218 あした、ぼくはきみになる
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[ 小鳥の囀りで目が醒める。 変わらぬ天井に、片方の掌を掲げる。 …… あたしの、指先が見えるだけ。 電波時計も、昨日からの今日を示しとる。 あたしに出来ることは、なんもない。 はー… と、深く息を吐き出して、 シーツをぐしゃぐしゃにしながら、 布団の中に小さく包まるばっか。 ]
( ────… どっこも行きたない。 )
[ せんせが家庭訪問でもしてくれたらええのに。 煙たい香りの漂うその白衣ん中に、 飛び込んでしまえたらええのになあ。 叶わんことは分かっとるから、 もぞもぞとお布団から抜け出して、 あたしは、いつもの本屋へと向かうだけや。 ]
(!13) 2017/06/10(Sat) 12時頃
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[ 髪をひとつに結い上げて、 お店のロゴの三つ葉印の入った 緑のエプロンを身に纏う。
短調な声で、挨拶は続くばっか。 いらっしゃいませー。 お買い上げありがとうございますー。 またのお越しをお待ちしとりますー。 非日常は嘘やったみたいに、 変わらぬ日常が過ぎてくばっかり。 ]
(!14) 2017/06/10(Sat) 12時頃
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[ ───── ぽよりまち、
あたしが行ってみたいんは、そこ。 今日はバイトで行けんけど、 あしたとか、来週の土日とか、 どっかで、行けたらええのになあ。 …… って、思ったのよねえ。
ひとのおらんときに、 あたしはまた、写真集を広げて見た。 壊滅したあとの町と、 すべてが生きとる町と、 比較される並ぶ写真に、奥歯を噛みしめる。 ]
(!15) 2017/06/10(Sat) 12時頃
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[ 辛うじて、被害のなかった学校の校舎と、 緑の豊かなお山の写真を、 指で辿りながら、 一瞬の非日常を思い出していた。
時折、外を歩く浴衣姿の女の子たちが、 視界の端を横切るんが見えたんなら、 あたしはまた、はー… と息を吐き出して。 ]
…… 花火、見たかったなあ。
[ レジ横のスペースで、頬杖をつきながら、 何もできんと、おった。 ]*
(!16) 2017/06/10(Sat) 12時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 12時頃
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/* あああ、ごめんね、ごめんねぇ………! すぐおへんじかけへんかったんやあ……><
(-7) 2017/06/10(Sat) 16時頃
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[ ぼんやりと、そう、ただぼんやりと。 あたしは、レジに肘をついとった。 そんときやったかなあ、 ひとりの人影が見えた。
それは、あたしの知っとるようで、 ……… 知らんひと。 ]
(!26) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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[ 大雨でも降り出しそうな、>>!21 そん横顔に、あたしは眉を顰める。 本屋の外の棚を整理するつもりで、 自動扉を潜って外へと出る。 ]
…… 流、く、 ─── しょうこちゃん?
[ 鞄を手にしたその男の子に、 あたしは、声をかけた。
…… 入れ替わり。 奇跡が何度も起きるなんて、 そんなこと思わんかったのに、 あたしは、その腕を掴んだ。 ]*
(!27) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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[ …… 落ちる通学鞄は、>>!30 まるで、隕石が落ちる光景のようで。 あたしは、告げられる言葉に眸を細める。
はく、と、息を吐き出して。 あたしは、言葉を告げる、 ]
…… 流星群のきれいな日に、 浦美里の町に、隕石≠ェ墜ちるらしいのよね。 そんで、 …… みんな、
[ 続きを言葉にするんは難しい。 あたしたちの離れる時の3年間を、 しょうこちゃんに知らせて。 ]
(!32) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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──── … だあれも、生き残らんかったらしい。
[ なあ、もしもこれが最期の奇跡なら、 神様は、あたしらの願いを叶えてくれるんやろか。 あたしには、何かできることはあるやろか?
街に響く、下駄の音がいまは耳障り。 … あたしにできることは、 事実を伝えることなんやと思う。 真実を知らんゆうのは、あたしも悲しいから。 ]
(!33) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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…… なあ、流星群はいつ降るん? こんなファンタジーに出会えたんは、 あたしらに、与えられた使命やと思うの。 ぽよりの町を、この手で救う。 そのために、しょうこちゃん。
──── あたしに、教えて欲しいのよ。
[ 降り出しそうな雨を見上げて、 溢れ落ちてしまわんように、 その目元にハンカチをそおっと添える。 あなたの手を握りしめて問いかけるの。
ゆっくりでええ、 …… あなたの心が落ち着くように。 やわい声音で、語りかけるのよ。 ]*
(!34) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[ ぽよりの町が消えるのはいつ? 其れは、あまりにも早い展開すぎて、 空笑が溢れてしまわざるを得ないわあ。
ぽたぽたと、涙の沁みを作る白のハンカチは、 あたしの指先が食い込んで形を変える。 ]
─── … きょ、う? …… 困るわあ、神様。 なんも準備もできとらんゆうのになあ。
[ 恐怖に震えんわけがないやろなあ。>>!50 …… もっと早く伝えられたらよかったのに。 あなたに後悔のないように、 あなたががんばれるように、 応援でもしようとおもっとったのに、 ]
(!57) 2017/06/11(Sun) 09時頃
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[ しょうこちゃんの言う通り。>>!50 しょうこちゃんがこっちにおるゆうことは、 流くんは、あっちにおるんよねえ。 もう、好奇心に任せたまんまのつもりはなかった。 けれど、遠い夢物語のように思ってた節が 心のどっかにあったんかもしれんなあ。 そやったけども、
…… そうも言っとれんのねえ。 ]
…… 堪忍して欲しいわあ。 こんなことできるんやったら、 神様が流星群をどうにかしてくれたらええのにね。
[ 流くんが死んでしまうかもしれん。 現実味が益々、増してゆく。 けれど、 … あたしらに、できることは。 ]
(!58) 2017/06/11(Sun) 09時頃
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…… なあ、しょうこちゃん。 あたしを、浦美里に連れてって?
[ 埋め合わせは予定より早いけど、 あー… 、中身は違うんわかっとるけど。 あたしの行きたい場所をあなたに告げる。 もちろん、道は文明の利器に頼って、 調べてみますけども。
しょうこちゃんがなんと言おうとも、 あたしは緑のエプロンを外して、 店長に体調不良と告げて早退さしてもらう。 ]
(!59) 2017/06/11(Sun) 09時頃
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[ 流くん、もといしょうこちゃんの手を握る。 人波に攫われてしまわんように、手を引いて。 ]
もしかしたら、神様≠ノ お祈りするしかできんかもしれん。 流くんや、しょうこちゃんのお友だちを、 信じることしかできんかもしれん。 …… けど、待ってるだけじゃあダメよねえ。
[ にっと歯を見せて笑いながら、 あなたを、自分を励ますの。
学校の前を通り抜けようとして、 駅へと向かう道を進んでた。 ]*
(!60) 2017/06/11(Sun) 09時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/06/11(Sun) 09時頃
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[ 道にはぐれてしまったとき、 道にまよってしまったとき、 道を見失ってしまったとき、
強く腕を引けるんが、 あたしのなりたい未来かもしれん。 ]
…… はっ、もー… やばいわあ。
[ たたん、 たたん、>>!64 学校を抜けて、駅へと全速力や。 すぐに息が切れてしまったけれど、 固く握った掌を離さんようにして、>>!62 涙を拭う彼女とともに走る。>>!63 ]
(!83) 2017/06/11(Sun) 21時頃
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[ 足は縺れそうになるし、 綺麗に髪が靡くなんてのも一瞬のこと。>>!81 髪がぺたぺたと汗塗れの首回りに 纏わり付いて気持ち悪い。 身体がひいひいゆうんも分かる。 もしかしたら、今にも心臓が止まるかもしれん。 けど、それよりもいまは、 ]
─── も、 … っ !
[ 不意に風にあたしの声は攫われる。>>!73>>!77 声は、切れる息に混ざって、 空気を震わすことはできん。 けど、合わさる影にあたしは少しだけ、 表情がゆるんだ気がしたのよねえ。 ]
(!84) 2017/06/11(Sun) 21時頃
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[ ─── ぎりぎり、だったかもしれん。 滑り込むように、閉まる電車の扉の中へ。 あたしは、ぜえぜえと息が切れたままに、 扉に背中を預けて、増えた2人を見た。 おんなし考えで、よかったわあと、 唇だけで形作って。 電車のシートに腰を下ろしても、 あたしの呼吸はそう簡単には落ち着かん。 ただ、問いかけには、>>!82 大きく縦に首を振った。
新幹線に乗れた頃には、 あたしの呼吸も幾らか落ち着いとる筈。 ]*
(!85) 2017/06/11(Sun) 21時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/06/11(Sun) 21時頃
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[ 柔らかな椅子に背中を預けて、 あたしは静かに窓の外へと視線を向ける。 この、空を、浦美里のひとらは見れんのね、 その色はまだ、橙の絵の具を、 ひっくり返したような空ではない。 綺麗な、あおい。そら。>>113 ]
…… あ、これ。 ありがとうなあ、ちょっとマシやわ。
[ 先ほど渡されたペットボトルを 返すように差し出す。>>!92 息を深く吸えるように、 リズムを整える役に立ったと思うし、 君の優しさに、乾杯や。 間接ちゅーに関しては、明野くんが問題なければ、 あたしも気にせんことにしようじゃないか。 ]
(!114) 2017/06/11(Sun) 22時半頃
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[ 不意に、耳に届いた旋律は、>>!89 つい先日、聴いた覚えのあるもので。 彼と彼女が、同じもんを共有しとるのか、 それとも偶然なのかわからんけど、 あたしは、その名の知らん曲が いやに聴き心地よくって、 ずっと、聴いとりたいなあと思いました。
それが、過去からの贈り物なんて知らん儘。 ]
(!115) 2017/06/11(Sun) 22時半頃
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[ それは明野くんの、>>!93 真剣な眼差しによって、 途切れてしまったんでしたかねえ。
ふたりが駆けとるときの言葉は、 慧ちゃんに掌をぎゅってして、>>!97 引っ張ってもらっとったあたしには、 聞こえんかったかもしれんけど。]
あたしが、勝手に話してしまったわあ。 … ごめんな、独断でやっちゃって。
[ 眉垂れてあたしは、そう告げる。 何が正しくて、何が正しくないのか。 どんな想いだって、間違いやないはず。 その優しさは、>>!100 きっと、彼女には届いとるやろ。 ]
(!116) 2017/06/11(Sun) 22時半頃
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[ そんあとに、口火を開かれたお誘いに、>>!104 あたしの眸も薄く細まるばかり。 ]
…… ええなあ、未来の約束。 バーンと大きく弾けるやつも、 用意せなかんねえ、楽しみやわ。
[ ふふと口許を綻ばせて笑んだ。 見失ってしまった未来を、 …… 0から1に、もういちど、 新しい未来を、掴み取ることができるんは、
──── … 。 ]*
(!117) 2017/06/11(Sun) 22時半頃
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[ 彼は誰時には、色がある。 夜明けの空の綺麗な時間のことなんやろ? 暗闇の中で何も見えんかった時間を過ぎて、 本当≠フ姿が見え始める特別な時間。 昏い夜の世界があるんは、 新しい光を得る為に準備のために、 必要なことなんやと思うんよ。
命は限りもあるし、幾らでも流れゆく。 当たり前のことを、あたしらは当たり前に、 いままでずうっと、知らんぷりしてただけ。 ]
(!126) 2017/06/11(Sun) 23時半頃
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[ 誰そ彼時≠ニ彼は誰時≠ェ、 絵の具たちを混ぜるように、 色を混ぜ合わせる始めたなら、
─── かたわれどき ───
まるで、ステッキを振るうかのように、 魔法の呪文がかけられたらええのにね。 あたしは、滲んでゆく空を、 窓の内側から、見上げるしかできんかった。 ]
(!128) 2017/06/11(Sun) 23時半頃
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[ 辿り着いた町の有様に、>>!121 あたしは、ごくりと息を飲む。 へたりこむしょうこちゃんの隣に、 膝を曲げてしゃがみこむ。 そして、嗚咽をあげる彼女の背を、 ゆっくりと、ゆっくりと摩る他なかった。
例えばいま、お空にお星さまが流れたんなら、 其れは、 …… 願いを、 ほんとに叶えてくれるやろか? ]
…… しょうこちゃん、くるしいねえ。
[ ぽすぽすと、彼女の気持ちを傾聴しつつ、 あたしは、はよ星よ流れんかいと、 お空を見上げとった。 ]*
(!129) 2017/06/11(Sun) 23時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/06/11(Sun) 23時半頃
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/* >>!126>>!128あー、落とすの早過ぎたなあと後悔してるはなししていい?しました。
(-57) 2017/06/12(Mon) 00時頃
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[ 世界は、あっちゅーまに、 変わってしまうんやなあ。
流くんの描いた絵の景色は、 欠片も見当たらない。 煉瓦の学校と、みどりのお山。 …… 色を変えて、 ふたつはあったかもしれないけれど、 感じる暖かさは、ない。 ]
(!135) 2017/06/12(Mon) 00時半頃
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あたしらの声が、 ちゃんと向こうに届きますように。
(158) 2017/06/12(Mon) 00時半頃
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[ 見上げたお空に瞬くお星さま。 もしも、流れる瞬間があるのなら、 あたしは、其奴に向けて、
お願いごとをひとつ。 ( いんや、ふたつ。 ) ]**
(!136) 2017/06/12(Mon) 00時半頃
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[ 流くんが、無事帰ってきますように。 ]**
(-60) 2017/06/12(Mon) 00時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/06/12(Mon) 00時半頃
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