84 ― 手紙 ―
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―昨日のこと―
[複数の封筒を手に、部屋を出る。 広い屋敷の裏口側へ、足はいそいで。
手紙の配達時間は、記憶していた。 裏口へとたどり着いたのは、使用人へと配達物が渡されているその時だった。 お嬢様は慌てて乱れる息を無理矢理抑えて、彼らの前へと向かう。]
……ごきげんよう、ウェーズリーさん。
[穏やかに、花の咲くように。 上質な絹のスカートをつまみ、膝をゆるく曲げる。 挨拶の仕方はいく度も矯正され身についたもの。
少女は封をしたばかりの手紙たちを、郵便屋へと託す。]
(20) 2013/05/24(Fri) 03時半頃
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[丁寧に礼をして去った郵便屋を見送って、お母様には内緒にね、とその場に居合わせた使用人に念を押した。
兄が家を出て以来、娘の躾により厳しくなった母。 今日もマナーレッスン、ダンス、家庭教師と予定を積んで、通学以外に外に出かける選択肢を許さない。
文通をしているなんて知れたら、母は一体どんな反応をするか。 最悪を怖くて想像したくないと、長い金の髪をふるりと横に振った。]
早く、お部屋に戻らなきゃ。
[足早に少女は、元来た廊下を引き返す。]
(24) 2013/05/24(Fri) 04時頃
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お花屋さんへ
いつも、綺麗なお花をありがとうございます。 あなたのおかげで、我が家がいつも華やかです。
今日は、特別にいつもとは違う注文をお願いしたくてペンを取りました。 小さなブーケをご用意いただけませんか? 学友の誕生日に贈りたいのですが、私は買いに行けそうにないのです。
彼女の好きな黄色いお花を束ねていただけたらなと思います。 どうかよろしくお願いします。
ポーチュラカ・オルブライト
(-33) 2013/05/24(Fri) 04時頃
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P.S.
あなたの素敵なお花屋さんが、懐かしいです。
(-34) 2013/05/24(Fri) 04時頃
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[レターセットに染みたポプリの香りに、少し前まで学校帰りに立ち寄っていた花屋の風景を、少女は思い出していた。
ポプリも薄桃色のこの便箋も、あの店で買ったもの。 手紙に香りを付けることも、店員である彼に教えてもらった文通の楽しみの一つだった。
少し寂しさを滲ませて、手紙を丁寧に折りたたみ封筒に仕舞う。]
(-35) 2013/05/24(Fri) 04時頃
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―今日のこと―
[夜のうちにしたためた一通を、昨日と同じように郵便屋へと託した。 その交換のように、彼の手から直接渡される手紙があれば、少女の表情はぱっと明るくなった。]
ウェーズリーさん、あの…… 時間があれば、で結構なのですけれど……
[急いで読んで返事を書きたいと、少し間を開けてもう一度屋敷を訪ねて欲しいとお願いした。 頷いてくれた郵便屋が指定する時間は、稽古事の合間の休憩時間にぴったり当てはまり、少女は偶然に感謝する。]
(25) 2013/05/24(Fri) 04時頃
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親愛なるレオナルド先生へ
行き違った手紙に酷いことを書いてしまって、ごめんなさい。
勉強は、頑張っています。 新しい先生は厳しいけれど。
詩集を贈っていただき、ありがとうございます。 水仙の詩のこと、もちろん覚えています。 少しだけ難しいな、と思ったことも。
いただいた詩集は、大切に読みますね。 幸運の四つ葉のクローバーも、大切にします。
これを見つめていると、辛いことも頑張れそうです。
あなたの元教え子、ポーチュラカ
(-36) 2013/05/24(Fri) 04時半頃
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[包みの中身と、水仙の詩のページに挟まれた素人作りの栞に、先生らしさを感じて微笑んだ。
昨日と同じポプリの香りの便箋に、出来るだけ丁寧に文字を綴る。 自分の名前の近くの“元”の字を書くのは少しだけ、ペンが躊躇いながら。]
(-37) 2013/05/24(Fri) 04時半頃
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大好きなルーカスお兄様
お兄様の事を、ポーチュラカは誰よりも応援しています。 お兄様の幸せを祈っています。
お兄様へ、愛を込めて ポーチュラカ
(-38) 2013/05/24(Fri) 04時半頃
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[指ざわりの悪い便箋を、ぎゅっと胸に抱いて、返事を書いた。
偽名の手紙への返事は、長く書きすぎないようにした。 薄桃色の手紙に染みたポプリの香りは、花を好きな少女の“らしさ”。
“こちらのことは心配しないで” そんな言葉は、逆に家を気にさせそうで書けなかった。 甘えん坊な妹でも、兄がいなくても大丈夫なのだと伝えたかった。
閉じた封に、兄の頬への口付けの代わりに、そっと唇を寄せた。 何も形に残らない、親愛のしるし。]
(-39) 2013/05/24(Fri) 05時頃
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/* たぶん先生の言ってるのはこれ。 あ、私の青い鳥の歌は創作ですよ。
ミナカタ先生にお手紙どうしようかーなー。
(-41) 2013/05/24(Fri) 05時頃
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/* こあずれても大丈夫だしログ薄くていいよね。
後から読むのが大変そうだけどももももも
(-42) 2013/05/24(Fri) 05時頃
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ミナカタさんへ
お久しぶりです、ポーチュラカです。 早速ですが、ミナカタさん聞いてください! 先日、レオナルド先生が、私の先生を辞めちゃったんです! 私、ショックです……
私は手紙を書くのが好きだから、 ミナカタさんへこうして送っているみたいに、レオナルド先生も辞めた後も手紙を送って、 きっと繋がりを何も失くしてしまうことは無いのでしょう。 それでも、何だかすごく、さびしくて、 私が出来の悪い我侭な生徒だから、きらわれちゃったのかなあ。
もう、どこか遠くに、このもやもや気分を吹き飛ばしに行きたいです! ミナカタさんのお家に遊びにいっちゃおうかな! なんて。 えへへ、冗談です。
新しい先生と、元気に、じゃなかった、しっかりお嬢様らしくがんばります! ミナカタさんの時みたいに、即お転婆がバレちゃわないように祈っててくださいねっ!
お転婆ポーチュラカ
(-61) 2013/05/24(Fri) 23時頃
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[薄桃色のレターセットには、ポプリの香りが染みている。
少し前に元家庭教師へと送った手紙は、女の子らしさと丁寧さの中間の文字で綴られていた。
返事は来なくても、少女はあまり気にしない。 誰かに言いたくて、けれど誰に言えばいいのかと迷った日記の中の内緒話のように。]
(-69) 2013/05/24(Fri) 23時頃
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