228 吸血鬼の宴
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/* お疲れ様です。 体調不良の人はどうぞお大事になさってください。 (此方は体調不良というほどでもないのですが、どうにも疲れが出るタイミングが悪かったといいますか…orz
あらためて、素敵な村に参加させていただきありがとうございました。 皆さんの素敵なロルに連日きゃっきゃしていました(灰に残せてないのが残念)
(-5) yuno 2017/10/08(Sun) 23時頃
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/* >>-9 シメオン君お疲れ様です。 可愛いし、格好よかった(小並感)
私も離れ難かったのですが、どこかのタイミングで離れないとお互いのストーリー動かすの難しそうだなぁと思ってたので、むしろ有難かったです。 あらためて、お付き合いありがとう(感謝
(-14) yuno 2017/10/08(Sun) 23時半頃
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/* おはようございます。 ヨーランダさんはお待たせしてしまっててすみません(ログ読み逃してた)
(-96) yuno 2017/10/09(Mon) 07時頃
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/* ><(つつかれてた) うーん、少し考え中ですね。 あの二択だと圧倒的に後者なんですが、いや、うん。
あ、それとざっと読みなのですが延長についてはまだ次村まで時間あると思うので大丈夫だと思います(15日村建て予定)
(-97) yuno 2017/10/09(Mon) 07時半頃
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/* ユージンさんはどうかお大事に…!
>>-98ヨーランダさん (はっ)そういう選択肢もあるんですね。
(-100) yuno 2017/10/09(Mon) 08時半頃
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/* テレパシーいいな。 というかこの村の吸血鬼全体的に楽しそうで…w
(-106) yuno 2017/10/09(Mon) 09時半頃
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[名前を呼ばれた。 彼女に、与えられた名前>>199]
…。
[あの窓枠から今にも溢れてきそうな生き物から 今すぐに逃げなければならないという焦りと、 例え人ではないとしても、若い女性の姿をした 彼女の裸身を見ることに対する抵抗と。 あの不定形の生き物が、 彼女を獲物と定めぬようにしなければ、という想いと。
色々な想いが、痛む頭の中で渦巻いていたけれど]
(6) yuno 2017/10/09(Mon) 10時頃
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「シーシャ」>>199
[――ただ、『逆らえない』と。 私の名を呼ぶ、その声に逆らうことはできないと 半ば強迫めいた想いに突き動かされた。]
…。
[ざざ、と音を立てて茂みから立ち上がる。 絡まった枝葉を払うと、ゆらり覚束無い足取りで彼女の元へ]
[彼女の手首にかかる銀鎖は、 あの温室にいたときはなかったような気がするがどうだったか。 何れにせよその手に自分のそれを重ねる。]
(7) yuno 2017/10/09(Mon) 10時頃
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『私の血を、吸うのですか?』
[出会ったときと同じく、指先を掌に滑らせる。
私に手折られるか、という言葉の意味を 実のところ図りかねていたけれど。]
…。
『血は、吸わない方がいいと思います。』
[私の血は、吸血鬼にとって良くないものだから。 ――…だけど。]
『ただ、闇雲に殺されるのは嫌です』 『でも。もし、殺されるのなら 私は、あの生き物よりも貴女に殺されたい。』
[紫の瞳を伏せながら、偽りなく心を綴る。]
(8) yuno 2017/10/09(Mon) 10時頃
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[それから]
『貴女に、謝りたかった』
[短く綴る言葉。 この後どうなるかはわからないけれど、 ただ、一目会えてよかったと、そう想いを込めて。]*
(9) yuno 2017/10/09(Mon) 10時頃
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/* パラチーノさん挟んでごめんね…!
そして自分で何言ってるのか、だんだんわからなくなってきた、ぞ…!(
(-113) yuno 2017/10/09(Mon) 10時頃
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/* トレイルさんは可愛かったし、格好よかったなってTwitterに寝惚けながら書いた記憶がry
私の中の人はトレイル専(今まで議事はトレイルしか使ったことがない)だったので、今回自分以外のPLさんが動かしてるトレイル見てみたいなぁと。
いや、うん。 トレイルってこんなイケメンだったのかとすごい新発見させてもらいました。拝んでおこう(深々
(-115) yuno 2017/10/09(Mon) 10時頃
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/* >>-114パラチーノさん Σいえ、うん。 大したことではない気がしてきました…! でもありがとうございます!
(-116) yuno 2017/10/09(Mon) 10時頃
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/* >>-114パラチーノさん Σいえ、うん。 大したことではない気がしてきました…! でもありがとうございます!
(-117) yuno 2017/10/09(Mon) 10時頃
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/* すみません、ヨーランダさんの見えたんですがこれから少し出かけてきます(戻り夜になるかもしれません。 申し訳ないorz**
(-124) yuno 2017/10/09(Mon) 10時半頃
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/* (こそ) こんばんは。 これから帰りますね。
(-269) yuno 2017/10/09(Mon) 19時頃
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/* >>-268 (寝ている枕元にそっと玉葱の微塵切りを置きました。)
(-270) yuno 2017/10/09(Mon) 19時頃
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/* >>-267ヨーランダさん どうなるんでしょうね(お待たせして申し訳なくorz 2パターン考えてはいるのですがどちらが良いか悩んでいるのですよね(最初は即死効果付きでした)
(-273) yuno 2017/10/09(Mon) 19時頃
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/* >>-272シメオン君 ありがとう…! 帰ったら頑張ります。
(-275) yuno 2017/10/09(Mon) 19時頃
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[あの屋敷に引き取られたのは、 十になるか、ならないかの頃。
身寄りの無い孤児だった私たちを引き取ったのは 地元の名士として知られたとある医師だった。
引き取られて数年は、本当に幸せだったように思う。 旦那様も奥方様も執事長も、それ以外の 屋敷に仕える年長の使用人たちも 厳しくも優しく、私たち良くしてくれていた。 その中でも特に私たちによく接してくれていたのは 旦那様と奥様の一人娘であるお嬢様。
彼女は私たちに割り振られた仕事とは別に、 読み書きや簡単な教養を教えてくれた。 いつか、この屋敷を出るときに役に立つはずだから、と。
薔薇の花が好きで、信心深かった彼女。 陽の光を受けて風に靡く銀の髪が美しかったあの令嬢を 私たちは心から愛していた。]
(26) yuno 2017/10/09(Mon) 22時半頃
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[――そんな私たちの生活が変わってしまったのは、 一体いつからだったろう?
在る日を境に、温和だった旦那様は 酷く塞ぎ込むようになっていた。 奥方様やお嬢様の言葉にも耳を傾けず、 自室に籠る日々が暫く続いた在る日。 ――奥方様と執事長の乗っていた馬車が事故に遭った。
即死だった、と聞いている。 遺体を確認した使用人は「決して見てはいけない」と 私たちに念を押してきたけれど。 …あの時のお嬢様の色を失った顔を見れば、 遺体の惨状がどれほどだったかは凡そ想像がついた。
そして、その日を境に 旦那様と、屋敷の中はすっかり変わってしまった。]
(27) yuno 2017/10/09(Mon) 22時半頃
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[旦那様の姿を部屋の外に見ることは無くなり、 長年屋敷に仕えていた使用人たちは、 次々と暇を出されて屋敷から去っていった。
代わりにやってきたのは、得体の知れない破落戸や 黒い髪と糸のように細い目をした怪しげな東洋人たち。 そして何より、彼らが外から運んでくる二馬車には 怪しい臭いのするものがいくつも乗せられていた。
そして屋敷に残った私たちには、 食事のあと必ず飲むように、と奇妙な薬を渡された。 薬の種類は日によってまちまちで、 丸薬のようなものを複数渡されることもあれば、 粉薬や飲み薬のときもあった。
奇妙だと思いながらも、私たちは それに逆らうことはなかった。 ……逆らえば、どうなるかわからなかったから。]
(28) yuno 2017/10/09(Mon) 22時半頃
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[お嬢様は旦那様の行為に大層胸を痛めていた。 連日、旦那様の書斎や自室の前に立っては 懸命に説得を試みようとしていたけれど。
……あれは、いつだったか。 旦那様の書斎から歩いてきたお嬢様は、 明らかに様子がおかしかった。 血の気を失った顔色と、震える細い肩。 陽の光を避けるように、廊下の端を歩こうとする姿。 そして……それが、昼間にお嬢様の姿を見た最後になった。]
(29) yuno 2017/10/09(Mon) 22時半頃
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[陽のある時間帯に彼女の姿を見なくなって。 彼女の愛した薔薇が、色褪せて花弁を散らすようになった頃。
その頃には、屋敷に残る使用人は 私を含めてもほんの数人ほど。 そして……私を含めてその全員が、身体の異常を感じていた。
時折、酷い頭痛に苛まれる。 そして、それまで何をしていたのかわからなくなる。 まるで、自分が自分ではなくなっていくような、そんな感覚。
夢遊病めいた足取りで、 それでも屋敷の仕事をこなしていた使用人が居なくなった在る日。 私は、旦那様に屋敷の奥にある一室へと呼び出された。]
(30) yuno 2017/10/09(Mon) 22時半頃
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[月の満ちた、美しい夜だった。
その一室に居た……否、囚われていたのは その姿を見なくなって久しい、懐かしい銀の髪。 けれど、その姿は記憶にあるものと幾分異なっていた。 陶器のように滑らかな、しかし真っ白な肌は 生きている人間のものとは思えなかったし、 何よりその瞳は、既に人のそれとは異なるものと変貌していた。
ただ、銀の髪と、その麗しい貌はあの頃のお嬢様のままだった。
――血を、と目の前の“彼女”は口にする。 …嗚呼、と息を吐いた。 もう、“彼女”は既に私たちの知るお嬢様ではない。 如何なる理由でかは理解らないけれど、 彼女は最早、人ではないものになってしまった、と。
血を、と再度口にする彼女に、私は首を横に振った。 そうして、声をかけた。――…お嬢様、と。]
(31) yuno 2017/10/09(Mon) 22時半頃
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[――瞬間、目の前が赤く染まった。 その次の瞬間には、喉を裂かれたこの世のものとも 思えない激痛に、声無く床を這って悶絶した。
痛みにのたうちながら、彼女を見た。 その白魚のような繊手が、月灯りに照らされて 赤く染まっているのがぼやけた視界にも 妙にはっきりと映ったのを覚えている。
そうして――彼女が床に這いつくばった私の身体を 仰向けにしてその血を啜り始めたときのことも。 …同じように、覚えているのだ。
月灯りを背に、彼女が私の喉に口づけたときの恍惚を。 かつて薔薇色に色づいていた頬を、唇を、 私の血に染めて、うっとりと微笑んでいたことを。 地に染まった繊手で、私の頬に貼り付いた髪を梳く、 その仕草に、かつて姉のように慕った彼女の面影を見たことを。 ……どうして、今まで忘れていたんだろう。]
(32) yuno 2017/10/09(Mon) 22時半頃
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[――その姿を見たとき、私はきっと変わってしまった。 “彼女”が望むのならば、命あるかぎりこの血を彼女に捧げようと。 そう、痛切に思ったのに。
私の血を啜るたび、彼女は日に日におかしくなっていった。 血を啜っては暫く陶酔に酔うような仕草を見せたと思えば、 突如として狂乱に走ったり。時に意識を失ったり。
何より、彼女が日に日に弱っていくのが 目に見えて伝わってきていた。 それでも、彼女が私を求めるのを辞める気配はなくて。 何度となく止めようとした。 けれどそのたびに、 彼女は駄々をこねるようにして暴れるものだから 私は結局、それに逆らうことはできなかった。
そして、月が欠けて再び満ちた夜のこと。 私の血を啜り終えた彼女は眠るように倒れ込んで。 ――そのまま、二度と目を覚ますことはなかった。]
(33) yuno 2017/10/09(Mon) 22時半頃
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[薄々、感づいてはいた。 けれどそれを認めることが恐ろしかった。 ――…彼女と同じように、私が既に私の知る私では なくなってしまっているということに。
旦那様が、私に告げる。 『お前の血は血を啜る者にとっての毒になったのだ』と。 この血を啜った者に甘い陶酔と強制的な酩酊感と 強い依存性を与える麻薬のようなもの。 それはまるで、極上の美酒と安い酒を一度に喰らうようなものだと。 そしていつか、その毒は喰らう者を死に至らしめる。
何故、こんなことをしようとしたのか。 それを問う為の声は、もはや彼女に奪われたまま。
最初の夜に、負った傷は その夜の内に傷を縫われ手当されていたけれど 旦那様には発声には問題ないはずと言われたけれど。 ……その後も結局、私の声が戻ることはなかった。]
(34) yuno 2017/10/09(Mon) 22時半頃
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[それから、旦那様は私を吸血鬼を狩るための、 或いは誘い出すための道具として利用するつもりでいた。
そうして投与された薬は、 私から、私という記憶を消し去るためのもの。 記憶を消して、彼にとって都合の良い人格を 意図的に作り出すためのもの。
疑うことを知らず、最初に目にした者の後を追う 雛のような人格。 従順で捕らえやすい贄を求める者にとっては 実に都合の良い餌としてのそれ。
そうして、放り出された先に辿り着いたのは、 あのとき目覚めた牢獄だった――。]*
(35) yuno 2017/10/09(Mon) 22時半頃
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[気がつけば、彼女の顔が近くにあった。>>10>>11]
…!
[はっとしたように瞬きを一つ。 それまで夢うつつだった意識が急に彩度を帯びる。
それでも、黒妖犬が追ってきたそれを 阻もうとしていることも 否、それが追ってきたということさえも 既に意識には上らず。
再び頬に朱が差すのを感じて彼女の裸身から視線を逸らせば、 笑うような声音が間近に響いた。]
(36) yuno 2017/10/09(Mon) 22時半頃
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