161 光と闇の涅槃双縁《nirvana-link》
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― エリア45付近・路上 ― [路上には行き場をなくした車が溢れ返っている。 苛立つ市民たち、だが不平を言う者は一人としていない。]
またか。――専用道路《トップ・オンリー》。 ここしばらくなかったけど、何事なんだろ。
[しばしばあることだ。 一部の企業が絶大な権力を持つ、この街では。]
ただならぬことが起きてる……黒い薔薇が咲く、か。
[空を見上げた。 そのあいだにも、車の列とざわめきは増えていく。 これでは、店に帰るのも随分先になりそうだ。溜息を落として、辺りに視線を走らせる。]
(1) 2015/06/10(Wed) 00時頃
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これを何らかの方法で使うことが姉さんの遺志なのかな。 ……本当に?
[金属カプセルをしまった懐を押さえ、眉を寄せる。 考えたところでさっぱりだ。まだ情報が足りない。 『-Nirvana-』の奪い合いが起きているとは知らぬまま。
そのとき、車の喧騒とは別、人の声>>8が耳に届いて。]
……助けて?
[思わず、足はそちらへ向いた。]
(12) 2015/06/10(Wed) 00時半頃
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[隣に降ってきたリツ>>10に、足を止める。]
うん、だいたいね。
[さっぱり脈絡のなさそうな問いには、首を傾げ]
人智を超えた存在がいるかどうかなら、いるんじゃない? 現に、武器に憑いて人の形を取る少年だっているんだから。
ただ、いわゆる"神"―― 人を救う、崇めるべき存在であるかどうかという意味なら。 信じてないことになるかもね。
[人に手を差し伸べるような神や仏があるならば、優しかった姉が割を食うことなど、ましてや死ぬことなどなかったはずだ。少しだけ眉を寄せたあとで]
(15) 2015/06/10(Wed) 00時半頃
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[リツから視線を外し、監獄地区を目顔で示す。]
ところで、今の聞こえた? 助けて――って。
いや、顔も名前も分からない誰かに頼まれたからって、 助ける義理はないんだけどさ。
[それでも、再びそちらへ歩き出す。 向かいがてら、リツの話は聞くつもりで。]
(18) 2015/06/10(Wed) 00時半頃
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[大股で歩きながら、リツの話>>26を聞く。 途中、一度だけ足を止め、振り返って。]
リツを創った存在が、"いる"――。 つまり、リツよりも強い力を持つということだよね。
[自分より少しだけ低い位置の双眸――少なくとも、見かけ上はやはり少年にしか見えない――を見据えて、確かにひとつ頷いた。]
わかった。気に留めておく。
でも、今はリツもその人のものではない、んだ? まあ、うちの新米店員が引きぬかれたら困るしね。
[たどり着いた、高い塀に再び向き直る。]
(29) 2015/06/10(Wed) 01時頃
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― エリア44・監獄地区 ―
まだ、"戦の匂い"はする?
[などと、リツに尋ねてはみるものの。 先ほどと打って変わって静まり返った監獄地区《ノーウェイアウト》に、警戒しながらも足を踏み入れる。
扉は開いているし(多少非合法な手段は使ったものの)、看守は倒れているし、セキュリティとはなんぞや――という有り様。血臭と死体にはわずか鼻にしわを寄せるも、慣れているといえば慣れている。
狭い通路を進んでは折れ、足は自然と倉庫へ向いた。 迷いはない。まるで、何かが指示するかのように。 ひょいと崩落した壁から室内を覗いた。]
さっき、さんざっぱら叫んでいたのは、貴方?
(31) 2015/06/10(Wed) 01時頃
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[荒れ放題の倉庫に足を踏み入れる。 声の主>>37のほうへと歩み寄って。]
ここの人? 脱獄の手引なら……
[しないよ、と言いかけてふと、男の見慣れない衣服に言葉を切った。珍しい値打ちものを持っている可能性もある。古物商のさがというものだ。]
……対価次第かな。
(45) 2015/06/10(Wed) 01時半頃
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いや、私も多少の護身術くらいは……
[言いかけたところで、男の勢いの良い敬礼に一歩下がる。]
ひめ……? 名前は合っているけど、そんなものになった覚えはないな。 誰かと、例えば姉さんと間違えてる……とか?
[今日は随分とよく人に跪かれる日だ。 薄金の瞳――因子によって変化した、『めるや』と同じ色の瞳をぱちくりと瞬かせた。]
(55) 2015/06/10(Wed) 02時頃
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[移植された因子の『めるや』が姫であるなどとは知らず。]
……リツまで、何を。様……って。
[あんぐりと口を開けた。 それでも、男の持つ宝石には興味を惹かれずに居られない。]
私の知る中では、翡翠に少し似ているけれど、 こんな光り方をするものは初めて見たよ。 なにかの儀式にでも使うもの?
[身を乗り出したとき、男の高らかな名乗りが聞こえて。]
(58) 2015/06/10(Wed) 02時頃
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山蛾鬼丞……といったら、教科書にも載る、あの? まさか本物がここにいるはずないよね、でももし……、
[男をまじまじと観察する。 そのとき急に水を向けられて>>61、わずかに固まり。]
お言葉? 私が? お疲れであっ、……いや、大義で、あー、えー。
[なにせ、敬語すら少々怪しいのだ。 そんなものは研究所で習わなかった。]
そもそも人違いなら、私が声をかけては駄目なんじゃ……
[小声でリツに囁くが、張り切る鬼丞の言葉>>62に退路を失う。 そのとき。刺すような頭痛に、一瞬意識を手放した。]
(63) 2015/06/10(Wed) 02時半頃
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[女は、"古物商メルヤ"のものでない微笑を浮かべる。 それは、鬼丞にとっては見慣れたものであっただろう。]
鬼丞。よく尽くしてくれる、その忠義には感謝しています。 そして――
[ふたたび口を開き、言葉を継ごうとしたのだが――]
(64) 2015/06/10(Wed) 02時半頃
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[豹変するように。次の瞬間、女は宙をぎりりと睨みつけた。
唇が勝手に動いたことは覚えている。 昔から、ときどき頭のなかで妙な声がすることはあった。 実験の後、きまってその頻度はひどくなるのだ。 だが、それに身を委ねてはならないと、本能が告げていた。
額を伝う冷や汗を拭う。 二人の様子に気づけば、困ったように苦笑して。]
これで、いい、かな。 ……やっぱり、人違いだと思うんだけれど。
ところで、リツと鬼丞は知り合いなの?
[話題を逸らすように、そんな疑問をこぼした。**]
(65) 2015/06/10(Wed) 02時半頃
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/* どうしようめっちゃキーアイテム持ってる!
鬼丞さんのあんまりテンション高いwktk感にふきだした。 楽しいひとだ。
めるや姫(っぽいもの)、動かして大丈夫だったかな。 相当迷ったんだけれど。 困惑してコントを続けたかった気もしつつ。
(-19) 2015/06/10(Wed) 03時頃
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― エリア44・監獄地区《ノーウェイアウト》 ―
いや……ううん。 親しげだったから訊いてみただけ。 それより、大丈夫?
[どこかぼんやりしたリツの返答>>68に、片眉を上げた。]
受け取ること自体は、吝かではないけど。 合成食品ばかりの食生活から抜け出せるかもしれないし。
[売り捌けば、の話である。 無論、安くて栄養のある合成食品はB.A.B.E.L印だ。]
(110) 2015/06/10(Wed) 20時頃
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[跪いたままの男>>66に狼狽えたあと、片膝をつく。 山蛾鬼丞と名乗る、やたらと威勢がよく思い込みが強いらしい男のそばに。ならず者やら後ろ暗い連中は店にしばしば訪れるものの、彼は初めて見るタイプの人物といってよさそうだ。
まだ頭が痛む。それは鳴り響くアラートに似ていた。
まずは、緑に輝く宝石を手に取って。 たじろぎつつも顔を覗きこんだ。]
受け取っとくよ。だから、顔は上げて。 本当に、姫なんかじゃあないんだ。
[宝石を布で包みながら、ふと言葉を切る。]
(113) 2015/06/10(Wed) 20時頃
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……あ。
[旅券法違反、『めるやひめ』、噛み合わない会話。
先ほどのニュース番組の報道を思い出した。 いくらか複雑な視線を彼に向けて]
ただで受け取るだけというのは、私も気が引けてさ。 ここから出たいなら、案内くらいは出来ると思うの。 どう?
[どうあれ、そう言い置いて立ち上がる。 諾の応えがあれば、静まり返った獄内を外へ先導しただろう*]
(116) 2015/06/10(Wed) 20時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/10(Wed) 20時半頃
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― エリア44・監獄地区《ノーウェイアウト》 ― [鬼丞がどう答えたにせよ、長居したい場所ではない。 一方通行《ノーウェイアウト》とは今は名ばかりとはいえ、 いずれ補充の人員が送られてくるだろう。
リツの言葉>>161には、視線をケースに落とし]
仮にも商品を捨てるのは骨董屋のポリシーに反する。 ただ――考えとく。最後の手段として、ね。
[薄暗く狭い通路を、先に立って足早に進むうち]
……だれ?
[人の気配に、硬い声で問うた。看守か、と身構える。]
(175) 2015/06/10(Wed) 22時半頃
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[名を呼ばれて>>167、呆れたように溜息をついた。 知らない相手に呼びかけられるのは、もう三度目だ。]
はじめまして――だと思うけどな。
私に用だなんて、普通はお客か追手くらいのものだけど。 いつの間にやら、私は有名人にでもなってるってわけ?
[リツのいうところの"狗"――にも、思い難いのだが。 少なくとも、見かけはリツと同じくらいの少年だ。 それに、さほど敵意も感じない。今のところは。
警戒の視線は緩めることなく、じりじりと距離を保って。]
(180) 2015/06/10(Wed) 22時半頃
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今世では? 生まれ変わりなどは信じていないし、 仮にあったとしたって、記憶に、……いや。
[そこで思い出したのは、移植された因子のこと。 誰か別の人間のものだとは聞いている。
ならば、その人間の人生は、今世以外に当たりはしないか? それに、ときどき聞こえる声や妙な夢は?
莫迦な、と小さく呟く。]
私は、私だよ。 自分の身だってずっと自分で……
[言い返した言葉は、ひどく弱々しく発音された。 眉根を寄せ、首筋の後ろを押さえる。痛いほどにちりちりと、"何か"――否、"誰か"が反応しているのを、嫌でも感じないわけにはいかなかった。]
(204) 2015/06/10(Wed) 23時頃
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明の? ……違うの?
[鬼丞と彼のやりとりに、混乱を深めつつ。]
今世以外のことはともかくとして。 名前。なんていうの?
一方的に名前を知られているのじゃ、なんだか不公平だ。
[少しだけ大げさに不服げな顔をしてみせる。]
(206) 2015/06/10(Wed) 23時頃
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[リツと目の前の彼を見比べた。 少なくとも、剣呑な様子であることだけは分かる。]
……リツはたいそう顔が広いね。
[とは、いささか呆れて。 武器あるところに問題あり――とは、やはり本当かもしれない。無事に営業を再開したら、武器は扱わないことにしようか、などと考えながら。]
因縁の相手だというのなら止めはしないけど。 今ここで、巻き込まれて捕まりたくはないな。
[ここは監獄だ。空いた手で周囲を示してみせる。]
(217) 2015/06/10(Wed) 23時半頃
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まあ、……心当たりはある。
運命――そうだね。そうかもしれない。 今、捕まるわけにはいかないんだ。
今までなら連れ戻されるか処分されるかだったけど。 姉さんの、ためだから。
[シーシャという彼に告げた意思。 それは、『姉』に対する約束でもあった。
この手に何の力もなくとも。 これだけは成し遂げると、オスカーの目を見て。]
(230) 2015/06/10(Wed) 23時半頃
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[彼の後ろを歩きながら、教わった名>>208は復唱して。]
じゃあ、改めて。 はじめまして、オスカー。
[よろしくね、と笑みを作ろうとしたのだが。 どこか違和感がある。]
"でも" ――あ、いや、……なんでもない。
[それは、口をついて出た言葉。 誤魔化してはみせたものの、頭のなかで叫ぶ声は誤魔化しきれず。『だって、貴方は――』と。]
(235) 2015/06/11(Thu) 00時頃
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/* なにこれちょうかっこいい!!!!
シーシャのバックグラウンドがせつなすぎてもう。 うちのおねーちゃんてば……! ミツボシのパスも絶妙だなー、すてきだ。
それにしても、おねーちゃんの過去設定について考えれば考えるほどに、おねーちゃんはシーシャのことが好きだったのでは……と思わないでもない。
(-84) 2015/06/11(Thu) 02時頃
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― 監獄地区・外 ― [途中、心ここにあらずといった様子だった鬼丞を振り返りつつ。
ようやく血臭に溢れた建物から抜け出て、深呼吸をひとつ。 見れば、いつの間にか一般車道の混雑も解消されつつあった。]
さて、と。オスカーはこれからどうするの?
私は……きちんと、知りたいと思うんだ。 大切な姉が、何を望んでいたかということを。
[問われれば、姉のこともかいつまんで話したろう。]
(255) 2015/06/11(Thu) 02時頃
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[すぐ後ろ、奥歯を噛むリツ>>237には眉を上げる。 考えていることはさっぱりだが、剣呑な気配は分かる。]
……笑顔は失敗するわりに、分かりやすい子だね。
因縁とやらがあるんだっけ。今なら止めないよ。 これがあれば、居場所はわかるんでしょう。
[軽くケースを掲げ、スクーターに向かって大股で歩き出す。 ついて来る者があるなら止めはしないが、ついて来いと言う気もない。気まぐれは、長い逃亡暮らしの間に染み付いた性分。]
(256) 2015/06/11(Thu) 02時半頃
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[――と、そのとき。 ひっと近くから男の悲鳴が上がった。
嫌だ。寒い。怖い。 連れて行かれる。死にたくない。 救助《タス》けて、救援《タス》けて、救済《タス》けて――
白目を剥いて恐怖に叫ぶ壮年の男。 その声は、次第に弱々しくなる。 傍目には、彼が発作でも起こしたように見えるばかり。 ただ、その右手はべったりと黒いものに塗れていた。
そこここで上がる喧騒は次第に大きくなる。 悲鳴。噂話。怒号。泣き声。 全てに共通しているのは、たすけて――と。]
(257) 2015/06/11(Thu) 03時頃
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[ぬめる感触に足元を見下ろした。
地面から、コンクリートの隙間から、水が染み出てくる。 そしていずれは、都市中の水道という水道からも。
それは、くろぐろとした闇を思わせた。]
"さいしょに、くろいみずがあふれました"――
[呆然と呟き、目を見開く。 かつて暗記するほど聞かされた文章にそっくりな光景。]
(259) 2015/06/11(Thu) 03時半頃
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[それは、子供のときに研究所で散々聞かされた"お伽話"。 『よい御柱になるように』、そんな訓話とともに。]
"つぎのばんは、かぜが"―― いや、それはその次だったかも……?
[一度忘れ去ろうとした記憶は曖昧で、眉根を寄せる。 姉と違って、幼い自分はそのお話が嫌いだったのだ。
ともかく。第七の晩に、ようやくできあがった大きなふねが正しいひとびとだけを乗せ、正しいひとびとはいついつまでも幸せになる。そんなありふれたお伽話。]
(260) 2015/06/11(Thu) 04時頃
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大きなふね……方舟…… いついつまでもしあわせに《Nirvana》 どうして気が付かなかったんだろう。
[あのお伽話は、御柱候補の教育のためだったのだろう。
靴の上からでも、かの水は体温を奪う。 ただの寒さではない。死の匂い、滅びの気配。 身震いひとつ、拳を強く握って意識を保つ。
先刻の倒れた男の周りには野次馬が群がっている。 なかには、黒い水に触れようとする者もあった。]
駄目だ、それに触るんじゃない!
[だが、喧騒にかき消され、叫びは他人には届かない。 何も持たぬ手では、誰かを救うことなど叶わない。]
(261) 2015/06/11(Thu) 04時半頃
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