194 DらえもんNび太の遺産相続
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ー昨日/ドロシー令嬢の部屋ー
は、はい……ありがとうございます……。
[リッカ・ヘンダーソンの人生において、のぞき込んだ瞳を自分から逸らした経験などほぼ皆無に等しい。 それが何故か今日になって立て続けに二連続である。これはいったいどうしたことか。 先ほど部屋に入ってきたときの鋭い視線はどこへやら。きらきらと少年のような瞳で熱弁する青年>>231を目の前に毛ジラミサイズの良心をちくちくと痛めながら、リッカは考えた。
そうしているうちに青年は令嬢に向き直る。>>232 どうやらマダムの部屋に用事があるらしく。 そしてその彼のために、明日ならば鍵を開けて中に入ってもいいと令嬢は言う。 「X城の思い出」のある、マダムの部屋に。]
……っそれは、
[私もお邪魔してよろしいですか!? そう聞こうとして口を開くより先に、令嬢からのお誘い。>>241]
(32) 2016/08/02(Tue) 18時半頃
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是非!!
[嬉しさのあまり彼女の手をとってぎゅっとシェイクハンドしながら満面の笑みで頷く。 謎に包まれた「X城の思い出」実物を見ることができる。それだけでもう、記者魂がめらめらと燃え上がってくるのを感じる。 明日は絶対一眼レフを忘れないようにしないと、彼女は心に誓うのだった。]
[そうこうしている間に青年は部屋を後にしていた。 そういえば彼には「あの質問」をしていないなあと考えるも、彼も共に絵を見るならそのときに問えばいいかと考え直して。 そろそろ明日に備えて退出しようかとしたときだった。]
いいえ、とんでもない。むしろ大収穫でした。取材のご協力感謝いたします。
……はい?
[あのね?と潜められた声に、首を傾げて聞き返せば。 貴女を呼んだのは自分だという、令嬢の言葉。 ーーかああ、と。頬に熱が集まるのを感じた。]
(33) 2016/08/02(Tue) 18時半頃
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そ、それはそれは、どうも!ありがとうございました!
[それでは!と、弾み始めた心臓を抱えたままぎこちなく退出するだろう。 自分の書いた記事が認められて、選ばれた。それはこんなにも嬉しいことなのか。 今この瞬間において、もしマダムとドロシー令嬢を比べる問いかけをリッカに繰り出せば。 リッカは光の速さで令嬢を選ぶだろう。なんせ初めてだ、こんな経験は。
フォーサイの記者は、褒められることには慣れていないのだ。]**
(34) 2016/08/02(Tue) 18時半頃
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ー朝/自室ー
[今日も今日とて、赤縁眼鏡は今日も彼女の戦友だ。 耳にかけ、レンズ越しに世界を見渡せば自然と気合いが入る。 もっとも、今日に限っては気合いは昨日の夜から入りっぱなしだ。おかげさまで多少寝不足だけれど、目の下のクマだってきっと眼鏡が隠してくれる。]
よし、今日も一日頑張るぞ!
[いつもより気持ち多めに喝をいれて、自室を出た。]
(74) 2016/08/03(Wed) 00時頃
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ーマダムの部屋ー
[もしリッカが以前にもこの部屋に入ったことがあったのならば、本棚の位置が僅かに変わっていたことに気付けたかもしれない。 気付けたならば彼女は嬉々としてそれが示す意味を暴こうとするだろう。 しかしそれは仮定の話であり、マダムの部屋に初めて足を踏み入れた彼女は椅子に腰掛けた令嬢と絵を眺めている青年に、にっこりと笑顔で挨拶をした。]
おはようございます、ドロシーさん。キルロイさん。 お招きいただき、ありがとうございます。
[目を奪われる、というのはきっとこういうことを言うのだ。 部屋に入った瞬間、それを実感した。 もうここにはいない貴婦人と、彼女とともに在った一枚の絵。 普段死人に想いを馳せることなどないリッカですら、黙して絵画と向き合うしかなかった。 不意に、傍らの青年がぽつりと呟く。>>43]
キルロイさんは、この絵がお好きですか?
[質問をマイナーチェンジしたことに特に意味はない。 ただ雑談の延長のようにそう問いかけた。]
(76) 2016/08/03(Wed) 00時頃
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