86 忘却の海
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[ダーラの朝食は食べつけない味がしたけれど、口に合わないというわけではなかった。 が、珍しいかどうかに関しては、ここで食事を摂ることがそれ以上に珍しいクラリッサに判別はつかない。 これがいつもの味だと言われればそうなるし、そうでないなら、そうなのかと思うだけだ。 だから自然と周りの雰囲気を伺うようになった。あまり、頻繁な味ではないらしい。 よく出るメニューなのかと聞くヘクターに、食べたことがあるのだろうかと関心も持つ。]
今朝も、ハンナちゃんの釣果はよかったみたいですね。
[釣り上げられた布には、そうした評価だけを口にする。 ただ、金糸まで使われた刺繍、その文様。 見覚えはあまりない。のに、ヘクターのものでないかとホレーショーが言うのには、納得がいった。 時々見え隠れするタトゥーの、その一部に似ていると、畳まれた状態でも思えた。]
(14) 2013/06/20(Thu) 12時頃
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[味の反応を待たれていたとは知らない。知っていても、求められるようなものは返せなかったはずで。 他より少ない量をゆっくりと食べきってから、皿を片付ける。]
――わたしは、これで。
[ダーラを手伝うか、とは聞かなかった**]
(15) 2013/06/20(Thu) 12時頃
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[宿屋を後にして、息をつく。 自分が鉄代を申し出てしまえば、宿の仕事がひとつ減ってしまうと思った。ヘクターが自主的にやらずとも、ダーラも頼みやすくなればいい。]
――そうだ、オルガン。
[反対に自分が手持ち無沙汰になって、不意に思い出したのはオルガン教室のこと。 あのヘクターがオルガン教室を手伝ったり、歌いにきたりするとはあまり思えなくて、それならちょうどいいと様子を見に行くことにした。 今日もお休みだとしても、暇を持て余した子供たちの世話をするのも悪くない。]
(21) 2013/06/20(Thu) 16時半頃
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――ミルフィの自宅で――
――蔵へ?
[ミルフィの所在を聞けば、そう返ってきた。 家の手伝いの邪魔はできない。それはミルフィ自体が手伝っている仕事だから、自分が介入するのも門違いな気がした。 セオドアが結局手伝っているなんて、想像もしていない。]
じゃあ、少しだけ待つことにするわ。 みんなつまらなさそうにしているのだもの。
[途中広場で出会った子供たちに服の裾を引かれる。 リサ姉、オルガンないの、うたわないの、と口々に。 オルガン教室を楽しみに待つ子供たちに、今日もお休みみたいなの、と告げてから、彼らの手を引いて村はずれの方へ。]
(22) 2013/06/20(Thu) 16時半頃
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[オルガンがなくても歌は歌える。 といっても、自分一人で歌える歌となるといつも教室でやる歌か、もしくは賛美歌くらい。 時々レパートリーに迷いながら、オルガン教室のかわりに歌のレッスンがはじまった**]
(23) 2013/06/20(Thu) 16時半頃
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[人影が見えて、はじめに気づいたのは子供たちの方。 ひとりが手を上げれば、後を追うように両手を振り出す。 それで、歌声は一時中断だ。歌い終わりを待つ必要もない。]
ミルフィ。セオドアくんも。 ……聞こえてた?
[今更ながらに、聞きつけてきたのだろうふたりに、恥ずかしくてはにかんだ。 ミルフィの落ちる髪に、子供たちが笑う。 こら、駄目でしょう、と諭しても、あまり効き目はありそうにない。]
(62) 2013/06/21(Fri) 00時頃
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そのうち、だなんて。 いつでも聞きに来て。わたしなんかで、歌手の人なんかじゃないから、恥ずかしいけど。
[オルガン教室があれば、暇を見つけて歌いに行く。 自分より年上の人に聞かせるのは、本当は今だって照れがある。だからというのも何だけれど、クラリッサはこうして子供たちに歌うほうが好きだった。 子供たちの吸収力はすごいもので、遊んでいるだけのように見えて、少しずつ上達しているのが、はっきりわかる。 笑顔がセオドアに向くのを見れば、本当に慕われているな、と笑う。]
(63) 2013/06/21(Fri) 00時頃
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ヘクターさんに? ううん、今は遠慮しておこうかな。 朝、ちょっと会ってきたから。何度も会ったらお邪魔かも。
[提案は、興味はあるけれど断ることにした。 ホレーショーの持ってきた布の正体は気になるけれど、明日本人に聞こうと。]
それに、今日はまだお仕事も残ってるの。
[朝の仕事を残したまま出てきてしまったせい、なんてふたりには言わないけれど、子供たちを送り終わったところで、別れることにした。 送った先で何よりセオドアが母親たちに驚かれるのに、何度忍び笑いをしたかわからない。]
(66) 2013/06/21(Fri) 00時頃
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――少し前――
そんな。持ち上げないでよ。 コンサートが出来たらいい、なんて。無理に決まってるじゃない。
[今でさえ、大人を前にしてはなかなか声が出なかったりするのだ。 だけれど、オルガンを聞くと自然に歌えるから、それはミルフィのオルガンがすごいのだといつも思っていた。]
大丈夫。いつも通りのお仕事だってば。 ちゃんとしないと、やっていけないから。
[眉を下げて、でもそうした事情をあまり子供たちには聞かせたくないから、その話はここでやめた。]
(88) 2013/06/21(Fri) 01時半頃
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うん、明日こそね。 ちゃんと今度は終わらせてから行く。
[笑顔で頷いて、別れの手を振った。 そうして背を向けようとした所で、呼び止められる。]
(89) 2013/06/21(Fri) 01時半頃
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チョコケーキ? いいけど…… ダーラさんとかのほうが、いいんじゃないかしら。
[でも、お願い、と手を合わせられて断れるはずもない。 いつだっていいのよ、出来たら一緒にお茶にしようね、と微笑みかけて、こんどこそ別れた。]
(-17) 2013/06/21(Fri) 01時半頃
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クラリッサは、ミルフィと別れれば、今度こそ自宅の方へ**
2013/06/21(Fri) 01時半頃
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――自宅で――
[昼食は、結局食べないまま。 ゆっくりと掃除をして、洗濯物を取り込む。 セオドアが灯台の周りまで遠回りしているのも知らず、ふたりは無事にヘクターに会えたかと考えながら、深く息を吸い、吐く。 "探しもの"をしなくてはいけない。]
(132) 2013/06/21(Fri) 22時半頃
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[この国では見ない服装。少し辿々しい言葉。読みの違うスペリング。 それから――あのタトゥー。はじめに見たときは、ただ見覚えがないとだけ。 けれど周りの話をちらほらと耳に挟むたびに、少しずつ呼び起こされた記憶が、"それ"を手にしろと叫ぶ。 どこだっただろう、といくつか引き出しを開けて、ようやく該当のものを見つけた。。]
――……
[お母さん、と呼び起こすだけの思い出は、ない。 幼くして別れてしまった両親の、最期に遺した、それ。]
(133) 2013/06/21(Fri) 22時半頃
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[タンスの奥に眠っていた、一枚の小切手。 "ひとり"になったクラリッサを引き取るときに、戦災慰謝料として、祖父に少額ながらにも払われたもの。 そこに押された落款の、紋章を模したらしい、形。 指でなぞって、予感は正しいと知る。]
でも、
[ゆっくりと首を横に振る。 殺したのは、彼じゃない。彼であったとしても、恨んだ所で誰も戻らない。 ならば、彼には彼のままであってほしいと、自分の態度も変えはしまいと、それを強く思い直すだけ。
タンスの奥に、また薄い封筒をしまいこんだ。]
(134) 2013/06/21(Fri) 22時半頃
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さて、と。
[夕食の準備をする前に、今日は買い物に出なければならない。 小麦粉と、くるみと、レーズンと、チョコレート。ああ、出来ればチーズも。 今日は財布以外は空のバスケットを持って、広場へ*]
(135) 2013/06/21(Fri) 22時半頃
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