10 蒼い空の、明日へ
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[少女は夢を見る。 幸せだった家族との思い出。 今はもう、壊れてしまった日々の断片。]
[倒れた少女の指先がぴくりと動く。 閉じていた瞼が、ゆっくりと開いていく。]
ん……。
[小さく息を吐き、少女は立ち上がった。 頭は痛むが、目眩はもう無くなっていた。 ふと、少女の視線が干された上着へと向き、少女は今着ている上着が己の物ではないと気づく。]
……?
[不審に思いながらも、少女は、その上着の温もりを感じ、目を閉じた。]
(25) 2010/05/20(Thu) 18時半頃
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―廃墟→雑貨屋―
[少女は雨の中、雑貨屋へと向かう。 自らの推測を確かめるために。]
[雑貨屋の扉を叩く。 少女は返事も聞かずに扉を開けると、中へと入る。 煩雑に物が溢れる店内を奥へと進んだところで、少女は店主の姿を見つけた。]
ねえ、聞きたいことがあるのだけど。 この上着、誰が買ったのかしら?
[そう言って少女が示したのは、ペラジーの残した上着。]
[答えを得た少女は、礼を述べると、再び雨の中へと**]
(27) 2010/05/20(Thu) 18時半頃
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[どれほどの間、雨の中を彷徨っていただろうか。 少女は、ようやく探していた人影を見つけた。]
ペラジー!
[少女は叫んで走り寄る。]
(37) 2010/05/20(Thu) 22時頃
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ええ、大丈夫……よ。
[乱れた息を整えて、少女は顔をあげる。]
これ、あなたのでしょう?忘れ物よ。 ……少し濡れちゃったわ。ごめんなさい。
[そう言って差し出したのは、彼女が置いていった上着。]
(39) 2010/05/20(Thu) 22時半頃
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[こてりと首を傾げるペラジーの瞳を、少女はじっと覗き込む。]
本当に……?
[少し不安げな声。]
(41) 2010/05/20(Thu) 22時半頃
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……そう。
[つ、と目を逸らす。 喉まで出かかった、どうして、嘘つくの?という問を飲み込んで、少女はペラジーに向き直る。]
ごめんね、私の勘違いだったみたい。 これ、起きたら私にかかってたの。 誰のかわからないけど、私はもう上着持ってるから。 あなたにあげるわ。
[そう言って微笑み、上着を彼女の肩にかけようとした。]
(45) 2010/05/20(Thu) 22時半頃
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[押し戻された上着をじっと見つめる。]
……そう。
[少女は悲しそうに目を伏せる。]
私、ね。妹がいたの。
[目を伏せたまま唐突にポツリと呟く。]
ずっと、いいお姉さんになろうと思ってた。 ……けど、なれなかったの。
[少女はポツリ、ポツリと呟く。]
(48) 2010/05/20(Thu) 23時頃
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それから、此の街に来て、あなたに会って。 あなたが妹とかぶって見えて。 だから、あなたのお姉さんになろうと思ったの。
[一度、言葉を区切り、顔をあげる。]
でも……迷惑だったかな……?
[泣きそうな笑顔で少女は尋ねる。]
(50) 2010/05/20(Thu) 23時頃
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/* うーん、無理やりな展開になったかなあ。 やっぱりじっくりやるとなると24時間更新短いなあ。
(-5) 2010/05/20(Thu) 23時頃
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だって……私、迷惑かけてばかりだし。
[ぐ、と何かをこらえるように手を握りしめる。 続く、ささやかれた言葉に目を見開いて。]
あなたは、此の街には優しすぎるわ……。
[そう言って、優しく微笑む。 心の中、少女は、優しすぎる彼女を守ろう、と誓って。]
やっとわかった。 此の街で私が生きる意味。 それはきっと……
[声は世界に放たれることなく、ただ少女の身にしみこんで行った。]
(55) 2010/05/20(Thu) 23時半頃
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そうかしら? 私はあなたのこと、優しいと思うわよ。
[にこりと微笑みかけ。]
ええ、行ってらっしゃい。 肝に命じておくわ。
[おどけたように少女は言うと、上着を羽織り直し、歩き出した。]
(62) 2010/05/21(Fri) 00時頃
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[ぴちゃり、ぴちゃりと少女は雨の中を歩く。 その姿はどこか上機嫌で。]
ふふ。
[雨で濡れた少女の顔に、微かな笑みが浮かぶ。]
[少女はただ雨の中を歩き続ける。]
(65) 2010/05/21(Fri) 01時頃
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[行く当てもなく街を彷徨う少女は、やがてベネットの死体を見つける。]
……ああ、結局死んじゃったの。
[側まで寄って。 びちゃり、と血まみれの汚水が足元ではねた。]
(80) 2010/05/21(Fri) 01時半頃
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[少女は死者を悼むことはしない。 ただ、一人の人間が死んだという事実を淡々と受け入れるだけ。]
残念ね。 もう少しキレイに殺してもらっていれば、もらうものもあったのに。
[何発もの銃弾を撃ち込まれたベネットの死体には、もう使えそうな状態で残っているものは無く。]
(82) 2010/05/21(Fri) 01時半頃
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[ごそごそと、少女はそれでも男の死体を漁る。 やがて、見つけたのは一枚の写真。 ベネットと、女が二人で幸せそうに写っていた。 しかし、その写真も既に血に塗れ。]
……。
[少女はその写真を無言で眺めると、もとあった場所へと戻した。]
(84) 2010/05/21(Fri) 01時半頃
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[男の死体を一通り漁り終えた少女は、立ち上がり、ぽつぽつと言葉を紡ぐ。]
あなたは結局、此の街から逃げたかったのかしら。
[返事はない。]
それとも、明日を求めてしまったのかしら。
[返事はない。]
一体、何があなたを駆り立てたの?
[返事はない。]
それが、愛?
[返事はない。少女の問い掛けは、ただ虚空へと消えて行くだけ。]
(86) 2010/05/21(Fri) 02時頃
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/* 投票どうしようううううう……(今更
(-8) 2010/05/21(Fri) 02時頃
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/* 誰も死にそうになよう……
(-9) 2010/05/21(Fri) 02時頃
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