247 交流帳の中で、俺たちは。
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――休憩室――
[結局、昨日は泊まりこみだった。 締めが早まって時間が惜しかったのもある。ただ、それより興が乗って手が進んでしまって、帰りそこねたという方が近い。 残業代はずんでくれよと心の奥底で願いながら、人が増える時間までを休憩室で寝て過ごすことにした。
早起きの営業>>2:0が横にいたかどうかは知らない。 俺が目を覚ましたのは、おおよそ始業30分ほど前。 SNSの書き込みと、ノートを確認する。]
(3) 2018/08/16(Thu) 09時半頃
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あー……
[まだはっきりしない頭でSNSを見て、昨日の俺の失態を知る。 ちゃんと謝らねえと、と思いながら下にスクロールして、]
――は?
[急にどうした、理解できない、のふたつの感情がやってくる。 いや、ええと、どう答えようかこれ。]
(4) 2018/08/16(Thu) 09時半頃
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[とりあえず、とりあえずノートの方返そう。 SNSはここでなくても書ける。 そう思い立てば、ノートのページをめくり。 増えた猫、小さなウサギ、喋るクラゲ。それから昨日は気づけなかった、珈琲を入れる猫を見て、なんだおい女子高生でもいるのか、という気分にさせられるのだが。
>>2:56キッツイ宴会芸の話が出るあたり、女子高生ではないらしい。]
(5) 2018/08/16(Thu) 10時頃
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[問題の書き込みのそばに、目をつむり、祈るようなしぐさをして、羽の生えた――いわゆる天使じみた姿の猫を描く。]
【おお、ゆうしゃよ。 そなたのゆうきを みとめましょう。 ですが とうときいのちを そまつにしてはなりません。】
[長めのセリフを囲う吹き出しを書いて、ノートを閉じる。 本部長のヅラをネタにしてもいいが、笑ってはいけない空気の場と首にナイフを突きつけられる冷たさを覚悟するべきだ。 そしてそれは、宴会の場でやるべきではない! 末恐ろしい恐怖を感じているうちに、SNSの書き込みに戸惑っていた気持ちがいくらか薄れて、そのまま休憩室を後にする**]
(6) 2018/08/16(Thu) 10時頃
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――広報部――
おねがいしまっす。
[仕上がった原稿を先方のチェックに通すのは、俺の仕事じゃない。 連携役のリーダーに渡して、ひと仕事終わり。肩の荷がどさどさ下りる。 是が出るか否が出るか、いやまぁ向こうもそれほど否を出している場合じゃないはずなのだが、それでもなるべくいいものを出したいじゃないか。 真実はpdfと、wwwの先だけが知る。]
(32) 2018/08/17(Fri) 23時半頃
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ねーまこっさん。 花火の余興っていつも何してましたっけ。
何年か前にマジシャンの人呼ばれてたのは覚えてんすけど。
[あーあれねぇ、ほんと全然盛り上がんなかったよね、と笑う。 所謂クローズアップマジックがブームだったとき呼ばれたのだが、観客の人数の多さが見合ってなかった。 近場にいた役員連中が楽しんでいただけで、後ろのヒラはおっさんの歓声を聞いて酒を飲むという、ある種の拷問を強いられていた。]
(36) 2018/08/17(Fri) 23時半頃
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[なんかビンゴとか簡単なゲーム系じゃない? とアドバイスを受ける。 あとじゃんけん大会とかやったよね、などと過去の催しがぽつりぽつり。]
あー、悪くないっすね、それ。 社食の割引券とか出ないかな。
[いいねえ、とからから笑うリーダーの言葉をメモっていれば、で? と疑問符が投げられる。 曰く、どこの店行きたいか決めた? と。]
あー…… もうちょい、待ってください。
[おー、せいぜい悩め、なんて言われて、その場はそれで終わった。]
(37) 2018/08/18(Sat) 00時頃
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[仕入れた余興のネタ引っさげて、意気揚々SNSを開く。 謝らなくちゃいけないと思っていて、けれど仕事の手を動かすのが、どうしたって優先で。 時間が経てば経つほど謝るだけではどうにも申し訳なく、なんかネタになることはないかと探していた。]
……うーん。
[しかし。 あの書き込みに、どう返すべきか。]
(38) 2018/08/18(Sat) 00時頃
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南方: 桃のやつ、俺向けだったんですね。 ほんとすみません。 飲む習慣がなくて、俺向けっていう意識が抜けてました。
でも、考えてくれたのは嬉しいんで、今度のは飲んでみようと思います。 注文、入れてくれますか。
(*9) 2018/08/18(Sat) 00時頃
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……あ。
[一言書き込んで、それから自分の思案が、思い過ごしだったことを知らされる。 そうだよな。そうだよ。なんで会社のSNSでそんなこと。 調子良く返しているもうひとりの書き込みを見て、盛大に溜息をついた。]
(39) 2018/08/18(Sat) 00時頃
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南方: あー……好きな人って、一体何のことかと思ってました。
好きなものなら、そうすね。 甘いモンならなんでも好きですけど。あとはそーだな、元気に動くイラレとFIXって言葉が好きです。
今回の経費で落ちそうなやつだと……そうすね、夏だし、ミント系のなんかとか。ミントシロップのソーダ割りとか好物ですよ。
猫、いいすね。俺も犬よか猫のほうが好きです。 柑橘も。
(*10) 2018/08/18(Sat) 00時半頃
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南方: あ、でも、俺、変な話ですけど。 ここで話ししてくれてる幹事のお二方は、どっちも気に入ってますよ。好きです。
(*11) 2018/08/18(Sat) 00時半頃
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南方: 余興、広報でもじゃんけんとかビンゴとかで景品出るやつが良さそうな雰囲気ありましたね。 カラオケだと花火そっちのけで歌うやつもいますし、盛り上がりがあってオンオフ決められるやつだとビンゴのほうがいいのかなとは思います。
(*12) 2018/08/18(Sat) 00時半頃
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[つらつら書き込んで、一つ思い切り伸びをする。 固まった筋肉や関節がビキビキと音を立てた。おっさんくさいが、気持ちのいい仕事の区切りだ。]
んじゃ、コーヒーいってきまっす。
[そう言い残して、休憩室へ向かう。 いつの間にか、あのノートを見るのが楽しみになっていた。 今度は何を書こう。レモン? オレンジ? やっぱり桃か。]
(40) 2018/08/18(Sat) 00時半頃
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――休憩室――
[さてコーヒーを、と思ったが、都合悪く自販機にはいつものボタンに赤ランプが付いていた。 せめて何かないかと冷蔵庫を開けてみれば、レモネードのボトルを見つける。 柑橘のイメージが頭に張り付いていたせいか、紙コップにそれをおもむろに注ぎ分けた。
ソファに座って、ページを開く。 いくつもいくつも、ひとつずつにつけられたレスポンスを見れば口元は緩むし、ウサギを「ウサギ」と呼んでいた三つ揃えが書いたらしい労いには、一つ肉球のマークを添えた。 どこぞの誰かを思わせる猫好きの書き込みを見れば、笑気混じりの息を吐く。]
(41) 2018/08/18(Sat) 00時半頃
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【こうして誰かとつながるのって、いいもんすね。】
[何でもない、感想。 あとはレモンと、ウサギと、コーラと、ビールジョッキに、魚。 小さな絵をいくつか書いて、レモネードを飲む。 冷たい酸味が、喉をすり抜けて落ちていった*]
(42) 2018/08/18(Sat) 00時半頃
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