127 【完全RP村】P.S Episode2
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/* 魔女来たぃぇぃ!
(-1) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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―白軍拠点某所―
……ん、あいたた…。
[背中と腕の鈍い痛みで、意識が引き戻される。 また、懲りずに机に突っ伏して眠ってしまっていたらしい。 寝跡を気にして顔に触れ、初めて頬が濡れていることに気づく。]
あぁ、そっか…夢かぁ。
[幸せな夢を見た。もう戻れない、子供の頃の夢。 ミミの傍には大好きな兄がいて、仲良しの友達がいて、慕ってついて回っていた人がいて。 今のミッシェルが失ったものを、まざまざと見せつけられたようで。澄んだ両眼から、また水滴が零れ落ちる。]
[あの頃は、悲しい顔をすれば誰かが気づいてくれた。 泣けば誰かが飛んできて助けてくれた。 今は、素直に気持ちを叫ぶことすらできない。温く居心地の良かったあの場所へは、二度と届かない。]
(4) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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――会いたい、なぁ。
[呟きは、誰の耳に届くこともなく消えるだろう。 それでいい。こんな感情を、周りの仲間に知られてはいけない。 噛み殺した願いの代わりに溢れる涙は、しばらく止まりそうになかった。]
(5) 2014/07/10(Thu) 00時半頃
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ー白軍拠点・研究室ー
……あ、そうだ。
[ひとしきり泣いて、頭がすっきりしてきた頃。眠ってしまう直前に完成させた、新しい薬の存在を思い出した。 …実験がてら、少しだけ勝手を働いてしまおうか。 見つかれば処罰ものだろうけれど、今回のは自信作。きっと大丈夫、うまく行く。根拠はないけれど、そんな気がする。]
えーっと…
[そうと決まれば、ためらう理由はない。椅子に引っ掛けていたブレザーのポケットから、ペンとメモを取り出して。時々手を止め、でもすぐに短いメッセージを書き上げる。 今度は正方形のそれを畳んで開いて、何とか歪な鳥の形に。これも彼に教えてもらったんだっけ、なんて思い出しながら、小さな「お使い」に紅色の粉をふりかけた。]
…さ、『行っておいで』。お願いね?
[呼びかけに応えてふわりと浮いた紙の鳥は、次第に色を失って、宙に溶けるように消えてしまう。 返事なんて、きっと来ないだろうけれど。それでも上手く届くことを祈って、研究室を後にした。**]
(44) 2014/07/10(Thu) 08時半頃
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[不意に、肩にかさりと軽い感触。 手が触れれば、お使いのツルは魔法がが解けて姿を現すだろう。]
ーオリヅルの内側ー
キョウ
元気ですか。怪我とか、していませんか。 ミミのこと、覚えていますか。
あのね、私も軍属が決まりました。 だから何だって思うかも知れないけど、キョウがルブトを出てから話す機会もなかったし、伝えておきたくて。それだけです。
どうか、なるべく無事でいてね。
追伸 ニンジャ、上手く出来るようになったでしょう? 戦*が終**た*、いつか*いた**ぁ。 [最後の一行は、ペンでぐしゃぐしゃに塗り潰されている。]
(-25) 2014/07/10(Thu) 08時半頃
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ー白軍拠点・自室ー
[完成した薬の瓶を幾つか机の上に並べて、上官への報告と実用申請書を書き上げる。 ここへ来てから、毎日の大半は研究か書類で潰える。だから、軍に入って戦争をしているという実感が薄いのかもしれない。 手紙は、届いただろうか。届いたとして、彼はどんな顔をするだろう…そんなことをぼんやり考えていると、開け放った窓から一羽の燕が音もなく入り込んできた。]
わ、あ…っ!
[ツバメは目の前で巻物に姿を変え、重力に従って落下しようとする。慌てて両手で受け止め、小さく微笑んだ。ちゃんと届いて、読んでくれたんだ、と。 紐解き、広げ、紙に書かれた文句を一字一句漏らさず追いかける。初めに並んだ言葉には、追いかけ回していた頃の彼の面影が見えるようで。けれど。]
そう、だね。そうだよね。 …ごめん、なさい。
[涙が紙に染みて、筆で書いた文字を滲ませる。至極当然の正論に現実を突きつけられて、まだ兵士になりきれない心がズキズキ痛む。 くしゃりと顔を歪ませて、巻物を抱きしめて。呟いた謝罪は誰に向けたものなのか、自分でもよくわからないまま。**]
(51) 2014/07/10(Thu) 12時半頃
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ー自室ー
[立ち尽くして涙が止まるのを待っている間に、頭の中に呼び声が聞こえた。 実際に声を出すわけでも、顔を見られるわけでも無いけれど、こんな顔で通信をすると何か悟られてしまいそうで。両眼をごしごし乱暴に擦ってから、数少ない信頼をおける人の声に応える。]
(64) 2014/07/10(Thu) 17時頃
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はぁい、わかったぁ。いつまで?
[作るのは明るく呑気な口調。意思の通信だけなら、たぶん隠し通せるはず。]
あ、あとね、ベネット。 新しい薬の試用をお願いしたいんだけど…だめ?
[思いつきで、こちらからも一つお願いを。 さっき使ったばかりの、隠蔽の粉薬。前線に出て戦う彼なら、たぶん有用な使い方や忌憚のない意見を出してくれるだろう。 何かねだる時に鼻にかかった甘え声が出るのは、昔からずっと変わらない。]
(-40) 2014/07/10(Thu) 17時頃
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…はーぁ。
[空元気を出したおかげで、少しは気分も落ち着いた。 そこで浮上してくるのが空腹感と、多少の気だるさ。ろくに食事もせず研究室に篭っていたのだから、当然といえば当然だ。 食堂に行こうかとも思ったけれど、こんな顔でいるところを兄に見つかりでもしたら。行き着く先は目に見えている。]
……あぁ、でも、お腹すいた…。
[長い葛藤の末、生理的欲求が勝利を収めた。 抱いていた巻物にさっきの粉薬をひとふりし、ちゃんと姿が消えるのを確認してから部屋を出る。せめて赤い目を隠そうと、研究用のゴーグルをかけてみる。かえって目立つことには、本人は気づかない。**]
(67) 2014/07/10(Thu) 17時頃
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/* お兄ちゃんいた…。
(-41) 2014/07/10(Thu) 17時頃
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私がこれまで、期日延ばしてもらったことなんてあった? 明日の朝までだね、任せといて。
あ、ねぇ、今どこ? お兄ちゃ…シムと一緒だったり、する?
[だんだんと気配が近くなるのに勘付いて、何と無くきいてみる。2人が自分の目的地にいることは、まだ知らない。]
(-43) 2014/07/10(Thu) 18時頃
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ー廊下→食堂ー
[移動中、見知った兵士たちに会えば愛想良く笑って見せるくらいはしただろう。 ミッシェルはここに来て日が浅く、戦闘もしないで一日中研究室に篭っているばかり。だからこそ、心象は良くしておくに越したことは無い。]
混んでないといいんだけどなー。 …ん、いや、混んでた方がいいのかなぁ…?
[通信で送った質問の返事よりも早く、食堂についてしまった。 廊下側から顔だけ覗かせて、中の様子を伺う。ゴーグルのせいでなかなか怪しい光景だ。 食堂は2 1.時間帯のせいもあって、かなり混んでいるみたい。 2.そこそこ人で賑わっている。ここからは、兄の姿は見えない。 3.ほぼ貸し切り。ベネットとシムの姿も確認できた。]
(73) 2014/07/10(Thu) 18時頃
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ー食堂ー
ん、いない。いない…よね?
[入口から偵察した限り、心配は急に終わりそう。安心して食堂に足を踏み入れた時だった。]
ベネット…シム。ふたりとも、ごはん食べに来てたの? あ、私も何かもらってくるねー。
[慣れ親しんだ声>>83の方向に顔を向けると、食事中の2人の姿が視界に入る。一瞬だけ困ったように眉尻を下げるけれど、すぐに機嫌良くにっこり。ゴーグルの奥の目が泳いだのは、気づかれなかったと信じたい。何か言われる前に、食事を取りにそそくさとその場を離れた。]
もー!ベネットったら、早く言ってよね!
[ぶつぶつと自分勝手な文句を言いながら3(1.オニオンスープ、2.ポタージュ、3.クラムチャウダー)を受け取り、シムとベネットの元へ戻る。当然のごとく、座るのはシムの隣。]
ただーいま。お腹すいたぁ…。 ふたりとも、今日は任務はなかったの?
[こてりと首を傾げて尋ね、2人の顔を交互に見比べる。 そのままの格好で食事を始めようとしたが、どちらかに何か注意されるだろうか。]
(87) 2014/07/10(Thu) 20時半頃
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ふぅん…射撃って、それ? そんな重そうなの、よく持てるねぇ。
[意図せず兄と同じ感想が出たのは、さすが兄妹といったところか。足元に置かれた武器は、ミッシェルの腕では持ち上げることもできないだろう。 ゴーグルをつつかれると、むぅと唇を尖らせて言い訳を考え始め]
あ、これ…実は寝不足で、充血とクマが、ね。 外せないくらいひどいの。だから、そっとしといて?
[寝不足自体は嘘ではないから、言い訳も楽だ。 こんなことを言ったら、今度は体調管理について説教をもらいかねないのだけれど。]
[何度かスプーンを口に運んだとき、ポケットの中の硬い感触で用事をひとつ思い出した。]
…あ、そうだ。薬! ベネット、さっきのやつなんだけど。
[取り出したのは、コルクの栓がついた試験管。中には紅色の粉末が、1/3ほど入っている。効果はまだ教えない。何だと思う?と問いかけて、反応を待った。]
(99) 2014/07/10(Thu) 22時頃
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はぁい、気をつけまーす。
[髪を撫でられて、返事だけは一人前に返す。体調管理については、気をつけるつもりはあるのだ。体が持たなくなったら、研究もできなくなるし。 ただ、熱中するとつい忘れてしまう。それだけのこと。]
そうそう!さっき言った、新しい薬! んー…だめってことはないけど、当てたらいいことあるかもよ?
[自信作を無造作にテーブルに置き、頬杖をついてニコニコ。 毒ではなさそうという意見には頷いて、でもそれだけじゃ正解にはまだ遠い。]
…答えはね、ほら。
[実演した方が早いと、咥えていたスプーンを口から離す。 持ち手にだけ粉を纏わせるとその部分だけが見えなくなり、一見真っ二つに折れてしまったよう。]
面白いでしょう?自分にだけ見えるようにも出来るのよ。
[試験管を揺すって楽しそうに、誇らしげに微笑んだ。]
(118) 2014/07/10(Thu) 23時半頃
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はーい、ごめんなさい…。
[シムのお小言には、さっきよりもしおらしく反省を表す。兄を心配させるのは、本意ではない。 だけど前線に出ていない負い目から、焦燥感に駆られているのも事実で。]
えへへ、そうでしょう? だってシムの妹だもの。当然よ!
[2人から送られる称賛>>119>>120は素直に受け取って、ちょっと生意気な口をきく。こんなことを言えるのも、信頼している人の前だけ。 試験管をベネットに手渡しながら、「プリン」の3文字に目をキラキラさせて]
ほんと?やったぁ!ベネット大好き! …うー、でも、明日にしてもいい? ちゃんとお仕事済ませてから食べたいの。
[つい余計なことを口走った気もするけれど、そんなことより甘いもの。 約束の報酬と兼ねてプリンを要求してみる。ベネットが快諾してくれたなら、さっきまでの自信に満ちたものではなく、幸せそうに緩んだ笑顔を見せるだろう。]
(138) 2014/07/11(Fri) 01時半頃
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シムも行くの…? あ、ごめんね、忙しいのに引き止めちゃって。
[任務の前にも会議やら準備やら、色々することはあるはず。2人をあまり拘束しては迷惑がかかると、慌てて空のお皿を手に立ち上がった。 本人たちにとってはもう慣れたものでも、彼らが任務に出る時はいつも不安が胸を占める。 自分だけが拠点を動かず安穏としていて、大事な人が危険に晒されようとしている。どうこうできる問題ではないとわかっていても、表情が曇るのは止められない。 やっぱり、ゴーグルをつけたままで良かった。]
ベネット、薬はお部屋に届けるから。 任務、がんばって! ……早く帰って来てね。
[最後の一言は、2人に背を向けてから呟いた。聞こえていないなら、それでもいい。 お皿を片付けると、足は再び研究室へ向かう。頼まれた仕事はなるべく早く済ませたいし、あの場所では余計なことを考えなくて済むから。**]
(149) 2014/07/11(Fri) 12時半頃
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ー研究室→廊下ー
よし…あとは、回復薬かぁ。
[ゴーグルを額にずらし、メモを覗いてぽつりと呟く。毒薬の方は調整も終わり、小瓶に取り分けてある。 問題はもうひとつの注文の方。本来の調薬法から鎮痛だけスキップして、更に回復力を出来る限り上げて…少々手間どりそうだ。]
うー、あつー…喉渇いたぁ…。 さっき何か飲んでくるんだったなぁ。
[調薬の過程で加熱の魔法を使ったせいで、室内には熱気がこもっている。 少し換気しないと、気温に中てられて気分が悪くなりそう。それに、多少手を休めても、明日の朝には十分間に合うだろう。]
よーし、ちょっと休憩!
[ぐ、と大きく伸びをして、ゴーグルを机の上に。窓をひとつひとつ開けて回ると、外の空気が心地いい。 そのまま、気分転換にふらりと廊下へ歩み出る。]
(165) 2014/07/11(Fri) 20時半頃
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……オスカー?
[そこで、珍しいものを目にした。あのオスカーが、ひとりで廊下を歩いている>>132。いや、怠そうに体を引きずっていると言った方が正確か。]
オスカー!どうしたの? 外にいるなんて珍しいね!どこに行くの?
[興味津々で駆け寄って、彼の真紅の瞳を覗き込み、いつものように返ってくるであろう言葉の奔流を待ち構える。]
(166) 2014/07/11(Fri) 20時半頃
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[ふんふんと相槌を打って、長く小難しい言い回し>>176を頭の中で切り貼り。 要するに、お腹が空いたけど侍女が言うこと聞いてくれないから、自分で食堂に行くしかないと嘆いている…らしい。]
あはは、ついにストライキでも起こされちゃった? ええ、どうぞ。続けて? オスカーの邪魔をするつもりはないわ。
[屈託無く笑い声をあげ、アリの行列かカタツムリでも追いかける子供のように、ゆったりした足取りで歩みを進める彼に並ぶ。こんな珍しい光景を見届けないなんて選択肢はない。 もちろん、本当に大変なことになった時には手を貸すつもり。]
(178) 2014/07/11(Fri) 23時半頃
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