人狼議事


118 冷たい校舎村【R15】

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看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/04/10(Thu) 00時頃


【人】 看板娘 櫻子

―寝ている最中―

[ゆめをみた。
ちがう。むかしのこと。
いまみたいに、ねむっていたあのときのこと。]

(7) 2014/04/10(Thu) 00時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[暗闇。深夜。お姉ちゃんと一緒の部屋。隣のベッド。
眠りは深い。夢も見ていない。

でも、そんな時、髪が――まだ短かった髪が、撫でられた。
とても、優しい手つきで。慈しむ様に。

お父さんのごつごつした手ではない。
お母さんの細い手でも無い。
柔らかくて、少し小さい、この手は。]

(ああ、お姉ちゃんの手だ。あたたかい。)

[そこで少し覚醒したのだけど、
ずっとそうしてほしくて、寝たふり。

でも、その手が離されたころには、
再び微睡んでいた気がする。]

(8) 2014/04/10(Thu) 00時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[優しいお姉ちゃん。明るいお姉ちゃん。
頭もよくて、家族の中心だったお姉ちゃん。
お父さんもお母さんも、私も。
皆お姉ちゃんが大好きだった。

でも。]

(12) 2014/04/10(Thu) 01時頃

【人】 看板娘 櫻子

「さくらこ、ごめんね」

(14) 2014/04/10(Thu) 01時頃

【人】 看板娘 櫻子

[あの時微睡みの中で、
暗闇の中で聞こえた姉の声が、忘れられない。]

[ああ、なんであの時に気付かなかったのだろう。]

[気付いていれば、引き止めていれば。
大好きな家族がここまで壊れる事も、無かったのに。]

[そして、あの時から自分は、欠けた姉を、]

(17) 2014/04/10(Thu) 01時頃

【人】 看板娘 櫻子

 ――――…!

[チャイムが鳴る>>#0
夢から引き戻されて、意識が覚醒する。]

 ゆ、め。

[うわごとの様に、呟く。
身体が震えるのは、寒さの所為だけでは無かった。
頭も痛い。

保健室に行けば、薬はあるだろうか。
その前に、髪もとかさないと。
トイレの鏡なら大きいから、先ずは、そこへ。

お姉ちゃん。あなたならまず、そうした、はず。

そんな事をぼんやりと考え、のろのろと立ち上がった。**]

(18) 2014/04/10(Thu) 01時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/04/10(Thu) 01時頃


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/04/10(Thu) 01時頃


【人】 看板娘 櫻子

[のろのろと女子トイレへ。
新しく作られたかのようなそこで、
やはり汚れひとつない鏡の正面に立って、
自分の顔色の悪さにぎょっとした。]

 (ゆめのせいだ)

[恨めし気に心の中で呟く。
カーディガンのポケットから櫛を取り出して、髪を梳いた。

その最中――教室から近く、静かな空間もあってか、
外で誰かの足音が聞こえてきて、扉の方へと顔を向ける。

教室から、誰かが出て行ったのだろうか>>80。]

(83) 2014/04/10(Thu) 20時半頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/04/10(Thu) 20時半頃


【人】 看板娘 櫻子

[バレッタで留めて、扉を開く。
外へ踏み出せば、もう、いつもの自分へ。
ああ、でも、顔色までは誤魔化せなかったかもしれない。

誰が出たのだろう。皆起きたのかな。
そんな事をぼんやりと思って、教室の方へ歩いていれば。
人の姿>>71が見えて。]

 ……鞍馬。

[見えた彼の名を、ただ呼ぶ。]

(86) 2014/04/10(Thu) 21時頃

【人】 看板娘 櫻子

 いやあ、なんていうか?
 やーな夢見ちゃったからー、そのせいだよ。

[へらり、諌められれば>>90苦笑する。
ひどいかお、と言われたから、
ひどくないもん。そう頬を抓って変な顔をしてみた。

でも。ふ、と手を離して、呟いた言葉があった。
彼に届いたかは、わからないけれど。]

(98) 2014/04/10(Thu) 22時頃

【秘】 看板娘 櫻子 → 友愛組合 チアキ

[呟いたのは、]

ごめんね。
すぐ、もどるから。

[どこか、ずれた「ごめんね」だった。]

(-43) 2014/04/10(Thu) 22時頃

【人】 看板娘 櫻子

[それもすぐに笑みに戻って。]

 あ、ねえねえ。
 鞍馬、どこ行こうとしてたの?
 なにかあった?みつけた?

[彼の心配を誤魔化す様に、矢継ぎ早の質問を。]

(100) 2014/04/10(Thu) 22時頃

【人】 看板娘 櫻子

[溜め息は、聞こえないふり。]

 かりゅーが…

[何かを思い出した様な鞍馬は、いつも通りの様子で。
そして、柚木について言ってくる>>102

その様子は、気を遣ってくれたからだろうか。
一緒に行くか、そう、聞かれれば。]

 いくよ。

[他に選択肢なんて、無かった。]

(110) 2014/04/10(Thu) 23時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[そして次には、どこ?と聞いて。
場所を聞けば、髪をなびかせて。

彼よりも早足で。彼よりも前を歩いて、向かっただろう。

それは、なりきれていない、崩れた顔を。
頭痛で時たま、歪む顔を。
見られたくなかったからなのかも、しれない。

おねえちゃん、おねえちゃん。
あなたはそんなかお、みせてなかったものね。*]

(112) 2014/04/10(Thu) 23時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[二階の渡り廊下>>119。そこに柚木は居た>>118
お姉ちゃん!――そう言われて振り向かれれば、
一瞬たじろいで、]

 ご、ごめんね…
 かりゅーのお姉ちゃんじゃないけど…
 
[苦笑して。頬を軽く掻いて。]

 …大丈夫だった?

[満面の笑みに、罪悪感を覚えながら、聞いた。]

(123) 2014/04/11(Fri) 00時頃

【人】 看板娘 櫻子

[あからさまに落胆されれば>>130
仕方ないな、なんて、思う。

でもどうしてだろう。こんなに突き刺さるのは。

目の前の彼女が求めているのは姉。
自分の根底にあるのも姉で。
それらは違う。別だ。

分かっていても、姉じゃない、それが。
ただそれが、圧し掛かってきている、気がして。]

 …………
 ごめん…見てない。

[ゆるゆると、彼女の問いには。
顔を隠す様に俯いて。首を横に振る事で答えた。]

(135) 2014/04/11(Fri) 00時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[覗きこまれれば>>138、慌てて顔を上げて。]

 …ううん。だいじょうぶ。
 ちょっと、嫌な夢みたから、それがあるのかもー。

[はぐらかしつつ、ぽんぽん、と、柚木の頭を撫でた。
そして、視線は開け放たれた窓に向けられる。]

 ………?
 なんで、あれだけ開いてるの?

[すい、と、話題を逸らす様に。
窓を――マネキンの見える>>53、窓を、指差した。]

(139) 2014/04/11(Fri) 00時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[彼女から返ってきた、
その言葉>>142を飲み込もうとして、

―――…失敗した。]

 …………おちてる?
 とりづかが?

[聞いても、あまりにも、いつもの様に言うから。
一瞬よく分からなくて。]

 …落ちてる?

[どういうこと。なんで。どうして。
咄嗟に近づいて確認しようとする、が。]

(147) 2014/04/11(Fri) 01時頃

【人】 看板娘 櫻子

[――ぴしゃん。

窓が閉まった>>143
否、閉められた。鞍馬によって。
どうして閉めるの。その向こう、なに、が。]

 ……くらま、ねえ、どういうこと。
 とりづか、おちてる、って。なに…。

[鞍馬に近づいて、震える声で問いかける。
一気に顔が青ざめた。
同時にぶっきらぼうになった彼に、恐怖も感じていた。

その表情は、いつもの自分とはかけ離れたもので。

"剥がれた"
そんな表現が当てはまったのかも、しれない。**]

(149) 2014/04/11(Fri) 01時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/04/11(Fri) 01時頃


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/04/11(Fri) 18時頃


【人】 看板娘 櫻子

 ………。

[鞍馬の笑み>>155が、尚更不安になる。
私は、見なくていい。
心配しての事か、でも、]

 ……私は、だいじょうぶ、だよ。
 だって…

[だって。
その後の言葉は、小さいものとなった。

そして、またしても俯いてしまう。
大丈夫。その言葉と裏腹に、
鞍馬の制服を掴んでいたのは、何故だろう。**]

(184) 2014/04/11(Fri) 19時頃

【秘】 看板娘 櫻子 → 友愛組合 チアキ

 …私は、お姉ちゃんになってるから…大丈夫。

[だって。その後に続いた言葉。
自分に向けて唱える様な言葉。

柚木とはまた違う様子で、姉と言う姿を、
そして、姉になるという、不自然な言葉を。

彼は、どう思ったのだろう。**]

(-72) 2014/04/11(Fri) 19時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/04/11(Fri) 19時頃


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/04/11(Fri) 21時半頃


【人】 看板娘 櫻子

[肩を掴まれて>>185、びくり、と震えた。

"何で姉貴ぶろうと――"

そう強く言われた言葉が、何かに触れた気がして、
ひ、と堪えていたものが、瞳から溢れた。

そして、強く首を振って。]

 だって、おねえちゃん、いなくなっちゃったから、
 あの時から、お父さんもお母さんもばらばらになったの、
 だから、わたしが、強くて、しゃんとして、元気で、
 ―――そんなお姉ちゃんにならないと、だめ、なの、!

[吐き出す言葉は、
嗚咽交じりで、切羽詰まったものだった。]

(186) 2014/04/11(Fri) 22時頃

【人】 看板娘 櫻子

[気負う、私は気負っていたのだろうか>>189

「いいんだ、櫻子」

そう言ってきた両親がよぎって、
ああ、と、そうなのかな、なんて思って。

呟かれた言葉も相まって、
ぼろぼろ、何かが崩れた気がして。]

 ………。

[場所をうつそう。
小さな声でそう言って、彼の手首をつかんで。
自然と足は、姉の好きだと言っていた図書室へ向かった。

柚木が居なくなったことに気付いたのは、
暫く後の事だった。*]

(202) 2014/04/11(Fri) 23時頃

【人】 看板娘 櫻子

―図書室―

[図書室。あのアルバム>>2:225を見つけた場所。
そこの椅子に座って、と鞍馬にすすめ、
自分はアルバムをもう一度取ってくる。

鞍馬は座っただろうか。
どちらにせよ落ち着けば、さっきはごめんね、と告げて。
姉の写真のあるページを開いて示し、ぽつぽつ、語る。]
 
 お姉ちゃん。雅っていうの。
 私が中学生の時…
 ちょうど、大学に入学したばっかりだった。

[彼は、「櫻子」とそっくりな写真を見て、どう思ったか。

ちら、と見やって、
そのまま、思い出と言うには痛い過去を告げる。]

(203) 2014/04/11(Fri) 23時頃

【人】 看板娘 櫻子

 自慢だった。家族の中心のお姉ちゃんだった。
 私の…すごく尊敬するお姉ちゃんだった。

[部屋も一緒だったんだよ。
なんて、少し笑ってみる。

しかしその表情も、続けた時に曇った。]

(204) 2014/04/11(Fri) 23時頃

【人】 看板娘 櫻子

 でも、寝てる時に。夜に。
 お姉ちゃん、失踪したの。とつぜん。
 目覚めたら、隣で寝てたはずのお姉ちゃんがいなくて、
 リビングに行ったら…別、って思う家族がいた。

 お父さんは茫然としてた。
 お母さんは泣き崩れて、しまいには寝込んだ。
 私はただ見てるだけだった。

 お姉ちゃんはまだ見つからない。
 なんで、居なくなったのかも分からない。

 でも、家族、壊れるの嫌だったんだ。
 お姉ちゃんが居なくなったからこうなった、って、
 中学の私は、思って。

[それでこうなったの。と。言う。
あれ以来暗闇は苦手になった。
父と母は、体は治ったけれど、なおもこじれたままだ。]

(205) 2014/04/11(Fri) 23時頃

【人】 看板娘 櫻子

 しかもさ、お姉ちゃんになる度に、
 お父さんもお母さんも、悲しそうな顔してたの。

 「いいんだ」って。
 言われた時には、分からなかった。
 
 逆に、どうしてそんな事いうの。
 どうしてそんな顔するのって…。

 ……でも、鞍馬が、
 "私"にいてほしいって言ったの、聞いて。
 ああ、そういう、事なのかなって…。
 
 "私"は、"私"が、良いのかなって…。

[もう、遅いのかなあ。
最後、そう言った声は自嘲を含んでいた。*]

(208) 2014/04/11(Fri) 23時頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/04/11(Fri) 23時頃


【人】 看板娘 櫻子

 …うん。
 ……わすれない。

[閉じられたアルバム>>212
それは姉とのさよならにも見えた。

ああでも、胸がすっとした気がした。

お父さん、お母さん、これで、良かったんだよね。

私、もう、良いんだよね。]

(220) 2014/04/11(Fri) 23時半頃

【人】 看板娘 櫻子

 …くらま。

[零れる涙を、カーディガンの袖で拭った。
気障じゃない。強く首を振る。

そのまま彼を、真っ直ぐ見据えて。]

 …ありがとう。

[くしゃくしゃの笑顔を見せる。
崩れたそれ。ひどいかお。

だけど、"結城櫻子"の、笑顔だった。]

(222) 2014/04/11(Fri) 23時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[彼は、笑い返してくれただろうか。]

 …なるべくすぐ…落ち着いたら、教室に戻るから。
 先に、戻ってていいよ。
 
 あんまり…その、私でも…
 流石に泣き顔まで見られるのは恥ずかしいなあって…。

[苦笑して、我儘でごめんねと。
そう言って、すん、と、軽く鼻をすする。]

(224) 2014/04/11(Fri) 23時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[鞍馬>>228を見送る。軽く、手を振って。
囁かれた事、言いたい事?なんだろう。
帰ったら、聞いてみよう。


そう思って、ようやく泣き止んだ時。
さあ戻ろう。そう思って、入口の扉に触れた時。]

(233) 2014/04/12(Sat) 00時頃

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