178 忘却の花園
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― 屋敷のお茶会 ―
[ギリギリまで浅く腰掛けても、かかとの柔らかい足先は到底地には届かない。 出るところが出たら、とは一体どこだろう。>>0:328 角?お腹?それとも?
そもそも、戦士の魂を導くためだけに花から生まれたカリュクスの身体に、成長はあるのかどうか。 神妙な顔つきで思案しているうちに、背中にふかふかのクッションが宛がわれ、ピンと伸ばしていた筋がふにゃりと和む。
その隙に紅茶に淹れられた、甘く優しい親切に気づくのはもう少し先のこと。]
(50) 2015/12/09(Wed) 20時頃
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[呼びかけに誘われるようにやってきた、ふたりの戦士とひとりの少女。 思えば遠巻きに眺めたり、挨拶を交わすだけでまだイワノフ以外とほとんど会話をしていない。 どんな少女だろう。どんな、戦士だろう。 そわそわしながら、姿が近づくのを待って。>>0:332]
もも、勿論じゃ! 待っておったぞ。 わらわはカリュクスと申す。よしなにせよ。
[緊張もあって、イワノフに続いての了承は益々妙ちくりんな口上になってしまう。 椅子の乗り降りも一苦労な有様なので座ったまま、まばたきほどの隙に増えた椅子を指し示し。]
(58) 2015/12/09(Wed) 20時半頃
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ほう、メルヤはトケイソウの少女であったか。
[イワノフがモンドと、大人の同士の――戦士らしい挨拶を交わしているのを横目に。>>0:342>>0:368今、より気になるのは同志の方だった。 緊張の余波で指に力が入り、握っていたクッキーがほろりと崩れる。そんなカリュクスとは真逆に、落ち着いて椅子に座って、連れて来た戦士に紅茶を振舞う。>>0:374]
……わらわとは随分、違うのう…。
[所作も。言葉使いも。生まれたタイミングはそう差がないはずだし背丈も似たようなものだが、彼女の方がずっと、"おねえさん"らしく見える。]
(63) 2015/12/09(Wed) 20時半頃
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[メルヤがフードを被った戦士――モンドに淹れた紅茶は、カリュクスの手元にあるそれとは少し色が違っている。 先ほど感じた渋みを思い出したが、茶菓子で喉が渇いたので仕方なく、少しだけぬるくなったカップに口をつけ。 おや。と赤い瞳を丸くした。甘さが加わり、茶葉の風味がまろやかに咥内に広がる。]
どうしたことか。急に茶が美味くなったぞ。 ……お主、何かしたのか?
[クラリッサはクッションを用意はしてくれたが、カップには触れていないように思う。間違い探しをするように隣に座るイワノフと、手元のカップ。さっきより数のへった気がする、白く四角いものを交互に、不思議そうに眺めながら再びカップを傾け、戦士たちと少女の会話にしばし聞き入る。
ひとりとして同じ花もなく、それは戦士も同じで。 賑やかな茶会の雰囲気に、その中でもひときわ自身の"妙ちくりん"さに気づけば、少しだけ肩を丸めて。]
(82) 2015/12/09(Wed) 21時半頃
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[メルヤとモンドと現れた、もう一人の戦士――ドン、はくろてっどくりーむにご執心の様子。 魂でも腹は減るのだろうか、と豪快な食べっぷりを微笑ましく見守って。>>60
少女たちにはそれぞれ軽く手を振り、戦士には頭を垂れる。戦士という者はみな髭がもじゃもじゃしているものかと思っていたが、どうやらそうでもなく。中には軍人でないものもいるらしい。]
ほう、そなたら、敵同士であったか?
[モンドが戦ってきたものは、どうにも曖昧で。>>55 言葉の意味を考えている間に耳に入る、不穏な一言に。ホレーショーの方を窺う。>>69 同じ時期に花園に現れたということは、同じ戦場にいた可能性はじゅうぶん、ある。中には随分服装が違う者も混じっているから、一概には言えないことだが。>>89]
(98) 2015/12/09(Wed) 21時半頃
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/* 誰がどこにいて誰と話しているのか! さっぱりザンス!!!
これは早々に抜け出すべきか。
(-21) 2015/12/09(Wed) 21時半頃
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(――…いつ、どうやって。) (どこに……?)
[もそもそ、別段空腹を感じないながらもクッキーを齧りあたりを見渡す。 独白のような問いを、胸の裡で繰り返し。>>88]
むずかしいのう。 そういうお主はどこか、
行きたい場所はないのかえ? もう、訪れぬはずの明日が来るとしたら。 お主は何がしたいのじゃ?
[先に応えたソフィアよりもずっと控えめに、ルパードに問い返す。それを叶えられる保障はないが、不可能かどうかは聞いてみなければ。試してみなければわからないこと。]
(118) 2015/12/09(Wed) 22時頃
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むすこ、か……。 つまりお主にも、大切な"妻"がおったのじゃな。
[過去形にしてしまうことが、申し訳ないがどうしようもない事実。やはり、二つ返事で了承するには難しい願いに瞼を落とし、紅茶をひとくち、含む。枯葉色の液体が減る度に、甘さが増していくのに、渋みが消えたわけではないのが不思議だ。 イワノフからのなぞなぞのような仕掛けについても、少女として具体的になすべきことも、いまだ思案中。>>135
モンドのようなケースもあるようだが、家族というものはごく少数で、それぞれにとって大事なものらしい。]
わらわ、は。そこの、白いばらから生まれた。 カリュクス、という品種ではなさそうじゃの。
[ルパードからの答えに対しては、お茶を濁し。 代わりに簡単に答えられる問いに返して。>>146]
(155) 2015/12/09(Wed) 22時半頃
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わらわは、まだ識らぬこともままあるが。 ここは、お主らの魂を休める場ぞ。 望めば果実も、暖かな寝床も得られよう。 のあくろふ、とやらは何が欲しいのじゃ?
[何も抱かず、ただばらの香りを湛えた衣服だけを身に纏って生まれたカリュクスとは違い、シルクという少女は背負っているものがあり、識ることも多いらしい。
ルパードだけでなく、果物を求めるノアにもそう告げて、かれがシルクから受け取った白く四角いものを、紅茶に落とすのを目にした。>>141]
――…あ。
[ぱっ、と。ひらめきが脳裏を走り。 残り少なくなっていた紅茶をぐいと飲み干せば、カップの底にはざらざらとした半透明のものが溜まっている。それを、舌で受け止めようと更にカップを傾け。]
(161) 2015/12/09(Wed) 22時半頃
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(……あまい!)
[今度はテーブルに置かれたシュガーポットを覗き込む。キューブ型に固められたそれを、ぺろりと舐めて。 視覚と味覚で確認すれば、あとは答え合わせをしよう。]
紅茶を美味しくしたのは、これじゃな? そうであろ?
[砂糖の塊を、得意気にイワノフに示す。>>135 そしてそれを、カリュクスに知られぬように入れたのは。]
礼を申すぞ。イワノフ。 お陰で美味い茶が飲めた。
[そしてまたひとつ、新たな知識を。知る歓びを得られたと。蕾が開くように顔を綻ばせる。いつの間にか丸まっていた肩も背中も、再びしゃんと伸びていた。]
(172) 2015/12/09(Wed) 23時頃
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[先にイワノフから聞いていたことを元にしての、ルパードへの問いかけ。しかし、妻については言及がなく。>>173 既にその希みを叶えるのが難しいと感じていたカリュクスにとっては、ささやかな救いだった。そのまま、家族についての話はいっとき、棚上げして。]
そうか。現世には四季というものがあるのじゃな。 ――…恐らくは。 戦士の願いに沿った先へ、導くのであろ。
といっても、わらわたちにも運べぬものがある。 例えば……ここでの、記憶、とか。の。
[どの花がいつ咲くか、なんて出自であるばらですらわからない。解るのは、どの花も美しく、可憐で、戦士のために在ると言うことだけ。
過去を連れていけないのは、しがらみを持たずに未来を新しく生きるためだろう。かといって、これまでの人生がすべて、なかったことになるともカリュクスは思えなかった。
もし、そうなら。花園に来た時点で忘れてもよさそうなものだから。必要なものはすべてそろう不思議なこの場所に、かれらの記憶は確かに必要なものだろうと。]
(181) 2015/12/09(Wed) 23時頃
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ほう。……そうなのか。 ならば、安心じゃな。
[ポーチュラカの一言に、また少し肩の力が抜ける。 同時に、彼女の温かさと優しさに目を細めた。>>184]
(194) 2015/12/09(Wed) 23時半頃
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(どうにも、難しく考えすぎておるのか……。) (それとも、何も考えられておらんのかのう。)
[まだまだ、識ることが必要そうだ。 戦士たちが何を求めて、少女たる己が与えられるものはなにか。]
あいわかった。スコーン、じゃな。 わらわ、は。カリュクスじゃ。よしなにせよ。
[あちこちで美味そうに頬張られているスコーンのひとつを手に取り、ショコラの作法を真似てクロテッドクリームをたっぷり乗せて。ついでに、果物ではないが真っ赤な苺のジャムをぽてっと落とし。]
はい、めしあがれ。
[そのまま、ノアの口元に宛がってみる。口を開けるならぐいっと押してみるし、掌なり皿なり出されればそっと乗せよう。]
(197) 2015/12/09(Wed) 23時半頃
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[ノアに、スコーンを運ぶ少し前。 ひとつのなぞかけを解いた報奨は、銀糸を躍らせる無骨で温かい五指と、満たされる知識欲。>>202]
ああ、お主の言う通りじゃな。 教えを乞うより、自ら答えを見つける方が。 ずっと面白く、楽しいのう。
[また少しだけ、面映ゆい笑みを浮かべながら。 シルクとイワノフの会話に、負けるでないぞ、とエールを送る。応援するのはもちろん、同志であるシルクの方。
誰を、誰が導くことになるのか。 その先に何があるかなんて、今は解らなくてもいいのかもしれない。 探し求める気持ちがあれば、たどり着けるものだと。その喜びの一片を、カリュクスはもう知っている。]**
(219) 2015/12/10(Thu) 00時頃
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/* ねむけさんが日本語をおかしくし始めたのでそろそろ寝る…準備をせねば……。(つまりまだ眠れない)
イワノフと話すの楽しいなー。 そんで。それ以上にシルクとイワノフのやりとりが見てて楽しい。 ポーチュラカはルパード、メルヤはモンド?
って>>213あああぁあああぁいらんことしてしまいましたか……ごめ、ごめめ。
(-55) 2015/12/10(Thu) 00時頃
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/* ホレーショー、 慶三郎、ユージン、ドン、モンド まだまともに話したことのない戦士の方が多い……。金土(2d)には時間が取れるし、その頃にはまたばらけるかなー。
イワノフに懐きすぎてお互いの選択肢を狭めてしまわないように、ぼちぼち距離を取らねばーとは思ってるけど何しよ。 ばらのつるでブランコでも作るかー。
(-56) 2015/12/10(Thu) 00時頃
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/* シルク>>222 なんて素敵なフォロー。 少女とも全然話せてないのよなあああぁああぁなんという腰の重さ…!がががんばろ。
(-57) 2015/12/10(Thu) 00時頃
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― 茶会の席で ―
[ポーチュラカに同意を求められ、ルパードと少女を交互に見る。 やどや、というものは人がたくさん訪れる場所らしい。>>226>>233 それなら。知らずして、かれの望みも叶うかもしれない。巡り合わせが、運命の歯車が合えば、もしかしたら。]
悪くないのではないか? ここでは、"もしも"の話こそ必要であろ。
[生まれ変わってもまた戦士になりたいと。望む戦士だってもしかしたらこれまでの間にも、この中にもいるかもしれない。 けれど。違う道を進んでほしいと願う。花園に残る、戦士たちの"記憶"に混じる寂寥を感じるから。 朗らかで希望にあふれるポーチュラカの提案には、笑顔で頷いた。]
(354) 2015/12/10(Thu) 21時頃
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[ふと、自分が生まれたばらのアーチを振り返る。蔓が絡まり、葉が生い茂ったそれも、誰かが置き去りにした記憶なのかと。]
戦ってきた者すべてが訪れるでもないし。 褒美、というやつかもしれぬの。
[記憶を持ち越せないことを、むしろ善しとしている風なルパードの言葉にほっと胸をなで下ろし。美しいと称される景色に目を細める。 たしかに、ここは平和で、静かで、美しい。でも。]
……今だけ、だからではないか?
[ここは確かに美しいが、いつまでも留まるような場所でもない。 勿論、クラリッサのように戦士を迎え、もてなす暮らしも悪くはないだろうが。 温かい風に、ふわりと揺れる髪を抑えながらそんなことを考えていれば、思わぬ問いがルパードからやってきた。]
わらわたちの、その、後……? …考えたこともなかったわ……。 [戦士を、次の人生へと導く。ただそのことしか頭になかった。そういえばどうなるのだろう。露と消えるのか、再び花となるのか。もしくは――。
結局、その場でかれの好奇を満たすことは叶わず。考えてみる、とだけ告げてノアの元へとスコーンを運びに向かう。]
(368) 2015/12/10(Thu) 21時半頃
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[ルパードからの問いに思考を取られていたからか、ノアの元に運んだスコーンはいささか強引で、かつ乱暴にかれのくちの中におさまる。>>228]
おお、すまぬ。 どうにもわらわ は、 あまり手先が器用でなくてな。
[さして悪びれずに、もごもごと頬張られるスコーンを眺める。似たような食べ物とは何だろう、とか。尋ねる前にオーレリアの抱える苺の鉢植えの方が目に留まり、かわいいのうと顔を綻ばせ。]
(376) 2015/12/10(Thu) 21時半頃
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[一度降りた椅子に、再び乗り上げるのも難しく。 元いたテーブルの近くに戻っても、あっちこっちをそわそわ眺めたり。メルヤが傾けてくれた籠に入っていた飴玉を手に取ったり。]
お主……メルヤの花も、綺麗じゃ。 わらわも後で、髪に飾ってみようかの。
[かのじょのトケイソウは「受難」で、シルクのアネモネは戦場に咲くという。それぞれの花にも意味があるのなら、カリュクスのばらは――…どうだろう?
イワノフも、ルパードと同じ問いを抱えていたようで。 やはりうまく答えられずにいると、メルヤやシルクからそのヒントを得ることができた。ほう、と感心したようにけぶる睫毛を揺らす。]
(400) 2015/12/10(Thu) 22時頃
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ふむ……。
[識っているけれど、知らないこと。 識ってしまっては楽しさが薄れてしまうこと。 新しく何かを、己で見つけて知ることの喜び。
戦士たちを導くその場所に、少女も居られるのなら。]
わらわもどんな世界か知らぬが、きっと……。 旅立つ戦士と、導く少女によって決まるのであろ。
[モンドからの問いに弱ったな、という風に俯く。>>375 どうにも知らないことと、知るべきことが多すぎて目が回りそうだ。]
(418) 2015/12/10(Thu) 22時頃
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[気分転換に散歩でもしてみようか。 まだまだ話していない戦士や少女もいるが、この場で面通ししなければならないというわけでもないだろう。
一角では何やらはしゃぐ声が聞こえて、 何事かを視線を巡らせれば愛らしい少女と目が合う。>>399]
ほう? コーラ、というのか。 いただこう。
[かのじょは確か、ソフィア。 首から下がる鈴蘭の枝にをじーっと見つめながら、黒く気泡の浮いた水を受け取る。]
(432) 2015/12/10(Thu) 22時半頃
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ほほう、確かに、"しゅわしゅわ"しておる。
[両手でグラスを掴み、空に透かす。あちこちで聞こえる擬音は、気泡が弾ける音だった。 紅茶と違ってつめたいそれを、ひとくち。 甘い水に混じって、舌にぴりっとした刺激が走る。]
な、なんじゃ?
[驚きで、赤い目がぐるりと丸くなった。 先ほどルパードが噎せていた理由が頷ける。>>374 それでも、少しずつ口に含めばその感覚にも慣れてきた。喉をちくちくと刺されてもひっくり返ったりはしない。ウォトカはもっと、強烈な飲み物ということか。>>0:302]
(445) 2015/12/10(Thu) 22時半頃
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[恐縮するモンドには、ふるふると首を左右に揺らす。]
いや、むしろ聞いて貰えたほうが。 よりおぬしらの望む先へ導けるやもしれぬ。
[少しずつコーラを喉に運び、先ほどかれが口にした願いを裡で反芻した。]
お主が幸せにしたいと願う誰か、とは。 ――…誰じゃ?
[かれには確か、家族らしい家族はいないのだったか。 ならばこれまで聞いたとは違う答えが聞けるかもしれない。]
(455) 2015/12/10(Thu) 23時頃
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ショコラよ。この、コーラというものは なかなかの美味だのう。
うむ。不思議な光を放っておるなと、思ってな。
[にこにこと器用に飲み物を配って歩く彼女に。>>447 ぶしつけとも言える視線を首元に注ぐ。ついでに、]
のう。……お主は、考えてみたか? 戦士を導いた後…自分が、どう過ごすかを。
(456) 2015/12/10(Thu) 23時頃
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[メルヤがまだ近くにいれば、彼女の願いは尋ねる前に耳に届いたか。>>458]
メルヤは、しっかり者じゃのう。
[頼もしいな、と微笑み、遠くに視線を向ける。 ちょうど、イワノフとシルクが駆け出すところだったか。
かれらのゴールが、つるばらのアーチだとは知らぬまま。 背負うリュックが揺れるのを眩しそうに見つめて、宣言通り少女代表のシルクにエールを贈る。]**
(470) 2015/12/10(Thu) 23時頃
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