさぎの好物で、人参というのじゃな。 見た目が似ているというておったが、好物までそうとは。
[美味しかったし、食べさせてもらうのが楽しかったので調子づいて、もう一度だけあーん、と口を開けて待つ。
食べ終え、生の人参をどこかで目にすれば、脳裏にあるイワノフの絵と照らし合わせてなるほど、と頷くだろう。]**
(16) 2015/12/17(Thu) 13時頃
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[風呂から上がったあと、颯爽と駆けだしたシルクはあれからどこに行ったのだろう。 少しずつ、花園から去るひとが増えていく。あの賑やかな茶会が、まるで遠い昔のように感じた。]
そうじゃ…クラリッサ殿。 もしやここには、妖精がおるのか?
昨夜、不思議に綺麗な音を聴いたのじゃ。
[生の、人参を求めるついでに。 ずっとこの地を守る月桂樹の少女に訊ねてみる。 あの、音の正体を。>>4:160>>4:187
もしも。妖精だとしたら知ったかぶりをしてしまったことを、イワノフに詫びねばと。]
(20) 2015/12/17(Thu) 19時頃
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[クラリッサの手元から、いともたやすく現れた人参。 濃い橙と、細く青い葉の茂るそれを1本受け取ってまじまじと見つめ。なるほど、頷きイワノフの方をちらりと窺う。>>16 言われてみればあれは人参に、見えなくもないけれど。
(こやつさては、あまり絵がうまくないな…?)
花園で出会ってからずっと、何かにつけ頼りになるし博識な戦士の意外な一面に、ふふ、と小さく笑って。]
いや、これは料理でなく、贈り物じゃ。 ――…ほう、そうか。 あれはオーレリアのものであったか。
みな、それぞれ特技があって、羨ましいのう。
[音の正体と出処を聞けば、これも納得だった。他の少女に比べてどこかしっかりしていて、唄も上手い。>>4:18
対してカリュクスにできることとは、何だろう。 手先は不器用だし、学もないし、まだ全力で走ってはいないがつるのようにひょろりとした体躯ではそれも期待できない、気がする。]
(28) 2015/12/17(Thu) 21時頃
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あいわかった。アーチじゃな。 好きな花も一緒なら嬉しいが、ばらのとげで 怪我をせぬよう、しかと探さねばのう。
[己について考えればまた、俯いていまいそうで。 元気をもらおうと、イワノフにおかわりをせがむ。ばらのアーチ。数えきれないほどの「母」のそばに行けば更に、気持ちも上向くだろう。
今度は他の野菜も乗っていたスプーンを咥えて、もぐもぐと咀嚼する。ドンの名前を聞けば、自然と思い出すのは自らかくれんぼの鬼をかってでたゾーイのこと。 何か知っているかと、続けてクラリッサの方を見る。]
(29) 2015/12/17(Thu) 21時頃
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[意味深な声で、名前を呼ぶのが聞こえて。>>27] お主のいた国は、けいざぶろうの国にいじわるを しておったのじゃったな。
[風呂場の傍で、>>3:422>>3:446 それから、風呂で聞いた生前の話。>>4:5
ふたりがまた、争うようなことは考え難かったけれど。 なんとなく不安な面持ちで、イワノフを見上げ。]
――…ホレーショーとしたように、 仲直り、できるといいのう。
[別に喧嘩をしているわけでもないのだろうけど。他に、これという言葉が浮かばずに。ぽつりと呟き、甘いミルクティーで喉を潤す。 日本という国。"いじわる"をしてでも欲しがったという、暖かな春の土地とはどんなところだろう。]
(31) 2015/12/17(Thu) 21時半頃
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[競争、と言いながら共に探すつもりでいたが、話せる機会がありそうなら遠慮せぬよう、告げようか。]
お主がおしゃべりしている隙に、 わらわが勝ちを攫ってみせようぞ。
[なんて。堂々とズルをする目論見を披露して。
ゾーイ達が既に去ったと聞けば、驚きよりもやはり、という気持ちの方が大きかった。>>30 なんとなく予感めいたものがあったのは、少女の勘というやつだろうか。それとも>>14]
そうか……二人なら楽しく、やっておろうな。
[まあるいお腹に、小さな少女が飛びつく姿を想像して朗らかに笑う。別れの挨拶を直接言えなかったことは残念だが、導く先できっと、倖せに過ごしているだろう。]
(33) 2015/12/17(Thu) 21時半頃
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/* そうね、PC目線でまだなんも言えてないですもんね…ご面倒おかけしまくってる自覚はあるけどもう少しお付き合いいただきますです…。
転生する気はあるにはあるんだよ。 地上でわたしやりたいことしかやってないので。ので。挽回したいとは!思ってる!間に合うかなどうかなーーー?
(-33) 2015/12/17(Thu) 21時半頃
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/* まって、まってそんないいこと言われたら泣くから。まじで。 (ぶわわ)
(-34) 2015/12/17(Thu) 21時半頃
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[実際のところ、ドンという戦士についてはほとんど知らない。勿体ないことをしたと思わなくもないが、それぞれの持つ砂時計の大きさも、流れる時の砂の量もばらばらで、全てを網羅するにはとても、足りない。]
――…そうか。
[慶三郎とはただ、話をしたいと。花について聞きたいだけだというイワノフに、それ以上は続けなかった。代わりに、足元にあった野花を見下ろす。>>39 ハンモックも、ひまわりも、この花も、そう。]
お主は、黄色が好きなのじゃなあ。
[教えられる前に気づいたぞと。声音だけ妙に得意気に。]
(59) 2015/12/17(Thu) 22時頃
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[さしたる取り柄のない、妙ちくりんさについての憂いに気づかれているとは思わなかったから。>>43
突然の指摘に、はっとしたように顔をあげる。 続く言葉を聞くうちに、赤い瞳が、まあるく、潤む。]
ゆうべのことは、わからぬが……。 かたちなきものにも、素晴らしいものがあることは ちゃんと、識っておる。
"あい"だって、目に見えぬものなのであろ?
[ぐす、と。堪え切れずに鼻をすすって目尻をごしごしと拭う。そんな、些細なひとことで容易くこころがほころぶことが、不思議でたまらない。
ただ。ただひたすら、嬉しかった。 カリュクスがそうであるように、イワノフもまた、カリュクスの味方であると伝えてもらったようで。]
(61) 2015/12/17(Thu) 22時頃
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そうじゃな。 うかうかしていてはまた陽が暮れてしまう。
――…だっこじゃ!
[顔がくしゃくしゃになっていた時間は、そう長くない。 のんびりしていた分、かれの歩幅で帳尻を合わせようとか、少しでも見晴しを良く、なんていうのはほとんど口実で。
ただ、もっと。甘えたい一心で椅子から、イワノフの胸に飛び込み、しがみつこうと飛び出す。]*
(62) 2015/12/17(Thu) 22時頃
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/* 黄色すきなの?ってくらいに留めておくべきでしたね! って遅すぎる反省を。
あと全然巻けてなくてすんませんんんん。
(-44) 2015/12/17(Thu) 22時半頃
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――…ありがとう。
[無事、かたちある魂を掴まえることができたなら。 耳元で一言それだけ、告げよう。]*
(-46) 2015/12/17(Thu) 22時半頃
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[言い切ってしまったことを少しだけ悔いていたものの、朗らかな答えがかえってきて、ほっとして。>>63 誤魔化すように、かれの笑い方を真似てみたり。]
ほ、ほ。 わらわもずいぶん、おねえさんになったであろ。
[ひまわりの色だということは、もう知っているが。 思い出の詳細までは、今は語られることがなかった。おいおい、機会があれば聞けるだろうか。いざとなれば願いをみっつにしてもらおう、なんてそんな小賢しさだけ持ち合わせ。
忘れないように人参の髪をひっつかみ、イワノフにしがみついたままクラリッサに礼を告げてうさぎ捜索に歩みだす。尤も、カリュクスの足は今も宙を掻くだけ。>>65 "おねえさん"が聞いて呆れるが、それはそれ。]
(82) 2015/12/17(Thu) 23時頃
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む……あい、とはわたし、でもあるのか。 わたしが、此処にいるから、……。
[ふよふよと、春風と歩みによって揺れる髭を見つめて、時折指先であやしながら、繰りかえす。 Iが、「わたし」が。カリュクスのことも指すなら。
すべからく、"あい"を知られるのだろうか。 家族も、記憶も、何も持たない少女であっても。
"あなた"が、傍にいるのなら。]
(でも、旅立てば消えてしまうのか……。)
[魂となっても、記憶を、かたちを残せるのは花園にいる間だけだと思えば、どうしても惜しくなってしまう。]
(83) 2015/12/17(Thu) 23時頃
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[思案を巡らせるうちに、ばらのアーチの前に着いた。 真っ白に咲いた花と、薄桃色の蕾がまばらで、灰緑の葉は今日も元気に、つるを伸ばしている。]
おお、着いたのう。 さあて、うさぎさんはどこにおるかな……?
しばらくあたりを見渡し、このままでは追いかけることができないからと地に足をつけるよう、頼んで。 降ろしてもらえれば人参をぶんぶん振り回し、あたりを見渡しながら、訊ねる。]
ところでお主は、もう。 行きたい未来は決まったのかえ?
(88) 2015/12/17(Thu) 23時頃
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わらわは、見つけたぞ。 白ばらにとってふさわしい、たったひとりの戦士を。
――…もし、知りたくば。 わらわより先に、うさぎを見つけてみよ。
[にひ、と笑って。初めて花園の地を駆け出す。 お察しの通りそよ風を生むのが精一杯の速さで。
ぴょんぴょんと揺れる三つ編みの先で、白い花弁が成熟するように、色を変え始めていた。]*
(93) 2015/12/17(Thu) 23時頃
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/* あーあーあーあーどっちが正しいんだろう! お墓にいきたいような!このまま花園でクラリッサを巻き込んで親子ごっこしたいような!ふくざつなきもち!
(-55) 2015/12/17(Thu) 23時半頃
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/* いやどっちにしても選んでもらうつもりだけども。
(-56) 2015/12/17(Thu) 23時半頃
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/* そうそう突っ込み忘れていた>>26 はい!はい!野菜もちゃんと食べます!30回噛みます!
ってめっちゃ反省した。した。
んんんんん、お取り置きが多すぎてイワノフにがっかりさせてないかしん、心配。
シルク>>100 かわいいなーでもって、かっこいい。
(-59) 2015/12/17(Thu) 23時半頃
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/* >>101 かっけーーーなあああぁ。 すごいすき。お陰でチョロチョロしすぎてすまなんだ…。
(-61) 2015/12/17(Thu) 23時半頃
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["あい"を。知ることができるかもと。 識った歓びで浮かれるカリュクスに、おねえさんになったと豪語しても実際は、かかとをあげる程度の背伸びしかできていない少女にイワノフの裡を悟ることは難しく。]
そうじゃ。 ちゃんと、自分で考えて。探して。見つけた。
お主に、おしえてもらった通りに、の。
[微妙に言いよどむ姿を不思議そうに、見上げる。 これまでずっと、カリュクスが何かを見つける度に、知る度に喜んでくれたのに。
今は、なんだか、苦しそうで。>>108 シルクにかけっこに負けて泣いていたことに思い当り、兎探しに発破をかけてみたのだけど。]
(117) 2015/12/18(Fri) 00時頃
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なっ……た、たべ、食べちゃだめじゃ! 腹が減ったのならクラリッサ殿に頼めばよかろ!
[ちまなこ、とは何だろうと尋ねることも吹き飛んで。 ぶんぶんと腕を振って制止を試みるが、歩みは止まる気配はなく。>>111
まさに、発破で飛ばされたように。 小さな足で、土を蹴りだし駆け出す。
標的を見つけるための"ヒント"はしかと、頭に叩き込んだ。草むらの揺れがそれなら、視界が低いカリュクスにだって勝算はじゅうぶん。]
(123) 2015/12/18(Fri) 00時頃
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[歩くことを忘れたくない、なんて言いながら。 すぐ傍で支えてくれるものがあれば、つい縋ってしまう。 それがまさか、母なるばらの習性を受け継いでいるとは思いもよらなかったけれど。
少しばかり駆けだしたところで、ぜえはあと息を吐き。 あたりの草原に、赤い目を凝らす。]
おおい、うさぎさんやー。 怖がらずに、出てくるのじゃーー、
お主に危険が迫っておるぞー。
[あの、イワノフが。 うさぎの大きさを娘に喩え、姿かたちをカリュクスに喩えた男がそんなこと、するはずないと解っていた。 でも、もし、本当に先に見つけてしまったら。かれに、嘘をつかせてしまうことになる。それは、いやだった。 誰よりもイワノフの味方でありたいカリュクスが、かれを悪者にするわけにはいかない。]
(125) 2015/12/18(Fri) 00時頃
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[――…だから、何としても先に、見つけねば。 叶えたい願いのことはさておき、今はそんな使命感に駆られていた。 柔らかな草の合間に揺れる、白い花をぐるりと見渡し。]
ここにのーう、おいしーいごはんがあるぞぉー 一緒に食べようぞ…… お?
[人参も振り回して誘いをかける声を、ぴたりと止めた。 視界の端に、細長いものが二本。緑の草の間に見えた気がして、そろりそろり、跡ををつける。 タンポポの綿毛のようにまあるい尻尾を乗せた尻を左右に揺らす、その後ろを。三つ編みを揺らして、歩く。]
(130) 2015/12/18(Fri) 00時半頃
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もしもし、お主はうさぎさんかえ?
[距離をつめながら、そうと声をかければY字の鼻と口元をひくつかせ、赤い瞳が此方を見た。
――視線がかちあって、思わずふは、と吹き出す。]
なんじゃ、なんじゃ。 まったく、似ておらんではないか。
[勿論主語は、カリュクスではなく絵の話。 そのイワノフの方は、どうしているだろう。娘がひとりと限らぬと知った今、うさぎが一羽という保証もない。
こわごわ、柔らかな身体を抱え上げて。 次に探すのは、もじゃもじゃの戦士の姿。]**
(135) 2015/12/18(Fri) 00時半頃
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/* くっ……わたしらは間に合わないにしてもこのままシルクたちを見守り隊もしたかったーでも寝ないと…布団に入ってから入眠までの時間を逆算すればすでにオーバーだーかなしい!
かなしい!でもたのしい!イワノフめいっぱい振り回しお付き合いさせてしまってごめんねありがとうだいすきです。
(-73) 2015/12/18(Fri) 00時半頃
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