152 【R18薔薇】名も無き孤島再戦
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……く、っ……。
[先にいるらしい敵にむかって意識を集中させるも、どうにも自分にはわからず。 リングごしの音の向こうでなにが起きているのかの方へと気が散って。 それでも向こうがわへ声を掛けることは、近くにいるらしい敵へとこちらの存在を知らせすぎるからと、喉奥に詰まらせて歯を噛みしめた。
本当ならば、二人の名前を呼んでしまいたい。
バーナバスの声も、リーの声も、漏らさず聞いていたから。
なぜか起きた咆哮のあと、弱くなるその声>>3:127も、一変して悲痛な絶叫>>3:125も。]
サクラバくん……。
[小さく目の前の彼>>3:122に、小声で呼びかけたのは、最後にどうにかのこった冷静さのなか。]
(16) 2015/03/12(Thu) 13時半頃
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[さきほどまで目の前にいた彼らが、今どうなっているか。
考えれば考えるほど、常識ばなれした現状に覚える恐怖と苛立ちの両側へと瞬間瞬間で振り切る感情と、それでも、と冷静な状況判断をくりかえして、頭は完全にオーバーワークだ。
ひどい頭痛と、その中に彼女の声が聞こえて。 それをダメだと思う自分と、助けられたと思う自分と。
処理しきれないまま、しばし沈黙して。]
……そうだね。それがいい。
[誰かと会話を始める。 おだやかな笑みを浮かべながら、目からは涙をこぼして。]
(17) 2015/03/12(Thu) 13時半頃
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僕はやっぱり、ダメな先生でしかないんだなあ。 守りたいと思った子たちは いつだって僕の手から滑り落ちる。
それでも僕は君たちの先生だから。
残ったみんなを守るために。 みんなの害になるものを排除しよう。
あの時と同じように。 ……そうだろう、マリア。
[敵の姿>>14が少しでも見えたなら、サクラバの制止も届かずに突進するだろう。]
(18) 2015/03/12(Thu) 13時半頃
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─回想─
[どこにでも他人の機微に敏感な子というのはいるものだ。 それは本人が気づく、気づかないとにかまわず。
弱っているときに手をさし伸べられれば容易に折れるほどの強度しか持たないのに、過剰に武装したこころは。
あの時はマリアという生徒だった。 今回はバーナバスだった。
マリアはあるがままにと言った。 バーナバスは眩しいと言った。
二人はそうして僕の心をやわらかくえぐっておいて、気づいたときには先にいなくなる。
緩んだこころの受けとめ先は、いつも。]
(19) 2015/03/12(Thu) 13時半頃
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─今─
そうだね、バーナバスくん。 まずはこれを終わらせてから、ゆっくりと話をしよう。
[かけだしながら、それはひどくおだやかに。]
(24) 2015/03/12(Thu) 13時半頃
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[あるいはそれがバーナバスだからなのか、それともリーやサクラバでも起こり得たことなのか。
それは結局のところ誰にもわからない。 自分自身ですら。
それでもたしかに大切と思うものが。 自分が自分のいのちにかえても守りたいと思ったものが。
あの赤い海にただよう、漂流物の一部になったと思えば。
それは、ひどく、たえがたく。
はりつめたこころは。*]
(25) 2015/03/12(Thu) 14時頃
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おや。とっても美人さんがいるね。 はじめまして、だよね?
[かけだして、視界にその顔>>35が入るほどに近づけば、ぬれた目元はそのまま、満面の笑みでもって、まるで天気の話をするかのようにのどかな調子で声をかける。 感情と、思考と、身体の動きは、もはや理性の統率をはなれて、常人の理解を超えた先。 普段は無意識に抑え込まれているという筋力を無意識に解きはなったまま、握った包丁の先を彼に向かって突き出す。]
その長い髪も、とてもきれいだ。 きっとモテるんだろう?
[そらはおそらく、そうしてようやく訓練した彼と張り合えるていどの力なのだろうけれど。 凡人には過ぎたもの。]
(37) 2015/03/12(Thu) 19時頃
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……銃?アサルトライフルかい? あれはすっかり撃ってしまったと言っただろう? あんな忌まわしいものは、 おそろしくて赤い海に沈めてしまったよ。
[問い掛け>>39にはおそらく明後日の答えだが、その意識はない。 10年前と、今の記憶の整理が出来ていないからこそなのだけれど、きっと目の前の男には通じない。]
モテたいからと言う気持ちはとてもわかる。 でもねえ。校則違反だから、切らないと。
[合間に繰り出された彼の蹴りは、どこかひどくゆるやかな風の流れのように見えた。 もともと運動は不得手だから、その形はきっと無様なものでしかないだろうが、上体を反らすことでやり過ごして。 再度刃を振り被る。 髪を示唆しながらも、その先にあるのは胴体。 彼の手が柄にかかることには意識は向かず。
恐怖だとか、怒りだとかいうものさえ滲ませることなく、笑顔で会話を続ける。 身体はシェイをとらえようと動かしたまま。]
(40) 2015/03/12(Thu) 20時半頃
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僕の父は僕を見て、 キチガイと罵るような人だった。そういえば。
[最後にその姿を見たのはいつの話か。 今は生きているのか死んでいるのかすらわからない。
どこか遠い目をしながら会話にならない会話を続けるが、すぐに視線はしっかりと自分へと刀を振る彼の姿をとらえて。]
こら。ええと。何くんだったかな? ニコラス先生のところの子だったっけ? ううん。子供の顔を覚えるのは、 得意なはずだったんだけどなあ……。
[振りかぶった刃先は彼の腹を掠めたか。 返される太刀筋は。
2(1.肩に深く切り込んだ。2.振りかぶりの動きですれ違った。3.首もとを掠めた。4.致死には至らないが、首を深く傷つけた。)]
(46) 2015/03/12(Thu) 22時頃
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そんなもの振り回したらあぶないじゃあないか。 ほら、だからそんな怪我するんだよ?
[宙を斬った太刀先に目を見開き、それから、彼の脇腹へと目をやれば赤。>>47 短くなった浅い呼吸のせいか、やたらと動いて見えるにじんだそれを見るなりほくそ笑んで、得意げにそう言う。 己の刃先に彼の血液が付着しているが、斬った手応えも感じないまま、いつその傷が出来たのかさえ曖昧な認識。]
シェイ・ルーくん。ううん。記憶にないなあ。 おかしいなあ。……ごめんね?
(54) 2015/03/12(Thu) 23時頃
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[当たり前の話ではあるが、名乗られても記憶にない。 それは学校へ行ったことがない>>48という彼の言葉からも明白なのに、耳から入る情報と思考は繋がらない。
しかし話がサクラバにおよべば、それはサクラバのこととはどうやら認識できるようす。]
サクラバくんかい?サクラバくんは委員長だからねえ。 たまに無鉄砲だが、思慮深く仲間想いだ。 君のような悪さをする子ではないんだよ。
[困ったように言葉をつむぎながらも、表情は瞬時に笑みから無へと変貌する。]
(55) 2015/03/12(Thu) 23時頃
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僕の生徒はみないい子たちだ。 死ぬ理由も、死なせる理由も、どこにもないんだよ。
[わかるかい?と、問いかけながら、再び彼に向かって刃先を構える。]
みんなで生きて帰ると約束したからね、 僕はサクラバくんと、リーくんと、バーナバスくんと 学校へ帰るんだよ。赤い海を渡って。
[目もとにわずかばかり潤みが生じるが、その意味も今は理解できないまま。
途中途中入る通信機の音は、今は意識の外。]
(56) 2015/03/12(Thu) 23時頃
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刃物もってる危ないやつって。 ……まんま君じゃあないか。
[どうやら彼の担任は彼の不満を買っているらしい。>>65 心底不思議そうに問いかけてはみるが、泣き顔のまま。 自分が刃物を振り回している認識はどうやら出来ていないようで。]
君が悪い子だから、君の先生も、 君に手を焼いているのかもしれないねえ。
[そう続けて吐き出すと共に、握っていた刃物を再び彼へと突き出す。
まるで彼の処置を待っていたかのように。]
(67) 2015/03/13(Fri) 02時頃
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……しかし。なにを言っているんだい?君は。
バーナバスくんは、今もまだ。 僕とお話をしてくれているよ? 通信機が繋がってない君には聞こえないだろうけど、 ちゃんと、話してくれている。さっきから。
[さきほどの剣撃から何を思ったか、次の狙いは首をめざして。 彼が踏み込む2本目の剣線に、そなえることなく、ただ、まっすぐ。]
(68) 2015/03/13(Fri) 02時頃
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僕は生きる。僕の教えとして。 僕と関わった子達の道標として。 それは僕が死しても、あの子達さえ生きれば。 その先に繋がる。僕は教師として生き続けられる。
[とりたてて正気に戻ったわけではない。 それは彼の問い>>71とは少しばかりずれた中身で伝わるかもしれないが、これまでとは違って、ひどく明瞭かつ力強く言い放って。]
彼が。彼らが知っているなら。 ──僕は。
[太刀を振り被るさまはもはや意識の外。 すべての動きがスローに見える今、せめて頭に直撃は避けようと身を少しはそらすかも知れないが、刃先は揺らさずまっすぐにその喉元を目指して。
迷いなく一直線に。
空いた片手は、自らのポケットに押し込んだ、卵型を求めつつ。]
(74) 2015/03/13(Fri) 03時頃
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──……ッ、ぅがあああぁぁぁぁああ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
[繰り出した刃は、彼の腹部へと軌道をずらされて。 獲物を握った肩から背にかけて、何やら灼熱を感じたなら咆哮を上げた。
それでも、止まらないのは。
たとえ身体の制御を失っても、あるはずのないマリアとバーナバスの声が聞こえても、こころの根にある、目的のため。
まだ、止まれない。 ポケットの中のそれを掴んだなら──。]
(75) 2015/03/13(Fri) 03時頃
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か、 は…… っ …………。
[内臓を損傷して、逆流したものが口から溢れて。 剣一本で繋がれた、その胸元を返り血に加えてさらに。
赤に、染めた。
それでも、まだ。止まらない。 もう少しというところで届かなかった卵型の手榴弾は、ポケットから逃れ、ピンを抜かれることなく地面に転がる。]
(78) 2015/03/13(Fri) 04時半頃
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…ば、 な…… す、く…………
[喘息のように漏れる呼気の狭間でなお、それを求めようと手を伸ばすが、それはかなうはずもなく。
やがて諦めたように、シェイの背へと。逃がさぬようにと。
まるで抱きしめるように、しがみついた。]
(79) 2015/03/13(Fri) 04時半頃
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さ、く…… ら………… く……
[残りの力を振り絞って。]
りー………… く…………
[逃さぬようにと。]
み、ん……な い、き………
[目の前に見えた喉元に、食らいつこうと首を伸ばした。*]**
(80) 2015/03/13(Fri) 04時半頃
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─回想─
[職員室で引いたはずの、アサルトライフルの引き鉄。 次に正気を取り戻したときに見たのは、赤に染まった教室だった。]
──……マリア!!!!
[もはや海としか表現しようのない血液のひろがりの中で、物言わぬオブジェと化していたのは大切な、何よりも守らなければならないと思っていた生徒たち。 混乱のうちに叫んだその名前は、もはや、もうその中にはいなかったのだけれど、それすら理解できないまま。 とっくに空になった銃の引き鉄を、何度も自分に向かって引き続けた。
正気であってすら、冷静な判断など出来る状況では、なかった。
統合失調症と診断され。 病院送りになるのは、その一年ほど、あとのはなし。]
(91) 2015/03/13(Fri) 13時頃
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[マリアは、担任が頭痛に悩まされていたのをすぐに見抜いた。 そして、その原因も。 元来、少しばかり頑固だった教師は、それを認めながらも行いをあらためることはなかったので。
彼女は自分でそれをクラスメートに話し始めた。
理解者は、少しでも多いほうがいいだろうと思ったかららしいけれど。
思春期の、多感な同級生たちは、それを不純な動機からだと思ってしまい。 そうしてそれを信じた馬鹿な大人たちのせいで。
マリアも、教師も、学校から浮き始めた。]
(92) 2015/03/13(Fri) 13時頃
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[素行も、周りからの評判自体も、それまでなにも悪くなかった年若いひとりの女生徒は。
先に精神を病んで、ビルの屋上から空を駆けた。
それを止められなかった事実を認められなかった教師は、彼女と話をはじめる。
彼女が生前、くれた言葉にすがりつくように。
そして。
その声のせいにして、復讐を決意する。*]
(93) 2015/03/13(Fri) 13時頃
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─今─
ぅ、ぐるる…………ッ、かはっ
[噛み付いた喉に懸命に歯をたて、喉奥を鳴らす。 もはや獣としか形容できないさまで。 時折、溜まった血を吐き出すものの、力を失って、倒れたことさえ、シェイが覆いかぶさっていることさえもう認識できず。
ただ、逃さないよう、逃さないよう。
食らいついたまま、最期に。
うっすらと笑って。
通信機に乗る、荒い呼吸が消えるのは、そのあとすぐの話。*]**
(94) 2015/03/13(Fri) 13時頃
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For though they may be parted……
(*6) 2015/03/13(Fri) 13時頃
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