127 【完全RP村】P.S Episode2
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ー自室ー
[床に散らばる失敗作の魔術式。雪崩を起こした本棚。仄かに漂うインクと薬品の匂い。 普段それなりに整頓されているはずの部屋は、珍しく荒れていた。]
だめだ、こんなの…! こんな方法じゃ、上手くいくわけない!
[久しくなりを潜めていた癇癪が爆発して、書きかけの紙をまたぐしゃりと丸める。 求めるものに、思考も理解も技量も追いつかない。そのことが、ただただ悔しくて。]
ーーお兄ちゃん、帰ってこないかな…。 …怒られる、かなぁ。やっぱり。
[机の上に突っ伏して、そんな思いを口にする。 シムなら、どんな解を導き出すだろう。幼い頃から神童と讃えられ、その呼称に恥じない才能を発揮してきた、大好きな兄なら。 でも彼の力を借りたいと思う反面、正直に目的を告げれば止められるのは必然で。]
(12) 2014/07/14(Mon) 19時半頃
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[うつ伏せたまま悩みに悩んで、結局はペンをとった。 このまま部屋でうじうじしていても、状況は打開できない。なら少しでも、可能性がある方に動こう。 その結果、彼を心配させたり怒らせたとしても。]
…やるって、決めたんだもん。 『行って、待ってて』。
[書き上げた手紙は小さな飛行機の形に折って、お願いと共に飛ばす。 風もないのに飛んでいくそれを見送って、また机へ向き直った。こんなことで、挫けてはいられないんだから。]
(13) 2014/07/14(Mon) 19時半頃
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[シムが部屋に帰って来ると、どこからともなく紙飛行機が飛んできて机上に着陸する。 自ら読まれるために広がった紙には、見慣れた妹の字が並ぶ。]
ー紙飛行機の裏ー
お兄ちゃん
お帰りなさい。大丈夫だった? 怪我とか、してない?
あのね、大事な大事な相談があるの。 あとでそっちに行ってもいい? ミミ
(-8) 2014/07/14(Mon) 19時半頃
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ー自室ー
…あ。
[姿を変えて帰ってきた手紙。その羽ばたく姿に、何を言われたわけでもないのに胸が締め付けられる。 手のひらに迎えたそれを丁寧に広げて、彼らしい返事に微笑む。何はともあれ、無事に帰ってきてくれたことは本当に嬉しくて。]
ん?……あれ? 珍しいなぁ…誰だろ。
[早速部屋を出ようとしたとき、滅多に音を立てない内線がけたたましく鳴り響いた。ほぼ初めて聞く音色に顔をしかめながら、通話を受けようと手を伸ばして]
(26) 2014/07/14(Mon) 23時半頃
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こちら、ミッシェル=ブロスフェスト。 何かご用命でしょうか?
[誰からかわからないので、丁寧で固い応対。 通話の相手が誰なのか判明すれば、そんなよそ行きの顔はすぐに崩れてしまうけれど。]
(-21) 2014/07/14(Mon) 23時半頃
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やだ、ベネット?どうして内線なの? どこの上官かと思っちゃった。 …ふふ、役に立てて良かった。お帰りなさい。
[さっそく試用の感想をくれる彼に、安心をにじませた声で迎える言葉を。拠点内でのごたごたは…そこにミッシェルが巻き込まれていたことは、彼の耳には入っていただろうか。]
…シムも、帰ってきてるよね。部屋にいるかなぁ?
(-30) 2014/07/15(Tue) 00時半頃
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あはは、変なベネット。 …そっか。ありがと。 薬のことなら、何かあったらいつでも言ってね?
[向こうから何も言ってこないのなら、あえてミッシェルから話すこともない。彼が通信を切るのを待って、こちらも内線の機器を元の場所へ戻した。]
(-32) 2014/07/15(Tue) 01時頃
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―自室→シメオンの部屋―
[内線を切って、机の上に散らばった書きかけの術式をかき集める。その中から比較的使えそうなものだけを選別し、それだけを携えて部屋を出た。]
…シム?入るね?
[目指す兄の元まで、そう時間はかからない。 ノックの後、無遠慮にドアノブを回す。開いているならばそのまま中へ入って、開かなければシムが出迎えてくれるのを待って、胸に抱いた紙束を彼の目の前に突き出すだろう。]
あのね、シム。私、作りたいモノがあるの。 でも、ひとりじゃ上手くできそうになくて。
[手伝って、と上目づかいに見上げる翡翠には、シムの返答への不安と期待が入り混じる。]
(37) 2014/07/15(Tue) 01時半頃
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[紙に記された走り書きには「時間の巻き戻し」「強制」「再起動」「代償」などの穏やかではない式が並ぶ。どれも禁術の数歩手前、世が世なら邪術と忌み嫌われる類のものも少なくない。 鋭く聡明な彼は、気付いてしまうかもしれない。 ミッシェルが、死者の蘇生に手を出そうとしていることに。]
他に、頼れる人がいないの。 お願い。お兄ちゃん、手伝って?
[していることは、いつもの我儘なおねだりと大差ない。違うのは、甘えを感じさせない真剣な眼差しと声色。 譬え叱られても、これだけは譲るつもりはないと。]
(-33) 2014/07/15(Tue) 01時半頃
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[予想通り、返って来るのは厳しい詰問。けれど構想の粗を突かれることはなく、考え抜いた理論への確信を得る。 褒められているわけではないのに、やっぱり兄に認められることは無条件に嬉しくて。泣き顔に近い微笑みを浮かべて、顔をあげる。]
わかってる。 でもね、大切な人が死ぬなんて、我慢できないの。 何とかする方法があるなら、ミミは…
[答えとは裏腹に、震える声と手。 のしかかってくるものが怖くないわけではない。 でも。兄や仲間を、そして彼を守るためなら。]
ーー代償でも何でも、ひとりで全部受けるよ。 覚悟は、決めた。
[視線に迷いはない。誰に何を言われても必ず成し遂げると、甘えの消えた表情が物語っていて。]
(-39) 2014/07/15(Tue) 09時頃
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[兄の反応は、この術式が間違っていないことを示す指標になった。それがミッシェルの背を押す。 紙束に目を落としたままの彼は、怒っているのか。それとも、呆れている?]
ごめんね、シム。 疲れてるのに、変なお願いして。
[謝罪は心からのものだけれど、制止を聞き入れるつもりはない。シムにも、それはわかっているのだろう。]
(53) 2014/07/15(Tue) 20時頃
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ありがとう、シム…ここのね、制限解除。 私、闇は上手く扱えないから…
[紙に記された、一行の式を指差す。 魂を肉体に戻すために、一度そこから離れた事実を無かったことにする術。 理論の構築は出来ても、実際に制限を引き剥がす行程には自信がない。]
そこだけ教えてくれたら、あとはひとりでする。 それ以上、迷惑はかけないから。
(-51) 2014/07/15(Tue) 20時頃
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[シムによる"実演"に、目を見開いて魅入る。命を取り戻し、しかしすぐに萎れてしまった鴉を見れば、形の整った眉を顰めた。]
媒介…かぁ。
[兄の杖でダメなら、何を選べばいいのか。 しばらく考え込んで、思い至って、伏せていた瞳を上げる。]
それって、モノじゃなくても大丈夫だよね? ミミのアレで、代わりになるかな。
[背中に彫られた魔法陣。魔力を増幅する代わりに、術を使うと自分の位置を広く気取らせてしまう厄介な代物。 刺青から溢れる魔力と自分自身の肉体で、願いを成すことは出来るだろうか。]
(-66) 2014/07/15(Tue) 23時半頃
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