244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】
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[顔全体で不満を表現しながらも 腕の中から離れる気は、毛頭ありません。
よく見て。と、ガストンのシャツをぐいぐい 皺がよるくらいに引っ張って ついでに背伸びのおまけもつけましょう]
うん!うごくよ [どうだ!と、胸を張りたい気分です 大人への第一歩、とは少し違いますが 少なくとも、ガストンとお揃いになれるのですから]
(24) 2018/06/16(Sat) 00時頃
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[足が早ければ、人間が来た時に教えに行ける。 力が強ければ、疲れた時に支えになれる。
なにより、お揃いなのですから わからないことも教えてもらえるでしょう。
目の前の喜びに夢中な少年は 自分の耳を撫でる男の笑顔が、少しだけ歪んだことに気がつけません。
ただ、嬉しくてたまらないと 体を捩って、けらけら笑い声をあげて]
悪い人間がどの辺りから来るのか。も!
[山の遠くのことを教える。 その言葉の意味を少年は知りませんでした。]
(25) 2018/06/16(Sat) 00時頃
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[山の色々なところを教えてもらったなら 悪い人間が来る場所を、岩や倒木で閉ざしてしまおう そうして冬の間、二人でいても安全なように 眠れる場所を探そう。そんなふうに考えて]
ガストンとお揃いだね!
[伝えたかったことの一つ 熊になったことは、伝えられました。
けれど、ここに残ると決めたことは あの日のまま、緩いでいないのだから 伝わっているのだろうと
そんなふうに安直に考えている子熊の耳にも どこからか、微かな虫の音が届き始めておりました*]
(26) 2018/06/16(Sat) 00時頃
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―― 文字でのおしゃべり ――
[それは、前に作ったテントウムシが乾ききった頃。
色とりどりのテントウムシを窓に飾ろうとした時 ちらりと、ポストの中に見えた影>>1:320 浮き足ってポストの中を覗き込めば そこには、手紙が一通入っておりました。
宛先はだれと書かれているのでしょう? 落ち着かない手を抑え、手紙の表を確認すれば そこに書いてあったのは、自分の名前 その上、筆跡に見覚えがありましたから 返事が来たのだと、すぐに気がつけます。
返事が来たからには、次の返事は自分の番 ぱたぱたと家の中に駆け込んだ少年は 机の上に羊皮紙を広げました]
(47) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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フェルゼへ
お返事ありがとう。 うん。ドリって呼んでくれる方が嬉しいな。 ガストンもそう呼ぶから、そっちの方が落ち着くんだ。
あ、ガストンはね。飛び乗れちゃうくらいにおっきいよ ガストンはちょっと前にケガしたから さすがに今は飛び乗るのはガマンしてるけどね。
リッキィさんは、色々な魔法が使えるんだね! フェルゼも魔法が使えるなんて、二人ともすごいや ガストンは他の魔法は使ってるところ見たきおくないから 魔女や魔法使いも、色々ってことなのかな? そう考えるとちょっと面白いや。
ニンジンケーキはね、オレンジとシナモン入れるのがコツだよ リッキィさんもニンジンケーキ食べられるといいな。
テントウムシ2匹、いれとくね。 ドリ
(48) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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[書き終わったなら贈り物の準備。 小さな袋を紐で手紙へくくりつけます。
完成した手紙をポストに入れたなら 無事に届くように、手を合わせてお祈りのポーズ。 ぱたぱたと駆け足で家の中へ戻っていったのでした*]
(49) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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/* フローラさんの変わり方が素敵
(-6) 2018/06/16(Sat) 12時半頃
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―― ありがとうと、ごめんなさいと ――
[季節は少し遡って、まだ無花果の盛りの頃のこと 朝一番にポストの中身を確認すると 隅っこの方に新たな手紙が一通>>1:332
ここまで何度か文字を介したやり取りをして 手紙には慣れ始めた少年ですが やっぱり、新しい手紙には心が踊ります。
大事に大事にお腹へ抱えて家に戻り 藁の寝床の中、腹ばいになって手紙を読み始めます 手元にはもちろん、お返事用の羊皮紙とペンも一揃え]
(70) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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ペラジーさんへ
お返事、ありがとう。 自分の紹介もしないで、お願いだけ先にしちゃってごめんなさい。一からお手紙考えるのってなかなかむずかしいなって思いました。
名前は伝えたから、あとはねんれいと、住んでるところでいいのかな? えっと年は7才で、今ボクは山でガストンという人と住んでいます。ガストンはクマに変身できる、大きな男の人です。 ペラジーさんの魔女さんが、血がつながってなくてもお姉さんで親で家族なように、ボクにとってはガストンが、お父さんで大事な家族です。
ボクは住んでいた村が食べ物が取れなくなっちゃって、人買い。という人に売られました。 二人いた妹は、ボクより先に連れていかれちゃったから、どこにいるかわかりません。 ボクは、山で事故にあって死んじゃうところだったのをガストンに助けてもらいました。 冬まで家においてもらって、それから妹たちを探しに行くって予定でした。
(71) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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でも、ガストンはケガをして、左うでをなくしちゃいました。 だから、ボクがガストンの手の代わりになりたいって思ったんです。 だから、ペラジーさんに小さい子が困っていたら、助けてあげて。ってお願いしたのは、完全にボクのワガママなんです。
ガストンの側にいたくて、でも妹たちがどこかで困っているのもいやで、あんな風にお願いしたんです。 自分ではもう探しにいかない。ガストンといるって決めたから ごめんなさい。ボクは優しくなんかないんです。 お祈りしてくれてありがとう。 ペラジーさんが、何かで困った時も だれかが笑い顔にしてくれるといいなって祈ってます。
こんなボクでもよかったら またお話ししてくれるとうれしいです。
ドリベル
(72) 2018/06/16(Sat) 13時半頃
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[袖口をインクで真っ黒に汚しながら綴った手紙は 羊皮紙二枚分の長いものとなりました。
一生懸命書いた手紙でしたが 自分の願いをうまく表せるだけの言葉は まだまだ少年の中には備わっていません。
それでも、妹が見つかることを祈ってくれた 優しいその人が少しでも幸せであるように 自分がガストンに助けられたように 困ったときに、誰かが助けてくれるように。
悩みながら書いたおかげで 書き終わった頃にはお昼も過ぎていましたけれど ようやく完成した手紙をコトリ。ポストへ入れたのでした*]
(73) 2018/06/16(Sat) 14時頃
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[穏やかだった外見の変化は 熊の耳が生えてからというもの その速度を一気に増して行きました。
それこそ、朝は何の変哲もなかった掌に お昼には肉球が出来ていたこともありました 座りにくいと思ったら、尻尾が生えていたことも。
そして、そんな変化が起こるたび少年は 猫が獲物を見せびらかすように ガストンのところへ駆けて行っては]
ほらみて!おそろい
[そう、自慢げにいうのでした]
(95) 2018/06/16(Sat) 16時頃
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[そんな日々を積み重ね、いつしか季節は過ぎて行きました。 枝に残っていたわずかなイチジクも きっともう、熟れすぎて美味しくはないでしょう。
一つの果実が盛りを終える代わり、次を彩るのは柘榴の赤とアケビの紫 足元に散らばったどんぐりが、歩くたび音を立てて砕けます。
食べられる茸と聞けば、ぽいっと籠に入れて 鮭の捌き方を教わった時には 力任せに捌こうと失敗したりもしたでしょう そうやって、ひとつひとつ教わるたび これからの未来に胸を膨らませて]
あ!じゃあボク登る!
[美味しいと聞いたなら、迷うことなんてありません。 スルスルと、鋭い爪を幹に立てたなら まだ体が軽いのもあり、簡単に登っていけます]
(96) 2018/06/16(Sat) 16時頃
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[そうして、ガストンと繋いでいない方の手に 山の恵みで重たくなった籠を握り締めながら 転ばないように気をつけて、山を歩いていけば]
う、うん 一列のがいいかな? それならガストン、先に通って
[たしかに、ぬかるんだ道が細くなっています。
下の方からはゴウゴウと、低い音が聞こえて来て 落ちたなら、ただでは済まないのだと教えてくれます。
背中の毛をぞくり、震わせながら 恐る恐る一歩、歩みを進めて]
あの時落ちたのも、こんな場所だったのかな
[思い出したのは、あの日のこと。 よく行きていられたと、握る手に力が籠ります*]
(97) 2018/06/16(Sat) 16時頃
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[まだよちよち歩きの頃から木登りは 少年にとって数少ない特技でした。
一番最初に木に登ったのはいつだったか 少年自身でさえ、覚えていないほど小さな頃
枝に止まった小鳥に手を伸ばしていると思ったら 躍起になって枝をよじ登っていたなんて 苦笑いでよく両親に言われたもの
だから、木登りを褒められた時には嬉しくて "こんなに採れるよ"なんて、木のてっぺんへ もし心配されたとしても、気にもせず それは大きな胡桃の房を咥えておりてきたのです]
(151) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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[欲張ってしまった胡桃の房は 籠には入り切らずに、ぶらりぶらり
胡桃が滑り落ちないよう、籠を斜めに傾けながら ガストンの言葉に、少年もまた頷きます]
うん。ボクもびっくりした でもさ、……きっと、良かった
[あの日、荷馬車をひいていた馬は死んでしまいました。 消えた命があるのだから、落ちて良かったなんて 本当は言ってはいけないと思うのです。
それでも、茂みの切れ目に沢が見え そしてそこに、粉々になった木片が見えたなら]
ボクこそ、ありがとう
[繋いだ手をぎゅっと握り締め そっと、沢から目を逸らしたのでした]
(153) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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うん。帰ろう!
[帰宅の合図に 荷物でいっぱいの籠は元気よくぶらんぶらん。
その日の食卓に、山盛りの木の実が出ても 少年は何一つ怪訝に思うことはありません。
だって、熊は冬眠する生き物なのですから 冬眠の前にはたくさん食べて、栄養を蓄えるもの。 『脂肪』というのでしたっけ? それを蓄えて、まるまる太るものなのだと 彼にもらった図鑑には、そう書いてありましたから。
美味しいね。なんて満面の笑顔で 自分と彼の分、二つずつ胡桃の殻を剥いていったのです]
(154) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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―― そして、ある日 ――
[それは、風が冷たくなってきた頃のこと 床に転がり、絵を描いていた少年は 男のため息に、怪訝そうに首を一つ傾げます]
痛いの?
[聞けば、傷が痛いから一人で沢まで……とのこと 彼の表情を見れば、顰めた眉が辛そうで 先ほどのため息にも納得がいきます。
けれど、素直に出かけられるかというと別問題。 傷が痛むというのなら、自分がここにいて 出かけずにお手伝いした方がいいのでは?
なんだか不思議なことを言っている。と ぱちくりと、まばたきを繰り返していましたが]
(155) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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うん、わかった それなら、行ってくるよ
[『手紙』と言われたならば さっきまでの疑問も吹き飛んでしまいます。
少年が最初に手紙を書いた時のように なにか、話しにくいことを伝えるため たとえばそう、お腹が空きすぎて 少年の分のおやつまで食べてしまったとか そんなことを伝えようとしているのかもしれません]
傷が痛いときは栄養いるんだよね? おっきなおさかな、持ってくるね
[理由が想像できたなら、あとは二つ返事。 籠と水筒をしっかり抱え はじめての一人の冒険に逸る心を抑えながら 扉をくぐって、山へと出て行きました*]
(156) 2018/06/16(Sat) 22時頃
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/* みんな佳境に入ってきていて、目が離せない
(-32) 2018/06/16(Sat) 22時半頃
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[ぱたり、後ろ手に小屋の扉を閉めたなら 裸足のまま森の中を歩いていきます。
桑の実季節に与えられた血は 月日とともに少年の体に広がっていき 今では違和感を感じることもなくなりました。
裸足で小枝を踏んでも、もう痛くはありません 籠をつかむ腕もズボンの裾から出る足先も 焦げ茶色のみっしりとした獣毛に覆われて 洋服こそ着ておりましたが、今の少年の姿は 二足で歩く以外ほとんど、子熊と同じ。
洋服を着て、すくりと立つ子熊の姿で 幾度も二人で歩いた沢までの道のりを 一歩一歩、歩いていきました。
迷うことなんてありません 胡桃の木の場所や、アケビの実のある場所 色々なことを教えてもらってあるのです]
(178) 2018/06/16(Sat) 23時半頃
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[だから、一人で大丈夫。 大丈夫なはず、なのですけれど。
空っぽの片手がなんだかスースーします 踏んづけた枝が立てる物音さえ いつもより大きく響いて聞こえます。
道に迷ってはいないけれど まるで迷子になったような感覚に 沢まで行かず、戻ってしまおうかと くるりと来た道を振り返りましたが]
(179) 2018/06/16(Sat) 23時半頃
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約束だもん
[そう、これは頼まれごとなのです。 引き受けた以上、こなさなければなりません。
後退りしたくなるのを奮い立たせるように ぎゅっと強く握りこぶし。 危ないと言われた場所までたどり着けば そろりそろり、岩を伝い沢まで下りていき]
(180) 2018/06/16(Sat) 23時半頃
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[ことさら大きな岩の上 ぺたんとお尻をつけて腰を下ろします。
魚を取るよりも早く、手紙を広げれば 書かれていたのは、予想もしていなかった 『さようなら』を示す言葉]
――――ッ……
[ポロポロと涙が毛皮を伝っていきます
沢の音ももう、聞こえません 零れた涙が羊皮紙にいくつものしみを作り インクが溶けて、滲んでいきます。
洋服を着た小さな子熊は まるで石像にでもなったかのように 日が落ちるまで、岩の上に座っていたのでした*]
(181) 2018/06/16(Sat) 23時半頃
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[沢の水を覗き込めば そこにあるのは、小さな熊の姿。
赤くなっていく空も 水鏡にはきちんと映っておりました]
帰らなきゃ……
[ぽつり、とひとつ呟きます。 暗くなったら帰る時間だと知っていたからです。
でも、帰らなければいけないのは 悪い獣が出るからでしょうか? それとも、悪い人間が出るからでしょうか?
優しい父親熊の姿を思い浮かべ 声を出さずに子熊は"おん"となきました*]
(-43) 2018/06/16(Sat) 23時半頃
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/* ト書きの人称変化
沢〜血をもらうまで→ドリベル 血をもらう〜一人で森に出るまで→少年 手紙をよんでから→子熊
(-45) 2018/06/16(Sat) 23時半頃
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[どれくらいの時間が経ったのでしょう やがて、最後に残った夕焼けの一片が消えて 辺りは闇に包まれていきました。
ぼんやりとした月明かりでは ガストンの手紙はもう、読めません。 読めなくなった手紙と、籠をつかむと 子熊は、のろのろと腰をあげました]
ガストンの、バカッ……!!
[妹のことを想うのなんて当たり前です それでも、一緒にいると決めたんです。
よく考えなくちゃいけないことでも 考えたあとも答えが変わらないことだって きちんと存在しているのです。
それに、なにより]
(192) 2018/06/17(Sun) 03時頃
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いくらおっきな街だって そんなところになんか、行きたくないやいっ!!!
[あの日、助けてもらえなければ 少年は今、こ子には存在出来ませんでした。 今、こうしている時間も全て ガストンがくれたものなのです。
それなのに、彼を憎む人間がいる場所へなんて どうして行けると言うのでしょう?
たとえ、妹たちの行き先がわかるとしても そんな場所に、一歩だって近寄りたくありません。
手紙と籠を口に咥えると 子熊は四つの足で、山道を駆け出しました]
(193) 2018/06/17(Sun) 03時頃
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[どこへ向かうのか。 行き先は、一つしかありません。
暮らして着た場所ですから 当然、鍵がないことは知っていました でもバリケードがこさえてあったら? ガストンがどこかへいってしまっていたら?
走っている間も、不安はどんどん湧いてでます 嫌な考えを振り払うように、一目散 山道を走って、走って]
よかった……かえれた
[途中、幾度か転びました。
それでもようやく、小屋へと帰り着くと 人の気配にほっと胸をなでおろします 床が泥で汚れるのも御構い無し 四つ足のまま、なかへと入れば]
(194) 2018/06/17(Sun) 03時頃
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ただいま
[眠っている大熊に、帰宅の言葉を 起こさないように小さく伝えたあと 空っぽの籠と破れた手紙を枕元へ
なんだか急に眠くなってきたのは たくさん走って疲れたからでしょうか]
おや、す―――
[そのまま、倒れこむように ガストンに体をぴたりとつけて 子熊は眠りに落ちたのでした**]
(195) 2018/06/17(Sun) 03時頃
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