人狼議事


180 【突発】午前二時のシンデレラ

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【人】 愛人 スージー

―回想:窓辺→舞踏会会場・中央―

[最初の言葉>>123は、流すようにしておく。
どこまで、卑屈なのだろうか。その邪魔そうにも見える髪からは表情はうかがえないから、読み取ることはできるわけもなく。
しかし、王子の話題を出せば、こちらへと視線を向けられた。
どこまでも黒い闇。吸い込まれそうであった。

ふたりで、あるいは周りの女性達も惚けたように王子を見ていれば、遅れてやってきたか他の貴族にでも挨拶していたのだろうか、母と姉がこちらへとやってきた。瞬間、予期せぬ母の言葉>>101。]

お、お母様…。

あの…本日は、ご招待いただきありがとうございます。
私、スーザン・ドリゼラ=グレリオンと申します。
王子様にお会いできて、光栄です。

[うろたえて、助けを求めたいが、目の前にしてしまっては、挨拶をしないわけにもいかない。
姉は、母に似てしたたかだ。ちゃっかりと自分を売り込んでいる。
それに比べて、私はちゃんと喋れているかもわからない。
だから、母の次の言葉>>126には、曖昧にしか返事できなかった。
そのとき、横にいたはずのエルゴットはどうしていただろうか。]

(10) 2016/01/12(Tue) 01時頃

【人】 愛人 スージー

[憧れの王子と僅かな時間、踊ることは叶った。
これも母の強引さのおかげであろう。…周りの視線は痛かったが。しかし、目の前の彼を見れば、そんなこともすぐに忘れた。
ああ、これが恋なのかしら。
王子の瞳の冷たさ、暗さに気づくこともなく。]

シン、デレラ…?

[王子と踊る女性の姿>>#4を見れば、すぐに家の者は気づいたはず。綺麗に髪を上げて見るからに質のいいドレスを身にまとう彼女はまぎれもなく義理の妹で。

なぜ、ここに?
なぜ、そんな格好を?
なぜ、どうやって?
なぜ、王子様とあんなに楽しそうに?

そこでようやく、先ほど自分と踊っていたときとは
違うことに気づいて、胸がちくりと痛んだ。]

(11) 2016/01/12(Tue) 01時頃

愛人 スージーは、メモを貼った。

2016/01/12(Tue) 01時頃


【人】 愛人 スージー

―回想:グレリオン家―

[真相を問おうと追いかけるつもりだったのに、シンデレラが忘れていった靴を手にする王子の背中があまりにも切なくて。その後が気になりながらも、別の殿方に話しかけられれば、諦めがついていた。
心ここにあらず、で、どんな話をして、どう別れて、どう家に帰ったのかもあまり覚えていない。ただ、母と姉の機嫌が悪かったことだけは覚えている。
家に着けば、シンデレラはいつも通りの姿で出迎えてきたけど。顔を見るやいなや、母はシンデレラを閉じ込めてしまった。なにもいわずに、疲れきってしまった私は着替え、化粧を落としてしまえば、自室で早々に休んだ。

あの舞踏会から、4日経ったある日。
突然の来訪者。といっても、情報通の母が既に噂を嗅ぎつけて、聞いていたがために、いつ来るのかとそわそわしていた。
その理由は、もう一度会えることや、シンデレラと会わせてしまったらという期待と不安の混じるもの。]

ここまで、足を運んでいただき、恐縮です…。

[いつ来てもいいように、いつも以上に着飾って。
緊張にぎこちなく微笑んだが、王子は最初に会ったときのような紳士さは失われていた。少し、怖いとも思ってしまう。]

(326) 2016/01/13(Wed) 21時頃

【人】 愛人 スージー

古塔、ですか…?

[理由を問いたかったが、言葉の端々は尋ねる隙も与えぬように。そして、断ることもできないように。不安げに母を見れば、母も一緒に招待された。
わかりました、と案内され、古塔まで着けば、それまで案内してきた兵士と別れ、いかにも、訓練されたというような屈強な兵士の前にきただろうか。
どうしたらいいのかと様子を窺えば、強引に腕を掴まれ、中に通される。]

…いたっ…!

[痛みに顔を歪める。何故、こんな乱暴に扱われるのだろうか。一緒に来た母は大丈夫だろうかと、横目で見る前に通された場所には何人か見知った顔があった。
なにがなんだかわからないままだ。]

お母様…?いったい、これはなんなんですか…。

[問いかけたって、母が知るわけがない。ただ、身内がいることが、いまの唯一この得体の知れぬ恐怖を和らげていて。ずっと、母の手を取るか、背中に身を隠すようにしていたかもしれない。言葉も発することもなく。そうすれば、やがて、王子が姿を現した。

次々と紡がれる暴言。目障り、穢れた、家畜。とてもショックだった。顔を伏せて、誤魔化すように手をぎゅっと握る。]

短い余生……?

(327) 2016/01/13(Wed) 21時頃

【人】 愛人 スージー

―回想:古塔・扉前―

[顔を上げれば、罪だと死刑だという言葉を最後に王子はいなくなった。]

王子様…!お待ちください…っ!
聞いてくださ、いっ…

[閉じていく扉に向かって走った。
でも、それは間に合わなくて、何度か扉を叩いたもののただ両手が痛く冷たく赤くなるだけであった。

『シンデレラの居場所を知っています…!』

だけど、もしそう告げたら?閉じ込めたシンデレラの存在を知られたら。母は罪に問われて、殺される?見て見ぬ振りした私も姉も殺される。そしてなにより、ここにいる罪のない人たちに…

罪。罪。罪。本当の罪人は私だ。
なにもできない無力な私。
そのまま、扉の前で座り込む。]

(328) 2016/01/13(Wed) 21時頃

【人】 愛人 スージー

[どのくらい時間が経っただろう。
たった数時間で、身も心もぼろぼろになった気分だ。

ただ、母の声>>208は聞こえた。
曖昧に微笑んだ。母は強い。その強さが羨ましい。
髪を撫でる手に今日はじめて心地よさを感じた。

ふと、またしばらく経ったあとだろうか。
声をかけられた>>250
過剰に身体がぴくりとする。]

いいえ、いまはいいわ…。

[いつもと違うように気の強い瞳は弱弱しいもの。
本来の私はこちらなのかもしれない。

皆が休み始めた頃、ほとんど微動だにしない私を見かねた誰かが寝室へ連れていってくれただろうか。気がつけば、眠っていた*]

(329) 2016/01/13(Wed) 21時頃

愛人 スージーは、メモを貼った。

2016/01/13(Wed) 21時頃


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