167 ― さいごの手紙 ―
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[朝日が昇る。なにも変わらない日常。 いつもの、ラヂオの音に耳を澄ませる。
―― ひとは、死ぬと星になる。
わたしも、いつかは星になるのだろうか。 夜道を照らす月を、そっと支えるそれに。 それはとても素敵な事だと、おもった]
(12) 2015/09/04(Fri) 19時半頃
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[真白いワンピース、首から双眼鏡を下げて。 麦わら帽子をかぶれば、ポストに入っていた二通の手紙をポシェットに入れた]
いってきます。
[誰もいない家に声をかけると、この町で一番そらに近い場所。 展望台へと歩を進める。
閑散とした商店街。 蝉のこえは、もうきこえない]
(13) 2015/09/04(Fri) 19時半頃
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[ひとつめの手紙を広げる。それは返ってくるとは思ってもみなかったひとからの物だった。 ふたつめ。文の途中に不自然に横たわる黒い魚に首を傾げる。 文を読みおえれば、頬が濡れているのに気付いた。 ああ、わたしは寂しいのだ。 心細いのだ。ひとりがこわいのだ]
……ヌマじいさま、
[なにか、言おうとした言葉をぐっと飲み込んで]
(14) 2015/09/04(Fri) 20時頃
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やくそく、だよ。 忘れたりしたら承知しないんだから。
ヌマじいさまも、どうか。
[静かに流れていた涙は、やがて嗚咽に変わる。 握りしめた手紙に、シミが広がっていく。
真昼の星が、きらきらと輝いていた]
(15) 2015/09/04(Fri) 20時頃
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ヌマじいさまへ
ありがとう。 でもこれは、使えない。私はあそこに行きたいとは思わないから。 たとえお母さんがいるとしても。
だから、双眼鏡を持って、見晴らしのいい場所にきたの。 ここからなら、星も川も見える。 ……ヌマじいさまも、見付けられるかしら。
お気を付けて。行ってらっしゃい。
(-6) 2015/09/04(Fri) 20時頃
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私も、忘れないわ。 忘れそうになっちゃったのは内緒にさせてね。 会えなくても、繋がっているんだから。
やくそくよ、約束なんだから。 ちゃんと溺れたら掬いあげてね。 ヌマじいさまが溺れていたら私が引っ張りあげてあげる。 一緒に溺れていたら? ふふ、その時は顔を見合わせて笑いましょう。
おじいさまも、どうか お幸せに。
メルヤ
(-7) 2015/09/04(Fri) 20時頃
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フランクさんへ
お返事貰えると思っていなかったから、すこし驚いています。 名乗るのが遅くなってしまいました。 メルヤと申します。
じゃあ、今からでも遅くありません。 私がフランクさんの娘さんに、って厚かましいですよね。
私は、父を亡くしてから母と二人暮らしでした。 ひとりを選ぶのも、とても勇気のいること。 最近になってようやくそう思えるようになりました。
けれど、結局は。 誰かと繋がっていたい、って思ってしまうのでこうやってお返事を認めています。
(-10) 2015/09/04(Fri) 21時半頃
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世界が終わる日にも手紙は届くのでしょうか。 そんな事を思ってしまいます。
あなたと、あなたの大切な子どもたちに。 素敵な明日が訪れますように。
メルヤ
(-11) 2015/09/04(Fri) 21時半頃
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[ひとつはもう届かないと知っているもの ひとつは、届いてくれたら嬉しいもの。
ふたつを紙飛行機にして、 展望台から愛をこめて。 緩く弧を描けば遠く、遠くへと。 空を翔けて行った]
(19) 2015/09/04(Fri) 21時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/09/04(Fri) 23時頃
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[手紙に同封されていた小ぶりな干物をかじれば空を見上げた。 きらきらと、星が瞬いていた。 たまに思い出したように首から下げている双眼鏡で見ようとしては、扱い慣れないそれに悪戦苦闘して]
Twinkle, twinkle, little star, How I wonder what you are!
[はじめて目にした時より輝いて見えるそれに語りかけては、それを掴もうと。
そっと、手を伸ばした ]
(21) 2015/09/04(Fri) 23時半頃
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