107 情報欄参照/いにしえの魔都と封印の輝石
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――ようし、いいぞ! 第三中隊、左翼側から回り込んで退路を断て!!
[出戦してきた帝国軍の一隊を相手に、機動戦を繰り広げ]
勇敢で無謀な連中だな! 今更になって、どの国も援軍に応じるものか!!
(8) 2014/01/01(Wed) 01時半頃
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しかし――何のために出撃してきたのやら。 ダルマツィア伯といえば、帝国でも結構な地位にいる人間じゃなかったかな?
[戦死した敵指揮官の素性を知って、首を傾げる。 彼らの出戦は、あまりに奇妙だった。 攻城兵器を狙うでもなく、といって、包囲軍に打撃を与えようとするでもなく。 ただ包囲網の突破のみを目的としているような部隊の動きだった。 共和国軍の補給路を狙って騎兵を送り出したのかもしれないが、それにしてもである。 わざわざ、熾烈な追撃を抜けてプロツィオネに戦力を集めたにしては、いささか不自然であった]
(39) 2014/01/01(Wed) 14時半頃
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――息があるのがいたら、殺さず捕虜にしておけ。気になることがある。
[部下に指示を出したあと、戦況を眺める。 サイモンの部隊のように壊滅した敵もいれば、包囲陣に打撃を与えた隊もあるらしい。 ことに、帝国側のドラゴンナイトによる混乱が、被害を大きくしているようだった]
まあ、あればっかりはね……。
[弓か銃でもないことには、どうしようもない。 低空に降りてくれば打ち合えもするが、厄介なことには変わりない相手である]
(40) 2014/01/01(Wed) 15時頃
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[混乱した包囲陣へ、新手の敵が突撃する――聖騎士の紋章が遠目にも見える。 友軍の陣立てを食い破る聖騎士らの突撃は、敵ながらに感嘆する練度である。
が、激突の直後に、混乱する包囲陣を捨て置いて聖騎士たちは反転する。 やはり、奇妙な動きだった。いや、一層奇妙であったのは、そのあとだ]
……んや? 一騎駆け?
[包囲陣を、ただひとりが突き抜ける鮮烈な光景。あの少年指揮官だ。 その胆力は天晴れというほかないが、戦術的には何の意味もない行動である]
(41) 2014/01/01(Wed) 15時頃
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……何かあるね、やっぱり。
[大貴族や聖騎士団長の子が、少数の隊や単身で包囲突破を図るのだ。 帝国側の意図は判らないが、何がしかの企みがあるだろうことは、間違いなかった]
ま、それはそれとして……、 ……武運を祈るよ、オスカー少年。
[戦場を単騎で突き抜ける敵に、賞賛交じりの声援を小さく送ったのだった]
(42) 2014/01/01(Wed) 15時頃
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―駐屯地―
……はあ、神器。 ルミアのアレですか……いや、御伽噺か何かだと。
[駐屯地への帰還後、上官に呼び出されてみれば。 聞かされたのは、正直なところ、唖然とするような話であった。 曰く、帝国軍は乾坤一擲の逆転を狙って、建国当時の神器を持ち出そうとしているという。 なんでも、捕虜の尋問や、間者の報告からして判明したらしい。 由々しき事態だと力説する上官の口振りに、由々しいのは貴方のキャリアでしょうよと内心悪態を吐く。 敗残兵や伝令を狩るために網を張っていた主力は軽騎兵であり、その軽騎兵の総責任者が眼前の上官である]
……なるほど、よく判りました。 帝国の意図を挫くため、自ら追跡に出られるのですね。 さすがは連隊長殿、素晴らしい意気込みです。 私が呼ばれたのは、残された連隊の指揮を預かるためですか。
[一応云ってみた]
(43) 2014/01/01(Wed) 15時頃
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……ああ、はい。ですよね。
[君が行くんだ、とのお達しである。うん、判ってた]
……といっても、私の大隊を動すんですか? 一個大隊も動かしては、プロツィオネの抑えが――、
[単独で、とのことである。わあ素敵、心中で天を仰ぐ。 重要な任務だのなんだのと云っているが、上官の心算は透けている。 要は、自分の地位を脅かす部下を、軍功を挙げられない任務に追い遣ってしまいたいのだ。 まあ、気持ちは判らないでもない。 二十代の若造で、しかも女となれば、疎ましいのも当然だろうが]
(45) 2014/01/01(Wed) 15時半頃
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[とはいえ、まあ、考えようによってはチャンスといえるかもしれない。 攻囲戦では、騎兵の出番などあまりない。それに、単独任務なら功績は独占だ]
……判りました、行きましょう。 それほど重要な任務なら、達成すれば昇進間違いなしでしょうしね。
[退出間際に言い残したのは、勿論、嫌がらせ以外の何物でもない]
(46) 2014/01/01(Wed) 15時半頃
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――まあ、そんなわけだ。 とても有能な私は、連隊長殿の信頼が篤くてね。 私以外には任せられないとの仰せでは、仕方ない。
[事情説明に集めた主だった部下たちが、一斉に失笑する]
そういうわけで、悪いがジョゼフ、大隊を任せるよ。 神器を携えた英雄様になって戻るから、そのときは丁重に迎えるように。
[副官に指揮権を預ける旨を伝え、冗談で締め括った]
(47) 2014/01/01(Wed) 15時半頃
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――さて、と。こんなものかな。
[数日分の糧食。水に葡萄酒、塩。 草地が見当たらないとき、馬に与える秣。 それに野営用の道具といったところを荷造りし、愛馬に括りつける。 普段の行軍時よりも多い荷物に、愛馬が文句を言うように小さく嘶いた]
このくらい我慢しなさい。 お前、普段は他の仲間よりも軽いもの乗せてるんだから。
[……まあ、軽い、と思う。多分ね。男よりかは、うん]
(48) 2014/01/01(Wed) 15時半頃
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―街道―
[同じ目的地を目指す黒衣が、街道を避けた>>29のとは正反対。街道のど真ん中を進んでいく。
時折、プロツィオネ攻囲のために移動中らしき部隊とも擦れ違った。 指揮官クラスの単独行に奇異の目を向ける者もいたが、堂々としていれば大概は何も云われないものだ]
――しかし、魔都とやらまで、どのくらいかかるかな。
[一定のリズムで揺れる鞍上で、地図を眺める。 無人の地となれば、街道が整備されていない可能性もある。 追撃を急ぐ必要があるとはいえ、馬を潰すわけにもいかない。 旅程の予測がつかない以上、足は緩めにしておくべきだろうか]
空を飛べるのは、こういうとき羨ましいねえ。 竜騎士とか天馬騎士って、やっぱり格好いいしさ。
[まあ、といって、転職する気もないのだけど]
(51) 2014/01/01(Wed) 16時頃
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……少し休むかね。
[並足と速歩を交互に入れて、かなりの距離を稼いだが。 そろそろ、馬の足よりも人間様の体力が保たないというものだ。 並足なら馬は幾らでも進めるが、こちらは生憎、そうはいかない]
ああ、尻が痛い……全くもう。
[騎兵とはいえ、こんな強行軍は滅多にしないものだ]
(104) 2014/01/01(Wed) 21時半頃
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[街道傍の小川で、人馬ともに喉を潤して。 愛馬にはその辺の草を食ませ、自分も草原に腰を落として硬いパンと干し肉を噛み千切る]
……しっかし。
[このまま、魔都に乗り込んでいいものかどうか。 任を受けているのは自分だけではないらしいが、騎兵は足も行動に移るのも速い。 たぶん、自分より先行しているのはドラゴンナイトくらいのものだろう。 帝国側が先に動いたのは間違いないのだから、下手をすれば、帝国兵で埋まったところに殴りこむことになりかねない。 後続の味方を待つべきかどうか。それは少々、思案のしどころといえた]
(111) 2014/01/01(Wed) 21時半頃
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……まあ、なんとかなるか。
[なんといっても、こちらは足の速い軽騎兵だ。 最悪の場合でも、逃げに徹すればどうにかなるだろう。 その判断の裏には、味方を待って時間を潰すことを嫌う、騎兵的な思考がやはりあるのではあったが]
(115) 2014/01/01(Wed) 22時頃
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[休憩を終え、歩みを再開して何刻経っただろうか。 遠く、地平の向こうに目的地と思しきものが霞んで見えた]
は……あれが、か。
[――魔都トゥリス・アテル。 それは、子供の頃に読んだ英雄伝説に幾度も登場した名であった。 いにしえの英雄たちが、魔を討ち滅ぼし、自らと共に神器を封じた都。 御伽噺の類と思っていたにせよ、幼い頃に憧れた英雄伝説の舞台と思えば、感慨も抱くというものだ]
(122) 2014/01/01(Wed) 22時半頃
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……子供の頃は、パメラに憧れたっけね。
[その憧れが尾を引いて、軍人になったともいえる。 結果として大隊長ともなれば胸を張れる立場だが、確実にパメラに届かぬ点がひとつある。 パメラは戦場に在りながらも、多くの恋に生きたという。 浮いた話ひとつない身としては、まったく羨ましい話である]
さて、と……ここからは、敵地も同然と思わないとね。
[荷と一緒にしていた槍を、右手に携える。 負担は増すが、いつ敵に出くわすか判ったものではないのだから、そうせざるを得ない]
(127) 2014/01/01(Wed) 22時半頃
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―魔都トゥリス・アテル―
……魔都というにしては。 もっと、おどろおどろしいものかと思っていたけど。
[崩れかけた城門から市街に入ってみて、ふうんと唸る。 まあ、伝承どおりなら、人狼というのは普段は人と同じ姿をしていたという。 であれば、人間の街と同じような造りなのは、当然なのかもしれないけれども]
しかし、着いたはいいけど……、
[――神器ってどんなのだろう。探すべきものの、外見さえ判らないとは]
(133) 2014/01/01(Wed) 23時頃
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……大体さ。
[朽ちた街路のなか、蹄の音を響かせながら]
……今更だけど、騎兵って、探し物に向かないでしょう……。
[道理である。捜索騎兵という運用はあるにはあるが、あれは敵を捜索するのである]
まあ、敵を斃せば、帝国の神器入手阻止ってのは果たせるだろうけど。
[むしろ、ちまちました探し物より、そのほうが気質にも合ってはいるが]
(147) 2014/01/02(Thu) 00時頃
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その敵もどこにいるのやら……、ね。
[近くにいます]
……千年前の都ったって、広すぎるでしょうよ。 こんなところを単騎で探せなんて、莫迦じゃないの。
[愚痴りながら、愛馬の歩を進ませる。 どうせ蹄の音で存在はばれるのだから、ぼやきのひとつやふたつというわけだ]
(149) 2014/01/02(Thu) 00時頃
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――……うん?
[ぼやいているとはいえ、警戒を怠っているわけでは、無論なかった。
後方――なにか、人の気配。 振り向いたときには、既に、街路上には何の姿もなかったが]
…………、
[緊張を漲らせ、馬首を巡らせる。 気のせいであればよいのだが――気のせいでなければ、敵か味方か。 自分は共和国騎兵と判る軍装をしているのだから、出てこない以上は敵の可能性が高い、ともいえた]
(150) 2014/01/02(Thu) 00時頃
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――……敵だと、面倒だな。
[なにしろ千年前の街だから、街路が整備されているわけもなし。 諸々の破片や何やらが転がっていたりで、全速で駆けるには障害が多い。 騎馬では入れない細い路地もあるかもしれないし、どこから奇襲を受けるかも判らない]
――ああ、魔の去った都には鼠か蛇が住むようだ! 誇りある者なら、逃げ隠れはするまいからな!!
[枯れた都の街路に、大音声を響かせる]
(160) 2014/01/02(Thu) 00時半頃
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ああ……覚えていてもらって光栄だよ、君か。
こんなものは、溝鼠どもの仕事だと思ってたけど……、 ……存外、悪くないかもしれないね。
[姿を現した少年騎士の姿に、口許を緩める。
そう、ここは真っ当な戦場ではない。 大部隊がぶつかり合い、誉れをあげられるような場所ではない。 やはり、こんな探索任務など、騎兵の仕事ではない。 最前線を駆け巡り、機をみての突撃こそが騎兵の本領だ。 そう感じていただけに、朽ちた都で出会った堂々たる戦士の姿に、喜びは大きい]
(165) 2014/01/02(Thu) 00時半頃
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それは重畳だ。 君の首を雑兵に討たせるのは惜しいからな。
[首を渡さないというその戦意が、心地良いというものだ]
あの一騎駆けは見事だったよ。 私の隊が近くにいたら、どうか判らなかったけどね。
[殺しあうにせよなんにせよ、まず賞賛を伝えて]
(166) 2014/01/02(Thu) 00時半頃
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……ま、首の心配だけはしなくていいよ。 実は私、神器とやらがどんなものか、どこにあるかも知らなくてね。
[肩を竦めて、のち]
こんな広い都を、闇雲に探すよりはさ。 それを取りに来た帝国人を捕らえて訊くほうが早そうだと、いま思いついたところなんだ。
[好戦的な笑みを、口許に浮かべた]
(168) 2014/01/02(Thu) 01時頃
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うん? そうだね、嬉しいよ。 こんな退屈そうな任務で、君のような戦場の勇者と再会できたことは僥倖だ。
[くつり笑って、少年騎士を見据える]
いいかい、私は共和国の軍人である前に騎兵なんだ。 そして、騎兵ってのは英雄たるを大望とするものなんだよ。 であれば、先にそれを為したものに見えて、嬉しくないわけがない。
まったく、あんな一騎駆け、私だってやったことはない! 無茶も無茶、無謀の極みだ! だが、君はやってのけた!! 父を亡くした若き戦士が、圧倒的な敵軍のなかを駆け抜ける。まったく英雄的じゃないか!
(172) 2014/01/02(Thu) 01時頃
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――ああ、確かにそうだね。 君のような男が、虜囚たるを選ぶとは思わない。 死なせたくない勇者だけれど、君が降伏を選んだら、私はきっと落胆するだろう。
[少年の返答に、真顔になって]
(174) 2014/01/02(Thu) 01時頃
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さて――であれば、どうする? 君が退くなら、この街路を馬では追いきれない。
[と、辺りを見遣って]
――が、やるというなら。 君ほどの勇士を馬蹄にかけるつもりはない、同じ土俵で相手をするよ。
[片手に槍を携えて、ひらりと馬を降りた]
(177) 2014/01/02(Thu) 01時頃
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/* Q:騎兵が下馬するとかアホなの? A:一対一の場合、乗馬はあまりアドバンテージになりません。 騎兵突撃とはあくまで、集団としての攻撃衝力として有効なのです。 一騎打ちでは馬を狙われる可能性が高いので、それを避けたともいえます。 格好つけているようですが、有利不利はきっちり計算しているようです。
(-41) 2014/01/02(Thu) 01時頃
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最初から英雄だった人間なんて、どこもいないんだよ。 君たちルミア帝国の英雄だって、元は田舎の村人だったろう。
[驕りの全くない少年の言葉は清廉で、しかし、その言葉通りの行動はやはり]
英雄ってのは、なるものじゃないさ。 君が神器とやらを持ち帰れば、望むと望まざると、救国の英雄だよ。
もっとも、そうさせないのが私の仕事なんだけどね。
[高まるオスカーの気に、槍を構え――その初撃を、柄で受けた]
(191) 2014/01/02(Thu) 01時半頃
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[少年の体格から繰り出されたものと思えぬほどの重さ。 それ以上に、追撃もせぬままオスカーが放った言葉に、感嘆する]
まったく……いいね、君は。
[背筋に快感にも似た感覚さえ走る。 よろしい、ならば全力で相手をしよう。 正式な騎士でさえない若者が、こうまで楽しませてくれるとは想像の埒外だ]
……ホント、殺すのが惜しくなる!
[下馬したときと同様に、さっと馬上に戻り。 オスカーの下がった方向に向け、馬を猛らせた]
(192) 2014/01/02(Thu) 01時半頃
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