178 忘却の花園
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− 湯けむりの中で −
[差し出された穴の空いた帽子に似た花の話を聞きながら、先んじてそれを被るソフィアを見やる。 ここにはない、黄色いひまわりという花はホレーショーのいた国では当たり前にある花らしい。 なるほど、終始朗らかで、くしゃりとした髪も、やや焦げた肌からも−−今は湯に沈んではっきりとは見えない、少ない布地の柄も。 花園ではまだ目にしていない、知識としてしか知らない夏の太陽と、力強さを思わせた。]
(14) 2015/12/15(Tue) 08時頃
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[つるばらの攻防戦の前。 今度はソフィアから向けられた、正しさと間違いの話に。
双方の戦士の話を黙って聞き入る。 それは、今いちばんカリュクスを悩ませているものだったから。]
お主らは、 分け合うことを知らなかったんじゃな。
[イワノフのいじわるな話は、かれらが時代を生き抜く中で必要なことだったのだろう。奪うために実際どんないじわるなことをしたのか、カリュクスには想像することも敵わない。
あげたいし、貰っていると言っていた。>>2:202 当時できなかったことが今、叶っていればいいと願うし。
護りたいもの、欲しいものはカリュクスにもあるからやはり、シルクやホレーショーの言う通りかれの国がどうであれ、過去がどうであれイワノフ個人をいじわるだとは思えないから、繰り返す。]**
それでも、わらわはお主の味方じゃ、よ。
(15) 2015/12/15(Tue) 08時半頃
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[ソフィアにホレーショー、それからシルクにイワノフと、それぞれのひとしきり聞き終えてから。 ひまわりのようなハットが髪にかかろうとして、いやいやと首を振れば持ち出されるのは「お母さん」の話。>>3:258>>3:529 弱いところを突かれ、ぐっとくちびるをかみしめる。]
それは…まことか? しかしのう……。
[カリュクスだって、髪を洗いたくないわけではないし。もっと言うなら綺麗にだってなりたい。けど、でも。 じっと、見つめる青い双眸に真意を悟られ、笑う気配にぷうと頬を膨らませ、しばしいじけたそぶりをみせて。]
また、お主が結ってくれるか? ――…なら、洗ってもいい。
[そんな妥協案を出して、両手を外し、頭を垂れる。]
(44) 2015/12/15(Tue) 18時頃
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[湯に揺蕩うシルクも、ショコラもそれぞれ思う処はあるのだろう。何か声を駆ける前、天上にまた、光が翔る。]
おお……。ポーチュラカか。 しからば、共に行ったのはルパートかの。
[そういえば、外からも元気のいい声が聞こえていた。 息子ではなくても「誰か」を撫でることは叶うと、それまではその手を癒すと、励ましていた声を思い出す。
それから、ルパートに訊ねられ、答えることのできなかった問いも。]
(45) 2015/12/15(Tue) 18時半頃
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[導く道は、選べるのか。>>1:173 その後、どうしたいのか。>>1:263
イワノフにも尋ねられた。>>1:247>>1:253 つるばらに宿る蕾のように、かたちにならない言葉は募るばかりだけれど。
いつでも、伝えられるわけではないのだということを。 唐突で、決定的な別離の光を見上げ、思い知る。]
……ゾーイは、ドンを見つけられたかのう。 また泣いてないとよいが。
[もこもこの泡をふうふう吹いて遊びながら、再び暗くなった空を見上げて呟く。食べられないあわあわは、花の香りとはまた違う、清潔でいい匂いがした。]**
(46) 2015/12/15(Tue) 18時半頃
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/* クラリッサかわいいなー。 おかあさんになってほしい。
気がつけば言わなきゃいけない宿題がてんこ盛りだーうまく伝えられるのかなーーーー。 シルクううぅううぅ!
(-12) 2015/12/15(Tue) 19時半頃
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[大人たちの、戦士の会話はどうかみ砕かれても難しい。 それでも、二人の話を真剣に聞き入って。]
(ひとは決して、同じほうを向いていない。) (誰かが喜ぶ影では、誰かが泣いている。)
(それでも、――…。)
[髪をほどき、謎のハットを被される。ひまわりの花ゴッコでもするのかと思えば、それは泡よけだった。>>73]
お主の髭よりずっとずーっと、もこもこで頼むぞ。 その間、わらわはシルクの背中を流そうか。
[先ほど照れを引きずりながらも、洗って貰えるのなら素直に応じて。>>71 呼ばれた少女がやってくればそう、提案する。 お互いの髪を洗ってもらい、身体を洗いあったら。今度は二人で、イワノフを泡まみれにする心算。
二本しかない腕も、三人揃えば六本だ。]
(80) 2015/12/15(Tue) 21時半頃
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ソフィアも、あわあわじゃな! 流す前に背比べをしようぞ!
[隣で、同じくひまわりハットでホレーショーに髪を洗ってもらうソフィアに、ふっと手にした泡を吹きかけてみる。
六本の腕が十本になればもう、洗い場は収拾がつかなくなるだろうか。 昼間花園を巡り、身体についた汗や埃も。こころについた葛藤と醜い劣等感も。すべて湯に流すのは難しいがそれでも、先のシルクを真似てぷかぷか湯に浮かぶ頃には色んなものがだいぶ、軽くなっていた。]
(83) 2015/12/15(Tue) 22時頃
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/* ちょっとでも慌てると誤字がこんにちはする…言い訳しますと手荒れが酷くて思う場所に指が届かないんです。 ホームポジション矯正つら。
(-24) 2015/12/15(Tue) 22時頃
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[痒いところを尋ねられても、小さな頭を万遍なくまぜる太い指にぬかりはなく。 流す瞬間は言われた通りぎゅっと目を閉じていたから、泡が目に入ることもなかった。>>73
逆に、イワノフの髪や身体を洗う時には手元が狂って泡を飛ばしまくってしまったかもしれない。]*
(88) 2015/12/15(Tue) 22時頃
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/* まるっとコピペ抜けてたやつ…(沈痛な面持ち)
>>67 ウッ。はい…がん、ばります。 ってこれわたしあてでなかったらどうしよう。
(-29) 2015/12/15(Tue) 22時頃
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[ソフィヤの頭も、ホレーショーの手によってたっぷりの泡の山ができていた。白いしゃぼんの花は虹色に光って、すぐに消えてしまうから次々と吹き飛ばす。>>86 ちなみにカリュクス山は74(0..100)x1ほど。]
まっこと、綺麗よのう。
[そういえば以前、イワノフは娘は皆、お姫様だと喩えでないたとえを教えてくれたけれど。 ホレーショーがソフィアに向けるお姫様は、なんとなく響きが違う気がした。具体的にどう、というのは解らないが。]
およよ。シルクよ、大丈夫かえ? そのあわあわは美味しくないぞ……。
[好奇心に負けたか、泡を舐めるかのじょに慌てたり。 イワノフにお礼をするつもりが、都合よく逞しい背中や腕を弄んだり。たくさん笑って、はしゃいで、風呂から出る時にはぐったりしてしまっていた。]
(108) 2015/12/15(Tue) 22時半頃
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ああ、良い湯じゃったのう……。
[飛び出すシルクに少し遅れて、>>109 しみじみと漏れる声には欠伸と、隠しきれない眠気が籠っていた。バスタオルで頭を包まれ、前後左右に揺れる間に水着は寝心地の良さそうなシンプルなワンピースに変わる。]
あっふ…そうじゃなあ……。 明日こそはうさぎを見つけねねばならぬしの…。
およ? ハンモックがあるのか?
[ばらの花言葉を調べたり、うさぎについて調べようかと考えていたけれど。眠りを必要としないはずの身体はふにゃふにゃで。]
(140) 2015/12/15(Tue) 23時頃
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……ふふ、楽しそうじゃな。 では、子守唄を歌ってしんぜよう。
ところで。シルクを追いかけなくてもいいのかえ?
[現実にはありえない着替えの仕組みも、もはや不思議に思うことはない。すべて忘れてしまうのなら、新たな時代で不便に思うこともないだろうか。
まるで――そう、まるでお転婆な娘を持った父のように。 心配し、叱咤するイワノフに訊ねるのは一言だけ。>>127
それから、寝る前にこれだけは、と。 食べ損ねていた林檎を齧り、コーラを飲ませてもらう。]
(144) 2015/12/15(Tue) 23時頃
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[既にだいぶ減っていた林檎の近くには、綺麗な文字や花の絵にシールが貼られた礼状があった。 しゃく、と歯触りのいい果肉から滲む、爽やかな甘さを噛みしめながらそれらを眺め。倣おうと鉛筆を手に取るがどうにもカリュクスの手元に器用さは宿ってないらしく。]
『ごちであった。』
[みみずが見悶えているような字が、隅の方に加わる。]*
(149) 2015/12/15(Tue) 23時頃
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そうか。クラリッサ殿はすごいのう。 まるで花園のお母さんのようじゃ。
[月桂樹の少女の名に、ほうと感嘆の息を吐く。 食事や、風呂。他にも様々なもののすべてを、かのじょ一人が用意したわけではないにしても。 花園の優しさは、静かにここを守り、訪れる戦士と生まれる少女を見送ってきたかのじょの優しさそのもののよう。]
ほれ、このな、真ん中が透明なやつが美味かったぞ。 コーラなら、あっちに。
[イワノフも林檎を食べるのがまだだったと知れば。>>153 爪楊枝を手に取り、どうぞと差し出す。氷水で冷えたコーラの炭酸と甘さは、乾いた喉によく沁みた。]
……ほう、これが、うさぎか。
[イメージ的には、くまのように見えなくもないけれど。描いた本人がそういうので、うさぎ探しのヒントにしようと、しっかりと瞼にやきつける。 微妙に言いよどむ姿に、まさか既に答えを半分得ているとはもちろん気づかぬまま。]
(165) 2015/12/15(Tue) 23時半頃
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[腹と喉を潤し終えたら、揃って庭に出てハンモックへ案内してもらう。 寝る前のハミガキなんて面倒なことは、考えず。]
ほほう、これが、ハンモックか。 面白い形をしとるのう。
[黄色と、白の縞々の布が、二本の樹の間で夜風に揺れている。確かに花園の空気の方が肌になじみがあるし、気持ちよさそうだ。>>3:266 ここからなら、母なるつるばらのアーチも見えるのがまた、気にいった。早速乗せてもらおうと、ごく自然にイワノフに向けて両腕を伸ばす。
始めはぐらぐらと安定しないことに怯えしがみついていたが、落ち着けば楽し気に笑みを浮かべて。]
(172) 2015/12/15(Tue) 23時半頃
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/* ドン>>168 か、かっけえ!(ほわわ) ユーいいキャラしてるよ…物理的に遠いのが残念だよ…。
(-63) 2015/12/15(Tue) 23時半頃
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[確かに、何か楽し気な音が聞こえる。>>159 虫の声とも違う、微妙に違いのある高くて澄んだ音色に合わせ、ハミングを刻む。調子は外れていたかもしれないが、構うことなく。]
なんと。やはり妖精さんもおるのか……。 まっこと、ここは不思議な花園よ。
[優しく胸に沁みるメロディを奏でるのはまさしく少女だけれど。生憎ここからは、その姿を観ることは叶わずに。>>160 明日、誰かに聞いてみようとそっと胸にきざんで。]
(185) 2015/12/16(Wed) 00時頃
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ゆりかご、か…確かに、籠のようだのう。
[身じろぎするたび、左右に揺れる。 でも、もう怖くはなかった。
まさに生まれた赤子になった気分で、口元を緩ませて添い寝する頼もしい戦士に寄り添い。静かに語りかける。]
(193) 2015/12/16(Wed) 00時頃
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のう…お主が、死んだ時のことじゃがの。 わらわは、お主が間違っている、とは思わなんだが。
正しいとも、思えぬのじゃ。 その、100人の部下が死ぬところを、 お主は、しかと見たのか?
[星が瞬く天井を見上げて、夢心地になりながら口にするのは子守唄でなく、昼間話せなかった想いのひとつ。 静かな夜。あやすように背中を撫でる掌に勇気を貰った今なら、言える気がした。>>184]
――…わらわは、こう、思うたよ。 お主が真っ先に砲弾に撃たれたことで、他の皆は 危機を察して、逃げおおせたかもしれぬではないかと。 きっと間に合ったから、ここに他の者がおらぬのではと。
お主は――大事な者たちを、護ったのじゃ。
[薄らと、閉じかけた赤い瞳の先に見えるのはもじゃもじゃの髭先で、聞いているのか、もう寝てしまったかもわからないが構わずに。>>191]
(194) 2015/12/16(Wed) 00時頃
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それが間違っていたとしても、じゃ。 わらわには、そうとしか思えぬよ。
わらわは、お主の味方、じゃから――…。
[名前を呼ばれる度、言葉にならない倖せな気持ちがこみ上げる。同時に、悲しくなる。 もし、新しい時代に導けるのならそこで妻に、娘に。 叶うなら再び巡り合わせてあげたいと。
思っていたはずなのに。]
(197) 2015/12/16(Wed) 00時頃
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[本物の娘に出会ってしまったら。 もう、こうして遊んで貰えなくなってしまう。 それが悲しい、だなんて。嫌だ、なんて。
だったらいっそ、ずっとこのまま花園で、 父子ごっこを続けられたらいいのに、なんて。
(戦士の倖せを邪魔するなぞ、少女失格じゃ。)
風呂場の前で、ゾーイを抱きしめながら気づいてしまった己の願望に、>>3:415いやいやとかぶりを振って逞しい身体にしがみつく。]
――…おやすみ、ジノブィ。
[ちゃんと言おうとした名は、やはり失敗してしまった。 明日こそはちゃんと、呼べるだろうか。 云えなかった想いの残りは明日、うさぎを見つけたら云えるだろうか。悩みと葛藤は微睡と、傍らに在る絶対の信頼と尊敬を寄せる温もりに、いつの間にか溶けていった。]**
(202) 2015/12/16(Wed) 00時半頃
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/* 寝鳩から確認してごろごろ転がる。 いやいやおたくの娘さん相当あほのこだよ…メガネブラだよ?!
ううぅううぅ、いいのかなーいいのかなー。 イワノフのお腹ぽすぽすしながら寝よう( ˇωˇ )
(-85) 2015/12/16(Wed) 01時頃
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― 朝 ―
[眠る間際。なんだかとても優しい、子守唄を聞いた気がする。>>224 その、おかげだろうか。 夢もみないほどぐっすり、健やかな寝息を立てて眠った。 朝露が花々に溜まる頃。 頬を何かに擽られ、睫毛を震わせるとそこにあったのは柔らかくうねりのある、髭。 昨日、念入りにトリートメントまでしたそれに指を埋めてみる。>>95>>119
もしゃもしゃと掻き分ければ、やがてかたい顎骨に辿りつくか。はじめはぼんやりとねぼけまなこだったが、今はすっかり覚醒して。]
(252) 2015/12/16(Wed) 20時頃
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あーさーじゃーぞー、起きよ。
[髭先を指に絡めてくるくるにしながら、呼びかける。 目を覚まさないようなら、恰幅のいい腹に乗っかってゆすってみようか。
昨夜の独白も、その後脳裏を過った願いも忘れてはいないけれど、思い出すのはなんだか恥ずかしくて。 努めてなにもなかったように、体重をかけすぎないようにそっと、少しずつ。]**
(253) 2015/12/16(Wed) 20時半頃
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/* ぶわわ。
(-113) 2015/12/16(Wed) 22時頃
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[なかなか起きないものだから、気づけば腹に馬乗りになっていた。見下ろす髭に覆われた口元が、何やら蠢いていて耳を近づける。聞きとれたのは、「オリガ」という名前。]
(娘の夢を、見ておるのか?)
[なんとも倖せそうな顔に、むっとして。 ゆさゆさとハンモックを揺らす動きに激しさを増す中、はっきりと聞こえた寝言に、赤い目を丸くした。>>279]
(286) 2015/12/16(Wed) 22時頃
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お主、今。なんと言った……?
[妻は、ひとりでも。娘はひとりでなくてもいいのか。 カリュクスは、娘になれるのか。
まるでくまのような、大あくびを前に。 しばし呆けた顔を見せて。]
お、おは、おはようじゃ! ほれ、はようわらわのばらを飾ってたも。
[小さな希みに、灯りが射すのを感じながら。そわそわと萎れかけてはいても、まだしかと咲いている一輪を示す。]*
(290) 2015/12/16(Wed) 22時頃
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["記憶"を持たないカリュクスは夢を見ることはなかったけれど。代わりに盗み聞いたのは、戦士の夢。 過去と、現在と、未来を合わせたようなそれに。]
(……漸く、わかったぞ。)
[ルパートとイワノフから投げかけられた、もうひとつの問いに対する答えが、はっきりと見えた、気がした。]
(295) 2015/12/16(Wed) 22時半頃
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